地獄楽」でもタイトルに書いたような内容を書いてしまったけど、この「もののがたり」もまたクオリティが高い。

古くからある大きな和風の屋敷、和風アクション、現代日本、黒服、などから「妖狐×僕SS」や「血界戦線」やハンターハンターの幻影旅団なんかを連想させられるとこもあって、素直にワクワクしながら読める。
主人公の性格(設定?)が意外と単純じゃなさそうで、ギャグっぽいコマなんかでは特にイヌボクに似たほんわかした空気があり、1巻読むだけでもきっと主要キャラは掴めると思う。

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ストーリーも絵もキャラもしっかり上手いにコメントする
いきものがすきだから
犬を飼っているし愛しているからこそ
いきものがすきだから
さいろく
さいろく
私は老犬を飼っていて、もう永くないというのを聞かされて早2年ぐらい。まだまだ長生きしてほしい。 でも現実を見つめると結構色々ネガティブというか暗い思考に囚われて、無償の愛を提供し続けてくれる愛犬を抱きしめながら枯れるまで涙が出る時がある。 そんな愛犬家だからこそ、というと語弊があるかもしれないけど 保護団体ってどういうシステムなんだろう、とか 世の中は実際どういう実態なんだろう、とか そういうのはぶっちゃけとても気になる。 でもニュースでペットショップ問題とか暗い話題が出るとシャットアウトしてしまう。わかってるつもりだからこれ以上知りたくないと考えてしまう。 本作はそういうシステムというか、どちらかというと「なんでやってるのか」とかそういう人間のエゴみたいなところにも焦点が当てられていて、カレー沢薫先生はきっと生き物が超好きなんだろう、葛藤があってなんとかしたいんだろう、でも解決できないというのも理解しているんだな、というのを感じられる気がする。 とても深いツラい話もあり、人間のエゴというか業というかもあり。 でも犬猫かわいいよねっていうそこに帰って来る。 こんな絵でギャグテイストなのに泣かされるとは思わなかったなぁ。 2巻読むの怖いけど買ったので今から読む。
魔法少女201
かわいいマムちゃんと、悪役かつヘタレお色気担当のフジヤマさん。
魔法少女201 むちゃ
ゆゆゆ
ゆゆゆ
フジヤマさん、ボンテージを着てるシーンが少ないような… 積極的に働くと、魔法少女のマムちゃんが出てきて爆散させられて敗退罰則金が生まれるし、積極的に働かなくても偉い人に怒られるし。 まさに前門の虎、後門の狼。 とはいえ、魔法少女へ変身したマムちゃんは強すぎる。 普段から魔法少女に変身していてパワー的には隙なし。 仲良くして弱点を探そうとしているのに、可愛らしさ以外は恐ろしく強いことしかわからない。 マムちゃんの強さを目の当たりにしてクラクラしそうになったところで告げられる、厳しすぎる魔法少女の鉄の掟 なんなんだ、この魔法少女業界は。 月給30万(罰則による減給あり)で働く、悪の組織・女幹部フジヤマさんの敵としては、生粋の魔法少女・マムちゃんは強すぎる。 フジヤマさんも後輩のようにうまく立ち回って、魔法少女とエンカウントを減らして、寿命を長くしてほしい。 ちなみに、マムちゃん(10才)が金欠のフジヤマさん(アラサー)へ、しばしお裾分けしてくれる貰い物。 出どころがわかってもわからなくても、マムちゃんのピュアさにフジヤマさんの心は漂白されてしまう気がするなと思った。
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