アクション・バトルマンガの感想・レビュー4913件<<147148149150151>>読み終えた感想です。殺し屋1(イチ) 山本英夫かしこ※ネタバレを含むクチコミです。傑作中の傑作極道兵器 石川賢マウナケア噂には聞いてましたがここまで凄まじいとは…。この作品、いきなりクライマックスという感じで、しょっぱなから第1巻のほとんど最後まで、ひたすらハードなアクションが続いているんです。マッド・ドッグの異名をとる傭兵・岩鬼将造は暴力団組長の息子。父の暗殺を知り帰国、落とし前をつけに黒幕の元へ――。ということで殴り込みになるのですが、そこは極道ならぬ極道兵器。ドスやチャカ程度の戦闘では収まらない。戦場土産のバズーカやミサイル、果ては核兵器まで飛び交うのですからもはや戦争。著者の真骨頂である狂気の演出と相まって、ハリウッド映画も真っ青のバイオレンス作品に仕上がっています。最初は極道物と思わせておいて、SF的な改造をされて名実ともに極道兵器になる、という設定なのですが、それはこの際どこかに置いといてほしい。許嫁の姐さんや、さらに凶悪な兄貴分もでてきますがそれもどうでもいい。とにかく主人公・将造の暴れっぷりを見て欲しいですね。ついでに、またしても広げた風呂敷を畳まない展開も忘れてほしい…。表紙から見る体型の個人差ヴァンピアーズ アキリやむちゃすごい。性格的なキャラで見ても女ウケする女と男ウケする女をきっぱりわけたよう。もちろんどちらも綺麗で萌えますが。 どんな展開になるのか続きが気になる漫画。 血を吸われるシーンは少しえろいですね。ちなみに蚊は血を吸いながら唾液を注入してきますよね。これには局所麻酔効果もあって、痛みも感じなくなっているのだそうです。進撃進撃の巨人 attack on titan 諫山創名無し毎回ドキドキさせられる! 70億の針とは70億の針 多田乃伸明マウナケア※ネタバレを含むクチコミです。チャンピオン名作リバイバル第36回(最終回)の感想夕やけ番長 梶原一騎 荘司としお名無しチャンピオン名作リバイバルに来ていたのを一話読み。悪徳タクシー会社を叩きのめす、勧善懲悪回だった。いわゆる昔の少年誌らしい展開だったが、最後にベートーベン、キケロ、赤城忠治の友情論でまとめてるところが独特のセンスで面白いと思った。読む人を選ぶ作品THE END 真鍋昌平マウナケア同著者の『闇金ウシジマくん』よりもさらに息苦しく感じますね。何もかもに意味を見いだせず、イラついてばかりの青年が主人公のSF。暴力表現は『闇金』の現実的描写に対して、SF作品であるためにより過激。心理面でもそれに比例して深い部分までえぐらざるおえない。では、重く過ぎてつまらないのかというとそうではないのですね。ストーリーはむしろ好きな部類であるロードムービーふう。無為な日々をすごすシロウ。空から降ってくる少女。ルーシーと名乗る少女との生活と突然の終焉。謎の敵とシロウの消された過去。そしてかつての仲間を探す旅…、と矢継ぎ早でテンポ良い。キャラも個性的でぶっ飛んでいる。じゃあなんで息苦しいんだろう?と考えて見つけた答えは、過激描写のせいではなくて、短いページでシロウの救いのない閉塞感を感じてしまった、これじゃないかと。この辺のシロウの心中を素直に受け止められると、エピローグの全員寝そべるシーンが心に染みてくる思うんですが、どうでしょうか。う~ん、この作品もやっぱり『闇金』同様、読む人を選んでしまうかな。 「私、プロレスの味方です」アグネス仮面 ヒラマツ・ミノルマウナケア「私、プロレスの味方です」という、直木賞作家の著書を知っている世代なら、この作品にも絶対ハマれるはず。舞台は昭和、格闘技ブームが到来する前のプロレスがおおらかだった時代。海外武者修行から帰国するも所属団体はすでに潰れており、成り行きでライバル団体のマスクマンとしてデビューすることになった男のアクションコメディです。とはいえ決してプロレスを茶化しているのではありません。血が滴り、肉が裂け、骨が軋むハードな試合場面や、興行の裏側にある大人の事情、アウトローの切なさなどを描くのが本筋。それに行き当たりばったり、意味不明なハッタリ、過剰すぎる演出などが挟み込まれる構成。娯楽要素が満載ってわけです。ドタバタもシリアスもひっくるめてこれがプロレスの醍醐味、と料理して出してくれるところが、私のような昭和からのファンにはたまりませんよ、ホント。しかしアグネスの名前の由来にはあきれましたね。ブラジルからの刺客だから…、ってそこで間違えるか! しかも実は何で間違えたかというとトホホな理由が。ま、それもプロレスですな。簡単にワンパンマン 村田雄介 ONE名無し※ネタバレを含むクチコミです。eスポーツ好き必見!天才たちの闘いがいま始まる!東京トイボクシーズ うめ名無しうめ先生の新作『東京トイボクシーズ』の舞台は、高校のeスポーツ課! 天才ゲーマーの少年と、彼をとりまく大人たちの思惑が絡み合い、序盤からワクワクがとまらない! 最新のeスポーツについても勉強になりますよ! (冒頭に出てくる頭の固そうなおじさんを反面教師にしたいところ……) よく見るYouTuberさんがアニメ版の話をしょっちゅうしていて銀河英雄伝説 田中芳樹 藤崎竜さいろくずっと気になっていたんだけどあまりにも長いので手を出せていなかった(周りから手を出したら負けとか沼とか言われてたのもあった)のだけど、この度なんと藤崎竜先生がイチから描いてくれるというではないですか。 現在15巻、死ぬほどツラいシーンを多々乗り越えて来たが、これが最大の山場なのではないかと思うぐらいツラい出来事が13巻だか14巻だかであり、この後どうなるんだ…ヤン・ウェンリーが代わりになるっていうのか!みたいななんだろう、もういつのまにか役が入り込んでしまう感じでスペースオペラなSFで。 あ、全然劇ではないんだけど話は劇的です。 天才+秀才+精鋭vs天才+仁義vs外野みたいな感じ(15巻まで) ・夢中になって読める。 ・例え「封神演義」が苦手だったり当時の絵やギャグテイストが好きじゃなかったとしても全く問題なく全く別の人だと思って良いぐらいタッチも何もかも変えてきているので安心して読める。 ・原作者(田中芳樹さま)は本当に1人の人間なのかと疑いたくなるぐらい名作を作る人だなと関心できる。 ・なにより「銀英伝」についての話に入っていける(理解できる)ようになる! 以上の理由により皆読むべき。好き。マンバがクチコミマンガ描きました!ザ・ファブル 南勝久マンバこんにちはマンバでっす!!いよいよ映画「ザ・ファブル」が来週公開ということで、「ファブルのここが好き!!!!」をまとめてみました。 http://the-fable-movie.jp/ ちなみにドランククイーンヨウコ姉さんの「チュッ😘🍋」は、8巻85話に収録されています。 「ザ・ファブル」クチコミマンガ〜これだけは抑えておけ編〜(1/2)史実に比較的忠実な「正史三国志」三国志 河承男 北方謙三マウナケア日本における三国志もの、といえば横山光輝か吉川英治が有名。こちらの原典は通俗小説の「三国志演義」で、今回取り上げる漫画の原作である北方謙三の小説は史実に比較的忠実な「正史三国志」なのだそう。大衆向けの脚色を排除して人物描写を深く掘り下げて…、そんな予備知識を入れて読みましたが、この漫画版はまたそれとは趣が違うように思います。劉備や曹操はイメージ通り。怪物・呂布にガマガエル・董卓と、人物設定は変にいじられてはいません。ではこの漫画の優れている点は?と問われたら、第1巻の立ち読み部分を読むだけでわかる、といいたいですね。見開きで描かれセリフを極力無くした桃源の誓いのシーンや、土埃に煙る壮絶な騎馬戦。空気の濃密さや大陸の圧倒的なスケールが感じられ、軋む楯、唸る剣の音や馬のいななきまでもが聞こえてくるよう。そこには、どこかの戦国アニメのような”軽さ”が微塵もありません。ハードボイルドの巨匠と超絶技法の漫画家の融合作が、三国志ものの白眉へと昇華する期待感たっぷり。5年かけ完結する全30巻、最後まで見届ける価値アリです。 絵柄、キャラ作りにコマごとの構図と文句なし地獄楽 賀来ゆうじstarstarstarstarstar_borderさいろくあとはストーリーと魅せ方が超一流だったら、と少し思うけどどちらも上手いのは間違いないので7巻まで読んで総合的に「次の巻を超楽しみにしてるタイトル」です。 好き。どんな展開になるやら。 私みたいに単行本派は待ち遠しいタイトルを増やしてくとどんどん幸せになれるのではなかろうか。ラストはやはりスポーツ漫画だなとうなずけるB・B 石渡治マウナケアドラマ性重視のスポーツ漫画って、クライマックスに向けた流れの作り方が大変だよな、と思います。現実を超えないとどこかで見た話になるし、かといってひねりすぎると現実感がぶっとんで興ざめしてしまうし。少し前ならドーハの悲劇、長野五輪ジャンプ団体。最近だと木村コーチ追悼試合で出た、同級生・谷の逆転満塁弾。これらまさに筋書きのないドラマに対して、生半可な脚色では太刀打ちできないよな、と。で、この作品は何をやったかというと、徹底的に焦らしたわけです。最初はフツーのボクシング漫画進行と思っていたら、主人公とライバルの対決が直前でお流れ。そこからが波乱の展開で地下に潜ったり、戦場に赴いたりとなかなか”宿命の対決”にたどり着かない。他作でもそうですが作者はこの寸止めの手法がうまくて、まんまと乗せられてしまう。焦らされた分の数々のドラマが、決着に向かって終盤にどんどん噛み合っていくのが心地いい。ずいぶん回り道をしたけど、ラストはやはりスポーツ漫画だなとうなずける、カタルシスがたっぷりです。色々謎を残しつつ終わってけど好きファング・J さいとう・たかをマンガトリツカレ男同じさいとう・たかをの「ホーキング」の主人公を陽気にした感じの「ファング・J」が主人公 全編通して人を殺しまくっているが最終回だけ爽やかな感じで終わるのがいい 途中でファング・Jの過去の回がありなんでこの仕事につくようになったかの説明があるがその伏線はあまり回収されずに終わった。 久しぶり読んだけど文字が多くて疲れた。 南斗水鳥拳伝承にまつわる過去が明らかに蒼黒の餓狼 北斗の拳 レイ外伝 原哲夫 武論尊 猫井ヤスユキマウナケア北斗の拳外伝シリーズの中で一番のお気に入り。おっぱい率が高いから…というわけではありませんよ。素直に色気のある絵も迫力ある絵も描けている完成度の高い作品として、そして北斗ファンの側からみても、レイのカッコよさを違和感なく表現してくれていると思うから、です。ケンシロウと出会う前のストーリーで、舞台はほぼアズガルドという色街限定。妹・アイリを探すことをいったん脇に置かなければならないほど重要な「義の星」の宿命である闘い、そして南斗水鳥拳伝承にまつわる過去が明らかにされています。むしろ”北斗”の男ではないことがよかったのでしょう。狂気を秘めつつ、優美で華麗、ともすれば女性的な著者なりのレイ像は、これならあり!と思わせてくれる説得力があります。ううーーーGIGANT 奥浩哉さいろく※ネタバレを含むクチコミです。たまにはねあばしり一家 永井豪名無し古くて、未開拓の作者さんを読んでみようと思って、手にとりました。 昔の漫画ってすっごくわかりやすくて、基本的には子ども向けに描かれてますよね。なのにテーマはヤクザ一家の話で、これはやんちゃな子どもたちにはとてもウケたろうと思いました。 殺し合いメインなのでバシバシ人が死ぬんですが、雑なんですよ描写が。 こういうところは見ていて新鮮な気持ちになったりしますし、緻密な絵じゃない分、子どもには悪影響ではなかったのかも…と思うと漫画界における絵のうまさって…みたいな思考になっていきますね。 短編のラインナップがエロすぎ山風短 せがわまさき 山田風太郎マウナケア『バジリスク~甲賀忍法帖~』『Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~』に続く、せがわまさき作画の山田風太郎の忍法帖シリーズで、短編作品の漫画化。単行本一冊に1話収録となっています。しかし…この短編のラインナップ、原作は前2作と比べ、いささか趣が異なるというか、ずばりエロすぎ。漫画化にあたりエンタメ忍術路線から本来の山田風太郎路線によくぞ舵を切ったものだとは思いますが、評価は分かれるかもしれませんね。私は好きですけど。1巻に収められているのは大島山十郎という小姓と上杉家の物語。直江兼続や前田咄然斎(慶次郎)も出てきて賑やかな中、山十郎にまつわる謎が関ヶ原前夜の情勢に関わってくる。発想の飛躍も独創的、忍術も淫靡。幻想的な読後感を与えてくれます。2巻は「剣鬼喇嘛仏」というお話で、宮本武蔵を追う剣豪・長岡与五郎が主人公。秘術にはまりナニがアレを離さなくなってしまい孕むまでその姿で闘うという、コメディ一歩寸前なのですが、ラストにオリジナルエピローグがあり、これが何とも切ない。本編では「小便はどうするのじゃ」なんて言ってたのに…。ちなみに3巻のみ普通の現代劇、と色々な面で不思議な選択です。メカも人も上手い神絵師が漫画を描いたらやはり凄かったエイルン・ラストコード 貞松龍壱 東龍乃助 みことあけみ 汐山このむmampuku 「このラノ」でも高い評価を受けたライトノベル原作のサイエンス・ファンタジー作品です。なんと原作のイラストレーター本人が漫画を手掛けています。イラストを描く能力と漫画を描く能力はまったくの別物とはよく云われます。それだけ聞くと「イラストレーターが漫画なんて描けるの?」と思われるかもしれませんが、この「エイルン・ラストコード」では神絵師にしか描けない神作画が実現しています。 精緻な絵で紡がれるギガンティックなメカアクションももちろん大きな魅力ではありますが、私が推したい一番のポイントは「女性キャラの美しさ」です。線や塗りがシンプルなスッキリとした絵柄にもかかわらず滲み出る色気が凄い。 ■神絵師ならではの正確無比のデッサン ■アニメーター顔負けの表情豊かさと演技力 ■白黒の漫画に描かれる美少女にしては珍しくメイクがキマっていていい匂いがしそう ■顔が可愛かろうが極限状態では白目剥くわ鼻水垂らすわ鼻血垂らすわ、平時とのギャップがえげつない と、他ではなかなか見られないみことあけみ先生の魅力を挙げればキリがない。。同じく人気イラストレーターであるヤスダスズヒト先生やokama先生による漫画にも、近い魅力を感じます。タイトルはアレだし中身も想像通りなのに異様に面白い異世界ソープランド輝夜 猪熊しのぶmampuku ニチブンで、異世界で、ソープランド……下品でしょーもない予感がプンプンするタイトルですが、さすがは、いやさすが過ぎた猪熊しのぶ先生!!こんな題材をこんなに面白く料理できるのか!! かつての三大誌の大先生が、芸風のキレも画力も損なわずゴラクエッグという(言葉は悪いですが)場末で、これほどのキレッキレな漫画を生み出してるってのがもう最高。 設定的には異世界食堂などと同じ「繋がっちゃった」系ですが、異世界食堂と違うのは「異世界人がカレーやオムライスといった"見たこともない"料理に驚き舌鼓を打つ」のではなく、まぁそこはタイトルからお察しいただけるかとは思いますが(笑) さすがは『都立水商』の猪熊先生、専門家といってももはや過言ではない彼にしか書けない内容の濃さに、ストーリーの良さ絵の上手さも加わって、期待のハードルをはるかに上回る面白さです。 キングダムを読んでキングダム 原泰久ゾロあいまいだった春秋戦国時代のイメージを持つことができる。秦がいかにして中華統一に至ったか、作者の主観を差し引いても、充分楽しめると思う。歴史好きな人だけじゃなく、物語としても面白いのでぜひ読んでいただき漫画です。おもしろいです。鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し漫画とアニメ、両方チェックしてます。とてもおもしろいです。<<147148149150151>>
※ネタバレを含むクチコミです。