SF・ファンタジーマンガの感想・レビュー6005件<<228229230231232>>4巻で第一部完結!うらたろう 中山敦支名無し旅に出たばかりの頃はどうなるんだろうって思っていたんだけど、最近はうらたろうの態度もかなり軟化して、4巻ではどんどん人らしい感情が出てきて、さらにはちよも元気になって、さぁクライマックスだ!というところでまさかのどんでん返し。 こんなに早く完結するわけはないとは思ったけど、意外すぎる第一部の終わり方に言葉もないほど驚いた。 アクションは相変わらず派手でテンポも良く、程よくダークな感じはあるけど胸糞悪くはならないので、ちょうど区切りもいいし一気に読みたい人は4巻はいいタイミングかも。実写映画化したのもあって銀魂 モノクロ版 空知英秋冷やし葱そば銀魂って学生時代にジャンプを買っていたときになんとなく読んでいて、まあまあ面白いなって認識でコミックでは読んだことなかったんですが、実写映画化したのもあって、コミックスで読んでみると、コミックスで読んだほうがおもしろかったです。 当時と違って、歴史もある程度理解していて、この登場人物は誰を元にしているとか、知識も増えているので、パロディも理解できるようになっていて、今読んだほうが面白さを理解できます。少年ジャンプで連載されていますが、大人が読んだほうが面白く感じます。 セリフとか長いし、巻数も多いので敬遠しがりですが、是非今読んでほしい漫画です。変なサービスがないのがいい!ヴァンパイア騎士(ナイト) 樋野まつりとしとヴァンパイアものにありがち(と思っている)エロいシーンとかBL的なシーンがないのがいい!絵も言葉もきれい♪6巻で新章突入メイドインアビス つくしあきひと地獄の田中5巻で黎明卿と決着をつけて、6巻からは第6層の探掘が始まった。嵐の前の静けさなのか、6巻序盤は意外と平和に話が進んでいた。久しぶりにお料理シーンもあったし。あと6層はいわゆるダンジョンっぽくなくて社会という感じだったのもこれまでと違う面白さ。 レグの過去に少しだけ触れられて、新キャラも登場、さらにはもう二度と描かれることはないと思っていたアビスの淵が再度登場しさらには異変まで怒っている。色々な意味でこれまでとは違った面白さが詰まった6巻だった。 ずっとお盆だけど毎日ちょっと違う盆の国 スケラッコ名無しずっとお盆だけど毎日ちょっと違う おしょらいさんがちょっとかわいい 絵とかも独特で、ちょっとほっこりする話とかも好き14話更新されてますよー天蒼軌道アルヴァドリング 松江名俊 松田愁名無しhttp://yawaspi.com/tensokido/index.html 予想外の展開で吹いたw封神演義が再度アニメ化!封神演義 藤崎竜名無しヤンジャンで封神演義のアニメ化が発表された。前作はあまり良い評判ではないのだけれど、少なくともヤンジャンで発表されているイラストは藤崎竜テイストが色濃く反映されていて好感が持てる。 http://natalie.mu/comic/news/243322 沙村節の可愛い女の子が出てくる短編集幻想ギネコクラシー 沙村広明名無し癖のある登場人物と、唐突に終わる話。ちょっとフェティッシュなエロとグロで、相変わらず小ネタが冴えてる。2巻も早く電子化されないかなー。独特の絵からじしぼたん 石山東吉大トロ子供の頃近所の古本屋で全巻セットが安く売られていて買って読んだのを最近思い出しました。 少しグロく世紀末っぽい世界観が北斗の拳っぽいなと思いました。 兄妹の絆が泣けます。 JK二人組によるドタバタSF青春活劇好奇心は女子高生を殺す 高橋聖一地獄の田中女子高生のノーテンキなみかんとクールなあかね子が主人公が変な事件に巻き込まれる話。笑えるようなテンションで話が進んでいくけど、宇宙人が地球を侵略しに来たり、幽霊に殺されかけたりして、毎回大変な事件に巻き込まれている。 シリアスな展開も多くて、バカなみかんがテストで満点を取った話はゾッとしつつも感動した。シリアスな話でも深刻にはならないいいバランスで好きだった。 呪いを抱えた少年が呪術の学校に入学呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 芥見下々地獄の田中※ネタバレを含むクチコミです。妖怪は出てきませんルー=ガルー 忌避すべき狼 完全版 京極夏彦 樋口彰彦mampuku 京極夏彦先生まさかの女子高生がSF(謎のキャッチコピーw)。一見普通なJKがハッキングするやら火器ぶっ放すやら、ディストピア感が最高やら、京極堂とはまた全然違う方向性の傑作。 漫画版はキャラの動きや表情が豊かでかわいいです。話がかなりシリアスなので、読み易くて漫画としてはこれで丁度いいかなと感じました。あとこれ伊藤計劃の「ハーモニー」でも思ったんですが、文章力が素晴らしい小説と高い画力のコミカライズが合わさると、読みながら脳内で想像してた通りの世界が紙上に広がってて感動しますね。最近読んだファンタジーで1番ストラヴァガンツァ-異彩の姫- 冨明仁ミューズリザードマン・巨人とかの亜人系人種が普通にいる世界が舞台なんだけど 亜人社会と人間社会の交流とかも描いているし エシンっていう毒で狂ったでかい猿とかとの戦闘シーンもうまいし 最近読んだファンタジーで一番面白い 天蒼軌道アルヴァドリング 熱い天蒼軌道アルヴァドリング 松江名俊 松田愁シャア一見堅苦しそうなロボットものに見えますがかなりコミカルで それでいて熱いです! ロボット戦も格闘漫画に近いかもてっしーたちの出会いを描く前日譚がジャンプギガに掲載左門くんはサモナー 沼駿クズ龍てっしー・嫌田・喜村・妹様の4人の出会いを描いた前日譚がジャンプギガで掲載された。 過去に戻っててっしーたちの弱みを握ろうと妹様が仏血霧に加入するときにタイムスリップする話。いつもみたいに、悪巧みしようとしても全然うまくいかなくて、隅っこの方で怯えているばかりで、このノリをまた見れて嬉しかった。 妹様の昔超かわいい。世界の変革が抉りだす人間の本質『預言者ピッピ』預言者ピッピ 地下沢中也兎来栄寿一体、これは何なのか。 ページを捲り、フキダシの中の台詞を追う度に、脳髄を殴られるような衝撃。 初めて『預言者ピッピ』を読んだ時、あまりにも面白過ぎて目眩がしました。 私はマンガソムリエ活動の一環として、日々漫画のレビューを行っています。 その中で100点満点で80点を超える作品は稀で、90点台ともなると年に1冊出るか出ないかという位です。 しかし、この『預言者ピッピ』には1巻90点、2巻95点という最高の評価をしています。 今世紀刊行された漫画の中でも個人的ベスト1候補の、最高に物凄い作品です。 『預言者ピッピ』が掲載されていたCOMIC CUEという雑誌を知っている方は、かなりの漫画好きでしょう。 マイナーではありますが、大友克洋先生、松本大洋先生から安野モヨコ先生、羽海野チカ先生まで実に幅広く錚々たる大家が寄稿していた、特濃の漫画雑誌です。 1999年に出たその6号目。 『火の鳥』のロビタを表紙に据えた、「手塚治虫リミックス」という特集号から『預言者ピッピ』はスタートしました。 実際、初めて単行本で読んだ時に「手塚治虫作品クラスの圧倒的な領域に達している」と感じたので、この表紙を見た時は感慨深いものがありました。 そう、今作は『火の鳥』で描かれているような、人間や生命、社会や世界に対する深い洞察に満ち満ちているのです。 それまでギャグ漫画をメインに描いてきた地下沢中也先生が、こんなにもシリアスで重厚なSFを描くのか! と非常に驚愕しました。 手塚治虫先生の諸作品も、何かが取り憑いて描かせたのではないかと思うような超越性を半ば感じますが、それに似た印象をこの『預言者ピッピ』からも受けるのです。 同じ99年開始の『愛人[AI-REN]』以上の曰くつき作品でもあります。 CUEに五話目が掲載されたのが、2001年。 そして、そこまでを収録した単行本第一巻が出たのは、2007年。 何と、実に六年の歳月を要しました。 その段階で未掲載分が二話分ありながらも、連載が止まってから四年も経っていては続刊は絶望的かと思われていました…… が、2011年10月に奇跡の2巻が刊行! しかも、84ページの描き下ろしを伴って! これには私を含むファンが熱狂的な喜びを以って迎え入れました。 そして、4年ぶりの新刊、実に8年ぶりとなる続きが、また想像を超えてくる出来でした。 息もつかせぬ、とは正に『預言者ピッピ』の為にあるような言葉。 途方も無い領域まで話は突き進んで行き、ただただ圧倒されます。 アイザック・アシモフが50年前に想像した2014年の様子が現在に照らしてみると驚くほど的中しているように、この作品で呈示されているものも本当に実現するのではないか、と思わされます。 今、世界で一番続きが読みたくて狂おしい漫画です。 それにしても、岩手県出身である地下沢中也先生が、2011年にこの物語の続きを刊行したことは、大変に意義深いことです。 3.11から今日で丸三年。 あの災禍、そして断続する余震や原発事故。 私も、親しい人を喪いました。 世界の関節が外れ、当たり前が当たり前でなくなり、それまでとは理が一変してしまったように感じました。 ともかくもう二度と、こんな悲劇が起こらないで欲しい…… そんな願いがある種実現されているのが、現代を舞台にした『預言者ピッピ』で描かれる世界です。 ピッピは地震予知の為に開発された予言ロボット。 彼のお陰で3ヶ月前に大地震が起こると予知された地域の住民は避難し、死傷者ゼロという快挙を成し遂げます。 しかし、喉元過ぎれば熱さを忘れるように、予知できるようになった災害はやがて世界的な見せ物へと変貌して行きます。 人口350万人都市ロサンゼルスが一瞬にして滅び行く中継映像を狂騒的に見つめる者達と、故郷が瓦礫の山へと変わって行く姿を涙を流して悲しむ者達の対比は、非常にそら恐ろしいものです。 「忘却も能力」と作中の科学者が言いますが、辛い記憶と共に大切なことすらも忘れてしまう愚かさ。 どんなに科学技術が進歩しても、変わらず自分の信じたいものだけを信じる愚かさ。 自らのポジションに利することにしか興味のない政治家やマスコミの愚かさ。 作中では、様々な人間の愚かさが抉り出されて行きます。 そして、地震予知のみに制限されていた能力を、そんな人の愚かさ故に解除されたピッピは、やがて人間や世界の全ての未来を演算してしまいます。 そこに使える技術があるのに使わない、救える命があるのに救わない、人間にはそんな選択はできません。 その結果として全ての運命が予め判明してしまった世界で、人はどう生きるのか、生きるべきなのか…… 先の見えない未来こそが、逆説的に人の希望その物なのだということも、本を置いた時に実感として噛み締められます。 一つ一つの会話も哲学的で味わい深く、読むことで自らの深淵と向き合うことをも可能にする稀有な書です。 かといって難解になり過ぎることもなく、可愛い絵柄とのバランスが絶妙と言えます。 こういう作品がある限り、私はこれからも漫画を読み続けるでしょう。 「第3巻は、そこまでお待たせしない予定です」 という担当編集者の言葉に期待を高まらせつつ、今年で3年目を迎えますが…… 是非とも読んで、そして「早く3巻を」という声を一緒に発して欲しいです そして、地下沢中也先生になるべく早く続きを描いて頂きましょう。 この作品は間違いなく現代漫画界の掛け替えの無い財産です。 3月11日ということで、『預言者ピッピ』とは関係無いですが、以下の作品も推薦します。 売上の一部が義援金に回されるので、募金と思って購入するのも良いのではないでしょうか。 ファンの多い打ち切り漫画ダブルアーツ 古味直志名無し「ニセコイ」の古味直志の初連載作。戦闘シーンがジャンプ読者にウケなかったのかな、面白かったのに打ち切られてしまった。 手を繋いでいないとエルーが死んでしまうから、敵と戦うためにも踊るような格闘術を編み出していて斬新で好きだった。男女がずっと手を繋いでいるドギマギした感じがありながら、病気で人が死んでいくシリアスさもあり、トロイ病の秘密に迫るハラハラ感もありそうでとても好きだったので、今も続編を待っている。アマネ†ギムナジウムの最新話を語ろうアマネ†ギムナジウム 古屋兎丸名前はまだない※ネタバレを含むクチコミです。身長9センチの小人と動物やら虫やらとのゆかいな生活ハクメイとミコチ 樫木祐人名無し身長9センチの小人ハクメイとミコチの生活を描いている。2人が喋れるのはもちろん小動物や虫とかも普通に話していて、街で生活を営んでいる。ハルタで1番好きな漫画。 シリアスな展開はあまりなくスイカみたいに大きなブルーベリーを食べたり、雨が降ったら川(我々にとっては水たまりだけど)ができたりして、それこそジブリ映画のように小人の生活が細かく描かれている。 ブルーベリー一粒があんなに大きいところとか、基本的に1話完結で、大工仕事をするハクメイと料理とか裁縫とかをするミコチが、ジャムとかを作ったりどこか旅をしに行ったり、あるいはみんな(仲間の小動物たち)で大きい仕事をしたりする生活が描かれている。 「もしも小人がいて動物たちと一緒に仲良く生活をしていたら」というコンセプト?を膨らませた作品だけどその膨らませ方がとても緻密で可愛く素晴らしい漫画 これが欲しかった感Re:ゼロから始める異世界生活 第一章 王都の一日編 長月達平 マツセダイチ 大塚真一郎mampuku※ネタバレを含むクチコミです。結構好きだったんだけど途中で終わってしまった魔法学園漫画エム×ゼロ 叶恭弘名無し無能力者が魔法学園に通い続けるために、はったりと体力だけで学園最強という地位を守り、その過程でハーレムロードも開拓する、能力学園系ストーリーのコテコテ展開。 九澄大賀の人の良さと、能力はないんだけど体力(とささやかな能力)だけでどうにかしようという泥臭さが好きで楽しみにしていたんだが、途中で終わってしまった。電子書籍になったタイミングで懐かしくなって買って今でもたまに読み返している。菌が見える大学生の農大キャンパスライフもやしもん 石川雅之堀泉なるほどねと勉強になることも多いけど、大学を舞台に描いている漫画らしく進路に悩んだり恋に悩んだりもしていてキャンパス漫画としても面白い。 ハチクロを読んで美大に行きたくなったけど、もやしもんを受験期に読んでいたら農大を受験したかもしれない。 ついに実写化ONE PIECE カラー版 尾田栄一郎名無しジャンプは実写化をガンガンやっていっているけど、ワンピースはアニメ映画を作り続けているし、ないかなって思ったら、ハリウッドで実写ドラマ化だってね。 https://mantan-web.jp/article/20170721dog00m200001000c.html泣きながら戦う剣士と竜の子供の旅グレンデル オイカワマコ名無し女剣士は、感受性が強すぎて斬りつけると涙を流してしまう・命が惜しくて姫を見捨てたっていう主人公向きではない性格。竜の子どもも長らく幽閉されていて、世界のことを全然知らないし別に力も強くなくておおよそ竜らしくない。 旅をして、怪しい仲間ができて、敵や盗賊に襲われたりして、だんだん剣士(もしくは人)らしく、そして竜らしくなっていく。剣士・魔法・竜とファンタジー要素は揃っているので、ファンタジー好きにはお勧めできる。 <<228229230231232>>
旅に出たばかりの頃はどうなるんだろうって思っていたんだけど、最近はうらたろうの態度もかなり軟化して、4巻ではどんどん人らしい感情が出てきて、さらにはちよも元気になって、さぁクライマックスだ!というところでまさかのどんでん返し。 こんなに早く完結するわけはないとは思ったけど、意外すぎる第一部の終わり方に言葉もないほど驚いた。 アクションは相変わらず派手でテンポも良く、程よくダークな感じはあるけど胸糞悪くはならないので、ちょうど区切りもいいし一気に読みたい人は4巻はいいタイミングかも。