社会マンガの感想・レビュー5041件<<160161162163164>>兄嫁×義弟コメディ。兄嫁キャラがとても魅力的ふつつかなヨメですが! ねむようこmampuku家事が全くできない元珍走団の女・小麦による嫁入りドタバタ奮闘記だったのがいつのまにか義弟とのラブコメに発展していて、そんな不思議な取り合わせのダブル主人公な漫画です。 さすがの実力派ねむようこ先生、わかりあえなかったり時々わかりあえたりする感情(人情)のやりとりを、とても理性的に描いていて非常に好感です。身もふたもない言い方をしてしまうとヘイトコントロールが上手い。キャラにぶっ飛んだ行動をとらせるときは、その分読者にその人を好きにさせる魅力をふんだんに盛る。その積み重ねでとても良い読後感を得られました。超熱い少年漫画だから読んでくれ漫画ランウェイで笑って 猪ノ谷言葉風呂漫普通に読みながら泣いてた ①ネタバレありの感想と推理ミステリと言う勿れ 田村由美名無し※ネタバレを含むクチコミです。続きが読みたいなぁ〜面白いのに…新装版 スフェリコン 渡邊ダイスケ名無しカランビットを使うような殺し屋で、現代で、青年と少女のタッグが好きな自分にはドストライクゾーンな1巻なのですが2巻、出ないのかなぁ…出て欲しいな〜 外道の歌も好きですがこういうのも描かれるんですよ! 映画のレオンが好きな人は絶対好きですね。 特殊部隊系が好きな人も多分好きです。 いつまでも待ってます。見事なまでの"青春恋愛マンガ"僕らの色彩 田亀源五郎sogor25開幕からいきなり心を抉ってくる展開。モノローグ、表情、マンガ的な表現、様々な方法で登場人物の心情が描かれる。同性愛というものがテーマにあることは間違いないんだけど、それ以上に"普通の高校生の恋愛マンガ"が描かれているという印象を受けた。 気になっているのは、「弟の夫」では見られたゲイカルチャー然とした男性のイラスト表現があまり見られなかったこと。田亀さんが意図してそう描かれてるのかは分からないけど、「弟の夫」より更に一般層向けを意識してるのかなと感じた。 1巻まで読了。ドンちゃんのようにはなれないが…同じ月を見ている 土田世紀かしこ※ネタバレを含むクチコミです。少年誌ハードボイルド漫画といえばこれかなDADA! 𠮷田聡マンガトリツカレ男俺の好きな義理人情とハードボイルドが混ざってる傑作。コメディ要素もいいし登場人物の全員に美学がある モンローの過去編はすげー好き どでかい男の物語ジャイアント 山田芳裕ナベテツ「バカ」を描くには知性がいる、と書いて納得して頂ける方は、是非この作品を読んで下さい。腹を抱えて笑える魅力的なバカが沢山出てきます。 作者の山田先生は、「へうげもの」でファンの裾野が一気に広がりましたが、直前に描いていたこの作品も素晴らしい作品です。 基本、山田先生の作品は「快楽主義者」と「禁欲主義者」のせめぎあいになるのですが、この作品はその構図が実に分かりやすく、更に面白く描かれています。 豪速球に思いっきりバットを振り回す。そのプリミティブなコミュニケーションは山田先生のマンガでしか味わえないものですし、時折垣間見えるシリアスな部分もまたスパイスとしてこの作品を引き立ててくれます。隔週連載でしたが、モーニングで読むのが楽しみな作品でした。面白いあーとかうーしか言えない 近藤笑真大トロ絵柄的にゆるっと読めるのかと思ったらめっちゃ文字多くてびっくりしました。 続きが気になります。兄の嫁と暮らしています感想兄の嫁と暮らしています。 くずしろ名無し友人が面白いと言ってたのを思い出したので試しに一巻読んでみました。 なんとも絶妙な関係! 兄が実は真ん中にいるのに、もういないので姿は出てこないんですね。 兄の嫁と妹という普通だったら気まずそうな関係、だけどもう他人では無い家族になるしか無い関係。 内容は日常なのに普通ではちょっと想像しにくい関係性です。 兄の嫁おっとりしてるのにちょっと蘊蓄あるのいい。 友人には読んだよと言ってないですが、ここで面白かったと記しておきます。66歳のおじさんが面接に行ったらピンサロ店で即採用だったはたらくすすむ 安堂ミキオstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)コミティア行ったとき新刊が出ていたら買っていた漫画がいつのまにか商業誌で連載していたので購入。 これはよかった! 定年後、妻を亡くし四十九日後も悲嘆に暮れる進さん(66歳)は、新しくスタートを切ろうと清掃の仕事を見つけるが、行ってみたらそこはピンサロのお店だった。 風俗には行ったこともなかったが、覚悟を決めそこで働くことにした進さんは、若い嬢たちとの交流の中で風俗というフィルターを通して今までサラリーマン一筋40年では得られなかった学びを日々獲得していく。 たまに生々しい描写もあるが基本的には楽しくポップな描き方で話は進んでいく。 彼女たちはたくましく仕事をして生きているのだ、と仕事に携わる人間として向き合って描いている。 この漫画で、すすむさんのスタンスが妙に面白いなと思うのは、愛した妻を亡くしたから悲しんでいるのではなく、妻を愛していたが冷めてしまい幸せにしてあげられなかった自分への不甲斐なさで泣いている点だ。 そこに自覚がない。 自分に足りなかったものはなんなのか、とあくまで自分に理由を求めている。 実はこの考え方って独りよがりでそこに相手がいない。 これが問題だ。 ここで効いてくるのが第一話の妻のセリフ「私をただのマネキンだと思ってるのよね」。 すすむさんは自分にしか興味が無いのか、偏見に捕らわれてしまっているだけなのか。 この意味をすすむさんが本当の意味で分かるのはおそらくまだ先だろうが、この言葉をきっかけに知ろうと前へ進み始める。 妻しか女を知らなかった真面目な男が、66歳にして開放的なピンサロ嬢たちと触れ合い、ガチガチに決めた自分ルールを自覚しぶっ壊した先にこそ、妻を亡くした本当の悲しみがあるのかもしれない。 早く続きを読みたい。変人スティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ ウォルター・アイザックソン名無しやっぱり天才は普通じゃない。Appleを作っただけの事はある。おすすめ。人間ドラマバチバチBURST 佐藤タカヒロ名無し熱い。最高。 相撲の良さは当然のこと、 人間ドラマが素晴らしい。 気になった点が解明されずに終わるがそれもいい午前0時の主役 さいとう・たかをstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男「深夜警察」と呼ばれる薊警介が夜の街で問題を解決していく。回を重ねるごとに薊警介の過去が明らかになっていくが予想以上に話が大きくかっこよくなっていく 最終的にはしっかりと過去は解明されないまま終わるがまあそれはそれでいいかなと思う内容だった 午前0時の主役シリーズ全7編と短編2編が入っているが、どれもよかったがすげー文字が多い.... 可愛い絵なのにすごく怖いゴーストハント 小野不由美 いなだ詩穂名無し子供とは言えない年齢の頃に読んだのに、半ばトラウマになった作品。 まだ最初のエピソード(学校の怪談系)は良かったものの、その次のエピソードがすごく怖かった。 例えるなら、かまいたちの夜2の陰陽編に通じる怖さ。 ふっと暗闇になった瞬間、すぐ横にいた人が一人消えてる、みたいな演出。 原作が小野不由美先生なので、本当に容赦ないというか、良質なホラー漫画だと思います。永遠に社会テーマギフト± ナガテユカカロリこういうの小説ではたまにあるけど、マンガでみるとえぐくてー。原画展!俺節 土田世紀名無し赤坂サカスにて。舞台きっかけで原作と作者に興味持ってもらえるといいね。 http://sacas.net/event/2017/0526/index.html異端の探偵ゼノが“ 殺人密室”に挑む本格推理マンガ探偵ゼノと7つの殺人密室 七月鏡一 杉山鉄兵マンバ【掲載誌】 週刊少年サンデー2018年1号(2017年11月29日発売)より連載開始 【代表作】 『ARMS』七月鏡一/皆川亮二 『ジーザス』七月鏡一/藤原芳秀 【公式ページなど】 七月鏡一Twitter https://twitter.com/july_mirror 七月鏡一のプライベートサイト 酒場「雁の巣」http://www006.upp.so-net.ne.jp/Nanatsuki/ 66歳の悲喜交々の新生活はたらくすすむ 安堂ミキオ兎来栄寿最近の仕事マンガでも特に面白かったのがこの作品です。 妻に先立たれ悲嘆に暮れ、一緒に暮らす娘にも疎まれ家を出ていかれそうになった66歳の主人公がひょんなこたからピンサロで働き始めることになる物語。 キャバクラやソープ、あるいはデリヘルを描いたマンガは多くあれど、ピンサロというのは意外と珍しいです。ピンサロならではのエピソードが序盤から出てきて興味深く読めます。 客のどんな言動を快く思うのか、逆に不快に思うのか、どういう心情やテンションで労働しているのかといった描写は何もピンサロに限ったことではなく普遍的なもので女心の理解にも役立ちそうです。主人公が女の子たちに人気な理由は解る気がします。 余談ですが、店で飼っているハリネズミに密かに私も癒されています。新ジャンルお別れホスピタル 沖田×華名無しナースやドクター、救命ものはありますが、ホスピスを舞台にした漫画って新しいと思います。私の中でホスピスは、謎に包まれていて、興味があるけど興味本位で近づいちゃいけないようなイメージもあって、この漫画は為になりました。 高齢化社会のこれから。漫画でわかりやすくいろんなことを予習しておきたいですね。素晴らしい漫画家マンガがまた一つあーとかうーしか言えない 近藤笑真兎来栄寿一読してすぐ引き込まれ、一気に既存の読める分を読破。そうして得られた満足感は正にマンガ読みの幸福そのものでした。 端的に、社会人として普通に生きて行くには難しいレベルでコミュニケーション能力が不足している人間であっても多くの見た人の心を揺り動かす作品を創ることができるというのは美しい様態です。たとえそれがエロマンガであったとしても。 実用性を重視されるエロマンガの中にも素晴らしい作品があることは重々知っていますし、そうした作品を葛藤や困難を乗り越えながら作って行こうとする彼女たちのことは自然と応援したくなります。 ある有名な編集者が「互いのすべてを曝け出し魂で殴り合って作品を創る作家と編集の関係は家族の絆より濃い」と言いました。その意味では、同棲して作品創りに励む彼女たちは超特濃の百合でもあります。 キャラクターの強さがまずあり、その上で王道的な面白さや先の読み難い展開、エロマンガ業界の創作論があいまって面白さを加速させています。今後も非常に続きが楽しみです。 作者の近藤笑真さんはTwitterでも数々のマンガをアップしており、そちらも面白いのでぜひ読んでみて下さい。 https://twitter.com/sotincat/status/1118022855046750208 https://twitter.com/sotincat/status/1119030050932682752 https://twitter.com/sotincat/status/1119393789540356096 Twitterで発表されたプロトタイプ版も良かったら併せてどうぞ。 https://twitter.com/sotincat/status/982179621402624002日本男児必読である!!僕!!男塾 宮下あきら 宮川サトシ 近藤和寿 宮川さとしstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男あらすじにある通り若手漫画家の男塾潜入ルポ漫画 最初の数ページで宮下あきらの「学帽政」のようなキャラを見ながら、男塾の話をしていたので、「な なんだかようわからんが猛烈に悪い予感がしてきた・・・・!!」なんて思ったが、そんなことはなく男塾の魅力を伝える傑作になっている。 男塾初期のネタの直進行軍/油風呂/竹林剣相撲/撲針愚/男塾一のインテリ 田沢を詰め込んでありむちゃくちゃ楽しめる。あらゆるコマで懐かしい気持ちになる素晴らしい漫画だ。 この漫画の面白さは魁!!男塾をどれだけ読み込んでるかにかかっている部分が大きいと思うが男塾好きの俺にはたまらない名作。 おまけ漫画の戦吉兆占針盤ネタも最高だった バズりにバズったシリアス家族物語妻、小学生になる。 村田椰融兎来栄寿ニコニコ掲載時にもTwitter掲載時にも大いに話題になった本作。 最愛の妻を若くして亡くしてしまう悲しみは如何許りでしょうか。そんな妻と10年ぶりに再び出逢うことができて、その手料理を食べられる喜びは如何許りでしょうか。 私はタイトルを聞いた時まったく違う内容を想像してしまいましたが、蓋を開けてみれば実に感動的でシリアスな内容でした。 妻の毅然としながらも根底に家族愛に溢れた性格がとても良く、運命がもたらした奇跡の再会に涙します。今後の物語を動かすピースが巧みに配置され、最終的にどうなるのか期待と不安が混じりながらも最後にはまた泣かされる予感がします。 単行本描き下ろしの結婚前の二人の姿もニヤニヤすること間違いなし。連載で読んでいる方にもぜひ読んで頂きたいです。養親になる覚悟と実践の物語かぞくを編む 慎結兎来栄寿様々な事情があって実親の下で生活できなくなった子どもを養子として迎える養親たちを描いた物語。 現代社会における養子制度を非常にわかりやすい形で描いたドラマとなっています。まず実際に面談をして養親となるのに相応しいかどうか、そしていざ初めての親となった後の苦労と段階的に「養子を迎えるということ」を描いており、学びがあります。普遍的な子育ての苦労と重なる部分も多いですが、逆に養親はある程度の年齢になっている時点でそこと向き合わねばならないというリアルさでもあります。 「親になる」ことに終わりはない―― という言葉、1巻で描かれるエピソードに色々と考えさせられました。 順調に巻数を重ねればその内実写化されそうな内容です。制度的なものを知るという意味でも、社会的な知見を深めるという意味でも、読んでおいて損はないでしょう。<<160161162163164>>
家事が全くできない元珍走団の女・小麦による嫁入りドタバタ奮闘記だったのがいつのまにか義弟とのラブコメに発展していて、そんな不思議な取り合わせのダブル主人公な漫画です。 さすがの実力派ねむようこ先生、わかりあえなかったり時々わかりあえたりする感情(人情)のやりとりを、とても理性的に描いていて非常に好感です。身もふたもない言い方をしてしまうとヘイトコントロールが上手い。キャラにぶっ飛んだ行動をとらせるときは、その分読者にその人を好きにさせる魅力をふんだんに盛る。その積み重ねでとても良い読後感を得られました。