学園マンガの感想・レビュー4260件<<8081828384>>葬送のフリーレン作者の連載デビュー作名無しは一体誰でしょう? 山田鐘人 岡崎河亮名無しまず主人公が記憶喪失の状態から始まるのがおもしろい。記憶喪失なんだけど頭はめちゃめちゃ良くて、ヒントが全部出てくる場面やセリフにあるので謎が解けた時はスッキリします。 最後までちゃんと面白かったんですけど、若干、未完なのか?という疑念が残る終わり方。タイトル「名無しは一体誰でしょう?」の答えはちゃんと回収されます。友達いない系漫画は良い湯神くんには友達がいない 佐倉準名無し友達いない漫画の主人公に当たり多い気がします 友達がいないほど面白い人柄で、その人物を発見した主人公目線が多いから! 湯神くんもちょっと変わった性格で、まぁ友達はいない系だねと納得してしまいました。 でも絵柄と話のせいかすごくほっこりするんですが! ほっこり漫画のカテゴリではないかと。新任教師3人VSワルのカリスマ高校生ワル 真樹日佐夫 影丸譲也名無しなんとなく1巻読んだら想像以上に面白かった。1970年代の東京が舞台で、ストーリーに直接関係ない街並みとか家屋とかゴーゴー喫茶とかもかなり見応えがある。 ある高校に3年進級時にワルばっかりを集めたクラス作る計画があり、その担任候補として体育会系マッチョな男性教師、弱そうな文系男性教師、美人女教師の新任3人が集められ現在2年のワルたちの指導にあたり担任の座を争う……という話。 氷室の高校生離れした悪のカリスマぶりがすごくておもしろい。 教師に「メロメロ」にされたあと誰の手も借りず這いずってその場を去り、代わりに自分の得意分野の剣道でボコボコにして腕を折り、女教師に薬は盛るけどヤクザには売らず、ヤクザの目をナイフで切って失明させるとかまだ1巻なのにキャラが濃すぎる。 美人教師の美貌を表現するのに浅丘ルリ子が引き合いに出されていたのにビビった。あと「あっとおどろくためごろう」も。マジで当時は使われてたんだなこのギャグ。何も知らずに読んでしまったが世界の孫 SABE名無し孫顔の中学生・甘栗甘水が出会った者すべてを孫パワーで狂わせていくギャグ漫画…だったのですが、どんどん話が逸れていきイカしか出てこないわ格闘マンガになっていくわで一体どういうことなのか?と読み終わっても困惑していました。SABE先生のお名前を検索してようやくピンときました。私は元奥様のファンなのでお名前だけ知っていたのですがコアな作風だと聞いていたので、逆に月刊アフタヌーンというメジャーな雑誌でも描いていたことに驚きでした。 ついに完結 年上女性による餌付けストーリー八雲さんは餌づけがしたい。 里見U六文銭※ネタバレを含むクチコミです。芽愛と絵里人間回収車 泉道亜紀名無し※ネタバレを含むクチコミです。女子二人・心霊スポット探訪 #1巻応援ゆうやけトリップ ともひあうしぃ@カワイイマンガ急坂に幾重にも住宅が重なり、細い階段が複雑に続く町。懐かしい反面、廃れつつあるそこには心霊スポットが点在している。新聞部の女子はクラスの転校生女子を伴って、町の心霊スポットを取材して回る。 階段や廃墟好きな私にはどストライクなこの作品。ごちゃごちゃして、陰鬱としていて少し怖くて、退廃感が美しい。 心霊の謎を解く二人だが、転校生はどこか儚げで、古い風景に溶け込んでしまいそう。教室では接点の無い二人が、放課後だけ共に探索を楽しむ様子は楽しそうなのに、何処までも存在の不安が付き纏う。 心通わす二人の時間が、どうか消えないでと願ってしまう。楽しさの中に切なさを漂わせる作品だ。 漫才みたいな会話するJKイイヨネ #1巻応援フードコートで、また明日。 成家慎一郎あうしぃ@カワイイマンガフードコートでダベる二人の様子を、ただ眺めるこの作品。会話劇の面白さに全く飽きが来ない。 お嬢っぽい和田とギャルっぽい山本。素の顔を見せ合う二人は親友。山本の聡明さとカッコよさも意外すぎるのだが、見ていて面白いのは、カワイイ和田の変顔。これが良い顔するんだ……。 考える事もアホで結構下衆い事を言う和田。それを気怠げに山本が受け止め、突っ込む会話は不思議なテンポの漫才みたいで、横で聴いていたい心地良さ。 ズケズケ言い合う二人の信頼関係も随所に示され、至高のロマンシス。例えば親友同士の同居物語『伊勢さんと志摩さん』と併せて読むと、幸せになれるかも。岩元先輩が帰ってきた!! 軍からの命で超常現象を調査セヨ岩元先輩ノ推薦 椎橋寛たかあの読切が連載化ということでメチャクチャ興奮してます…! 時は大正。超常現象の軍事利用を図る帝国陸軍の命を受け、主人公である陸軍栖鳳中学3年の岩元胡堂は黒い雪が降る村へと向かう。 「お前のような中学生がいるか!!」と思わず突っ込んでしまうほどの美貌と貫禄を備えた岩元先輩にまた会えて嬉しい…!! 相変わらずのカリスマぶりで読んでるこっちも「先輩…!!」と人望にメロメロになってしまいました。 大正時代とか、軍部の特殊な任務とか設定だけでたまらないですが、それに加えて絵がメチャクチャ耽美で演出が決まっててキャラが立っててストーリーの起伏が見事で、とにかく全部最高。 超常現象を起こす能力に苦しむ子供たちを、同じような経験を保つ先輩たちのいる中学へ推薦する岩元先輩。次回はどんな子が登場するのか楽しみです…! ▼読切版 https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331614853730むすびちゃんの熱血演劇活劇まくむすび 保谷伸さいろく一昔前に名付けたら「えんげき!」かも、と安直に思って読んでたけど熱血系で天然のちびJKがとある電波な先輩に巻き込まれて熱血していく演劇部物語。 ボンボン坂高校演劇部のようなギャグテイストではなく芳文社っぽいテーマでもあるのにふんわりしてなくてむしろ少し漢を感じる。 1巻だけ読むともっと風呂敷広げても良かったのにーと思ってしまうのだけど面白かった。「となりのヤングジャンプ」はノーチェックだったから新鮮だったかも。 令和のソーシャルディスタンスラブコメ? #1巻応援はやくしたいふたり 日下あきsogor25高校2年のJK・長谷川結理は、近くの男子校に通う同学年の男子・葛城慶一郎に告白し、付き合うことになる。その告白の流れで慶一郎にキスをしようとする結理だったが、なぜか慶一郎から拒絶されてしまう。「完全にキスの流れだったじゃん」という結理に対して慶一郎は、告白にOKはしたが「性的な接触については同意していない」という謎の回答をする。 実は慶一郎は祖父・父ともに元内閣総理大臣と言うエリートで、さらに"葛城家のしきたり"として「十八歳まで異性との性的接触を禁止されている」という厳格な家庭に育った人間だった。結理と同い年である慶一郎が18歳になるまではあと1年半。つまりそれまでの間、結理が慶一郎に気安く触れることは許されないらしい。 それからというもの、結理が不意打ちで彼に触れようとしたらまるで痴漢を撃退するかのごとく関節を決められたり、2人でいるときも実は葛城家のSPに監視されているということが判明したりと、なかなか恋人として(物理的に) 距離を近づけることができない。 そんな、恋人同士のイチャイチャに夢を持っていた結理と、何よりも自身の家柄としきたりを重んじる慶一郎との交際を描いた作品。 あらすじを見ると、アプローチを仕掛けて行く結理に対して慶一郎があしらっていくという形のラブコメのように見えるのだが、実際にはそれだけではない作品。というのも、導入部分からは読み取れないのが、読み進めていくと結理が慶一郎のことを好きな以上に慶一郎が結理のことを大好きで、彼自身も結理に近づきたい、触れたいという感情を我慢しながら彼女に接しているということが分かってくる。 そんな彼が、基本的には葛城家のしきたりを第一に行動し結理との距離を保とうとするが、ある時には正攻法で、ある時にはしきたりの隙を突いて結理の期待に応えようとしてくれる、そのギャップが可愛らしい。 ただ、そんな慶一郎の行動が若干的外れだったり、そもそも結理の期待しているようなイチャイチャとはかけ離れていたりして、なかなか結理自身が満足する交際はできない、その様子もラブコメとして楽しい作品。 1巻まで読了クラス30人全員百合!!!ゆりづくしの教室で しーめANAGUMA『in YURIFUL classroom』という英題のとおり30人のクラスメート全員が百合!!というパワフルな設定が魅力の本作、大盤振る舞いにもほどがある。 目まぐるしくキャラクターの視点が変わっていくプロローグに最初は面食らうかもしれませんが、本編は基本的にふたりずつオムニバスのエピソードが展開されていくので安心して身を任せてください。一通り読んでから見返すプロローグはかなり充実感があります。ほかにもキャラを知らないうちは見過ごしている各話の背景でも注視すると百合が発生してたりしてね…。 あなたのお気に入りの百合を見つけよう!!!初めて読みました!ママレード・ボーイ 吉住渉かしこ第一印象は「遊ってママレードに似てる。ほんとはすっごく苦いとこあるのに、みんなうわべの甘さにだまされて気づいてないの。ママレード・ボーイ!ね、ピッタリでしょ?!」だったけど、一緒に過ごしてるうちに好きになっていって「だって遊はかんじんな時はすごく優しかったもの。クールなふりしてるけど、ほんとはすごく優しい、思いやりのある人だもの…」に変わっていくんですね。タイトルの「ママレード・ボーイ」にはこんな意味があったんだなと今更ながら気づきました。 実写映画を観たことはないんですが、どうしても遊が吉沢亮に見えてくるので自分でもびっくりしました。遊って男の子キャラだけど下まつげがあるんですよね。現実にそれを再現できる人が登場するなんてすごいな。やっぱり映画も観てみようかな。 トキメキが欲しかったので読みました!ママレード・ボーイ little 吉住渉かしこトキメキ…トキメキが欲しい…しかも純粋で上質なやつ…こういう時は何を読めばいいんだ…そうだ!吉住渉先生だ!ということで読んでみました「ママレード・ボーイ little」。実は前作の「ママレード・ボーイ」は昔アニメを観ていた記憶があるくらいで未読なんですけど、なるべく最近の作品が読みたいなと思ったので読んじゃいました。もちろん前作を読んでいた方が楽しいのは間違いないですが、あの複雑な家庭事情を知ってれば読んでいて困ることはなかったです。 今作は「ママレード・ボーイ」の主人公カップルの両親ズにそれぞれに産まれた女の子と男の子が主役になります。2人は同じ家で姉弟のように育ったけど血は繋がっていないので、あとはご想像どおりの展開に…♡という感じです。すっっっっごくキュンキュンしました。中学生の恋愛にこんなにキュンキュンして自分は大丈夫なのか?!と心配になるくらいでしたが、求めていたトキメキを得られたので大満足です。順番が逆になってしまいましたがこれから「ママレ」を読もうと思います!『変身のニュース』以前の、殺伐とした宮崎夏次系夕方までに帰るよ 宮崎夏次系名無し※ネタバレを含むクチコミです。短い短い上質な百合私をひとりじめにして 金子ある野愛密やかで、少しだけ後ろめたくて、清らかに見えるのにどろどろとした感情。そういうものを百合には求めています。 見事に刺さりました。求めているものがありました。 人気者の深月をひとりじめにしたくて、盗聴器をしかけたプレゼントを贈るひな。 それに気づいたひなが想う、深月への密やかな感情。 本当にひとりじめしたいのはどっち? 自分をかまってくれる優しいことちゃんが大好きな犬飼。 ずっとずっと変わらない関係でいたい犬飼が思わずことちゃんにぶつけた気持ち。 本当に変わらないものはあるのだろうか? 収められているお話は2つとも、すごくすごく短いです。でも、揺れ動く少女の繊細な気持ちはしっかり描かれています。 正直もっともっと読みたい…!この手のお話をあと7つくらい読みたいし、2組のカップルのその後も知りたいです。 短いけれど、いい百合です。 路地裏プッシーキャット路地裏プッシーキャット【単話売】 鳥葉ゆうじ名無し単話売である話を単行本でしないんですか?? 単行本での続きを楽しみにしています懐かしのメンバーの活躍に期待ドラゴン桜2 三田紀房たたみしょっぱなから分かりやすい『悪者』が登場し、行き詰った学園の苦しい状況がさらされる。 しかし、最強の主人公が現れて、容赦なく悪者を叩きのめすという展開はスピーディで痛快。 リアルタイムで『ドラゴン桜』を読んでいた世代には、「これこれ!」と懐かしさを感じるスタートでもあります。 最新の東大合格メソッドがどのように提示されるのかも含めて、今後の展開が楽しみです。口裂け女と人間の不思議な結婚生活 #1巻応援口が裂けても君には 梶本あかりsogor25マスクをしていると美しい見た目をしているが、「私、綺麗?」とマスクを外すと耳元まで大きく裂けた口が露わになり、それを見た誰もが恐怖するという伝説の怪異「口裂け女」。 しかし、口裂け女が世間を騒がせていたのは1979年ごろのこと。 伝承としての信憑性が失われるほど口裂け女の怪異としての存在も徐々に薄れていってしまいます。 この作品はそんな「口裂け女」のみろくが、自身の力を取り戻すため怪異の逸話を管理する人間の一族「茶乃家」の当主である17歳の高校生・紅一に嫁ぐことになるという物語です。 ただ、みろく本人はこの結婚に納得しておらず、自身の力だけで力を取り戻すためにこの結婚を破談にしようと企みます。 そのために紅一に「彼が18歳になるまでに一度でも彼を怖がらせることができれば婚約を破棄してもらう」という賭けを提案します。 普通なら乗る必要のない賭けなのですが、なぜか紅一はこの賭けに乗り気です。 というのも、この縁談、自身に力を取り戻させるための政略結婚だとみろくは思っていましたが、実は紅一のほうは縁談とは関係ないところで元々みろくに惚れていて、この1年の間で逆にみろくのほうを口説き落としてみせると宣言します。 みろくが紅一のことを"恐怖に落とす"のが先か、それとも紅一がみろくを"恋に落とす"のが先か、という賭けの上に成り立つ、人間と口裂け女の不思議な結婚生活が始まります。 1巻まで読了 青春時代に読んだ至高の学園ラブコメ群像劇! #完結応援堀さんと宮村くん HEROたか高校生のときに個人サイトで連載されてるWEBマンガにハマってて、クラスの友達に読解アヘンというサイトを教えてもらい読んだのがこのHERO先生の「堀さんと宮村くん」でした。 全く意識していませんでしたが、2007年から連載がスタートしたまさに自分がリアル高校生のときにリアルタイムで読んでいた高校生たちの学園群像劇です。 今のアラサーのオタクで「堀宮」通ってない人は居ないのではというレベルの作品。 もう、絵のスタイルがなにもかも良いんですよね…! スッキリしたデフォルメも、フルカラーのポップな色使いの塗りも、縦長でシンプルなコマ割り…全部好きです。 「ギャルに見えて弟の世話でものすごく家庭的な堀さんと、陰キャに見えて実はタトゥーだらけな宮村くん」という、クラスメイトには見せない顔を持った2人が秘密を共有するというストーリーがとにかくエモい。今思い出してもキュンとします。 クラスメイト、両親、兄弟姉妹。 全員が個性的で魅力的で、そんな登場人物たちが部分的に繋がり合って織りなすシリアスでコメディな人間模様が最高。 メチャクチャ読み返したいけど読み返したら懐かしさでどうにかなってしまいそうで怖くて読めないのがつらい… http://dka-hero.me/河童になった男の子と河童の姫さまの恋パッカ 今井大輔Pom ケイとシズクの関係、どうなるんだろう。 まさか河童になるなんて。 シズクは河童の姫さまで、、物語も途中だから疑問符なところも多くて、不思議な話。 ケイは人間に戻れるのか、河童の姿が見られちゃうのか、気になります。 マンゴーホッピー飲みながら読みたいバ吾Aのマンゴーホッピーで乾杯 バッファロー吾郎 A名無しと思ったけどそんなお酒がほんとに存在するのか謎。なぜなら検索しても出てくるのはこの本だけだから。 いわゆる“ただの妄想”とも言えるものを、こうして読みものとして成立できるのは芸人さんの力だなと思います。 あ、ちなみにこれは漫画ではありません。 なんだかんだで最初に載ってる武井咲がいちばん面白かったです。 Kindle Unlimitedで1冊読めるので気になった方はぜひ。 ずっとフードコートでだべっていようフードコートで、また明日。 成家慎一郎名無しいわゆる、ずっと読んでいたい漫画ってやつですね。 見た目から勝手にイメージを固められてしまうふたりが、飾らず素のままでだべって居られる場所「フードコート」。 ファミレスでもなく、喫茶店でもない。路上でもなければ、家でもない。 郊外の大型商業施設とかによくある「フードコート」っていうのがすべてにおいて丁度いい。 (唯一、ふたりが痴漢について話している回は受け入れられなかったけど。まあでも友達同士ではああいう話ししがちなのかな…)1冊で終わるのは悲しすぎる、と思っていたら続編もあるらしいと知り嬉しくてジャンプしました。楽しいです生活魔術師達、ダンジョンに挑む 東西 川上ちまき 丘野境界狐優曇華ファンタジーモノですが、強い魔法でオレワショーイするんじゃなくて地味な感じで、でも超便利っていう視点が楽しかったです。 続編もあり、まだ連載中なのですが、ずっと面白いので原作にも興味出てきました。<<8081828384>>
まず主人公が記憶喪失の状態から始まるのがおもしろい。記憶喪失なんだけど頭はめちゃめちゃ良くて、ヒントが全部出てくる場面やセリフにあるので謎が解けた時はスッキリします。 最後までちゃんと面白かったんですけど、若干、未完なのか?という疑念が残る終わり方。タイトル「名無しは一体誰でしょう?」の答えはちゃんと回収されます。