恋愛・ラブコメマンガの感想・レビュー4446件<<149150151152153>>圧倒的メカ描写に目が喜ぶ…!【新装版】恋するはぐるま 日月アスカたかドキドキ片思いする女の子が超ハイスペックなロボットという、ミスマッチがとても楽しい作品。そしてロボット・アンドロイドの内部が見えちゃうのが大好きな『メカバレフェチ』大歓喜の描写が盛りだくさんの最高の作品です。 恋するはぐるまの良さは、メカバレの真髄「パカッと開いたそこに広がる配線と回路」を味わうことができるだけでなく、**圧倒的にスケールのデカい破壊描写**を楽しむことが出来るところです。 主人公の織部さんは、ロボットとしてスペックが高いがゆえに、照れたり興奮すると周囲を破壊したり逆に自らを損壊してしまうのですが、そのときの損壊の描写がまあすごい! 爆発で飛び散る幾千もの破片、凹み、歪み。 大友克洋先生の逸話「崩れたビルの破片を合わせると元のビルになる」を思い出しました。 機械やロボットが好きなら一読の価値ありの作品です。 (画像は1巻より。この作品がどんな作品かわかりやすく示すワンシーン)展開が早くて助かるあせとせっけん 山田金鉄名無し化粧品&バス用品メーカーの経理部に所属する麻子と、商品開発部の名取のオフィスラブ・コメディ。 ピュアラブのつもりで読み始めたら、あらら展開早くてびっくり。どエロじゃないですか(褒めてる)。 第一話は読切で、そのまま連載が決まったらしいのでなるほどという感じ。 麻子の匂いが嗅げなくてシオシオになっちゃてる名取くんがいい。うんまーーーー!ぽちゃこい ムラタコウジnyae主人公の杏ちゃんが美味しいものを食べた時「うんまーーーー!」というのが可愛い。杏ちゃんは太っているのもあるけど、あまりにもまわりと等身が違うのが面白すぎる。 同じ作者の高嶺のハナさんを読んでからコチラを読んだのだけど、男2と女2の四角関係の構図が同じ。笑 杏ちゃんの想い人の沢谷くんは普通の爽やかイケメン男子というところが最大の違いだろうか。 恋の行方が気になるというよりは杏ちゃんが美味しいものを美味しそうに食べてる姿がこの漫画の一番の見所かと。 ダイエットあるあるもたくさん出てくるので、杏ちゃんに対する共感指数も高いと思います!死のリミットと恋愛はやはりドラマになる僕の初恋をキミに捧ぐ 青木琴美名無し20歳まで生きられない、という漫画的な設定から入ります。 が!少女漫画的にはこの非現実だけど押さえておくべき設定が欠かせない!! 20歳まで生きられないから20歳になったら絶対結婚しよう、とか… 少女漫画胸キュンドリームでしょ… これがやめられないんですよ、 魂の行く先お慕い申し上げます 朔ユキ蔵ナベテツ仏教ってなんだろう。多分、ほとんどの人間は気にせずに生きていると思います。お墓参りをする。お葬式で手を合わせる。法事でお坊さんの話を聞く。日常向き合う機会はそんなに多くは無いけど、でも欠かすことは出来ない。 ブッダの説いた教えと、今の日本で日常に溶け込んでいるお坊さんとの距離は、恐ろしく離れています。そして、その距離に対して本気で向き合うお坊さんがいたとしたら―。 作者の朔ユキ蔵先生は、エロスとタナトスを描く作家さんなのですが、この作品は我々の人生に(恐らく)欠くことの出来ない日本の仏教というものを題材にして、自分の持つ作家性とテーマを発揮した作品だと思っています。 主人公の佐伯清玄は日本の坊主としてではなく、仏陀の教えを実践する宗教者として生きていきたいと願っていながら、己の抱える煩悩を捨てることが出来ず、揺れ続けています。 読者は清玄の揺れる心情と、展開される物語に心揺さぶられながら最後まで作品を読み続けることになると思います。 ラストシーンの美しさは、一瞬の時間を永遠のものとした詩のようであり、だからこそ読者の脳裏に忘れ難く刻まれます。最近完結した「神様の横顔」とともに広く読まれて欲しい。そう願って止まない傑作です。33歳と21歳という歳の差漫画きょうは会社休みます。 藤村真理む33歳独身で彼氏なしの地味目女性が21歳の大学生にコロッと惚れてしまう漫画です。 21歳の大学生からも好かれるし、会社の別の階のエリートからも好かれるしという超絶いきなりきたモテ期! 花笑がメガネ外したら美女という漫画的チート要素もありますが、ピュアさで他の女性とは違う魅力を持っていたということでしょう! シチュエーション的にも、設定的にも胸キュン的にも100点の漫画なのでオススメです〜顔は重要じゃないんだ!と思った能面女子の花子さん 織田涼ナンシー前から気になっていた漫画。最近読み始めたんですが、面白いです。 普通の学園モノなんですけどねヒロインが能面を付けてる以外は。 基本的には能面の怖さによって周囲から距離を置かれている花子ですが、当の本人は全く意に介さず、マイペース。そのはんなりとしたマイペース+有能さで徐々に打ち解けていくのです。そして花子に魅せられ集まるイケメン…。花子の立ち居振る舞いからにじみ出る美少女オーラははんぱないですが、人前では面を取らない掟があるのです。完結までに素顔が出るのかどうか、気になります。 面白いかぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 赤坂アカ名無し今無料期間で4冊読めるそうで。 面白いです。 普通の学生生活でも登場人物がひねくれてたらここまで面白くなるのか、と! 「天才」と区分してしまうとそう見えちゃいますが、天才の話というか強情で考え込んでしまう人間の話ですよね。 告ったら負け! 告らない為には、相手を出し抜く為にはどうするか! それをずっと考えてる二人可愛いです。必読!東村アキコの名作きせかえユカちゃん 東村アキコstarstarstarstarstarかしこ小学生の時に本屋でジャケ買いをした思い出。「海月姫」「東京タラレバ娘」から人気が爆上がりした東村先生ですが、今の絵柄になったのは「ひまわりっ ~健一レジェンド~」「ママはテンパリスト」で週刊連載と育児を抱えて超多忙になられた頃からではないでしょうか?それ以前はこの「きせかえユカちゃん」のような女性マンガらしい線の細い(自伝的マンガ「健一レジェンド」では祥伝社系とご自身がネタにされていたと思います)絵柄でした。とはいえオシャレな表紙だと思って買ったものの内容は東村節全開のギャグです!ちなみにギャグを描かれたのもこれが初だと思います。しかし個人的な意見を正直に言えば数ある東村作品の中でもズバ抜けて面白い!月刊連載で時間に余裕があったのかなと邪智してますが凝ったネタが多いです。超大好きなのは「ボイン夏の陣」の話。主人公ユカちゃんがお姉ちゃんの彼氏に「お前ボインな女と浮気してないだろうな?!」と問い詰めるんですが、ライバルのボイン含め脇役キャラも主役級に濃くて最高!この「きせかえユカちゃん」があるからこそ私はずっと東村アキコ先生が好きなのです。エロいけど面白い漫画家とヤクザ コダ名無しティーンズ誌なのでエロいけど続きが気になって読んでしまう。 漫画家とヤクザという表面的な設定から、二人の恋愛にちゃんと落とし込んでるから面白いんだと思います。 どっちも可愛いしエロい。 きら先生の短編2作品心臓より高く きらなつき「心臓より高く」と「H…」の2作品が収録された短編集です。 「心臓より高く」は、「手タレ」の男の子が過去に思いを寄せていた女の子と再会する話。そして「H…」は、クラスの男の子と付き合い始めて幸せを感じている女子高生が、元カレからの手紙で秘密を抱えてしまう話。 特に表題作がすごく良かったです。 この話を読んで、あらためてきら先生の描く「珍しい職業」と「悩む男性」は素敵だな〜!!と思いました(パティスリーMONとかアトリエ777とか)。実はすごい漫画なのではあせとせっけん 山田金鉄名無し体臭で引き合うってほぼ人間の本能なので、ベストマッチなカップルに違いないですね。 そしてエロい! あいだにはたちあいだにはたち さおとめやぎむ高校生と38歳のおねえさんが互いに騙し合いながら恋愛したりレベルの高い遺伝子を求めようとしたりする漫画何です。なぜそこ深掘りしようと思った?ってテーマとストーリーの流れですが地味に面白いので続きが気になってしまいます。リアルに間二十歳離れてる歳の差カップルはそんな珍しくもないのかもしれませんが両者とも色々秘密があって面白いです! 椎名あゆみ作品でいちばん好きあなたとスキャンダル 椎名あゆみまるまるあらためて、この濃い内容にもかかわらず5巻でキレイにまとまってるの天才すぎる。 笑いあり涙あり青春ありドキキュン満載、普通の女子高生だった友香の人生が4人と出会ったことで大きく変わる、ドラマティックラブストーリーです。たぶん椎名先生が大人気作家になったきっかけの作品かと。 「好き」のひとことを言うまで何巻読めばいいんじゃという作品も多い中、あなスキャのキャラは全員好きなもの・人に対してまっすぐ突進するタイプで読んでいてもやっとする展開がない(ご都合主義な部分はあるけど気にならない)。 同性愛に対しての退廃的なイメージが強く出てるところに時代を感じますね。(実際、同性愛者はでてきませんが) 芹香が飼っている猫にバンドメンバーの名前をつけるとか、保(人間は男だけど猫はメス)が妊娠した!とか、そういう小ネタも良いんです。 あと椎名あゆみ先生が描くイケメンは本当にイケメン。りぼんの中で一番。問題作のようで納得できる漫画今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね 榊原宗々 要マジュロ名無しまずタイトルからして不穏な空気。 一巻、1話で一気に引き込まれる。 グロとエロと予想外は人を楽しませてしまう。 狂気じみてるけど、人間の一感情を誇張しただけで実は正常なのかも、と考えてしまう。 とりあえず読んでみて議論してみたい。ときめいた…ときめきトゥナイト 江藤蘭世の宝箱 池野恋まるまる新刊よかった…この世に生きててよかった… 今までと違って完全描き下ろしじゃないみたいですが、単行本派の自分は全部新鮮でした✨ でも今までの番外編シリーズ読んでおいた方が、あれの続きね、という繋がりがわかる。 カルロ様の麗しさは本当にずっと変わらない…愛してます… 鈴世が人間界を追われて一時的に魔界で暮らしていた期間の話を読めたのはうれしかった。あれはときめきトゥナイトの中でも上位に入るショッキングエピソードなので… まだこれで最後という風には断言してないので、ファンとしては引き続き新作お待ちしてます!という感じです。 とりあえず早く読みたかったので電子買いましたが紙でも買います! 重い!たそがれたかこ 入江喜和名無しタイトル聞いたことあるな…程度のノリで手に取り、1巻を読みました。 中年の独身女性が高齢の母と2人で住んでいるっていう設定自体やばいなと。なにがやばいってすごく刺さりそうだってことです、自分に。 たかこが、馬が合わない母に心の中で罵ったり怒ったりする感情がなんか若いんですが、それに比べてたかこの外見のやつれ感。つら… でもたかこの気持ち、わかる。「わかる!!!」って人、日本中にたくさんいる。 毒親とまではいかないけど、うまくいかないこのもやっとした空気。 母が天然ぽくてふわふわしてるから、険悪にはならないんだけど、、娘がどれだけ疲労してることか。 2巻目以降どんな展開で、どんなたかこになっていくの?続きが楽しみすぎる。どうか幸せになってくれ。おっさん大好き女子大生トコさんがおっさんを喰いまくる漫画。トコR55 イワシタシゲユキマンガトリツカレ男おっさん大好き女子大生トコさんがおっさんを喰いまくる漫画。 直接的なエロい描写はないんだけど、毎回最後におっさんが救われているのがいいな 掲載誌だった漫画ゴラクの読者層をターゲットにしているのかな? 「孫で、娘で、母で、祖母で、友人で、恋人」という意味を知る物語私の神様 夢野つくし兎来栄寿設定がどうしようもない切なさを滲み出させる、秀逸な作品です。普通の愛の枠組みを超えより広範で様々なものが入り混じった何かしら新しい名前で呼ぶべき感情…… 正にエモさの極み! 積もりに積もった巨きな感情を内に秘めながら紡がれる穏やかで優しい日常風景がまた堪りません。 本当に伝えたいことは決して伝えられないもどかしさに喘ぎながら、それでも愛おしみたい大切な大切な時間をいつまでも眺めていたいです。 表紙から想像されるようなただのおねショタではありません。 ある意味ライト文芸的萌え系ジュブナイルとして王道を行っている打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 楓月誠 岩井俊二 「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会mampuku 読解力と想像力を働かせることにより、2倍にも3倍にも面白くなる作品でした。1993年に放送された岩井俊二監督のテレビドラマを原作としたアニメーション映画をさらにコミック化したものです。コミックも悪くない出来ですがやはり映画を忠実になぞっているだけなので映画観るべきですね。 化物語の制作陣やDAOKO、米津玄師らによる主題歌などからターゲット層がなんとなく伺い知れますが、どっこい中身はかなり玄人向け。よく比較される「君の名は。」含む新海誠作品にも言えることですが、ある程度映画や小説を読み慣れてないと複雑なストーリーと情報量をアタマで処理しきれない恐れがあります。クライマックスからラストシーンまでの流れなんかは特に超不親切(笑) でも自分なりに読み解けたときには切なさでボロボロ泣けるのでぜひ"まとめサイト"などでカンニングせず自力で楽しんでほしいです。とにかく優しい小村くん好きな子がめがねを忘れた 藤近小梅starstarstarstarstarnyae頻繁にメガネを忘れてしまう女の子・三重さんのことが大大大好きな男の子・小村くんのラブコメ。 三重さんは、裸眼だと教科書の文字も極限まで近づかないと見れないほど絶望的に目が悪い。 三重さんのフォローに毎日一生懸命な小村くんに、三重さんも絶大な信頼を置いてます。 見えないせいで何かにつけて物理的距離が近くなるので小村くんは気が気ではない。三重さんの無自覚な天然女子なところがまた小村くんを余計に翻弄する! ただあらすじの通り小村くんはヘタレなのですが、とても素直で優しい子です。 変な下心もないし、「好き」が前面に出ちゃってるところが推せます! そんな小村くんがすこしキモくなっちゃったこの場面がお気に入り。(眼鏡を忘れて外出しちゃった三重さんに呼び出されて、手を繋いで目的地に連れてってあげたシーン)愛が詰まっている……男子高校生を養いたいお姉さんの話 英貴大トロ男子高校生にもなりたいし、男子高校生を養うお姉さんにもなりたいです。 「昔」が詰まってるイエスタデイをうたって 冬目景名無しバンダナ、丸いちゃぶ台、ピアスの代わりに安全ピン、タバコ… 昔が詰まってる! 大学前後に戻りてぇと思えてくる漫画 日常なんだけどドラマがある 恋愛感情の機微な部分を男性主人公で書かれるといい意味であっさり、天の目線で見れる感じがして好きです。 暇なときにじっくり読みたい漫画なんですよね、これ 名言が多い…彼氏彼女の事情 津田雅美名無し彼氏彼女の事情を通ってないので読み始めました。 コミカルで明るい描き始め! なのにかいてあることは結構重い、家庭事情に踏み込んだりしている。 加えて名言が多い! 人間、一辺倒じゃないということを少女漫画から教わるとは… 人気な理由がわかります。 読みやすいし男性が読んでも楽しめる少女漫画のひとつかと思います。 <<149150151152153>>
ドキドキ片思いする女の子が超ハイスペックなロボットという、ミスマッチがとても楽しい作品。そしてロボット・アンドロイドの内部が見えちゃうのが大好きな『メカバレフェチ』大歓喜の描写が盛りだくさんの最高の作品です。 恋するはぐるまの良さは、メカバレの真髄「パカッと開いたそこに広がる配線と回路」を味わうことができるだけでなく、**圧倒的にスケールのデカい破壊描写**を楽しむことが出来るところです。 主人公の織部さんは、ロボットとしてスペックが高いがゆえに、照れたり興奮すると周囲を破壊したり逆に自らを損壊してしまうのですが、そのときの損壊の描写がまあすごい! 爆発で飛び散る幾千もの破片、凹み、歪み。 大友克洋先生の逸話「崩れたビルの破片を合わせると元のビルになる」を思い出しました。 機械やロボットが好きなら一読の価値ありの作品です。 (画像は1巻より。この作品がどんな作品かわかりやすく示すワンシーン)