恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<147148149150151>>青楼オペラ青楼オペラ 桜小路かのこstarstarstarstarstar干し芋朱音(あかね)と近江屋惣右助(おうみやそうすけ)、愛しているからこそすれ違う・・・。 そんな切ない思いがいっぱいです。 当時の吉原どんなところだったのか、興味が湧いてきます。 タイトル通りなのかよ俺を好きなのはお前だけかよ 伊島ユウ 駱駝 ブリキ名無しパッと見ハーレムものなのにタイトルでそれを否定しているのが面白いなと思ってジャンプ+で読んだ作品。 鈍感系ラブコメ主人公を意図的に装い本音と建前を使い分けまくる主人公・ジョーロには、クール系生徒会長・コスモスと、快活な幼馴染・ひまわり、野球部のエース・サンちゃんという3人の友人がいる。 ジョーロは狙い通りにコスモス&ひまわりと仲を深めていくけれど、パンジー(菫子)が現れたことで、ジョーロにはどうすることが出来ないほどレベルで友人たちとの仲がこじれていく様が面白い…!!(※なお「こじれる」というのはコメディの範疇ではなく純然たる友情崩壊という意味です) ラノベ原作にも関わらず、登場人物はみんな覚えやすい名前(あだ名)で、人数も限られているのが非常にありがたい*また、キャラの登場シーンやデスノパロなど漫画ならではの演出と予想を裏切るシナリオがすごくいい…! 漫画がすごく良かったのでジャンプラに掲載される番外編小説も読んでみたのですが、原作は正直言って読むに耐えない文章でした。 文章はアレだけどストーリーは面白いラノベって、コミカライズ次第でこんなに輝くんですね。 伊島ユウ先生の絵が本当に素晴らしいのでマンガ読んでみてください。 『俺を好きなのはお前だけかよ』伊島ユウ/駱駝/ブリキ https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028805669無名デザイナーとして背筋が伸びるデザイナー渋井直人の休日 渋谷直角hysysk著者は自分より少し上の世代で、いつも自分が踏み抜きそうな(踏み抜いてるものもある)地雷を漫画にしてくれてるので助かってます。助かってるのかな?国宝塩田先生と雨井ちゃん なかとかくみこnyae3巻まで読んで、とても多幸感に包まれました…国宝級の純愛漫画です。 単行本派なので連載は追ってないですが、4巻はいつ出るのだろうか。それまでは生きていたい。 雨井ちゃんが作った朝顔のキルトを見た先生のシーンは思わずホロリ。うん、うん…!楽しかったよね…ッ!! 話が進むほどギャグがどんどん冴えていっているような気もします。恋愛以外の部分もしっかり面白いのがこの漫画の魅力です。とくに雨井ちゃんの親友、織田さんのボケっぷりが最高でした。 画像は、雨井ちゃんがお菓子作りの本を読んでたら「子作り」のところだけ読んでしまった織田さん。どうかそのままでいてくれ… 鶴と亀が、出会った…出会ってしまったツルとカメ むんこnyaeやけに達観した貧乏学生の鶴田くんと、無表情だけど一途でまっすぐに彼を愛す亀山さんが、出会った… 亀山さんの誰も真似できない猛々アプローチの末、無事交際。世間一般から少しずれてる2人、お似合いだと思います。 お互い家庭事情が複雑みたいですが、亀山さんがヤクザの娘だというのは読み始めでは明かされず後半になって初めてわかります。なのに帯やあらすじで盛大にネタバレしてるのが少々残念でした。 2巻待ってます!死神かっこいい事情を知らない転校生がグイグイくる。 川村拓さいろくという高田くんの憧れの強さと疑わない心が西村さんを明るく照らしていく素敵な作品。 なんというか、報われないキャラが些細なことでも報われていく姿に弱いというかほんと涙出そうになる。 お父さんのとこは本当に泣いてしまった。よかった。 小学生は残酷だとか加減がわからんとかいうけど、いい加減北川くんと笠原さんも…4巻以降に期待しよう。うまくすべてが丸く収まって後日談とかきれいに描いてくれたらいいなぁと思う。好き。完結!シェアハウスの女たちは…地獄のガールフレンド 鳥飼茜バナ全3巻。若い子にはわかるまい、自立した女たちの現実。悲壮感や絶望感を共感するものではなく、人間関係をじっくり味わいながら生きていきたいと思わせてくれる、前向きな一冊。タフな男たちもよい。 『そうだ 奈良、行こう。』馬姫様と鹿王子 椙下聖海sogor25社会科の先生・鹿沼に恋するあまり彼の好きな社寺や仏像に関連しそうな文化系の大学を受けまくった主人公・馬酔木まほろ。唯一受かったのは東京から遥か遠く・奈良の大学であった。。。 というぶっ飛んだ導入から始まる、奈良を舞台にした仏像×社寺×鹿+ときどきキャンパスライフな物語。 奈良の魅力、仏像や社寺の魅力を丁寧に描きつつ、キャラクターのコミカルさも手伝って小難しさを一切感じない。作中の小ネタも多く、知識がなくてもサクサク読み進められる。 ストーリーも序盤はラブコメチックに話が進み、1巻終盤でガラッと展開が変わる面白い構成。いろんな要素が噛み合いトータルで魅力の高い作品。関西在住なら聖地巡礼が捗っただろうなぁというのが口惜しいところ。 1巻まで読了7話目からジャンルが変わる!?鹿と仏像まみれの大学生活馬姫様と鹿王子 椙下聖海名無し仏像好きな教師と付き合いたいが為、奈良の大学に進学した主人公が、可愛い友達もでき、なぜかイケメン先輩に気に入られ、ときめきドタバタ大学生活の幕開けか…と思いきや。 第7話でいきなりファンタジー漫画に変わります。 実際には6話までの間に所々匂わせてはいますが7話の急展開には戸惑いが隠せません。 それ以外のところだと、主人公と一緒に寺社仏閣の魅力を勉強できる内容になっていて「奈良行きたい」と本当に思いました。仏像に興味がない人からすると京都の陰に隠れがちな奈良の、知っておくべき魅力を知ることができる良いマンガだと思います。野菜は全てを解決するにがくてあまい 小林ユミヲやむちゃ才色兼備なキャリアウーマンだが野菜を食べない女と、容姿端麗で料理上手でベジタリアンのゲイ。恋愛にはできない二人の同居生活が始まった。 「食」がテーマになっているのでどなたでもすんなり楽しめると思います。それぞれ過去の傷を掘り起こしながら、食とともに癒やされる。シリアスになりすぎずにのんびり読めます。 面白少女漫画ブスに花束を。 作楽ロク名無しトミヤマユキコさんのマンバ通信で知ってからずっと読みたいと思っていたのですが最近やっと読みました! 最近の少女漫画ってこんなに面白いの!?と驚くレベルで面白かったです。恋愛にキュンとするより笑わせにきてるコメディ要素ガンガンでした。 が、しかし。男性が女心を理解するには少女漫画を読めっていう試みをたまに聞くのですが、その場合にはだいぶ役立つと思います。青春の1ページとしての瑞々しい三角関係10th 伊鳴優子sogor25中学のころから喘息持ちで学校も休みがちだったタケと、昔から彼の世話をよくしていた幼馴染の梅子。その2人がおんなじ人を好きになってしまった、という少し変則的な三角関係の物語。 あらすじからも分かる通り、片方が男の子どうしという三角関係。でもこの作品は作品全体の視点が引き気味に設定されてて、恋愛模様も描きつつそれを高校生活の青春の1ページのようなタッチで描いている。なので3人以外の登場人物にもスポットが当たるし、1巻を通して読むとむしろ群像劇のような印象すら受ける。 ストレートな恋愛関係の中に同性間の恋愛を交えると、エンディングがどういう形であれその過程でどうしても同性間の恋愛を"歪なもの"として描きがちなんだけど、この作品は群像劇的な描き方も相まってその"歪さ"を全く感じさせない、とても爽やかな読後感を与える作品になっている。この爽やかな雰囲気を保ったまま、三角関係がどう展開していくのかが凄く楽しみ。 1巻まで読了。今読んでもドラベース ドラえもん超野球(スーパーベースボール)外伝 むぎわらしんたろう大トロ大人になった今読んでも面白い漫画です。 でもひみつ道具がたくさん出てくるので野球のルールは覚えられませんでした。 人気ドラマのコミカライズ!おっさんずラブ 山中梅鉢 TVドラマ「おっさんずラブ」(制作:テレビ朝日 脚本:徳尾浩司) 徳尾浩司名無し人気ドラマのコミカライズなので、絵柄は可愛くストーリーもキャッチー。 出版社さんも力を入れているという感じがする。 しかし後輩の写真を隠し撮りする部長はちょっと不気味というか、完全にストーカーで、ドラマを見ていない人にとっては普通にキツいと思われそう……?タイトルのセンスどうかな…くだけるプリン 黒丸マサラ不倫とプリン掛けるって…鬼女版のこと考えちゃうしちょっとどうかな~と。あとこういう大衆的な漫画で肯定するテーマじゃないと思うんですね。Web版ならまだしも…。煽られて不幸になる主婦が続出しそう。 短編なので心暖まるような話もあり、なによりクロサギの作者がこんなの描いてるっていう新鮮さが良いところですね。絶妙なエロさがたまらない…!ここほれ墓穴ちゃん きたむらましゅう天沢聖司年下の院生の彼氏・墓守くんと、すぐ墓穴を掘ってしまうOLの墓穴ちゃんの「くっっっそイチャコラ同棲ラブコメ!!(あらすじより)」。 エロさの匙加減が絶妙で「同棲してるカップルってやばい最高だな…」と素直に思わせてくれるところがこの漫画の素晴らしいところ。爆発しないで…そのまま結婚して😇 マッシュルームヘアにメガネという地味な墓守くんですがメガネを取るとめっちゃイケメンです!! 『ここほれ墓穴ちゃん』きたむらましゅう http://seiga.nicovideo.jp/comic/36502 https://twitter.com/mashuTHEKID/media 全然花ゆめじゃないハダカの万里くん ミユキ蜜蜂名無しの漫画好き表紙と「花ゆめスゲーな」と言わざるを得ない、エモいタイトルに惹かれて買ってみたけど想像と違った。特に表題作はエモいんじゃなくてエロかったです。 絵もノリも、なんか2000年代前半という感じでした。 少コミ育ちとしては全然嫌いじゃないけど、花ゆめらしさは少ないです。布里さんかわいすぎて気絶するかと思ったとなりの布里さんがとにかくコワい。 紀ノ上晟一ANAGUMATwitterで爆発的に広まっていたラブコメマンガ。 学校イチの不良(だと思われている)布里さん(ふりさん)がパンピーの平くんにひとめぼれしちゃうんだけど毎回怖がられてしまってすれ違うっていうヤツです。 ヒロインのほうが一瞬で恋に落ちている圧倒的なスピード感。 とにかくキャラクターの目が丸っこくてかわいいんですよ〜〜〜。 基本コワモテ(※かわいい)の布里さんの表情がコロッと変わる瞬間の破壊力がすごい。気を失うかと思いました。 布里さんの恋をヌルっと見守る戸志羽先生に感情移入してしまうこと必至です。 『高木さん』とかが好きな人には間違いなくオススメの無限に読んでられるタイプのマンガです。早く2巻を読みたい…。好きな人が障害者だったらパーフェクトワールド 有賀リエ名無し可愛らしい絵柄で、『障害』というかなりディープな社会問題に切り込んでいる作品。 車椅子生活の人たちがどんな風に生活しているのか、特に災害時に身動きが取れなくなるようなときはどうすればいいのか……というあたりをしっかり描いているため、ちょっと読むのが辛いシーンもある。 (もちろん少女漫画なのであまりエグイ描き方はされていないが) 好きという気持ちだけではうまく行かない、苦しい恋をする主人公たちを応援したくなる。 たみふる先生の新作 こんな恋がしてぇなあ〜〜〜!!!付き合ってあげてもいいかな たみふるたか楽しみにしていた「空気人形と妹」のたみふる先生の新作。 開いてすぐの2人の手がもう最高…やわらかそう 読みながらニヤつくのを止められない!! あとがきで作者は「自分の恋愛はうつくしくない…? そんなことない! OKOK!」と語っていますが、打算・すれ違い・本音といった、現実の恋愛の美しくない部分をこの作品は描いています。 だがそれがいい…! 恋愛の嫌な部分は、焼き魚でいう肝みたいな大事なところだったんですね。 OK、ぜんぜんあり。 百合に限らず、こういうリアルで生々しい恋をもっと読ませてほしい。自分たちになりに愛し合っている姿は、メチャクチャ美しいから。 (今のところ)1巻には2人に悪意を向けるような人物は出てこないので、安心して最高の恋を楽しんでください!!!無敵の転校生、高田くん事情を知らない転校生がグイグイくる。 川村拓nyaeどんな嫌味を言われても前向きに捉えるので、いじめっ子もタジタジ。 面白すぎて3巻一気読みしました。 お父さんのお弁当の味玉のくだりは泣きます。 高田くんのもうひとりの親友・日野くんは、タンクトップを愛する、高田くんとはベクトルの違うピュア少年。基本ボーッとしてて大事な時はだいたい寝てるけど、かなり大事なキャラだと思ってます。 高田くん、西村さんと出会ってくれてありがとう!アイデアと戦略がすごい、月刊アライブの少女漫画乙女怪獣キャラメリゼ 蒼木スピカmampuku可愛くて切なくて斬新! 照れたり恥ずかしくなったり発情したりすると変身しちゃう設定ってこれまでもいくつか見たことありますが、ここまでエモくて切なくて絵になるやつは初めてです。 話のベースは根暗で気味悪がられているヒロインと、分け隔てなく接してくれる身も心もイケメンのヒーローという「君に届け」的な少女漫画なのですが、急にドキドキして怪獣のしっぽがでちゃったり角がでちゃったり背びれがでちゃったりするのがキモいんですが可愛くて、しまいにゃ変身巨大化してしまったときの絵面がエモくて最高。こんな漫画がアライブに載ってるというのもすごい。 年末から来年にかけての賞やランキングに顔を出してきてもおかしくない面白さです。 他人とは思えない主人公私がモテてどうすんだ ぢゅん子私もモテたいタイトルだけは知ってたのですが読んだことなかったので。 タイトル通り!私がモテてどうする! オタクで腐女子な主人公が超モテ期がきてしまうという話。 あのイケメンが好きこのイケメンが好き、だけど自分を好いてくれる期待は別にしてない、そこに突然のモテ期! 主人公がオタクなので思考に共感できるんですよね。 「推しの〜が〜で…」とか「デートに誘われたけどオタクイベントを優先させたい」とか。 そこがギャグ超に描かれてて面白い! さらっと読めます! 今3巻まで読めるので試し読みぜひ!全て、そこらじゅうにある恋の話の短編集恋煮込み愛つゆだく大盛り にくまん子nyaeこの強烈なカバーデザインと作家名。 さぞや内容も重かろう、くどかろうと思いきや… なんとも愛しき人間たちのありふれた恋物語ですよ。 1話目以外は、あるある!とか、これ私じゃん!!なんて思いながら時にはじ〜んとしたり、胸をギュギュッっと締め付けられたり、過去を振り返ってえーんと泣いたりするはずです。 特に「よよの渦」が傑作だと思いました。 1話目以外は、共感の嵐が起きて心のいいね!ボタンを連打です。 実際にツイッターでも「いつもはなつにおわる」がバズっているようです。 なので、1話目飛ばして2話目から読むのも良いかもしれませんね。 1話目を否定しているんじゃないですが、笑 1話目のような話が続く作品だったら、ここまで心を掴まれなかったと思います。 <<147148149150151>>
朱音(あかね)と近江屋惣右助(おうみやそうすけ)、愛しているからこそすれ違う・・・。 そんな切ない思いがいっぱいです。 当時の吉原どんなところだったのか、興味が湧いてきます。