アクション・バトルマンガの感想・レビュー4913件<<165166167168169>>この漫画を読むと中華料理への信頼度が増すオールド・ボーイ 嶺岸信明 土屋ガロンstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男韓国/アメリカでも映画化されたオールド・ボーイの元になった漫画 「嶺岸信明」「土屋ガロン」こと「狩撫麻礼」のサスペンスで主人公 五島慎一 はある日突然誘拐され10年間監禁された。解放された五島が自分が監禁された理由を解き明かすために奔走する。 前半の謎を解き明かす部分の方が好きかな ラスト周辺で監禁された理由が明らかになるが衝撃的な内容だ 「マジでそれかよ」って思うけど、物事は受け取り側がどう思うかだよな 連載当時に読んでいれば感想は違ったとは思うマニュアル 狩撫麻礼 谷村ひとしstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男最初の方は好きだけど、後半になるといまいちこの世界観にのめり込むことができなかった。急激な展開で理解が追いつきそうなところで終わってしまった。 勝手な言い方だが狩撫度数はそんなに高くない表紙はこんなだけど結構かわいいところもある不良・魔法少女たちの話間違った子を魔法少女にしてしまった 双龍mampuku カードキャプターさくら~プリキュアシリーズで現代・魔法少女の文脈が築き上げられ、それをまんまと逆手に取ったまどマギが爆発的旋風を巻き起こしたことで、その後雨後の筍のように乱立したメタ魔法少女"大喜利"のような作品群のうちの一つ。 「雨後の筍」もほんとうにピンキリではあるんですが、ただ「みんなが思う魔法少女像」という共通幻想が読者層にしっかりあるので、意外と何やってても面白くもあるんですね。これだけ娯楽が細分化して文化が分断された時代なので、いずれ「ドラクエ風ファンタジー世界における【勇者】の存在意義」や「悪だくみをする代官と越後屋」、「サザエさん世界で未だに適用されている昭和の常識」、「少年漫画において【王道】と呼ばれる作品ジャンルが【仲間との冒険とバトル】であること」などの共通理解はもしかしたら時代とともに失われていくかもしれません。でも「児童向け作品」というのはいつの時代もちょっとやそっとじゃ変わらないし、それにおよそ誰しもが通って育ちますからやはり文化として強いです。 「若者が『春はあげぽよ』で笑うことができるのは誰もが枕草子を習うからだ」 というツイートがバズっていましたがまさにその通り。(最近ベストセラーのユヴァル・ノア・ハラリなど読むと詳しく載っています。) 前置きが長くなりましたが、みんなの知ってる普通の魔法少女は授業サボってタバコを吸わないし、変身する前から拳で魔物に応戦しないし、ましてそのまま叩き潰したりもしない、そういう常識を裏切っていくことで笑いを生み出しているギャグ漫画なわけです。ただ、それだけだとさすがに出オチになってしまうので他にもいろいろな付加価値がついてます。キャラ絵が可愛くてセクシーであることと、バトルの作画がダイナミックであること、伏線が多く登場する勢力も入り組んでいるので先の展開が読めないことなどがあげられます。 私はドンピシャで好きなキャラがいるので楽しく読んでいます。真面目で成績優秀、美人生徒会長で巨乳の「奈子」。高潔で正義感が強く、そのくせやたら好戦的なところも本当ツボ。河本ほむららしさ全開の学園バトルクロノマギア∞の歯車 東毅 河本ほむら ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 武野光mampuku「賭ケグルイ」の河本ほむら先生と「電波教師」の東毅先生の豪華タッグによりガンホーのDCGがコミカライズ。……というか少し前にクロノマギアの漫画やってなかったっけ?仕切り直し? それはさておき、河本先生また似たような話書かされてて草生えますね。カードの強さで校内ヒエラルキーが決まっていて、一定以下の負け犬は「豚」って呼ばれちゃうみたいです。主人公の悪だくみっぷりや、逆転のカタルシス解放、高慢な美少女が敗北して晒す醜態というギャップ萌え、などはさすがの河本節。 ただ未プレイ勢としては、カードバトルの面白さは今のところあまり伝わってこないので、そこは今後期待したいです。 男性にもぜひ~ミステリと言う勿れ 田村由美櫻子これは面白いですね~。そもそもミステリーの定義がよくわかっていませんが、主人公の天パ君がとっても変わり者で良いです。 哲学的で論理的。雑学豊富な大学生ですが、どこにも偏らないフラットな感じが素敵です。分析系主人公による、新しいサッカー漫画TIEMPO―ティエンポ― 飯野大祐にわか弱虫の主人公が徹底的に自分や他人を分析して、サッカーを上達していく漫画。 徹底的に分析して、上達する主人公といえば「ベイビーステップ」を思わせるが、サッカーは集団戦。スポーツの特色の差により、意識せずに別の物語として楽しめる。 「TIENPO-ティエンポ-」というタイトルからも、仲間との連携に必要なTIENPO=タイミングが重要と分かる。その連携を取る仲間は一癖二癖ある。特に絶対的なサッカーセンスを持つ自己中の朝美はキャラはすでによく立っていて、面白い。弱虫な主人公だからこそ他人との関わり方、サッカーの連携に色が出る。今後が楽しみな新しいサッカー漫画。サッカーを通す熱い青春物語アオアシ 小林有吾 上野直彦みかん坊や主人公あおいが、その才能を活かして、日本一のユースに入る話。 あおいは才能を開花させるが、多くの壁が立ちはだかる! 最高のサッカー漫画です。 絵が良いのでその時点で勝っているスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました シバユウスケ 森田季節 紅緒mampuku似たような作品で溢れた昨今においてはなんの捻りもなく没個性な作品ではありますが、表紙のイラストと右下に小さく印字された名前を見ると勝利が約束されていることがわかります。絵師ガチャの勝ち組です。「紅緒」さん、今かなり注目度の高い若手のイラストレーターさんで、'10年代後半を体現したような柔らかい曲線美と透明感のある繊細な色使いが印象的です。コミカライズ版のシバ先生の絵も原作の雰囲気にかなり近いです。これは売れないほうが不思議なくらいだと思いますw 一応ストーリーにも触れておくと、50連勤で過労死したOLが異世界に転生してスローライフを送る話です。50連勤というと自営業の感覚ではありがちな感じがしますが、勤め人としての50連勤はいろいろストレスがやばそうで絶対に経験したくないですね…… 前世の記憶を持ちながらいきなり17歳の少女として転生しますが、17歳以前の彼女が存在したのかどうか気になります(「仮」の意識が使い捨てられ、転生者の容れ物として……って感じのホラーありそうw) 先ほど「没個性」という言葉を使いましたが、これほど絵がよくて見せ方がよくてキャラクターがよければストーリーの個性なんてべつに要らないな、と本作品を楽しく読みながら思いました「鬼に横道なし」!鬼カッコイイ復讐譚開幕鬼哭の童女 異聞大江山鬼退治 麻貴早人mampukuツイッターで公開されていた1話を読んで即購入。 源頼光麾下、渡辺綱擁する四天王に討伐された悪鬼・酒呑童子が主人公。おどろおどろしいタイトルに鬼気迫る少女の表情、そして帯文「源頼光、貴様を殺す!」。いざ中身を読んでみると、これらから受ける印象とはかなり違った主人公像が浮かび上がります。 とくに第2話で登場する「源頼光、貴様を殺す!」というセリフ、「そうきたか!!」と天を仰ぎました。めちゃくちゃエモいので必見です。 この悲痛な復讐譚はまだ始まったばかりですが、とにかく続きが楽しみです。絵にサバゲの楽しさが溢れかえってるサバゲっぱなし 坂崎ふれでぃ名無しスリルを求めてたハイテンションの女の子がサバゲ沼にドップリと漬かる話。オタク特有の仲間をどう自分たちの好きなものにハメるか、みたいな思考がちゃんと描かれていて、楽しい。さらにそういう目論見の斜め上に行くくらいドップリ主人公がハマっていくのが最高。サバゲの楽しさがブワーッと伝わってくる。 アニメ化決定!ヴィンランド・サガ 幸村誠バイキング坂上ヴィンランドサガがついにアニメ化決定です。少年期の圧倒的なバトルシーンも最高ですが、青年期の葛藤しながら前に進んでいく様子もいいです。 出てくる登場人物もキャラが立っていておもしろいです。 この漫画を読んでいると本当の強さについて考えさせらます。 争うことを好まない主人公がどんどん争いに巻き込まれていってしまっていますが、自分を貫き通すことができるのかこの先も注目です。 アニメ化では圧倒的バトルシーンが再現されていることを願います。たかが家、されど家双亡亭壊すべし 藤田和日郎たく家を壊すという話なのだが、異星人やら超能力者が戦うアクションもので、メンバーの友情が育まれるという話でもあり、続きが読みたくなる続編が待ち遠しい。正統派のマンガ家とはパロディ作家だ!!天国大魔境 石黒正数影絵が趣味手塚治虫にしても、藤子不二雄にしても、元をただせばパロディ作家なのである。そもそもスターシステム(同一の作家が同じ絵柄のキャラクターをあたかも俳優のように扱い、異なる作品中に様々な役柄で登場させるような表現スタイル)からして自作間におけるパロディであるし、一般に手塚が体系を整えたといわれる漫画的記号の数々にしても発明者本人に特許権のようなものは何ら存在しておらず、作家間を隔てる異空間を超えてあたりまえのことのように浸透している。あまりに広く、あまりに希薄に、浸透しているので、それがパロディだとも気づかぬほどだが、1970年代には吾妻ひでおが『不条理日記』等の作品で漫画的記号の使用を脱臼させてみせ、それがパロディ的要素を備えていることを如実に示してみせた。吾妻はその後、アルコール依存症に苦しみ、一時はマンガ界から姿を消すが、大ヒット復帰作となった『失踪日記』が『不条理日記』の頃からは考えられない"正統派"のマンガであったことは記憶に懐かしい。ちなみに手塚は自作内に吾妻のマンガキャラクターをパロディとして登場させるなどしていたが、手塚キャラをパロディギャグにして世に出てきた田中圭一が最近では『ペンと箸』や『うつヌケ』等の"正統派"のマンガで第二次ブームをむかえている。 そしてほかでもない石黒正数も、手塚治虫や藤子不二雄、それから吾妻ひでおや田中圭一らに連なる正統派のマンガ家であると思うのだ。正統派のマンガ家とは、マンガというものに広く希薄にも共有されて、そして受け継がれているものの使用に自覚的な作家にほかならない。それは当たり前にそこにあるものではなくあまりに貴重な共有財産である。パロディとは、それを使わせていただきます、という一種の照れのようなものである。だからこそ異端であるかのようなパロディ作家こそが正統足りえるのだ。 いっぽうで共有財産の使用を拒んだ真の異端としてのマンガ家が数人いる。彼らはマンガの革命者であり、マンガの可能性の限界を押し広めた者たちであった。大友克洋、高野文子らがそれにあたるだろうか。そして石黒正数のパロディは多岐に渡るが、作品間を超えて貫かれており、今作『天国大魔境』にも見られるのは大友や高野のパロディである。背景の白い建物の壁にひび割れや汚れが描かれるのは大友そのものであるし、ジーンズの描き方は高野から来ているものにちがいないだろう。さらに一巻目をさいごまで読んで驚いたのは、おねえちゃん、ストップひばりくんではないか! 江口寿史とは正統→異端に転じたひとであろう。異端である革命者はやはり偉大だが、わたしは正統派も同様に偉大であると思う。パロディとは一種の愛のようなものではないか。なぜって石黒正数のマンガのそこここから偉大なマンガの数々への愛が感じられるのだ。 入魂の第1話を試し読みして琴線に触れたら買いウィッチギルド ファンタジア 漆野りひとmampukuまだ1巻で導入ですが、壮大な展開が待っていそうなハイファンタジーの魔法バトルアクションです。 魔女が人に不幸をもたらす悪魔であると信じられており、見つかると魔女狩りに遭い処刑される中世欧州のような街が舞台だが、表紙の通り魔女たちは現代の魔法少女のような出で立ちですし、設定が重いわりに肩ひじ張らずに楽しめる作りになってますね。 拷問の末公開処刑される寸前だった魔女の少女クロウリア(表紙左)を魔法の力で間一髪救ったモニカ(右)というところから話は動き出しますが、街中から好かれ人気者だったモニカが魔女だとわかった途端街の人々だけでなく仲の良かった親友からも掌を返される展開は読んでいてつらかったです。それでも腐らず前向きな主人公モニカには勇気づけられます。 10巻くらいがっつり続いて欲しい漫画です。留美子はやっぱ違う人魚シリーズ 高橋留美子名無し人魚っていいですよね。神秘的で妖艶で。漫画にはぴったりのキャラクターだと常々思っているのですが、留美子先生の描く人魚ってあんまり神聖な感じがないというか、良い意味で親近感のあるタイプなんです。そのせいか、人魚の村自体少しリアリティがあったりして、ワクワクしながら読むことができました。 「なりそこない」って怖いです。全漫画の中で一番ラストが最高な漫画うしおととら 藤田和日郎フルカワ主人公うしおの熱さととらのカッコ良さ、そしてすべてが伏線になり終盤に向かっての完璧なストーリー展開など何度読んでも最高としか言えない大好きな漫画です。 驚くべきはこの頃すでに「BLACK LAGOON」が始まっていたことである新暗行御史 尹仁完 梁慶一mampuku今でこそジャンプで人気作を描いている人もいて活躍が目立つ韓国人作家ですが、当時はもっと珍しかったんじゃないですかね。「フリージング」や「黒神」よりもさらに前かな。挙げたどれにも共通して抱いた感想は、「やっぱり日本人とは文化とか考え方が違うな」って感じです。儒教的というか。漫画的な表現は寸分も違和感もなく我々がよく知る漫画ですね。 内容は時代劇ファンタジーというか、水戸黄門みたいな話。暗行御史ってのは要は悪代官を懲らしめる中央直轄の役職のようです。主人公の朴文秀も実在したみたいですね。中国の属国時代(李氏朝鮮)ってドラマとかだと過度に美化・演出されていそうで実態が想像しにくいところがあるんですが、「新暗行御史」の世界はかなり荒廃した印象を受けます。斬るか、斬られるかキルラキル 中島かずき あきづきりょう TRIGGERJuno迫力ある戦闘シーンやひたすら勢いのある展開が魅力のキルラキル。原作アニメ遵守のコミカライズで、あの極太フォントも健在です。漫画媒体が好きならオススメ。実質イリヤルート(?)Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ TYPE-MOON ひろやまひろし Fate/stay night(TYPE-MOON)名無し外伝だけど本編と同じかそれ以上に好き。 もともとイリヤは好きだったけどもっと好きになった。 「きららマギカ」や多数のスピンオフ群……すべてはここから始まった魔法少女まどか☆マギカ Magica Quartet ハノカゲmampuku あの空前の大ヒットからもうすぐ8年が経とうとしているのか……。アニメのBlu-rayが記録的な売れ方をして(ちなみにDVDの記録ホルダーは不動の「エヴァ」)内容も衝撃的に面白かったんでこりゃあとんでもない作品が出てきたって感じでした。その後売り上げ記録は「ラブライブ!」に破られることになるのですが、このあたりからアニメの大ヒットと「社会現象」って言葉が結び付けられるようになりましたね。 このコミカライズ版もまどマギブームのさなか猛烈に品薄状態でした。近隣の書店を探し回りましたw コミカライズをどんな人が描いてるかでオリジナルアニメ作品の期待度が図れる、、とは必ずしも言えないところですが、矢吹健太朗氏の「ダーリン・イン・ザ・フランキス」や、昨今の劇場版アニメの漫画化などと比べるとかなり見劣りするコミック版「まどマギ」。当時はまさにダークホース的な雰囲気でしたが、シリーズ連載を続けていくうちにめきめきと腕を上げていくハノカゲ先生には、なぜか見ていて胸が熱くなる思いがしました。本編/後書きも含めて感動的な傑作腕KAINA~駿河城御前試合~ 森秀樹 南條範夫霧兵衛良かった点 ・ベストバウトは「被虐の受太刀」次点で「石切り大四郎」 ・後書きの文章がこの劇画をかけるのは、この人だけだなと思わせる名文 総評 ・多少原作との違いもある ・世間的には同じ「駿河城御前試合」を元にしたシグルイの方は知名度は高いが個人的にはこちらの方が面白い 五条先生カッコいい!呪術廻戦 芥見下々tugi五条先生がバンダナはずした時まじでかっこいい! クラピカに似てた ジャンプに奇才来たるチェンソーマン 藤本タツキにわかファイアパンチの藤本タツキ、ジャンプの降臨。不規則な展開に、かなりバイオレンスな導入。ジャンプというかヤングジャンプって内容の気はしたけど、しっかり熱くできてる。公安の女性の表情もやっぱりイイ。期待。1人の司書との出会いが少年の運命を変える、異世界ビブリオファンタジー図書館の大魔術師 泉光名無し語ろう<<165166167168169>>
韓国/アメリカでも映画化されたオールド・ボーイの元になった漫画 「嶺岸信明」「土屋ガロン」こと「狩撫麻礼」のサスペンスで主人公 五島慎一 はある日突然誘拐され10年間監禁された。解放された五島が自分が監禁された理由を解き明かすために奔走する。 前半の謎を解き明かす部分の方が好きかな ラスト周辺で監禁された理由が明らかになるが衝撃的な内容だ 「マジでそれかよ」って思うけど、物事は受け取り側がどう思うかだよな