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1615年、大坂夏の陣前夜。二人の少年が、大坂城の天守閣から敵陣の灯を眺めていた。一人は、面倒くさがりで運動音痴だが、軍略と鉄砲に長けた鏡風太。もう一人は、真田幸村の嫡男で、明るさと武術に秀でる真田大助。死を決した少年たちが、豊臣対徳川の運命の決戦で、歴史を動かすことになる――。新たに幕を開ける“後”戦国、動乱の世を切り拓く二人の戦いが始まる!!
1615年、大坂夏の陣前夜。二人の少年が、大坂城の天守閣から敵陣の灯を眺めていた。一人は、面倒くさがりで運動音痴だが、軍略と鉄砲に長けた鏡風太。もう一人は、真田幸村の嫡男で、明るさと武術に秀でる真田大助。死を決した少年たちが、豊臣対徳川の運命の決戦で、歴史を動かすことになる――。新たに幕を開ける“後”戦国、動乱の世を切り拓く二人の戦いが始まる!!
関ヶ原の戦より4年、千人斬り伝説復活す!手には5尺の大太刀(おおだち)、背には太極図(たいきょくず)の紋、面(おもて)には鬼が如き深紅の眼(まなこ)!百万両の賞金首、その名は鬼眼の狂(おにめのきょう)!!賞金稼ぎ椎名(しいな)ゆやが知り合った薬売り、壬生京四郎(みぶ・きょうしろう)のもうひとつの顔が、鬼眼の狂だった。運命に導かれた2人の旅がはじまる――。
時は天文17年(1548年)、尾張の国(現在の愛知県)。少年・日吉は森の中で悪人たちに捕まり、亡父が残した金を奪われたうえ、殺されそうになっていた。そこに、鉄砲を持った若者と、小さな子供が通りがかり、悪人たちを一蹴。その若者は「尾張のバカ殿」こと、織田信長。子供は後の徳川家康である、竹千代だった…。日本史上、最も偉大な男たちが登場した戦国時代を、新しい視点で熱筆!信長、秀吉、家康の若き日の姿をコミカルに描く歴史ファンタジー!!
今から400年も前、太陽がもっとギラギラ輝いていた時代。日本人がもっともアクティブだった時代、死ぬまでの49年間を「カブキモノ」で通し、日本の歴史を覆(くつがえ)した男がいた……。風雲児、織田信長の「天下取り」と、波乱の生涯の物語!!――1547年、尾張。若き日の信長は、当世最強の武具=鉄砲を掌中にするべく出立(しゅったつ)。「たわけ」「うつけ」と蔑(さげす)まれた男が、時代を疾走(しっそう)し始める……!!