――春、笹原完士(ササハラカンジ)は意気込んでいた。『ある種』のサークルに入ると決意していたからである。サークル部屋から広がる楽しい大学生活を等身大で描く、アキバ系青春物語!!
「これは空想漫画(ファンタジー)ではない、本格妖怪漫画(ファントム)だ」――『百鬼解読』でおなじみの妖怪研究家・多田克己氏も大激賞、ほのぼのモノノケ物語!!田舎に暮らす静流(しずる)と瑞生(みずき)の仲良し姉妹は、他者には見えない妖怪を「見ることのできる力」と、「憑依される力」を持っていた。拝み屋の祖父の助力のもとで、もっけ=勿怪や自然と人間との共存を軸として、二人は成長していこうとする……。
ロリ・オタ・プーの三拍子そろった大森カズフサ(25歳)。いかにもティピカルな現代的駄目男のもとへ、愛の天使ラブやん見参!片想いの相手は小学生、この恋を成就させるのは聖なる任務か犯罪か!?成功率100パーセントを誇る愛の天使の前に、史上最低の試練が鼻を刺す、じゃない、そそりたつ、じゃない、立ちふさがる!
一匹の巨大な海獣『STONE』が五つの大陸と七つの海を喰った。そして今、人類最後の生命が尽きようとしている。――クジラ捕りの末裔が住む島で育ち、沙海(さかい)の中が見えるという不思議な力を持つ少女・ジジは、ある日、海賊(?)船のキャプテン・サヴに出会う。彼らは“沙(すな)クジラ”を求めてやって来たと言うが……。
稀代の表現者・五十嵐大介が解き放つ珠玉のエンターテインメント全6編。他の追随を許さぬ独創世界、人間の体温をも伝える描写力。“漫画”という表現が内包する無限の可能性を鮮やかに提示する!月刊「アフタヌーン」掲載の読み切り作品4編に加え、週刊「モーニング」にて発表されたオールカラー作品、そしてアフタヌーン四季賞1993年冬のコンテスト応募作品(雑誌未掲載)も収録。眩(まばゆ)き結晶、待望の登場。
トニーたけざきが贈るオールカラー、スペースオペラ!! 宇宙ではるか太古に栄えていたという超古代文明。エロ本から最終兵器にいたるまで、その文明のすべてが保存されているという伝説の古代宇宙秘宝館! それを求めて宇宙を旅するひとりの女がいた……。その名はピンチー。古代宇宙人・ピンチ星の末裔だ。舎弟のオードリー・Qを引き連れて宇宙を駆け回る!! エロ、ギャグ満載。トニたけワールド全開の1冊!!
来るべき未来など持ちえぬ現代(いま)、ただ、ここにある地獄こそが理想郷(ユートピア)だ!「奪(ギ)られた薬(スリ)を奪(と)り返して来い!!」指令を受けた拳銃(チャカ)使い・ベニマルと正体不明の助っ人・レーイチが乗り込んだ最低の街・朧燈(ロートー)地区――。無法ながらも勢力の均衡が保たれていたはずのその街は、とある新興勢力の台頭により、危険地帯と化していた!頽廃(たいはい)した工業地区に巻き起こる、無法者どもの凄絶ブッ殺し合い!!
オタクサークルに市民権を与えた作品だと思います。 オタクの友達の家で最初読んだ時は、ゲーマー、コスプレイヤー、同人作家とかよく意味がわかりませんでしたが、現代では何十億稼ぐゲーマーもいるし、フォロワーが100万人以上いるコスプレイヤーもいる。 悪口だった「オタク」は遠い昔です。 オタクの友達曰く、オタクあるあるがものすごく詰まっているバイブル的な存在のようです。