聡子の方にも真修のどちらにも影があっていいなと思っています。おねショタとくくれるんでしょうが、それだと取りこぼしてしまう読者層がいそうで勿体無いほど深みがある作品。
完結したのでこれを機に読むべし
私の少年 高野ひと深
ネタバレではないですがラストは1ミリフィルムの映画みたいなコマ構成で丁寧に描かれてたの良かったな
男性キャラも女性キャラも繊細に描かれているのでシリアスな場面もちゃんと感動できます。
完結巻でたのでこれを機にぜひ。
聡子の方にも真修のどちらにも影があっていいなと思っています。おねショタとくくれるんでしょうが、それだと取りこぼしてしまう読者層がいそうで勿体無いほど深みがある作品。
たしかに真修はショタではあるけど、真修たんかわいいよペロペロって感じじゃないのがいいよね。
単なるおねショタではなくお互いのさみしさっていうか隙間みたいなのを埋め合うみたいな…?
ショタであるからこそエロくならないというか純粋で、それでいてかつショタであるからこそ出てくる2人の関係の問題みたいなのも描かれててるところがいいなと思う。個人的にはだけど。
安易な恋愛にならないで欲しいけれど、じゃあ「聡子は真修の何になったらいいんだろう?」と考えるとさっぱり分からない。
真修と同年代のかわいい女子が出てくると、どうしても年齢差を意識させられるし。
真修の世界を開く、という結論には納得した。
でもそれは聡子さんじゃなくても、誠実な大人であれば誰でもいいってことにもなるんだろうし、まだまだ葛藤は続きそう。