恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4462件<<145146147148149>>平凡なのにモテる男子とは町田くんの世界 安藤ゆきあくあ期待どおり面白かった! しかし町田くんの町田イズムが加速し続けたら確実にハーレムできるな……。男子向けのラノベでよくある、平凡なのに美少女ハーレムつくってる系主人公の裏側にも、こういう理由があるのかもしれない。圧倒的癒し系漫画オデット ODETTE 日当貼あくあ女子向けの圧倒的な癒し系漫画。猫頭の彼氏と天然な彼女のほのぼの日常モノ。猫スキーならニヨニヨできること間違いなし。そして独り身だと読了後「合コン行こ……」ってつぶやきたくなる。号泣させられました清々と 谷川史子あくあドロドロした己の人生の穢れを払うべく一気読みさせていただきました。……ちくしょう、目から鼻水が溢れてパソコン画面が見えないぜ……。すべてのキャラがキラキラ輝いて眩しすぎて、まさにレイバンが必要なレベルでした。特に主人公の清ちゃんはあざといくらいピュアで可愛い! こんな子が傍にいたら好きになっちゃう気持ちよくわかるよ○○ちゃん! でもツンデレな平泉さんも好きだな! ……来世はJKに生まれ変わってお嬢様学校に通おうと思います。ではごきげんよう☆枯れたオッサンは読むべし恋は雨上がりのように 眉月じゅんあくあ冴えないオッサンに夢と希望を与えてくれる、素晴らしい恋愛モノであった……。つーかこのヒロインはヤバい。みずみずしいJKの魅力がこれでもかと詰まってて、二次元なのに三次元的な可愛さを感じる。台詞じゃなく、風景や表情やしぐさで語らせるのがとても上手くて、ついきゅんときてしまう。とにかく枯れたオッサンは読むべし。滾る。 ツッコミどころ満載の面白さ就職難!! ゾンビ取りガール 福満しげゆきあくあいやー、面白かったw ツッコミどころ満載の面白さw ゾンビもどんどんパワーアップするし、その分ヒロインちゃんも覚醒してくし、緊迫したシーンで車に轢かれる社長はヒドイしw でもやっぱニンゲン怖ぇ……不良だけじゃなくて、ふつーの中学生がゾンビを襲って、さらに人も襲って、そこに「まじやべー」とかいう危機感ない台詞がくっつくのが怖い。まあそいつらは結局ひどい目にあうんだけど、勧善懲悪というより因果応報って感じで、全然スッキリしないという……。母子家庭とフリーター成長物語君のお母さんを僕に下さい! 田澤裕あうしぃ@カワイイマンガ「綺麗なお母さんは、好きですか?」というキャッチコピーに、私も好きです!とノリノリで読み始めると、しょっぱなに強烈な一撃を喰らうことになる。 この作品では、かなりリアルでハードな母子家庭の現実が描かれる。主人公のフリーター青年は、シングルマザーに恋するが、母子家庭の現実に打ちのめされることになる。 この作品、実はこう見えて、かなり真剣(マジ)なのだ。 第1巻では主人公が、いかに恋愛脳から逃れて、相手の事情を理解して寄り添えるようになるかが試される。 実際、独りよがりな恋を反省した主人公は、次第に優しさと頼もしさを獲得し、母子家庭を助けながら成長していく。ほんの1巻での成長は見事で感動的だ。 「男児との母子家庭」独特の問題も描かれていて、そこに「男の子」である主人公がうまく関わっていくのも見どころ。 お母さんが張り切ったり、疲れてたり、寝ぼけてたりと、所々に見せる愛らしさを愛でながらも、真剣にこの先を考えてしまう、そんな漫画だ。MKM大作戦モトカレマニア 瀧波ユカリ名無しドラマ化なので読んでみた。想像していたようなストーカーライクな雰囲気じゃなくて少しがっかりしたものの、もっと明るくてライトな未練の引きずり方なので面白おかしく読み進められます。男女共に、恋人が忘れられない人には一見の価値あり!とりあえず共感して癒やされましょう。 清潔感があって、落ち着いていて爽やかで良い花と頬 イトイ圭名無し有名人の家族の話って、よくあるよね~って話ではないと思うんだけど、この漫画の頬子さんの気持ちにはとても共感できる。 音楽家の娘だから、好き。というのの「〇〇だから、」という部分は結構どんなことも当てはまって、こういう言い方はその人の一部分として、褒めるならアリだけど、それが全てみたいな言い方された時にムッとする感情と同じだと思った。 八尋さんいいな…身長差なんて関係ない!富士山さんは思春期 オジロマコトあくあ富士山さんちょーかわええ! 背が高いこと気にしたり、子どもと本気で遊んだり、パンツで妄想したり……はぁはぁ。← カンバもなかなかのイケメンっぷりだし、チューの一つもさせてやりたいところだが、アレに邪魔されるとかマジ不憫。でもその後の富士山さんのリアクションがかわいかったからオケ。バンド系の良作ハレルヤオーバードライブ! 高田康太郎あくあ漫画や小説で「音楽を表現すること」の難しさを某さんと語り合う中、バンド系の良作として名前があがったので一気読み。うん、面白かった☆ 最初はコテコテのラブコメぽかったが、絵もストーリーもどんどん加速していく。熱血系な主人公のキャラは素直に好感が持てるし、ヒロインやサブキャラたちも魅力的。特にライバルキャラが出てきてからは、ハラハラドキドキ感が高まった。音楽的なバトル要素プラス、甘酸っぱい恋愛も楽しめたし、一粒で二度おいしい☆ 読むと人に優しくなれる少女漫画透明人間の恋 安藤ゆきかしこ町田くんの世界の作者・安藤ゆきさんの読み切り集です。この方の作品はどんな人間も弱いんだよという視点で描かれているのでとても優しいです。表題作の「透明人間の恋」の主人公はちょっと町田くんに似ています。フラれた相手の言葉を素直に受け止めて自分を前向きに変えていく女の子の話です。人と向き合うことの大切さ、そして何より恋って素晴らしいな!と思いました。自分が中学生だった頃に出会っていたら人生が変わってたかもしれない。別冊マーガレットを読んでる子は同じ学校に好きな人がいたり、ちゃんと恋愛してて漫画で恋を学んでるというイメージがあったので、今の別マ読者の女の子がこの作品を読んでどんなことを思うのか聞いてみたくなりました。早く続きを青野くんに触りたいから死にたい 椎名うみ名無し怖くなかったの1巻の始めだけ。一旦こわい!と思ったらどのシーン読んでもこわいよぉ~。エログロってよくあるけど、青春ぽくしたらこんな感じなのかもね。こわいドキドキと恋愛感情のドキドキって混ざりそうだし。 こっくりさん系のこわさってほんと無理だし勘弁なんだけど解決したところを見ないとずっとこわいので早く続きを読みたい。読み終わりたい。 美しく狂おしい大正歪愛浪漫大正殉愛 金魚撩乱 岡本かの子 ヨシカズ兎来栄寿名作文学作品のコミカライズで、流麗な絵で歪んだ愛が描かれるという意味では『ホーキーベカコン』に近い作品です。太陽の塔などで有名な岡本太郎の母親である岡本かの子の『金魚繚乱』が原作となっています。 中心となる人物が三者三様の歪み方をしており、その歪でありながらも切実な感情から生み出されるドラマが味わい深いです。 マンガ版ならではの絵の説得力を強く持たされているシーンがあり、狂おしい気持ちにさせられます。 単行本は今の所電子書籍のみでの販売となっていますが、サイコミで最新話まで読むこともできますのでまずは最初の数話だけでも読んでみて下さい。 小説が好きな女の子と、音楽が好きな男の子の物語花と頬 イトイ圭兎来栄寿どちらかと言えば大人しい性格の二人を軸に静かに描かれる、夏の終わりにあるような物言えぬ寂寥感漂うガールミーツボーイ。 帯で柴田ヨクサルさんが述べている通り、純文学的な作品です(なぜ柴田ヨクサルさんが帯文を寄稿したかは本文を読むと解り、ファンはニヤリとできます)。音も無く動き出す電気自動車のように物語は始まり、丁寧に丁寧に心情の揺れ動く様が描かれていきます。 心地良い時間、新しい扉を開いていく様、生じる葛藤、苦い後悔……。決して派手さはありませんが、しっとりと沁みる物語です。好きなものを媒介に繋がりを深めていくのですが、お互いに同じ物を最初に好きだった訳ではなく相手の好きなものに触れて理解しようとする、その素朴な普遍性に共感と愛着を覚えました。 しかし、あとがきによると複数の出版社の編集者から「商品として成り立っていない」と言われてしまったそうです。キャッチーさが無ければ売れ難い。事実として理解できることではありますが、それによってこういった作品が消えていき世界の物語から豊かさが喪失していくことを考えると寂しさが募りました。楽園の懐の深さに感謝です。1巻の表紙に惑わされないで伝説の勇者の婚活 中村尚儁名無し1巻の表紙を見るとダークな印象を受けるけど、そんなことはなく勇者と様々な人の交流を描く温かい感じの漫画です。結末は予想しやすいですが、それでもこの展開になって良かったと自分は思いました。これが令和の社会人ラブコメだおとななじみ 中原アヤsogor25小さい頃からお互いのことをよく知っている幼馴染。片方は地元のスーパーに就職、片方は会社を辞めて無職、そして今も隣どうしに住んでいる、そんな2人。 いろいろありながら社会人を続けてる2人だけど、お互いの距離感は付かず離れず。楓のほうはハルを想い続けてるけど、ハルのほうの気持ちは全然分からない。もちろん楓のことを気に入ってはいるんだけど、それが幼馴染としてなのか、それ以上なのか、もしかしたらいろいろ通り越して家族に近い感覚なのかもしれない。そんな2人も24歳、意を決してハルとの距離を縮めようとする楓の不器用な恋物語。 …それを、ラブ3割、コメディ7割でお送りする作品。実写にしたらめちゃくちゃシリアスな恋愛ドラマになりそうな作品だけど、それを細かいセリフや表情などでなるだけ明るい作品に仕上げることで、大人にも入り込みやすいラブコメになっているし、素直に楓のことを応援したくなる、そんな作品。 1巻まで読了 閉鎖的な田舎町で紡がれる、少女たちの恋と青春水野と茶山 西尾雄太名無しこの話は、水野と茶山という2人の女子高生のガールズラブストーリーなのですが、水野はスクールカーストの上部にいて、一方茶山は少し暗くておとなしい性格で、陰湿ないじめを受けている。 そんな2人は交際を公にできるはずもなく、誰にも知られずに逢瀬を重ねるのであった… 閉鎖的な田舎の高校が舞台で、まだ親元にいて自由がきかずにキリキリとした空気が漂います。 2人の恋も、そんな鬱屈した気持ちを発散するように割とディープです。 家族問題や人間関係に悩んで傷つきながら、ふたりの関係性も変化をしてゆきそうですね。 痛々しさもあるけど、目が離せない魅力があるマンガです。 作品に潜む父親の偉大な愛花と頬 イトイ圭せのおです( ˘ω˘ )※ネタバレを含むクチコミです。にがくてあまいのは行為ではなく心理にがくてあまい 小林ユミヲ名無しにがくて美味い、と にがくてあまい、は違うものだと思う。 この漫画「にがくてあまい」に例えて言えば にがくて美味い、は、そのまんまBLでありゲイの味覚だと思う。 にがいのが美味いんだよ禁断の味で、というか、 ゲイとしてストレートに味わう快楽の味というか。 自分はゲイでもないしBL信者でもないので想像だが。 にがくてあまい、はBLでありゲイである男が 自分がゲイであることを自覚した上でそれでも 生きていくことで感じる心理的な味の事だと思う。 くどいようだが自分はゲイじゃないので想像だけれども 世の中に数多あるBLやらゲイやらの漫画は にがいのがうまい、を描いている「だけ」だと思う。 にがくてあまい、を描こうとするなら ゲイの心理にもう一歩、踏み込まなければ描けない。 この漫画「にがくてあまい」が凄いのは ゲイである渚の心理にも「だけ」でないレベルで 踏み込んでいるし、 同様に親子関係や仕事関係で屈折したものがあった マキの心理にも踏み込んでいく。 漫画家をめざし渚の兄と関わったミナミの心理にも踏み込む。 踏み込んで初めて見出せる「あまい」を見せてくれている。 単にイケメンのゲイとアラサー女の同居コメディではない。 ゲイという一般人がしらない禁断の味をあまいといっている わけでもない。 ゲイを切り口やとっかかりにして、 人の心や生き方に踏み込んでいくことでみつけられる 「にがくてあまい」を表現しているのだと思う。 さらに凄いのは、そうやってズカズカと渚やマキの 心に踏み込んだ上で、時によっては 単にイケメンのゲイとアラサー女の同居コメディとして 平気で渚やマキの心も 「踏み荒らしまくったりもする」 のだ。まあ主にギャグ回のオチとしてだけれども。 「人の不幸は蜜の味」という言葉もあるが、 唐突に無慈悲な面白コメディとしてソッチ方向に 舵を切って「笑えるにがくてあまい味」を 味あわせてくれたりもする。 そう思う。 くどいようだが自分はゲイではないので想像だけれども。 一巻を読んで東京タラレバ娘 シーズン2 東村アキコ大トロ前作はそんなにハマらなかったのですが、シーズン2は主人公に共感できるところもあり夢中で読みました。 ボーイズバーなるものがあるのを初めて知ったので今度行ってみようと思います。『弁護士のくず』作者・井浦秀夫のホラー・コメディうらめピー 井浦秀夫マウナケア『弁護士のくず』で小学館漫画賞を受賞した井浦秀夫のホラー・コメディ。『弁護士~』が異色弁護士の活躍する、ためになる系ドラマであるのに対し、こちらはタイトル通り、なんとも気の抜けた感のある作品です。妻を亡くして5年がたち、新しい恋人との結婚を考えはじめた漫画編集者。そこに死んだ妻・美保が幽霊になって現れて起こるひと騒動。古典怪談をなぞっているかのようなストーリー、昭和チックな絵柄と、『弁護士のくず』よりはるか以前に描かれたことがうかがえてその差に驚いてしまいました。ですが、読み進めてやっぱり同じ作者なのだなあと思うところも。人間の描き方なんですよね。主人公優作は美保の幽霊と恋人の間でふらふらして 、それはダメだろうと思わせる描写でコミカルを演出しながらも、妙に説得力のある正論をかましてどっちがいいのかわからない問題を納得させる。基本構造はよく似てるじゃないかなあ。『弁護士~』には思い入れがあるので、作者の基本姿勢ぽいところが垣間見れたのがうれしかった。まあ、そんな見方をする人は少数派でしょうが…。ついにキタ!白泉社王道のボーイミーツボーイ!マオの寄宿學校 安斎かりんせのおです( ˘ω˘ )いつも少し違った視点から、数々の少女漫画の名作を生み出してきた白泉社。 (白泉社にハズレはないと思うほど私は花ゆめいとです、笑) ここ数年、前面に売り出していた作品は、 『覆面系ノイズ』『なまいきざかり。』『高嶺と花』『水玉ハニーボーイ』『フラレガール』『墜落JKと廃人教師』…などなど。 どれもすごく面白い!面白い…けれど、恋愛モノ以外の新作も読みたいなァ…と感じ始めていた時、 やっと現れたのが、『マオの寄宿學校』でした。 転校も多く引っ込み思案で友達作りが苦手、友達は植物だけ?!なマオのために、両親は寮制度のある榮歐學園へ編入させた。マオはルームメイトで、なんと学園一ナゾで一匹狼で嫌われ者?のルイと出会います。 最初はルイから距離を置かれるものの、いつも一人でいるルイに親近感を覚えたマオは、なんとか友達になりたい!と思い、得意な植物を用いてルイの心を開かせます。 やっとルイと友達になれたマオ、でも実はルイの性格はマオとまったくの真逆だった! そんな凸凹コンビが、マオは學園の監督生とそのファグのみ許される植物園に入るために、ルイは最も優秀な監督生に与えられる地位を得るために、學園の様々な人たちと関わっていきます。 ひとりぼっちだったけれど、真逆な性格な二人が、お互いを補いながら學園生活を変えていく様は、まさに青春そのもののようです! また、ボーイミーツボーイから始まる物語は、どうしても80年代白泉社黄金期を連想させてしまいます。 そしてその2人の様は、『桜蘭高校ホスト部』、『花ざかりの君たちへ』の学園もの、そして『ここはグリーン・ウッド』の寮ものに次ぐ名作になることをどうしても期待してしまいます…! 1巻登場にして今最も続きが気になる作品です。 缶コーヒーを共通の小道具にしたオムニバス作品旅する缶コーヒー マキヒロチマウナケア缶コーヒーを共通の小道具にしたオムニバス作品。グラビアアイドルを引退して田舎に帰る女性や、母親に複雑な感情をもつ少女、夫の浮気を勘ぐる妻、友人の葬式で再会した同級生などなど、11編のショートストーリーが展開されています。私、この手のくくりのある短編集ってわりと好きなんですよね。学生のころに短編の自主映画を作っていたことがありまして、そのせいで映像にした場合を思い浮かべてしまうので、妄想を膨らませて読むのが楽しくて。漫画だとロケ地がいろいろ選べていいなとか、映像の尺にすると10分ぐらいかな?とか、もうすっかり監督気分です。まあ客観的に見てもこの作品は写実的なので映像化向けだし、主人公の設定や年齢に幅があり、なおかつオチの付け方も笑いあり涙ありで、万人受けする内容だとも思いますし。飲料メーカーのスポンサーでもつけて、テレビの深夜帯で誰か映像化してくれないかなあ。最後のルポ風の作品は震災関連ですが、それも含めてそれぞれの話がコンパクトに高い完成度でまとめられているので、値段分の価値はある内容です。恋とは恋は光 秋★枝名無し一巻読了しました〜 恋とは? ふんわりと感覚で語ってある漫画が多い中、ここまで言葉で語られるものがあっただろうか! 実は一言で「恋」したなどというが実は千差万別、100人いたら100人の語り口と感覚があるのかも! こういう風には考えたことなかった〜! 興味深くて面白い本です。 読み進めます<<145146147148149>>
期待どおり面白かった! しかし町田くんの町田イズムが加速し続けたら確実にハーレムできるな……。男子向けのラノベでよくある、平凡なのに美少女ハーレムつくってる系主人公の裏側にも、こういう理由があるのかもしれない。