怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<9293949596>>ドラマ版との比較を楽しんでる半沢直樹 池井戸潤 津覇圭一 フジモトシゲキ名無し皆さんご存じの「半沢直樹」を原作としたコミカライズ作品です。ドラマを先に視聴し、その後コミックを読むという流れなので、私の中での半沢直樹は、完全に堺雅人さんで確立されているんですよね。まるで堺雅人さん演じる半沢直樹をテレビで観ているような、美しい描写と迫力があると思います。 ドラマを観ていない方は、初見で「倍返しだ!」の爽快感を楽しめると思いますし、観ていた方もドラマ版を頭の中で想像しながら、キャストと漫画のキャラクターを照らし合わせたり、ギャップを楽しめますよ。 オチがすごかった外天楼 石黒正数名無し※ネタバレを含むクチコミです。怖いもの見たさ食糧人類-Starving Anonymous- イナベカズ 蔵石ユウ 水谷健吾名無しおそるおそる読んでみたけど、、とにかくグロくて、ヒトがぐちゃぐちゃに死ぬのに面白くて読んでしまう。怖いもの見たさで次のページが気になってしまう、そんな漫画だと思います。1話目の掴みが完璧信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~ 藤堂裕 明智憲三郎名無し織田信長、ひいては"本能寺の変"について描かれた作品は多くあり、それゆえ読み手も「またか」と思う方も少なくないはず。となると、1話目の掴みが非常に大切になってくるわけですが、この作品の1話目が今までにないアプローチの仕方であっという間に引き込まれました。 歴史好きもそうでない方にもおすすめです。大河ドラマ「麒麟がくる」の追い風もありますから、これを機に歴史ファンが増えてほしいものです。 母の愛の中にある狂気…血の轍1巻血の轍 押見修造名無し母の愛の中にある狂気 とにかく面白い。何が面白いかというと、狂気の中心である母親がどこにでもいそうな母親、だから。「もしかしたら起きる可能性がある?」と思わせてくれるし、母親から悪意が感じさせられないところ。ノンフィクション系が好きな人だったら面白いと思う、、2巻も買って読んでみたくなる。薬オタク女子可愛い薬屋のひとりごと 日向夏 ねこクラゲ 七緒一綺 しのとうこ名無し主人公は薬学の知識のある女の子。またこれが可愛い可愛い。最近こういった、ちょっとオタク気質な女子ものって流行ってるのかな?(俺は好きだけど、、)薬オタクの知識が色々な問題を解決して行くのが、見てて気持ちいし、なんとなく恋愛興味なさそうだけど、こっから発展しそうなフラグあるのも好き。目が怖い。笑愛しています、キョーコさん。 藤村緋二 のざわたけし名無し※ネタバレを含むクチコミです。 いやこれ面白いわ地上100階~脱出確率0.0001%~ 黒井嵐輔 桃田テツ名無し「デスゲーム系はもういいよ…」と思いつつLINEマンガで読んでみたら予想外に面白くて得した気分。まず1話・2話で、登場人物がベタなデスゲーム漫画みたいに泣き叫んでギャーギャー騒いだり怯えたりしないとこが好き。 絵がすごく読みやすいし、キャラ付けも個性的すぎずくどすぎないのもいい。バベルダンジョンの条項の説明がデスノートっぽい演出なのも嫌いじゃない。 Amazonの評価は高くないけど、6巻まで出てるということは3話以降の展開も面白いんだと信じていいんだよな…?信じて1巻買うぞ。 やっぱこんくらいぶっ飛んでてSF入ってる方がリアリティがちょうど良くて読んでて楽しいわ。難解攻殻機動隊 士郎正宗名無しまず、資料集かと思う位の情報量の多さ、これを覚えないと読み進めるのは難しいかもしれません。幾度となく映画・アニメが作られるほどの人気シリーズで、海外でも有名な作品なだけに、もう少し分かりやすい入門書があれば…と思わなくもない。SFを読み慣れた人に解説を付けてもらいたいです。異常者の愛異常者の愛 千田大輔名無し漫画アプリ【マンガボックス】で、一時期中核を担っていたとも言っても過言ではない作品です。 サイコサスペンス風ではあるけれど、あまり深く考えずに楽しむのが楽しい楽しみ方だと思っています。 作者もこういったギャグとシリアスがミックスされた漫画を現在も書いていますから。 全1巻で読みやすいサイコサスペンスわが粛清 楠本哲名無し主人公は娘を殺されて復讐の為に犯人を惨殺した男である。殺人を犯した後は刑務所に入っていたが刑期を終えて出所した。娘を失って心を病んだ妻を養うべく働きに出るも犯罪歴がバレると解雇されてしまう。これからどうやって生きていくか路頭に迷っていると怪しい男に声をかけられる。男は殺人歴がある者達をマンションに住まわせて報酬を与える代わりに殺人をさせていた。男は罪を犯したが裁かれることなくのうのうと生きているクズを殺すのだからこれは世直しなのだと言う。主人公は戸惑いながらも仕事を選べない身の上だからと殺人を続けていく、そんな中で自分は殺人を楽しんでいるんじゃないかという疑念が生まれてきていた…。 主人公の他にも殺人を依頼される者達が同じマンションに住んでるんですが、そいつらのキャラも濃くて面白かったです。シリアスというよりはエンタメだと思いますね。でも主人公の心理描写はちゃんと描かれてます。個人的に一番恐かったのは依頼があって殺しに行った婆さんでした。「こんな年寄りだけどねぇ…人を殺すのはこれで3人目…」こええよ!あの金田一少年が大人になって再登場金田一37歳の事件簿 天樹征丸 さとうふみや名無し当時アニメになったりドラマになったり、金田一の孫と言うことで様々な所で話題になった金田一少年が、再び帰ってきました。 それも37歳という年齢で、もはや年齢的にはオッサンです。 しかしその少年「らしさ」が失われていないのはさすがと言ったところ。 高校生時代と違い、推理とは離れていたらしいのですが、旧シリーズを踏襲して、何度も殺人事件が起き、金田一最初の活躍となったオペラ座館で、再び推理を再開します。 往年のファンも、見たことが無い人間も楽しめる内容になっており、まだまだ金田一は現役なのだなと思い知りました。アラタと真珠の心理合戦に引き付けられた夏目アラタの結婚 乃木坂太郎Pom 児童相談所の職員が、殺人犯に結婚を申し込む。。って、謎が多すぎて理解し難い内容だけど、殺人犯の真珠は、一体何を企んでいるのだろう。 アラタと真珠が会うたびに心理合戦をしているようでお互いを探っているようで、本当は何を思い考えているのかわからない。 不思議すぎて読了後、1巻の最初あたりを読み直した。笑 なぜ結婚?!そこが一番気になる。 そして、やはり描写は幽霊塔と同じく、目を背けたくなるところもあるし、殺人犯と結婚て、不思議すぎるけど鳥肌がたつ感じを味わいたくて読んじゃいます。怖くて面白い。 まだ先は長そうだけど、ラストまで見届けたい。 偽装出産編を語ろう怨み屋本舗WORST 栗原正尚名無し外国人を使ってニセの出産を装って出産一時金をガメる悪が敵。 巣来間の同僚のヴェリさんが殺されてしまったのがショック…ハオチー!最強のフードファイター饕餮(とうてつ) #1巻応援モンスターバンケット 吉永龍太starstarstarstarstarひさぴよ18世紀の清朝を舞台にした、科挙ならぬ”食挙”に挑む奇想天外な中国怪異譚マンガ。 先祖代々伝わる家宝「饕餮の干物」を食べてしまった主人公・乾貴道。科挙試験に落ちた後、異常に腹が減り出し、食べても食べても腹が減るからさあ大変。そこへ謎の少女・暗娘が現れ、紫禁城の中で人知れず行われている"食挙"(大食いトーナメントのようなもの)に招かれるところから話は始まります。 「で、饕餮(とうてつ)って何なの?」という方のために簡単に説明すると、饕餮とは、中国神話に登場する伝説の妖怪で、何もかも食い尽くす悪神としても知られている存在です。作品の世界観としては、古代中国からの道教の思想が反映されており、中国怪異小説を彷彿とさせる雰囲気と、日本漫画が見事に融合しています。 饕餮を取り込んでしまった主人公ですが、次から次へと規格外の大食い試験に挑まされては、人間離れした食欲でクリアしていきます。その姿はまさにモンスターのごとく、読んでいて怖くなるほどの迫力です。 単なるフードバトル漫画というわけでもなく、物語は摩訶不思議な謎に満ちています。あとはもう、絵そのものを見てもらわないコトには伝わらないでしょう。 まずは1話だけでも試し読みしてみてください。非常にアクの強い作品ですが、ハマる人は必ずハマると思いますよ。世界一可愛くて世界一恐ろしい聖ロザリンド わたなべまさこ野愛漫画の登場人物でいちばん可愛い女の子は誰だと思いますか? と聞かれたら、おそらくわたしはロザリンドと答えます(ハルシオン・ランチのヒヨスとゆびさきミルクティーの左ちゃんも捨てがたいけど)。 ロザリンドはそれはそれは天使のように愛らしく無邪気な少女です。母に愛され執事に見守られ暮らす、天真爛漫で素直な少女です。 でもめちゃくちゃ人殺します。とんでもない方法で殺します。 「輸血」と「バター」がかなり印象に残っていて何度も思い出したり読み返したりしています。トラウマになるのでぜひ読んでみてほしいです。 話は振り出しに戻るのですが、ロザリンドは本当に可愛い女の子なのです。嘘を嫌い、苦しんでいるひとを放っておけない一面もあります。母を愛し、また、母に愛されている幸せな女の子なのです。 だからこそ、どうしてこんな天使のような女の子が…と悲しくなったり恐ろしくなったり心を揺さぶられるのだと思います。 大人になったロザリンドに格闘技覚えさせて沙村先生のベアゲルターに登場させたい…そんな恐ろしいパラレルワールドを夢想してしまったので神に懺悔したいと思います。 異世界で子供達が脱出‼約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか元少年ジャンプ連載されていたので読んでみました。ジャンプにあまりないミステリーチックな話で大人でも読みごたえのある作品です。ヤンジャン出張読切 ぶつかり屋編怨み屋本舗WORST 栗原正尚名無し特別出張編では、弱そうな女性を狙ってショルダータックルをかます「ぶつかり屋」を懲らしめる話。 読切サイズにぴったりな絶妙な小物感だった。爽やかな百合の風が吹き抜けていく…裏世界ピクニック 水野英多 宮澤伊織 shirakabaANAGUMA原作者の宮澤伊織さんのインタビューが各所で話題になっている本作。 スパイラル ~推理の絆~に心を囚われ続けているため飛びつきました。 さまざまな怪異に立ち向かうゴーストバスターズテイストの基本線は抑えつつ 主人公二人の絶妙な関係性を「やっている」のが無二の読感になってます。 絵の流麗さも相まって爽やかな百合の息吹を感じられます。 怖いところはちゃんと不気味でゾクッとするのでそのギャップもある。 くどくないのがいいですね。 あと単行本がすげえ分厚い。ガンガンの魂を感じました。 圧倒的メディカルホラー #医療マンガフランケン・ふらん Frantic 木々津克久ふでだるま前作『フランケン・ふらん』の続編で2019年4月からチャンピオンREDで連載してます 美少女天才つぎはぎ外科医のふらんが難病に悩む人や望みを叶えようとする依頼人を切ったり貼ったりして万事解決していく痛快メディカルホラー 基本は1話完結のストーリーで、 依頼人から施術を依頼されバシッと要望に答えて その結果依頼人がいろいろな形で幸せになったり自滅したりするのが黄金パターン 構成はシンプルですが幸せな話がどんどん不穏になっていったり、悪人が自分の幸せを掴んだりとどんでん返しのカタルシスがたまらない ふらんには基本的に悪意というものがありません 持ち前の外科術で悩める人々を救うだけ 技術の先に幸せがあるのかどうかは依頼人次第とういうところにも面白さがあります 若干のグロ描写があるので苦手な方はお気をつけください#1巻応援 終始ドキドキ南郷ワールド。MORTAL LIST モータルリスト 小見川なまりPom 犯罪者に対しての行動心理学で、彼らに罪を自白させる仕事を担っている南郷と言う一人の女性の話。 彼女自身も過去に傷を負っているのだけど、その傷も衝撃的でした。想像するだけで鳥肌もの。。 人の心を紐解いていくって、どんな感じなんだろうと読んでみたら案の定、怖くて面白かった。描写は、目を背けたくなるところもあり、じっくり見れなかったです。。 最初は犯罪者のペースかと思いきや、いつのまにやら南郷の世界に持ってかれていてペースに乗せれ、最終的には落ちる。 次から次にページをめくってしまい、終始ドキドキさせられました! 飯漫画が先か寺沢先生が先か喰いタン 寺沢大介野愛将太の寿司もミスター味っ子も好きなんですけど、寺沢先生が好きだという意識はさほどなく飯漫画好きだから読もうかなあと思ってみたら夢中になってたという。 なんなら将太の寿司読みながらミスター味っ子読んでたのに、そういえばこれどっちも寺沢先生だった。 というのをまたやった。 そういえば絵が似てるなあと思ったら喰いタンも寺沢先生。さては自分寺沢先生好きだな? 喰いタンはテンポが良くてキャラクターが良くて割と人死ぬのにポップで良い! そして高野は安い飯まずい飯も喜んで食うし殺人現場で飯食うし、飯に対して差別をしないところが素晴らしい!人としてはどうかと思うけど! トンチキグルメ漫画なのにトンチキ故の面白さだけじゃなくてちゃんと面白いのがいいんですよね。トリックについては首を捻るようなものもあるけども、飯×推理×コメディのちょうどど真ん中を出してるのがほんとすごい。 そりゃ東山紀之さんも実写化主演やるわよね…!ナポリタンの曲よかったよね…! そういえばザ・シェフも東山さんが主演やってたな。現実世界には存在しない感じがそうさせるんだろうか。 主人公が浮世離れしてるくらいがグルメ漫画はおもしろいってことなのかな 映画のような劇的な愛と歴史の物語オルフェウスの窓 池田理代子名無し男装して生きたユリウスと、ロシア革命を生きたクラウス、その周囲の人々の劇的な愛の物語で、その臨場感と高揚感、ロシア革命がどんなものであったかなど、半端なく感情移入してしまう物語です。歴史のうねりの中で一人ひとりが一生懸命生きていたことに強く感動しました。昆虫が主役巨蟲列島 藤見泰高 REDICE名無し巨大昆虫のいる島で高校生たちが襲われ、 わかりやすく死にそうな奴から、ひどい死に方を遂げる。 展開は行き当りばったりな感じで、エログロでB級感の溢れるストーリー設定と登場人物たち。まさにタイトルそのままといった漫画。 だが、昆虫たちの描写、知識には確かなものがある。 原作はこれまでに数々の「虫マンガ」を世に送り出してきた藤見泰高氏。 ある意味、昆虫が主役のマンガなのだ。<<9293949596>>
皆さんご存じの「半沢直樹」を原作としたコミカライズ作品です。ドラマを先に視聴し、その後コミックを読むという流れなので、私の中での半沢直樹は、完全に堺雅人さんで確立されているんですよね。まるで堺雅人さん演じる半沢直樹をテレビで観ているような、美しい描写と迫力があると思います。 ドラマを観ていない方は、初見で「倍返しだ!」の爽快感を楽しめると思いますし、観ていた方もドラマ版を頭の中で想像しながら、キャストと漫画のキャラクターを照らし合わせたり、ギャップを楽しめますよ。