あらすじ

1615年、大坂夏の陣前夜。二人の少年が、大坂城の天守閣から敵陣の灯を眺めていた。一人は、面倒くさがりで運動音痴だが、軍略と鉄砲に長けた鏡風太。もう一人は、真田幸村の嫡男で、明るさと武術に秀でる真田大助。死を決した少年たちが、豊臣対徳川の運命の決戦で、歴史を動かすことになる――。新たに幕を開ける“後”戦国、動乱の世を切り拓く二人の戦いが始まる!!
冥銭のドラグーン(1)

1615年、大坂夏の陣前夜。二人の少年が、大坂城の天守閣から敵陣の灯を眺めていた。一人は、面倒くさがりで運動音痴だが、軍略と鉄砲に長けた鏡風太。もう一人は、真田幸村の嫡男で、明るさと武術に秀でる真田大助。死を決した少年たちが、豊臣対徳川の運命の決戦で、歴史を動かすことになる――。新たに幕を開ける“後”戦国、動乱の世を切り拓く二人の戦いが始まる!!

冥銭のドラグーン(2)

井伊直孝による刺客の凶手に斃れた真田幸村。「家を継ぐか、捨てるか、自分で選べ」と言い遺された大助は、深く動揺し、屋敷を飛び出す。悪い予感と共に、その後を追った風太は……!? 少年達の「興国」が動き出す!! 日本史ユークロニー[“後”戦国記]、待望の第2巻!!

冥銭のドラグーン(3)

幸村亡き今が好機と、真田の領内に侵攻してきた井伊。さらに、背後で策謀する淀殿。次々と襲い来る困難を、当主・大助の親友にして戦略の才を持つ風太、大助の妹で政略に長けたアグリが迎え撃つ! 日本史ユークロニー[“後”戦国記]、反撃の第3巻!!

冥銭のドラグーン(4)

徳川将軍家に服さず、近畿の独立を図る真田家。そのためには、まず井伊の彦根城を奪わねばならない。 無理な命題に、風太は敢然と挑む――!! 日本史ユークロニー[“後”戦国記]、堂々完結の第4巻!!