北海道の山奥で暮らす山川一家。長男・大地は中学三年。運動神経は抜群、勉強も模擬試験で道内一位を取ってしまう秀才だ。しかし進学を拒否する大地。「ぼくは長男なんです。家を守らなけりゃならないんです」。妹・いずみはそんな兄に反発する。「わたしはこんな田舎での生活なんてイヤ!」。家出をしてしまった、いずみを探す大地。そして二人は・・・。人間らしい生き方とは?北の大地を舞台にした、爽快ロマン漫画、第一巻
“白土三平の『忍者武芸帖』に強烈な影響を受け漫画家を志した”と言う石川賢が、牛次郎の原作を元に、風魔小太郎(ふうま・こたろう)に救われた赤子が家康の首を狙うという歴史のifに挑んだ傑作時代劇アクション。天正18年(1590年)、箱根山中を一人の忍が追っ手をかいくぐり、山中を駆け抜けていた。彼の名は風魔小太郎。北条氏政(ほうじょう・うじまさ)から北条家最後の血筋となる赤子を無事出産させ、養育せよとの命を受けた小太郎は、死の淵にあった氏政の妻・鶫の方(つぐみのかた)の腹から赤子を救い出すことに成功する。17年後、小太郎のもとで一人前の忍として成長したその赤子・風魔孤太郎は、打倒・徳川家康を胸に、家康を守護する服部九忍衆との血で血を洗う凄絶な戦いに身を投じる!!
アメリカ占領下の沖縄。闘牛に熱を上げる父、夢のない日々を送る息子。ある日、母は米軍トラックにひき殺されてしまう。必死に米軍の責任を追求する息子は、沖縄の過去と現在に激しい怒りをおぼえてゆく。他短編「冥土からの招待」「うじ虫の歌」収録。
慶長5年(1600年)夏、関ヶ原の戦いを目前に控え、美作国(みまさかのくに)英田郡(あいだごおり)の若者達は、侍になる最後の機会を伺っていた。この戦で戦果を上げ、百姓から侍に出世しようというのだ。200名に及ぶ若者の誰を大将にするかで揉めるなか、宮本村一番の暴れ者・弁蔵(後の宮本武蔵)が名乗りを上げる。その実力を見せるため、村に逗留していた新当流・有馬喜兵衛を挑発し神社へと呼び寄せるが……。弁蔵を通して青春の苦悩と成長を描く本宮ひろ志版・宮本武蔵!
のんき者で人まかせな役人・倉利夢之介、人よんで“ぼんくら同心”。羽織には?マークが。自分が働かない分、息子の空太郎が難事件を推理し、解決していく。そして事件の山場には、どこからともなく謎の“投げゴマ頭巾”が現われ大活躍!明朗、異色の捕り物帖。
世界じゅうのふしぎをたずねて旅行に出たケン一少年は、天国の記録係のまちがえで幽霊になってしまった!?もとのからだをさがすうちに、黄金像をめぐる騒ぎにまきこまれ、悪人相手に大活躍!!奇想天外な冒険漫画!!
唐の国に渡った日本の少年タケルの武勇は世界にとどろいた。ローマ帝国一の剣士アキレタスは、未知の強敵タケルを倒すべく、東へ旅立つ!一方、タケルも隊商とともに西へむかっていた!絹の道に決闘の時は迫る!
【サン・ボーイ誕生】ゴールドラッシュにわくアメリカ西部。アメリカにやってきた侍、渡勝之進はそこで息子のイサムを授かる。だが、旅の途中にたどり着いた町で大悪党のウインゲート一家と彼らを追うアウトローのビッグ・ストーンの戦いに巻き込まれ、イサムとはぐれてしまう。そしてイサムは、荒くれ者たちの働くロッテン・キャンプにたどり着き…!70年代『週刊少年ジャンプ』読者を熱狂させた、エキサイトウェスタンの幕があがる!
2020年現在の価値観とは全く合わないと思うが個人的にはむちゃくちゃ好きな感じのマンガだった。北海道の山奥で林業で生活してる大家族が色々な苦難のを乗り越えながら家族と言うものはなにか人間が生きるとはなにかと生活とはなにかが描いてある。途中から一気に本宮ひろ志っぽい展開になってからのラストまでは人によっては納得いかない感じもあるかもしれないが俺は好きだな