怪奇・ミステリーマンガの感想・レビュー3336件<<9091929394>>もし現実に起きたらサバイバル~少年Sの記録~ さいとう・たかを 宮川輝名無し大地震の影響で街や人々が消え、一人残されてしまった少年。サバイバル生活を送りながら、様々な試練を乗り越えてゆく少年が逞しい。原作を読んでないので、結末を知らずに新鮮な気持ちで読めてるのかもしれない。「もし自分だったらこうするのにな〜」などと妄想しながら読むのが楽しい。つい稲川さんの声で読んでしまうコミック稲川淳二のすご~く恐い話~霊は復讐する~ 桜水樹 野口千里 瀬河美紀 稲川淳二 谷口トモオ 枝松亜紀 荘屋美登利 河崎千名無し稲川淳二さんの恐い話のマンガ化シリーズ。 怖いもの見たさで読んでみましたが、なかなかリアルな描写で、漫画ならではの恐怖感に満ちています。 最後は背中がゾクっとするような恐怖が待ち受けています・・・・。 あれっ、あなたの後ろに・・・・。 なんてね。つい稲川さんの声で読んでしまうのは何ででしょうね…笑嫌な気持ちになった後はスッキリする!怨み屋本舗 REVENGE 栗原正尚名無し漫画で理不尽にひどい目に合っている人たちを見て辛い気持ちになります。現実では、このようなひどい目にあい泣き寝入りをしている人達がいるんだろうなと思うと複雑な気持ちになります。でも、この漫画ではどんな怨みもお金を払って晴らしてくれるので、怨みが晴れた時はものすごくスッキリすることができます。あなたの恐怖は何ですか恐怖クラブ 曽祢まさこ名無し耐えがたい恐怖を経験した者だけ入れる場所。恐怖クラブ。あなたが抱える心の闇はどんなものか。 人は生きていれば良い行いも悪い行いもする。それが強烈であれば死して尚、魂は彷徨い続けるかもしれない。 そんなつもりじゃなかった、あの一言がこんな結果になるなんて思わなかった。普段何気なくしている事が想像もできない未来につながっているかもしれない。そんな恐怖とやり切れなさを感じさせてくれる作品。思春期の危うい心情がよく描かれている。 未知のウイルスと人類との戦いエマージング 電子版 外薗昌也名無し現在新型コロナウイルスが流行していますが、この漫画も感染症を題材とした漫画となっています。どういった経路で感染が進み、医療従事者はどう対応しているのか、また、国家の遅い対応などが本当ありうるかのように描かれいています。 未知のウイルスと人類との戦いを描いたこの作品はまさに今現代で起きている状況に近く、とてもリアリティを感じています。 感染症の恐怖をすごくリアルに表現されており、かなりホラーな内容ですが、もはやフィクションが現実の世界に追いついてしまった。 日本は一体どうなってしまうのか… 漫画も楽しめましたが、現代の教科書としてめちゃくちゃ勉強になりました。羅刹の家羅刹の家 井出ちかえ名無し※ネタバレを含むクチコミです。ハーレクイン作品のような2月は雨に濡れて 光崎圭名無し経緯は色々あって、大人な流れで、でも最後にはハッピーエンド。わたしの好きなハーレクインの世界のよう。儚く線の細い綺麗な感じの女性で、不幸ではないのでしょうけど、最後の瞬間までは余り幸せではない感じが何とも言えませんが、どれも、最後には素敵な結末なので、読み終わってハッピーな感情が残ります。 トグサ!!!攻殻機動隊 THE HUMAN ALGORITHM 藤咲淳一 吉本祐樹さいろくトグサが主人公(?)っぽいので大喜び。 ”眠らない眼”の男バトーももちろん、9課のお話。 素子を知らない新人女子もいたりして設定がこれまでの攻殻機動隊とはちょっと違うけどコミカルなタッチがあったりして読みやすい。 素子の義体がカラスに漁られているシーンから始まる新しい攻殻機動隊、あんまり長くはならなそうだけど期待。振り返ってみると羊の木 いがらしみきお 山上たつひこstarstarstarstarstar_borderさいろくやっぱ町おこしには無理があるって。一回なんかあっただけで悪い話題で持ち切りになるというのに、ヤバい受刑者を迎え入れる街が上手くいく気がしないもん。。。 起きるハプニング(受刑者の住民たちのトラブルという名のサガのようなもの)はゾッとするし、怖い。恐ろしい。 世の中本当にいろんな人間がいると思うけど、他人っていうのは軽く想像を飛び越えてくる。そんな中でもとびきりイカれたやつらを更生させようというのは、やっぱり、ねえ? と、思ったけど最後まで手を止めるところがない。山上たつひこも凄いんだと思うが、なんだかんだやっぱりいがらしみきおは凄い。幻の光として新装版 度胸星 山田芳裕(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。 この愛は歪すぎる!! #1巻応援愛しています、キョーコさん。 藤村緋二 のざわたけし名無し最初は、彼女を異常に溺愛している男が主人公で、主従関係がある変なカップルの話だなと思って読んでいたら、実は彼女のキョーコさんの方にヤバすぎる秘密がありました。 新興宗教、かどうかはわからないけど、キョーコさんは地球滅亡を止めるため「太陽神」に捧げる生贄を10人集めないといけないという使命を背負っていることが判明します。さすがの岡田くんも「何言ってるんだこいつらは」とドン引きするも、結局はキョーコさんの為に自分が「生贄」を集めることになってしまう。 岡田くんからすると、自分はキョーコさんと2人だけで一生仲良く暮らしていければそれで良かったのに、厄介な事に巻き込まれてしまったなという思いかもしれません。ただ客観的に見れば、キョーコさんは太陽神を崇めている。そしてそのキョーコさんのことを、岡田くんは崇め奉っている(愛し方が恋人のそれとはかけ離れているように見えるので)。完全なる信仰の一方通行が出来上がっています。 これから、岡田くんはキョーコさんのために生贄を集めなければいけないわけですが、同意があったとしてもやってることは誘拐・監禁という立派な犯罪です。 どこかで我に返ってキョーコさんと縁を切る…なんてことはおそらくなさそうなので、気が済むまでキョーコさんのために突っ走って頑張ってほしいな。 一番笑ったのは、大家さんの圧倒的なパワー。2巻以降も出てきてくれるのかな。あと岡田くんの正気なのか正気じゃないのか判別の難しい表情が地味にツボ。 昭和ライダー世代必見新 仮面ライダーSPIRITS 石ノ森章太郎 村枝賢一名無し1号からZXまで、昭和ライダーの活躍が再び見られ、ライダーファンの私としては堪らない作品です。 その中で特に嬉しかったのが一文字隼人のエピソード。 改造前の物語は昔から知りたかったと思っていたので、この作品で夢が叶った感じです。 まるでテレビの特撮ドラマを観ているかのような迫力で、昭和ライダーファンなら絶対楽しめる作品だと思います。初期の卍さん強すぎ無限の住人 沙村広明名無し目にも止まらぬ速さで、一瞬で相手を切り捨てまくる初期の卍さん好き。 スピード、パワー、テクニックどれを取っても逸刀流を上回ってる。 本当はもっと強いのに、凛と暮らしてる間に弱体化したんだと思う。 原作者の掌で踊れ!僕たちがやりました 荒木光 金城宗幸名無し人生そこそこでいいという主人公トビオは、悪友であるパイセン達と軽い気持で隣の矢羽(ヤバ)高の事件に関わってしまうのですが、死亡者も出てしまい事態は深刻さを増していきます。 主人公や悪友達の身勝手さ、保身、金、女、そして若者ならではのモラトリアムが沼のような深く落ちていき、いつの間にか目が離せなくなります。原作者金城宗幸の掌で踊るのは主人公達ではなく私たちです。 エグいくらい人間の汚さ、欲望が表現されているのに、最後はなんだか切なくて清らかな気持ちになれる漫画です。モラハラってイメージ…ホーム・ビター・ホーム~モラハラの家~ 石紙一 丸子十愛aicoモラハラってイメージつかなかったけど、何かしら抱えてこじらせて自分で解決できなくて掌返しちゃう人っているんだろうなーってリアルに感じられました。怖い。。。アニメで知りましたBANANA FISH 吉田秋生名無し2019年のアニメ作品がとても良くて、原作も読んでみました。古い作品だと知っていましたが、違和感なく読めたのは、キャラクターたちの魅力さと、しっかりしたストーリーがあるからでしょう。少女漫画とは思えぬ、裏社会の内容満載ですが、そんな中でのNYストリートギャングのボスと日本人青年の交流に、育まれる友情に、心が震える作品です。 狂気狂った母性~ママ友たちの完全犯罪~ 鶴岡伸寿 井川楊枝名無しエリート私立中の男の子たちが4人グループで一人の同級生の男子を追い詰めて、それが原因で自殺してしまったという重い内容です。問題は、この男の子たちの母親が、その事実を隠すためにあの手この手で対策するのです。息子への歪んだ愛情は、後々かならずひずみを生み出すんですね。漫画とは思えない、リアルな内容にゾッとしました度肝を「抜かれます」デビルエクスタシー 押見修造名無し『悪の華』や『漂流ネットカフェ』で知られる押見修造氏の初期作品の一つ。 ある「トラウマ」を抱えた人間の主人公と、悪魔(サキュバス)が経営する風俗店の話。主人公はあることがきっかけで悪魔たちに追いかけられますが、悪魔でありながらも主人公の味方をする謎の女性と出会う事で物語が進んでいきます。内容はくだらないかもしれませんが、ギャグとエロを交えながらテンポよく進み読んでいてとにかく楽しかった。足がネコの探偵ネコアシ 永吉たける名無し人間だけど、何故か足がネコという探偵の"ネコアシ"。1匹の迷い猫を巡って、我こそが持ち主だと主張する2人の紳士のどちらが本物の持ち主なのかを見事に見抜きます。"ネコアシ"の探偵としての鋭い着眼に感心させられるストーリー展開だけでなく、たった23ページの短い漫画のあちらこちらに散りばめられているネコ特有の習性や仕草の描写に、作者さんも猫好きで、家で猫を飼っているんだろうなぁ、と読み手に想像させたりする遊び心あるユニークな作風も、この作品の大きな魅力となっています。"探偵ネコアシ"は人間とは言え、足がネコなだけあって、仕草も妙にネコらしかったりするところに何とも愛嬌があって、こんな探偵さんがいたら、困った時にはぜひ調査を依頼してみたい、と思ってしまいます。私のような猫好きにはかなりクセになる"探偵ネコアシ"の楽しいキャラクター、続編が登場することを大いに期待します‼︎ 胸糞悪くなるほどの悪意黒い羊は嗤わない~悪意の欠片 坂口みく名無し主人公の女の子は兄が両親を殺害してしまう場面を目撃してしまいます。それ以来女の子は親せきをたらい回しにされ、殺人犯の妹という烙印を押され、イジメや性的虐待などを受けてきました。ただただ女の子がひどい目に合わされる漫画なので、注意して読んでください。多彩な短編ホラーストーリーラ・マルディシオン 北川玲子名無し夜にひとりで読み始めて恐ろしくなった。少年漫画と少女漫画の中間のようなあどけない絵のタッチが、不思議な恐怖感を生み出している。個人的には、ホラー漫画では「目」の表現が重要だと考えているのだが、この漫画のメインキャラである唯佳の目力には、非常に力強いものがある。その目こそが、怪しげな生き物や、人間の心の闇を引き立ててくれるのだ。フツーのホラー漫画では物足りない、何か刺激を求めている方々にはぜひおすすめしたい。打ち切りからの復活!!? #1巻応援エデンの魔女たち 岡崎純平 小林且典アファームドB推し作品の打ち切り。 それはマンガオタなら誰もが経験してるであろう。 『ディアボロのスープ』の打ち切りから早6年。 何と世界観をそのままに原作者をつけて帰ってくるというウルトラC。 また読めるだけでも嬉しいのに、前以上に面白くなってるって、そんな幸せなことある!? 洗脳と共依存毒母~私のママは世界一~ あしだかおる 渡辺やよい名無し近年、メディアなどで取り上げられるようにもなった「毒親」ですが、特に母親の方が毒親化することが多いとのことです。自分で生んだ子供だからということで徹底的にコントロールしようとするのです。漫画の主人公・えみは、まさにそんな毒母にずっとコントロールされ続けて育っています。本人はそのことには気付かず、母親を愛してしまうという歪んだ親子関係が読んでいて辛くなりました。トリックを再確認名探偵コナン 青山剛昌名無し小さな頃から親しんできた「名探偵コナン」。 あの頃はトリックに使われていた道具、薬品に対する知識もなく、ただコナン君が犯人を悩みながらも発見する様子にわくわくしながら読んでいただけでした。 しかし大人になってから読み返してみると、トリックに対する理解も及び、新たな発見が! 何度でも楽しめる、最高の作品です。<<9091929394>>
大地震の影響で街や人々が消え、一人残されてしまった少年。サバイバル生活を送りながら、様々な試練を乗り越えてゆく少年が逞しい。原作を読んでないので、結末を知らずに新鮮な気持ちで読めてるのかもしれない。「もし自分だったらこうするのにな〜」などと妄想しながら読むのが楽しい。