スポーツマンガの感想・レビュー1557件<<4849505152>>アラサーとDKが世界を目指す!「バトンの星」を語ろうバトンの星 矢島光たか「彼女のいる彼氏」矢島先生のヤンジャン連載作。 かつて世界一を目標にガチでバトンに取り組んでいた28歳前後の「オバサン」が、男子高校生のコーチになって打倒・世界チャンピオン(日本人)を目指すという、スーパー熱い漫画!! キャラクターの顔面だけでなく、肉体の描写も美しいのでこれからドンドン競技のシーンが増えていくことを期待! 粗削りだけど面白い少年漫画クロガネ 池沢春人名無し※ネタバレを含むクチコミです。純粋に楽しみだったSporting Salt 久保田ゆうと名無しジャンプの短命漫画としてしばしば名前が挙がる本作。異端かも知れないが、当時から純粋に好きだった。あえてスポーツ科学という扱いにくそうなテーマに挑戦した意欲作だったと思う。ヒロインが可愛い湯神くんには友達がいない 佐倉準名無しヒロインのちひろちゃんと湯上君がいつくっつくのかなーということを楽しみに読んでいる。くっついてもくっつかなくていいが、きちんと段階を踏んで湯上君という変人を読者と共にちひろちゃんが理解していくのがいい。 みんな可愛いばくおん!! おりもとみまな 蒔野靖弘名無し勝手にけい〇ん!のパクリかと思ってた漫画。美少女になんかやらせればたいてい面白いやろみたいな、みたいな風潮のパロディみたいなところあるのかな。 でも、きちんと漫画として面白い。「バイクは馬鹿にしか乗れん」は名言だと思う。実際登場人物ほとんどみんな馬鹿だし笑なんというか表現できない面白さだ風の三郎 小山ゆうstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男あらすじは「これは10人の男達が50年もの長きにわたって命を賭けた悲願なのだ!」を叶えるために育てられた主人公を含む9人の仲間を集めて野球でUSAチームに勝つというがメインストーリーだがほとんどは仲間集めで終わってる。 最後のUSAチームとの対決はともかく仲間を集めるシーンだけはむちゃくちゃいい。最初の仲間の相撲取りを勝負する際の主人公の準備運動や各メンバーを仲間にするときにエピソードは小山ゆう作品が好きだったらたまらないものはある ハマるやつはすげー好きだと思うが、現代のリアルな野球漫画に慣れている人にとっては全く面白さが伝わらないと思う。 面白い!もういっぽん! 村岡ユウタカツキ小学生2年生の娘が、いるのですが、娘も柔道してまして、中学生になったら違う事しようかなと言ってます これ読んで、中学生以降も柔道続けてくれたら嬉しいな ちなみに、女子柔道部物語も読んでます 難易度高そう!バトゥーキ 迫稔雄名無し読み始めて思ったのは、「カポエイラ」で「女の子主人公」って難易度高そう! まずカポエイラってぼんやりとしか知らないし、舞踏技ならそれを女の子がやるきっかけがなきゃいけないしなかなか読み手を引き込むまでに時間かかりそうだなと。 でも読んでて何やらよくわからないけど、ページをめくってしまうのはきっと動いててかっこよく決まってる絵が入ってるからなのでしょう! 説教される漫画より画面の中でガンガン動いてくれる漫画の方が説得力があります。 主人公の女の子が真っ先に動いて真似しようとしたりする姿がいいですね、読んでて気持ちいいです。横綱になりたかった女性の熱血相撲物語さくらのはなみち 希戸塚一示 西山田兎来栄寿初めて読んだ時は「また新しい、そして面白い相撲マンガが出てきたな!!」と思いました。そしてようやく単行本になってくれて嬉しかったです。 この作品、始まりが良いんですよね。主人公は相撲部屋の親方の娘として生まれ女子相撲でチャンピオンになった美女。しかし、所詮は女子の世界。どんなに望んでも、願っても、自分は女の体であるので国技館で闘うことは叶わないし、横綱にはなれない。その深い深い絶望感。しかし、彼女はそれならば自分は横綱を作り出してやる、と涙ながらに熱弁します。そのシーンにまず心打たれました。 誰しも一番なりたいものになれる訳ではなく、どこかで諦めた結果の今という部分を抱えていると思います。しかし、そうした道の先でも花は咲くのだと語ってくれる希望に満ちた物語でもあります。 そして、実際に意外な所から意外な男を見つけてきて横綱にするべく鍛え上げていくのですが、『マネーベースボール』的な科学的に捉え直した相撲論や成功も失敗も入り混じった成長過程がまた楽しいです。また、脇役も含めてキャラクターが魅力的に描かれており、相撲以外のシーンも面白く読めます。 相撲に興味がないにもオススメできるマンガです。バトスタ最終ページ煽り文の元ネタを拾っていくバトルスタディーズ なきぼくろ名無し「球児ノワール」 多分、お皿メーカーのキュノワールから かっこいい女性が活躍する漫画が読みたければまずこれを読め鉄腕ガール 高橋ツトムmampuku 戦後間もない頃、男女平等の機運が高まりつつある中、ビジネスとしての女子野球を立ち上げるべく奮闘する女たちの物語。主人公でチーム「キャンディーズ」のエース・加納トメがとにかく痺れるほどかっこいい! 高橋ツトム先生の作品らしく、政治やビジネスの駆け引きやハードボイルドな部分も多く、純粋な野球漫画というわけではないですが、その複雑さが面白さに深みと厚みを与えていますね。「料理マンガだと思って読んでいたのに、暴力沙汰や場外での足の引っ張り合いがひどすぎてテンションが冷めた」みたいな漫画も結構あるなかで、「鉄腕ガール」は理想的なスポーツ青年コミックだと思います。 時代モノだと戦国や幕末、明治などが人気のジャンルですが、戦後復興の時代が一番熱く燃えていて、読んでパワーをもらえる気がします。自分用感想覚え書きアノナツ―1959― 福井あしびはんぺん第1球 晴天の霹靂 ・雷でタイムスリップがいい 落雷では1.21ジゴワットの電力が得られる(BTTF並感) ・おじいちゃんの前作主人公感すこ ・主人公が「21世紀のアスリート」なのがいい 「試合後に腕をアイシングしながら、スマホでフォームをチェック」という、スポーツ科学とテクノロジーを使い倒し、アスリートととして、受け入れられないことはハッキリと断るのは今っぽい ・高校野球文化を描くのがうまい 県大会決勝の朝。祖父世代の後援会長、商店街の人々、少年野球チームの子どもたちが万歳三唱で主人公を送り出す…。 主人公を老若男女が応援している姿で、「高校野球」という日本文化をこれ以上なくわかりやすく描いている。 ・タイトルが覚えやすい やたら長い文章タイトルや、「○○と誰々」のようなタイトルが氾濫するいま、4文字で覚えやすく、かつ掛詞になっていてヒネリも利いているタイトルは高感度高い ・主人公の名前めっちゃ推してくる 祖父・正也とバッテリーを組んでいた友呂岐さんが、主人公のことを何度もフルネームで呼ぶのが上手いな〜と思う。 基本的に、登場人物の名前は覚えないで漫画を読む自分でも、こう連呼されたら覚えざるを得ない。時を超える野球漫画!『アノナツー1959ー』を語ろう!アノナツ―1959― 福井あしび名無し一年生左腕・拝郷ナツが祖父との約束「甲子園出場」を懸けた地方大会決勝に挑む中、球場を落雷が襲った。 気づくとナツは一人、見たことのないこじんまりとした野球場に。 混乱するナツが出会ったのは、高校生の姿をした祖父・拝郷正也! ナツは、1959年の夏にタイムスリップしてしまったのだった…。 祖父と孫の時を超えた絆… 未だかつてない野球漫画! 【著者】福井あしび 【作品】嘘つきは殿様のはじまり マコトの王者 (「サンデー公式HP」より) https://websunday.net/rensai/anonatsu/ ラグビーマンガ界を牽引する本格ラグビーマンガの雄ALL OUT!! 雨瀬シオリ兎来栄寿『オールアウト!!』は、超王道スポ根。身長190cmの長身でラグビー経験者ながら気の弱い岩清水と、小さい体ながら持ち前の威勢の良さで未経験のラグビーに挑む祇園の二人を中心に、神奈川高校の面々が花園(野球でいう甲子園)を目指して闘っていく青春群像ラグビーマンガです。 ラグビーは一チーム十五人、敵味方合わせれば三十人。他のスポーツに比べると描かねばならないキャラクターが多く、ある意味マンガ化するのが大変な競技です。実際、登場する多くのキャラ全員を覚えるのは最初は困難に感じるかもしれません。 しかし、『オールアウト!!』の強みはそのキャラクター描写。読み進めるにつれて個性豊かなチームメイト一人一人のエピソードが丁寧に描かれ、自然と感情移入します。バカなヤツ、クールなヤツ、仲間思いなヤツ、食事シーンで真価を発揮するヤツ、重い事情を背負ってるヤツ……気付けば控えのメンバーも含めて自然と愛着が湧き、応援したくなります。敵となる相手校にも魅力的なキャラが沢山出てきて、今後の新キャラの活躍も楽しみです。 そんな中で私が最も惚れ込んでいるのは、キャプテンの赤山。チーム内でも最も剛健であり、外見も謎のメッシュで厳つい男ですが、その実とても情に厚く優しい頼れるキャプテン。誰よりも勝利に貪欲で、ストイックに上を目指し続ける姿勢にシビれます。厳しい練習に、 「もっムリ…」「死ぬ…」 と喘ぎ倒れ込みそうな部員への一喝。 「愚痴る力あるならっ 走れ! 今のっ 俺たちでも 出し切ることはできるっ」 と、気持ちを強く引っ張って行く姿は堪りません。そして、その「全てを出し切る」ということこそがタイトルでもある「オールアウト」。一度きりの人生。一秒も無駄にせず、今の自分を生かしてくれる周囲に感謝しつつ、オールアウトで行きたいものです。そんな熱量を『オールアウト!!』を読むと貰えます。 主人公たちを導いて行く大人もまた魅力的。熱い激闘の間に挟まれる、人生の年輪を感じさせる大人同士の呑みシーンの会話がとても良いメリハリを生んでいます。一人一人を叱咤激励し、チームをマネジメントしていく側の想いや葛藤、あるいは楽しさといったものも描かれ、こんな良い酒宴をしたいなと思わせてくれる稀有なスポーツマンガです。 キャラクターの良さに加えて、ラグビーという競技を知らなくても楽しめる丁寧な作りもポイント。細かいルールも、ラグビーを知らない主人公祇園と同じ目線で学びながら読み進めて行くことができます。『オールアウト!!』を読んでおけば、ラグビー観戦がより楽しくなること間違い無し! 2019年には、日本で9回目のラグビーワールドカップも開催されます。『オールアウト!!』のアニメ化も伴って、今後ますますラグビー旋風が吹くことでしょう。ぜひ今の内から『オールアウト!!』を読み、ラグビーの熱き世界に触れてみてはいかがでしょうか。 漫画史に煌々と輝く魔球、その名もハクション大魔球!!メイプル戦記 川原泉影絵が趣味マンガとはひとつに夢をみさせてくれるものでしょう。そして魔球とは正しくすべての野球ファンにとっての夢……。そんな夢をみさせてくれるマンガとは、あるいは魔球とともに歩んできた歴史なのかもしれません。 そもそも事の始まりはこうなのです。プロ野球界に女性だけで構成された新球団ができる、その名も「スイート・メイプルス」。もうこの時点で夢のような話なのです。こういって差し支えなければ、メイプルスの面々は、男だらけの球団を相手にまったく出鱈目と積極的に言っていきたいほどの懸命さと天真爛漫さで勝ち上がっていきます。この途方もない出鱈目さ加減がほんとうに感動的で胸を打つ。男たちを相手に女性だけのチームがどうやって勝っていくのか、なんていう、説明責任はこのマンガには端から存在していないのです。 マンガに関わらず、いま、あらゆるものに説明責任なるものが蔓延しているように思われます。しかし、それはなんと窮屈で不自由なことだろうとも思うのです。説明責任とは、アレはしていけない、コレはしてはいけない、というふうな否定的で不自由に方向にしか物語を運んでいかないことでしょう。そんな説明責任なるものから始めから自由になっている『メイプル戦記』は、それ故に感動的としか言いようがないのです。私たちはまだ見たことのない魔球を見てみたくてマンガに熱中するのではなかったか、私たちはまだ見たことのない夢を目の当たりにしたくてマンガに熱中するのではなかったか。私は『メイプル戦記』ほど自由で豊かで感動的なマンガを他にあまり知りません。 面白い野球漫画プレイボール2 コージィ城倉 ちばあきおやまどのシリーズよりも面白い野球漫画です。 青春感じたい人はぜひ!! 面白い野球漫画プレイボール2 コージィ城倉 ちばあきお名無し熱い野球漫画 リアルな趣向で青春が読み取れてすごく良いです。 ほかの野球漫画の中で1番面白いシリーズです! はたして巨人の星となることが幸せだったのか巨人の星 梶原一騎 川崎のぼる名無し※ネタバレを含むクチコミです。音楽のようで、舞踏のようで、格闘技な漫画バトゥーキ 迫稔雄名無し始まりの数話は、異様な雰囲気を持つホームレスの格闘技のような、踊りのような動きに少女が魅せられていくという捉えどころのない導入となっている。徐々に少女が家族によって行動を制限されているという背景が分かり、それがゆえに自由なその動き『バトゥーキ』と出会っていく。しかし、家族の『束縛』には理由があった。それが明かされた時に物語がフルスピードで動き出す。 この作者でないと描けないような『バトゥーキ』の不思議な魅力と、物語の緩急が堪らない。キャラも立っており、表情や動きに魅せられていく。 まずホームレスってこんな格好よく描けるか?というくらいに格好いい。ぜひ読んでほしい作品 雰囲気がすきラフ あだち充やむちゃ競泳をおりこんだ恋愛モノ。キーワードとしては幼馴染 ライバル 三角関係 寮 など、よくある~って感じですが、なんか爽やかでね~。ちょいちょい反発しあったり惹かれたりって描写がリアルなんです。若い女の子向けの恋愛第一主義的な少女漫画よりよほどキュンとします。 あと、良い意味で昭和感がすごい。ほっこりします。最高の抗うつ薬!逆境ナイン 島本和彦名無し超理屈の連続で細かいことはどうでもよくなる。深夜に読むと本当に楽しい。謎の勢いで説得されてしまう。紙で読めバトゥーキ 迫稔雄ぱにゃにゃんだーカポエラマスターと出会った女子中学生が闇社会の戦いに巻き込まれていく。たぶんこんな話になっていくと思います。 発売されている2巻までは、序盤かな。きっとこれから本格的に話が始まってくる予感。相変わらずアクションは派手でかっこいい。神の声的モノローグは単なるアクションに留まらない深みを感じさせてくれる。今後が楽しみ。 だからこそ、これから読む読者は紙で読むべきです。スマホが普及して、最近の漫画にはスマホファーストなコマ割りが目立つようになってきました。電子書籍は私も買いますし、あれはあれで便利なんですが、スマホに合わせるなんて表現の幅を狭めることになりがちで、残念な気持ちになることがしばしば。ところがどっこい迫稔雄です。 大胆な見開きや自由なコマ割り、もちろんその中身であるキャラクターの表情や動きも含めて、漫画で表現できることを詰め込んでいます。近視眼的な時代感覚には背く描き方なのかもしれない。でも、漫画の描き方としては正統派で革新的。紙で読むべきです。 まぁわたしが電子書籍で買って、失敗しちゃったなぁと反省したので、ぜひ紙で。 奇妙かわいいお化けvsマフィア「プロレス狂想曲」プロレス狂想曲 ニコラ・ド・クレシー 原正人名無し電書で「さあ読もう!」として、ページがめくれなくて戸惑った。 そりゃそうだ!左開きなんだから (書影の右側にある黒い背表紙がトラップだった) 2014年頃、ウルジャンの巻末で『逆さに』連載していた作品。(左上から右下に読むスタイルのため、天地逆で掲載され巻末側からめくるようになっていた) 当時ジョジョリオンを読んでいた際に数話読んだ覚えがあり、「日本の雑誌でバンド・デシネが読めるなんてすごい!」と、編集部の意欲的な姿勢に感心した覚えがある。 雑誌で読んだときはなんとも思わなかったが、単行本で読んでみるとキャラクターのかわいらしさと不気味さのバランスが素晴らしかった。 またフランスの街の描写(エレベーターの0階や、地下鉄の折りたたみ椅子)が、自分にとって異国情緒が感じられていい。 正直言って最後のオチは「ええ〜〜〜ッ!?😫🤔🤭」(※読めばわかる)という感じだったが、映画のAKIRAのオチもあんな感じだし個人的にはありかなと思う。本格ボルダリング漫画壁ドン! 佐久間力starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ここ数年でちょいちょいボルダリング漫画が始まってたりしますが、個人的には一番楽しみ。 というのも、他のボルダリング漫画は、わりとフェチの方に振っていたり、かわいい女の子たちが青春していたりするから、なんとも言えないなーと思って読んでた。 けど、この「壁ドン!」はメジャー誌っぽく本格派でやっていきそうだから楽しみ。 自分でもボルダリングやってるから分かるけど、痩せ型なのはわりと武器。 でも筋肉も必要になってくるわけで、文字通り壁に当たってどう鍛えていくのかなという。 あと、やっぱりオリンピックを目指すという目標が明確なのがいい。 ヒロインもかわいいし、今後この漫画からボルダリングへ入る人口が増えたらいいなと願ってます。<<4849505152>>
「彼女のいる彼氏」矢島先生のヤンジャン連載作。 かつて世界一を目標にガチでバトンに取り組んでいた28歳前後の「オバサン」が、男子高校生のコーチになって打倒・世界チャンピオン(日本人)を目指すという、スーパー熱い漫画!! キャラクターの顔面だけでなく、肉体の描写も美しいのでこれからドンドン競技のシーンが増えていくことを期待!