学園マンガの感想・レビュー4260件<<100101102103104>>ラブとバトルがいっぱい!スリル満点の高校生活スケ番天使 さやかがゆく! 岡本ゆり名無し地元のスケ番だった主人公・仲村さやかが、高校入学と同時に恋に目ざめる青春ものです。かっこいい男子にひと目ぼれしたさやかが、ぐんぐん可愛くなっていきます。仲間を守るために走るさやかが、恋になるとすっかり女の子っぽくなってしまったり、同級生になった憧れの男子・山崎俊をめぐって、女の戦いが始まるのが読んでいて楽しかったです。 スケ番は卒業したはずが、けんかを売られると体が自然に動いてしまう、そんな素直なさやかの活躍がぞんぶんに味わえる作品です。これにて闇を浄香せん!!超香少年サトル 上田悦starstarstarstarstarマンガトリツカレ男昔にチャンピオンで連載していたトラブルなどを調香で解決する1話完結式マンガ トラブルを解決しながら、本家や分家との対立も並行して進んでいく これだけ書くと青年誌もでもおかしくない感じだが、トラブルを解決する際に調香をするのだがこの効果がやばい。自白/催眠/幻覚/虫が襲ってくるなどの効果が発生する。この辺が少年誌っぽい。 あと主人公の服装が独特で好き シュール雑学4コマの金字塔そんな奴ァいねえ!! 駒井悠兎来栄寿4コママンガに端を発しマンガ以外の業界へも広く影響を与えた吉田戦車『伝染るんです』が1989年に登場したことにより、90年代は大不条理ギャグマンガ時代が到来しました。『そんな奴ァいねえ!!』も、1994年にそんな潮流の中で現れた作品です。 本作は奇人変人ばかりが集う学校を中心にした群像劇4コマです。 やたら毒物に詳しい冷笑家のイケメン佐藤。 オカルト知識に長けた陰のある美少女相田。 博学で女装が似合う小柄な美少年高橋。 度を超えたナルシストの山田。 他にもオタク、ギャンブル狂、ダジャレ愛好家、マゾヒスト、組織の人間、元レディースの頭etc... 無数の個性的なキャラクターたちと、彼らに巻き込まれる割と普通な人々が破天荒で笑える掛け合いを繰り広げてくれます。 この作品の大きな特徴は、キャラクターたちが披露する雑知識が溢れているところ。パンダの学名は「アイルロポーダ・メラノレウカ」であること、「丁寧」とは元々中国の軍が警戒を知らせるための楽器であったことなどためになることから、決してマネしてはいけない危ない知識までてんこ盛り。読むと笑いながら賢くなれます。 単行本では作者による歌舞伎町の面白いお店に行った際の体験レポートマンガなどもおまけで収録されており、こちらもとても楽しい内容となっています。 2009年まで連載して一旦完結しましたが、2014年からは『大人のそんな奴ァいねえ!!』としてその後の大人になった彼らの物語の再連載がスタート。変わらないテイストで今も楽しませ続けてくれています。 シュールギャグが好きな方、雑学に興味がある方、変人奇人が好きな方、読んでみてはいかがでしょうか。甘酸っぱい青春ストーリーイチゴ同盟 森下温名無し女子中学生が恋をするお話ですが、ただ恋愛する様子を描かれているだけではありません。ささいなことで人間関係がこじれやすい、中学生という難しい時期の葛藤なども描かれており、非常に読み応えがありました。好きな人のために、様々なことをして自分を好きになってもらおうと頑張る主人公たちを見て、恋愛って素敵だなと思わせてくれる漫画でした。 可愛い2人のそわそわキラキラ青春譚うみそらかぜに花 大石まさる名無し構成がニクい!1話では文化祭前のにぎやかなクラスを描いて、最後に主人公2人の意外な関係性を匂わす。そして唐突に現れるカラーページで完全に心臓を鷲掴みにされます。 2話目ではカナメとアミの同居生活の事情と両親の所在、カナメの驚きの家事スキルを明らかにしてくれました。2人の対象的な朝のルーティンを見てるだけでニヤニヤが止まらない。とにかくカナメとアミが可愛い。世界観もこだわりが感じられて、少しジブリっぽさがある。 文化祭に向けて心がソワソワするように、これから何が始まるんだろうと心躍ります。期待しかないです! 笑えるスポ根漫画翔んでるルーキー! 湯沢直子名無しこの作品、学生の頃にどハマりして友達と回し読みしていました。週刊マーガレットに人気連載されていたバレーボールをテーマにしたスポーツ漫画なのですが、ほとんどギャグ漫画と言えるほどふざけたシーンが満載。もちろん、シリアスなバレーの試合のシーンや主人公ノンの勝利にかける情熱も描かれていて、スポ根漫画として読者に感動を与えるという役割もきちんと果たしています。能天気で明るいキャラクターのノンのおかげで、この作品を読んでいると悩むことなどバカバカしくなってきます。 とにかく、何も考えずに、笑いながら漫画を読みたい人にはおススメです。子供から大人まで、そしてバレーボールについて詳しくない人、カテゴリーは少女漫画ですが、ちょっと変わったスポ根漫画として男性でも楽しめる作品です。実際、私の周りには男性ファンも多かったですよ。絵がきれいで、あやうさが魅力弟の顔して笑うのはもう、やめる【単行本版】 神寺千寿名無し親どうしの連れ子再婚で、義理の姉弟になったふたりの微妙な関係をメインに、まわりの恋人や友人や教師も絡んでくるお話です。 まず思ったのが、絵がきれいだということ。人物がかわいいのはもちろん、透明感があって、キャラクターのふわふわした性格や、曖昧で危なっかしい関係に全体のムードが合ってます。エロい描写もあるけど、そこまでどぎつくなくて、二人の関係性をメインに描いている感じなので、あまり抵抗感なく読めると思います。 たまに、表紙はいいんだけど中ページはいまいちな作品がありますが、この作品は中まで一貫して綺麗なので、表紙の絵が気に入った人は試しに読んでみることをおすすめします。 天才少年のファンタジーコメディ天才ドンベ はしもとみつお名無しIQが300というとてつもない天才少年のドンべ。そのくせ、その能力を生かさずに学校ではテストも最低点を取ったりするというそのギャップ発想が面白い。ドンべのスーパー能力で作り出すタイムマシン。一見ギャグ漫画かとおもいきや、大人のファンタジー的な楽しさが満載です。健気な先生に惚れる!おしゃぶり先生 おかわり シュウキ名無しおしゃぶり先生の続編なので期待してました!BLの作品なんですが、絵が綺麗で美しい!先生と学生のラブコメなので、ありがちではあるんですが、ちょっと変わった先生なのでギャグありで面白いです。浅見に翻弄される高藤先生が不憫だし、めちゃくちゃかわいい!もうちょっと大人な先生も期待してます(^^)かわいらしい主人公で…愛されるより○されたい ユーキあきらaicoかわいらしい主人公で読みやすいけど、実はとても狂気的。予想のしなかった本意でした! 琴音に翻弄される朝日出くんのキャラはなんかかわいい。笑 愛や恋や性に振り回される話はやっぱり楽しい苺シロップ 栗原まもるnyae案の定、立て続けに読んでしまった懐かしすぎて… 「ラヴLOVE・ウォーミングアップ」よりも前に出ている短編集です。 多くの短編に共通している「処女を蔑む」「処女であることに対する劣等感」を描いていることに関しては多少時代を感じます。 が、“恋や結婚なんてしなくても人生楽しい”という生き方も尊重される時代の中でも、恋や性欲に執着し振り回される男女のなんやかんやを読むのはやっぱり楽しい。 そしてやっぱり栗原まもる先生の守備範囲の広さを実感するのが3つ目の「アイスクリームマドンナ」。これ青年誌に載ってるやつじゃん!?と目を思わずゴシゴシしてしまう、かなり男性目線の話です(男子が主人公だというのもあるが)。 そして最後に載ってる「愛をブッ飛ばせ」も他の3篇とはまた方向性を変えてきてますね。何だこれはほんとうに…いま読んでも謎だ。笑 次はなにを読もうかな。悪役女子と主人公の女の子のすれ違い百合 #1巻応援少女漫画主人公×ライバルさん くゥ百合スキー主人公の恋路を邪魔するライバル的なポジションの女の子、少女マンガにはいますよね? このマンガの主役は「ライバル」の檜山さんです。といっても檜山さんが好きなのは「主人公」の木村さんが恋をしている水嶋くんではなく木村さん本人! そう、百合だ! 檜山さんの思いは木村さんには常に間違って届くのがなんとももどかしいのですが、応援したくなること間違いなし。三者の関係がことごとくすれ違うようすにドキドキでした。 悪役令嬢といい物語の進行上嫌われ者になってしまいがちなキャラクターにスポットを当てるの、最近の流れなのかも。みんなが物語の呪縛から解き放たれて幸せになるのを見届けたい…。峰くんがかっこいいかなしみのまち 紡木たくすいか物語が小学生の頃から始まるのもいいですよね。主人公の祐ちゃんが小学6年生で、幼馴染みになる峰くんが小学5年生。男の子が一個下っていうのも切なくてたまらないです。年下だけど頼りがいのある峰くんに私はずっと心打たれっぱなしでした。お互いがいるから悲しみを乗り越えられた二人だけど、先に中学生になった祐ちゃんが自分達と同じ匂いのする中山に惹かれる気持ちも峰くんは分かっちゃったんだな。お祭りの日の話は名場面が多すぎてクラクラしますね。こんなに嘘がなくて真っ直ぐな「愛してる」に胸が苦しくなること今までなかった…。 王道のヤンキーバトル漫画VF-アウトサイダーヒストリー- 林崎文博名無し一時のヤングアニマルの看板作品だった、ヤンキーバトル漫画です。 内容はこのご時世ですから、真面目な人や、女性などが読むにはあまり薦められないかもしれませんが、しかしそれも序盤だけ、中盤から後半にかけては王道のヤンキーバトル漫画路線を行っています。懐かしいです花のあすか組! 高口里純名無し学生時代に夢中で読んでました。 今の学生さんたちには想像できないようないわゆる「スケ番」と呼ばれている女子学生たちの喧嘩に明け暮れた青春時代のお話です。 制服は足首までの長いスカート、何にも入らないようなペッタンコの皮カバンがトレードマーク。 少女たちは筋を通す硬派な集団でそれぞれに組(くみ)がありつつも個人個人が自由に動き回ります。 主人公はタイトルにある「あすか」という黒髪ショートヘアの女子学生で学校にも登校しています。 喧嘩が強くて硬派で頭もいい(成績という意味では無く先を推測して立ち回ることに長けている)。 自分に甘い人間を嫌うので立ち向かわない人間には厳しいけど必死で立ち向かう人間のことは助けます。 当時は少女たちの姿に憧れましたし読んだ後は自分の目が覚めるような感覚を覚えました。 ちなみに喧嘩が強くて硬派な「あすか」のママはまるで少女のような感性の持ち主で、いつも「あすかちゃん」と呼んでケーキやおやつを準備してくれる。 そんなママに対して硬派な「あすか」は邪険な態度をとるけど、決してママのことを嫌うことはないということもこの漫画の素敵な部分だと思います。今も連載中こっちむいて!みい子 おのえりこ大トロちっちゃい頃から読んでいます。 ちゃおで連載しているギャグマンガで、面白くてかわいいみいこ達の日常にいつも元気をもらいます。たまに淡い恋もあり… 絵も線が繊細で素敵です。 ツノがある鬼×ヒトのBL!!食べてもおいしくありません 山田2丁目名無しなんか新しい設定、鬼×ヒトです。 ああ〜そう言う〜そういう設定でそうくる〜〜?! 素晴らしい、ごちそうさまでした。 一個の設定で尊い感じになりますか。 描写は多め。 大丈夫な方多くは語らないので読んでください!WORSTからの外伝だけどWORST外伝 髙橋ヒロシさいろくこっちは1巻しか出てないんだけど「新装版 WORST外伝」の方で2巻まで存在してるのを初めて知った。 多分1巻の中身は一緒?かな? 昔読んだけど2巻の方は新装版の方で初めて読んだので今から読むのであれば新装版でどうぞ。花木九里虎って一発で変換できるその後のクローズ 髙橋ヒロシさいろく高橋ヒロシの代表作「クローズ」の後日談。 タイトルどおり、クローズを読んだ人向けなのでまずはクローズを読もう。 前半は今でも町中でたまにTFOAと書いてあるちょっとイタい服を着てらっしゃる方がいるのを見かけるぐらい愛されている武装戦線の歴代頭の中でもインパクトが強い男(ネタバレはしないでおく)河内鉄生のお話。 そしてクローズを最後まで読んだ人はゼットンに勝つっていうのがどういうことかというのはわかるし、そのゼットンに1年戦争の真っ只中で九里虎がぶつかる話が後半。 クローズファンにはたまらない内容、と思うんだけど九里虎がどのぐらいクローズファンに受け入れられてるのかもちょっと気になる。 九里虎は春道とか花と違って主人公ではないのに転校してきた背景なんかもなく強いって言われてもただのインフレじゃんと思ってしまうもんだが(外伝の高橋ヒロシ先生が描いてない九里虎の話はめちゃくちゃなのでノーカンとして) ちょっと背伸びした感覚で読んでいたあの頃生徒諸君! 庄司陽子名無し私がまだ小学生(高学年)の頃や中学生の頃に、ちょっと背伸びした感覚で読んでいたのを覚えています。主人公のナッキーは天真爛漫で、スポーツも出来て、勉強も出来る女の子なので憧れる気持ちで読んでいました(私とは真逆だったので)。そしてナッキーが色んな試練を乗り越えて行く姿にも勇気づけられた漫画です。少女の霊感が地球を救う!?美少女(?)戦隊クアッズ!!【単行本版】 遠藤淑子美少女戦士ごくごく普通に見えるけど霊感を持っている主人公・的場はるひが、仲間と一緒に悪いやつらを退治する物語です。戦隊のモチーフがトランプで、サポートのキャラクターが黒うさぎというのが、ちょっと『不思議の国のアリス』みたいだと思いました。悪霊が出てくる場面はけっこうシリアスで迫力たっぷりです。はるひと黒うさぎのやりとりは豪快で思わず笑ってしまいます。主人公が少女なのに、タイトルに「?」がついている理由にも笑いました。内容はぜひ本編で確かめてほしいです。遠藤淑子らしいギャグセンスとキレのある展開で、とても面白かったです。いつ読んでも廃れないセンスがある悪魔が私にささやいた 藤馬かおりnyae小学生の時から藤馬かおり先生のファンです。中でも好きなのがこの「悪魔が私にささやいた」。 二十数年前に描かれたものですが、個人的には今読んでもあまり時代を感じないというか、廃れないセンスのある唯一無二の絵柄だと思ってます。 長期連載がほとんどなくいつの間にかリボンから去っていた作家さんだったので、あの時期にりぼんを読んでなかったら出会ってなかったんじゃないでしょうか。しかしほとんどの作品が電子化してるということは、やっぱり私のような(元)少女たちがたくさんいるから需要があるということですかね。 洸太くんがかわいくて…あねどきっ 河下水希aico洸太くんがかわいくてたまらない。中学生の恋ってかわいいな。有り得ない展開だけど、少年向きの程よいエロさがいやらし過ぎず、さわやかに読めます。猫娘&猫好き娘の猫喫茶、百合営業中♡猫娘症候群 ネコ太郎あうしぃ@カワイイマンガ小児のうちに罹患する「猫娘病〈カトルス病〉」。患者には猫耳と尻尾が生え、時には猫に変身!そして何故か、女の子に惹かれるように……。 猫娘病の白椛雪はコミュ障のゲーマーだったが、高校の入学式に猫まみれで登場した彩野りことの出会いで、生活が一変!……私に友達?私が接客?本当に? ♡♡♡♡♡ 疾患としての猫娘という設定は、差別されることもあるが(4巻時点では)それ程深刻なものではないので、猫好きの方が安心して楽しめる様になっている。 様々な品種の特徴を持つ、猫娘高校生達の愛らしい活躍に癒され、更に随所に散りばめられた「猫あるある」や猫の解説を読んでいると(私は猫を飼った事がないので)猫を観察してみたくなる。 雪と共にりこの家の猫喫茶で働く猫娘達は、愛らしい上になかなか「出来る」子達。コミュ障で不器用な雪は引け目を感じるが、他の猫娘やりこに励まされ、辿々しく頑張る雪の姿は却って「尊い」。 菩薩のようなりこに惹かれる雪だが、人間関係を過剰に警戒する雪は何かあるとすぐ躊躇し、ぐるぐる脳内会議を始める。しかし、りこは雪のことが大好きで、優しく、時にグイグイ接触。頑なな雪の心が融かされる様子はやっぱり「尊い」! なかなか笑顔が出せないツンデレ猫娘を愛で、晴れて笑顔を見せる瞬間を待ち続けたい、そんな作品だ。<<100101102103104>>
地元のスケ番だった主人公・仲村さやかが、高校入学と同時に恋に目ざめる青春ものです。かっこいい男子にひと目ぼれしたさやかが、ぐんぐん可愛くなっていきます。仲間を守るために走るさやかが、恋になるとすっかり女の子っぽくなってしまったり、同級生になった憧れの男子・山崎俊をめぐって、女の戦いが始まるのが読んでいて楽しかったです。 スケ番は卒業したはずが、けんかを売られると体が自然に動いてしまう、そんな素直なさやかの活躍がぞんぶんに味わえる作品です。