子どものころ愛読していた漫画が新世代を主役にして連載されることになり、毎回どきどきしながら読ませてもらっています。前作の『星の瞳のシルエット』はあの『りぼん』で連載されていた超ヒット恋愛漫画です。あれから現実でも作品世界でも長い年月が流れ、今作では主な舞台は大学になっています。爽やか青年だった久住くんが素敵なオジサマになっていて何だか感慨深いものがありました…。どうしても香澄ちゃんに心を寄せて読んでしまうため、イマイチ主人公を応援できない自分が居て、これも年をとったせいなのか…と少し複雑な心境になりました。
絵柄の爽やかさや恋愛のときめき描写は変わらずで、安心して読める内容になっています。もちろん作品はそれぞれ独立しているので『星屑セレナーデ』から入っても大丈夫です。前作からの読者としては、知っている登場人物がいつどこで出てくるかを楽しみにしています。
“250万乙女のバイブル”と呼ばれた名作「星の瞳のシルエット」、20年後の物語――。北東大学新入生の瀬戸川柚希が入学式の日に出会った素敵な男性、それは、天文学教授・久住智史だった…。大人になった久住君と、その教え子たちが繰り広げる、新たなときめきの物語。
“250万乙女のバイブル”と呼ばれた名作「星の瞳のシルエット」、20年後の物語――。北東大学新入生の瀬戸川柚希が入学式の日に出会った素敵な男性、それは、天文学教授・久住智史だった…。大人になった久住君と、その教え子たちが繰り広げる、新たなときめきの物語。