ユーモア・ギャグマンガの感想・レビュー6175件<<185186187188189>>寿蘭が帰ってきた!GALS! 藤井みほなりぼんっ子全話無料を完全に逃した私が通ります。 昨日からマンガmeeで連載再開(新連載?)したGALS!読んだ人いますか? https://twitter.com/mihona_fujii/status/1191710391044210690 最高にカッコいい式森さん可愛いだけじゃない式守さん 真木蛍五さいろくまるでマーベルヒーローのようなヒロインの式森さんは最高にカッコいいので結婚したい。ドーナツが穴あきの理由ドーナツ父さん 赤堀君名無し雑学とか豆知識みたいな記事でときどき 「ドーナツはなぜ真ん中に穴があいているのか?」 みたいな記事を目にすることがある。 なるほどね、と思うことが書いてあることもあれば、 え、そんだけ、だからなんだというの、みたいな記事もある。 なかには 「いや、ドーナツって全てが穴あきじゃないんですよ」 とか、勝手にノリツッコミをして終わっている記事も。 こうなるとドーナツが穴あきの理由なんぞ 「どうでもいい」 「深い意味ナイだろ」 「面白そうだからあけただけだろ」 としか思えなくなる。 「ドーナツ父さん」という題名は恐らくは ドーナツ=真ん中に穴=中身がない、 ということにかけた感じで、 中身の無いダメ人間の父さん、を表現したのかと思う。 無職で昼間から酒を飲んだり、パチンコしたり、 おそらく妻はいて、ヒモ的に生活をしているだろう父さん。 息子の誠司(4歳)はなぜか上半身半裸。 結構、不憫な扱いを受けていると思うが、 特に悲嘆にくれたりグレることもなく、 健気というのともちょっと違う気もするが そこそこ明るく生きている。 しっかりと父さんにツッコミを入れたり、 気遣ってツッコミを入れなかったり、 包丁で切りつけたり、辞書の角で殴って 流血させたりしながら。 パターンとしては、 誠司の素朴な疑問に父さんが、 深い意味がありそうでホントに中身の無い解説をし始め、 それが意外な方向に進み出してギャグになっていって、 みたいな展開が多い。 爆笑もの、というよりは、おいおいそうなるのか、みたいに ジワッと来る感じの面白さ。 一見すると、もしかして深イイ話かも、とか よく考えると哲学的な意味合いがある、とか、 考えてしまいそうにならないこともないかもしれないが、 実のところ、そんなことは絶対にない・・と思う。 ドーナツの穴のごとく、 「どーでもいいけれど穴があいていたらなんか面白い」 という感じの、それだけだけれど間違いなく面白いマンガだ。 このギャップずるいこいまん 井出圭亮名無しギャップでここまでやるとはー! 少女漫画の主人公と893などのギャップ漫画は多々あれど、めちゃくちゃやりきってる! 絵柄もシーンで変わるのすごいです。 ハイテンションラブコメ好きな人は読むべし バタアシ金魚のカオル君みたいになりたいバタアシ金魚 望月峯太郎starstarstarstarstarかしこあなたにとって望月ミネタロウの代表作は何ですか? 私にとってのそれは「東京怪童」なんですけど。こないだ始まった「フレデリック」で【あの「ドラゴンヘッド」と「ちいさこべえ」の作者の新連載がスタート!】と紹介されててビックリしました。あれ!?「バタアシ金魚」は!?と。まあ、代表作があり過ぎるということかもしれませんが…。 私が「バタアシ金魚」を読んだのは10年位前ですが、主人公・カオル君のブレーキが壊れた熱血さが理解できなかった。これは連載当時との感覚が合わないから起こるギャップなのかな?と思ってたのですが、どうやらリアルタイムで読んだ人にとってもカオル君の熱さは時代遅れで、みんなソノコ状態だったそうです。でも圧倒的に表現の仕方が新しくてカッコ良かった!と聞いたことがあります。 岡崎京子のエッセイでも「バタアシ金魚のカオル君みたいに」という言葉がありましたが、カオル君のバカみたいなガムシャラさって、本当はどんな時代でも一番カッコいいことであるべきなんじゃないかと思います。 今、このクチコミを書いてて「ちいさこべえ」の主人公とカオル君って似てるかも?と気づきました。望月ミネタロウが描いている、人間にこうあって欲しいと思う姿(ヒーロー像?)って、初めから変わっていないのかもしれません。有害コミック問題ではさけては通れないマンガいけない!ルナ先生 上村純子マンガトリツカレ男内容はあぶない!ルナ先生を下地にした内容で、ストーリー上の繋がりはあんまり感じない 大まかなパターンとしては主人公のわたるがどうしもなく、それを葉月ルナが異常な心配をしてしまい、よくわかんない思考でワタルを助けるためにエロ込みで個人教授をする。 よくわかんない思考のフローチャートはこれ以降のコメディ漫画で数回見かけているので世の中に一定の認知はされているのかなと思ったりもする。 例としてはわたるが風呂に入らない 「風呂に入らない->フケツでクサイ->イジメられる->自殺」のように最終的には死に至るまでの発想になる。 内容は現代の漫画表現に比べてたらかなりソフトではあるが当時は有害コミック問題は槍玉に挙げられ、単行本の出荷停止になったりもしたそうだ。 このあたりに関しては「誌外戦―コミック規制をめぐるバトルロイヤル」を読むと詳細が書いてある笑わされたい時に魔法陣グルグル 衛藤ヒロユキaico小学生のとき大好きでした!漫画もアニメも見てた!笑えるし、くくりがかわいくて目が離せなかった! 気付いたらハマっちゃう決してマネしないでください。 蛇蔵karin科学ネタ多すぎて、面白い! 普通だったら私は敬遠しちゃうジャンルのはずなのに、笑いのツボをうまく捕らえられている、、、! 普通に勉強にもなるし、登場人物に愛着も湧いちゃう、良い漫画だと思います!バカップルと賢い弟トラビスといっしょなら 中田あもstarstarstarstarstarウマタロ兄のトラビス(スーパーバカ)と、トラビスの彼女みぽち(おバカ)、そしてトラビスの弟・ケンゴ(賢い)の3人で繰り広げられる平和な日常コメディ。 弟は、兄とみぽちのバカップルに毎度振り回され、ツッコミ役になりがち。 見た目は不良のトラビスとみぽちだけど、ワルになりきれてない感じで、その純粋なバカさと愛嬌で何故か憎めない。 事あるごとに有能な弟・ケンゴに頼りきりで、ケンゴも文句を言いながらも二人のことが好きなので助ける。そして、ケンゴが困っているとき、兄もまたケンゴを必ず助けようとする。(おバカなので失敗したりするけど笑) 人から見れば、単なるバカな不良にしか映らないのかもしれない。 でも、どんなにバカでも思いやりは人一倍強くて、それだけでも生きていくには充分に素敵な事なんじゃないかと、最後まで読んでそう思った。 ドルヲタ向けかと思いきや百合推しが武道館いってくれたら死ぬ 平尾アウリ名無しドルヲタ的な気持ちで言えばもう少し踏み込んで欲しい気もするがそれは僕が在宅組だからかも知れない。 民俗学とか都市伝説が好きな人にはたまらないとでんか 大塚英志 樹生ナトマウナケア秋の夜長はやっぱりサスペンス、と思い立って探したらひっかかったのがこの作品。とでんか=とでん課=都伝課=都市伝説課って伝わりにくいタイトルだな、表紙も狙い過ぎ、と第一印象は良くなかったですが、ページをめくったら意外やこれがツボを突かれまくりでした。民俗学を専攻していたことがきっかけで都職員として働くことになった月極(つきぎわ)。しかしその職場は都市伝説問題を処理する課だった…という内容。冒頭から普通に出てくるのは口裂け女に人面犬、ダルマ男など伝説の怪人たち。そして起きる事件も怪人赤マント、リトルグリーンマン、神隠しといった新旧の都市伝説をモチーフにしたもの。さらに小ネタで噂の広がり方の実験や、都市伝説風の病気、謎の映像などを解説してくれる。その手の話が好きな人にはたまらないでしょ? しかも一見コメディタッチな構成ながら、裏サイトや戸籍売買などの情報を絡めてあるので、妙に納得できる話になっているのがニクい。毎日欠かさず東京スポーツを愛読している私にとって、ホント楽しく読める作品です。そのうちゴム人間も出るかな?ゲスでベタだがベタベタではないゲスのポリス 須崎洋輔名無しタイトルを見ただけで 「ああ下衆極まりないようで実は人情深い警官が 色々な問題を解決する話なんだろうな」 と想像した。 それは殆どは当たっていたと思う。 だが想像が外れた部分もあって、それが良かった。 予想に近いベタな設定だったが、 違う意味でベタではない部分があった。 ベタ(ありきたり)な設定だったが ベタべタした薄甘いストーリーではなかった。 それが良かった。 警官なのにそんなことしていいの、という漫画には 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という 先駆者にして大御所が存在する。 先駆者なので当然、当時にその設定は斬新だった。 そのうえ「こち亀」は下町人情話的な温かい部分もあった。 「こち亀」の両さんはオ下劣な面を出すこともあったが、 時に人間くさい面もだし、人情味を醸し出していた。 そして「こち亀」が40年の連載を経た今では そういう設定の漫画はベタな設定ということになるだろう。 「ゲスのポリス」の主人公・八王子は題名通りに ゲス(品性が下劣)だ。 それでいて実は思慮も人情も深そうなところは 垣間見せる。 このへんは「こち亀」と共通する部分があると思う。 だが、八王子は基本的にはゲスであることを貫く。 ゲスであり続けるので人間関係は湿っぽくはならない。 だから問題が解決してハッピーエンドになっても ハートウオーミング過ぎて湿っぽくなりすぎることはない。 ゲスなままでやりぬくから。 なのでストーリーの途中やラストなどで人情味を 感じる部分は結構あるが、全体的には 殆どベタベタしたイメージを感じることがない。 むしろゲスだからこそ爽やかだとも感じた。 第一巻の後半なんかは、それこそ 「踊る大走査線」の青島と室井の話か、というような ストーリーが出てくる。 良く言えばオマージュされた、 悪く言えば焼きなおした、みたいな話。 青島や室井ほどの熱さは感じないが、 ゲスな面が混じると、暑苦しく感じることがない。 その方が良い、とまでは思わないが、 こういうのも良い、とは思った。 ゲスな部分が適度に爽やかさを演出する漫画だと感じた。 未完だけど大丈夫。イタズラなKiss 多田かおるまるまるイタKissに少しでも興味がある人はご存知だと思いますが、この漫画は作者急逝のため未完です。しかし、それでも読んでほしい、読む価値がある、読むべきである少女漫画です。 といった感じで少々大げさに書きましたが、23巻までありますし、そんなに消化不良にはならないくらいまで話は進みますので安心して読んでほしい。 Kindle Unlimitedで無料で読めるなんて…そんな素晴らしい機会はのがしてはいけませんよ。 ちょっとほっこり息抜きしたい人に俺物語!! アルコ 河原和音aico心ほっこりあたたまりかつ笑える恋物語! 絵のギャップもキャラの特徴わかりやすく写実してておもしろい!陽気になりたい根暗しめりけ君を見守ろう陽気なしめりけ 緒木鈴人名無し祝・本格連載化! 超上手いのに独特な個性を感じる絵柄が印象的だったので読み切りとして掲載された第1話から気になってました。その時はせっかく前髪を切ったのにフラれたんでしたね。 第2話も面白かったです。しめりけ一家は前髪も名前も全員あんな感じなんですね。威厳あるおじいちゃんが目元を隠せと渡してきたのが手ボウキでセンスを感じました。今後そっくり過ぎるしめりけ兄妹ネタがあることを希望します!期待の新人漫画家による身長差ラブコメ!!!大きくなったら結婚する! 深冬ふみ名無し目付きの悪い生意気そうな男の子が、子供の頃にお姉さんと約束した「私より大きくなったら結婚してあげる」を信じ続けるけど、お姉さんの身長高っ!!!という話。 絵もうまいし、構図も、表情選びもいい。ヤングマガジンのいい箸休め漫画になりそうな予感。 はじめはTwitterでバズった漫画なんだけど、結構手が入っていて、より読みやすく、物語に引き込まれる創りになってる。比較してみるのもオススメ! https://twitter.com/mifuyu23?lang=ja 川越市民・川越フリークが読むべきマンガ2019 1位川越の書生さん 幹本ヤエ兎来栄寿最近は『恋する小惑星』の聖地としてもにわかに注目を集める小江戸・川越。川越は私も過去何度か日帰りで行ったことがありますが、風情もあり歩いているだけで楽しい街ですね。KOEDOビール、大好きです。 その川越を舞台に、ローカルネタをたっぷり詰め込んだご当地ラブコメです。川越市民の川越の認識や埼玉県民の意識、ご当地の巨大な麩菓子棒でのチャンバラや、例の焼きおにぎりはいつも売り切れてて地元民も食べれない、など実感の込められた濃い川越ネタを堪能できます。 その上で、川越のマダムたちのアイドルと化しているイケメン書生と繰り広げられるラブコメが、実はヒロインが過去に交わしたある約束に基づいているということが序盤で明らかになりキュンキュンをもたらされます。 「休みだからといってゲーム実況を深夜まで見過ぎて眠い」「池袋の執事喫茶に行く手間は省けたけど需要がありすぎてダメです」といった具合に、良い感じに現代的で少し残念なヒロインも等身大で好感を持てます。 今後も濃い川越・埼玉ネタを盛り込んで頂きたいです。罰ゲームで大人気の男子から告白された場合きみと青い春のはじまり アサダニッキ兎来栄寿『青春しょんぼりクラブ』や『響け!ユーフォニアム』のアサダニッキさんによる新作少女マンガです。 引っ込み思案のぼっち少女が主人公で、彼女が校内のカースト最上位の男子に罰ゲームで告白される所から物語は始まります。遊びだと思いきやどうも本気のよう? いやいやでもそんな訳ないのに……という絶妙なラインの上でのもだもだ感を楽しめます。 アサダニッキさんの可愛い絵はいつも通り。ヒロインの表情、そして男子の格好いいシーンが見所です。星を見るシーンのエモさと来たら…… もう一人の男子の動向も気になり、今後の展開からも目が離せません。ドキドキしながらも、安心して楽しめるラブコメです。山田芳裕×ポストアポカリプス望郷太郎 山田芳裕兎来栄寿『へうげもの』が堂々完結した後、一体何を書くのか楽しみだった山田芳裕さんの新作は何とポストアポカリプス! でもそこは山田芳裕さん。世界的大寒波から逃れるためのコールドスリープから2525年に一人だけ目覚めたのは、イケメンでも美少女でもなく30代後半のおっさん。 そしてタイトルの通り目覚めたイラクから遥か彼方の故郷を望み、滅びて変わり果てた世界でおっさんは旅立ちます。 文明の失われた世界での旅。出会い。ポストアポカリプスの良さもありながらも、それ以上に人間の持つパワーと相対的な無力感、そしてお馴染みの顔芸など独自のテイストがもたらす面白味がブレンドされて流石の出来栄えとなっています。 突然テセラックとか出てこないかな、と山田芳裕ファンは妄想してしまいます。 様々なリアルなこじらせキャラ来世ではちゃんとします いつまちゃんaicoごしらせキャラって今の時代リアリティーがあって読んでておもしろい笑 4コマなのも気軽でよかった!意外と感動できるマンガみどりのマキバオー つの丸名無し絵はギャグマンガだけど、意外とストーリーがしっかりしていて最終的には感動できる大作に仕上がっている。主人公(馬)が様々な試練や出会いを経て成長をしていくまでの過程が面白い!ヤクザに少女マンガの真似事は難しい…?こいまん 井出圭亮sogor25"鬼の愛染"の異名を持つ日文組の若頭・愛染恭司。彼が一目惚れしたホステス・幸善子に「俺の女になれ」と詰め寄ったところ、幸善子は愛染にビンタして一言「お断りよ!わたし、"こいまん"みたいな恋がしたいので!」 "こいまん"とは今巷で大人気の少女マンガ「友達以上恋人未満」のこと。この日から幸善子"こいまん"みたいな恋に落ちさせるため、"こいまん"ファンの舎弟・ヤスの協力を得ながら"こいまん"の作中シーンを再現しようとする愛染の日々が始まった…という作品。 愛染のほうは幸善子を好きな気持ちに偽りはないものの、ヤクザらしく暴力で問題を解決しようとしたり心のなかでは欲望丸出しだったりと、少女マンガとは似ても似つかない人物。 一方の幸善子は普通の女の子かと思いきや、頭の中をかなり"こいまん"に侵されているのか、わりかし普段どおりのヤクザっぽい振る舞いをしている愛染に"こいまん"の主人公の姿を勝手に重ねて勝手に胸キュンしていく。最初に愛染をビンタした勢いはどこへ行ったのか、ただただちょろい。 そんな噛み合わない2人の関係が絶妙なご都合設定を駆使して上手く回っていく様子にはニヤニヤが止まらない。 そして、愛染を始めとした彫りの深い顔面の作画と"こいまん"のベタな少女マンガ展開とのギャップ、そしてそれが(主に幸善子の脳内で)重なり合うというアンマッチな感じが最高に面白い。舎弟のヤスや日文組組長・権三郎、幸善子とSNSで繋がった"こいまん"ファンの女子高生・康江と、サブキャラクターもおしなべて味付けが濃くていい感じ。雰囲気は「ヒナまつり」や「Back Street Girls」に近いので、このあたりのコメディ作品が好きな方にはオススメ。 しかしこうやって並べてみると"ヤクザ"と"コメディ"って案外相性が良いみたいですねw 1巻まで読了 題名は「コンビニ大和撫子」のほうが良かったのでは?コンビニお嬢さま 松本明澄名無し主人公・兎月翠緑は自他共に認める良家のお嬢様。 しかし彼女はコンビニ・フードに心を奪われている。 しかし周りにも家族にも、それを知られるわけにはいかない。 なぜなら自分は伝統ある良家のお嬢様だから。 なので彼女は人知れぬ・知られてはならぬ苦労をしながら コンビニに通い、さらに手に入れたものを 自分流にアレンジして口福を味わうのであった・・ お嬢様なのにコンビニを愛してやまない女子高生の コンビニ商品のアレンジ・グルメ漫画・・ ・・・・・第一巻しか読んでいないが、 とりあえず読んで感じた印象は、そんな感じだった。 面白いし、凄く美味しそうな料理も出てくる。 あんかけ肉マンとか。 だけれども・・・ 色々とスベッテイルなあ、ともアチコチに感じた。 「コンビニお嬢さま」と言われても、 イマドキお嬢様って、そんなのいるの、という思いとか、 いたとしてもコンビニにお嬢様がいたからどうなのよ、 という疑問とか、 高貴な方?のカン違いコントなら、お笑いコンビの 「髭男爵」さんのほうが判り易いし面白い、などとも感じて、 いまいち素直に楽しめなかった、というか。 むしろ、こういう設定にするならば、いっそ、 「私のような高貴な人間が、コンビニのような 下賎の民の使う店に行っているとか 世間にバレるわけには行きませんのことですのよ!」 みたいに突き抜けてくれればもっと素直に笑えるのだが、 お嬢様を高貴だとする程度も、 コンビニを下賎だと決め付ける程度も、 ともになんか中途半端な感じで笑いきれないなあ、とか。 最初に読んだときはそう感じたりもした。 で、改めて読み直して気がついた。 あれ、そういう漫画ではなかったのかも、と。 主人公はお嬢様という設定なんだけれど、それは 金持ちブルジョア贅沢三昧に育てられたなお嬢様、 という設定じゃないみたい。 どうやら 質素倹約こそ日本の美、 コンビニなんて軽佻浮薄な存在に心惹かれるとは何事! という家で粗食で育ったお嬢様が、 という設定だったみたい。 そうだというなら、全然、話の見方・感じ方は変わる。 お嬢様、コンビニ、それぞれをリスペクトした、 そういうスタンスっていいな、と感じて 素直に楽しめる漫画だったのかも、と。 けして正統派和風お嬢様を皮肉るわけでもなく、 けしてコンビニを無理に下賎な存在とするわけでもなく、 質素を美徳とする正統派お嬢様が、 たかがチェーン店と思われがちなコンビニの中に 正しく価値を見出し、魅力を更に増幅する、 という両方向にハッピーな漫画、と感じられるなあ、と。 だから思う、 お嬢様って題名ではなく、大和撫子(なでしこ)とかに しておいたら、読者にはわかりやすくて 受け入れられたんじゃないかな、と。 ああだからこそ、いざ料理となれば わざわざ和服に着替えてタスキ掛けをするんだ、 まさに正統派大和撫子じゃないか、と合点がいく。 それなのにこの漫画、主人公が質素倹約系のお嬢様だということが アピール不足で読者には伝わりきれていないのでは、 と思った。自分は最初にそう感じたから。 まあ万札はたいて交通費をかけてコンビニを周るとか、 質素倹約とは反する部分もあったりしましたが(笑)。 自分がカン違いしているとか過大評価しているとか、 ちゃんと読者の大半には伝わっているよ、とか、 そうなのかもしれないが、 そうでないなら凄くモッタイナイな、と思った。 異世界転生して神になるマンガ!神無き世界のカミサマ活動 半月板損傷 朱白あおい異世界スキー昨今の転生モノ市場、これまでにない題材でいかに外角際どめのコースを攻められるかという過酷なレース展開になってきた感があります。 もはやなにが外道でなにが正道か分別つかないバーリトゥードの様相を呈してきたおかげで、逆説的に物語やキャラクターそのものが持っているパワーを見極めやすくなっているのでは?という気がします。(気がするだけか?) それでいうと本作のキャラとストーリーフックはなかなかエネルギッシュで見応えあります。 主人公のユキトは父親に宗教団体の教祖として生きることを強制され、神の依代として「望まぬ死」を迎えることになります。転生後の異世界は宗教も神も存在しない彼にとって理想の社会でしたが、決定的に異なるのが死生観。 異世界の住人は死を恐れず、国の定めによって自らの命を絶つことを厭わないどころか、それを拒む者を「カクリ」と呼称して差別し、その命を奪うことも当然としています。 ユキトはその行為を許せず、皮肉にも彼らに「救い」を与え、神としての権能を振るうことになるのです。 古今宗教とは人間の死生観と密接に関わって発達してきたものです。 死生観が根本からズレている世界で神を描くというのは個人的には非常に興味深い試みに思えます。 特に最新6話では、この異世界には「理解できないもの」に神性を見る原始宗教的な心のあり方が存在しないことが示されました。 神のいない世界で神となり、人間の生死を左右する…。 「キャッチーな装いの下で実は相当に重厚感のあるテーマを描こうとしているのでは…?」とひとりソワソワしてしまいました。 観測していきたいと思います。<<185186187188189>>
全話無料を完全に逃した私が通ります。 昨日からマンガmeeで連載再開(新連載?)したGALS!読んだ人いますか? https://twitter.com/mihona_fujii/status/1191710391044210690