食・グルメマンガの感想・レビュー1668件<<5758596061>>「(カロリーを)殺ってやる」「(香りを)逃がさねえ」紺田照の合法レシピ 馬田イスケ名無し題名にもなっている主人公の名前 「紺田照」からして 献立をする、という洒落なんだろうけれど、 極道とグルメが美味く洒落になっている漫画だ。 最初はちょっとくどいかと思ったが、 読み続けると味わいが深くなり、 そして心が温かくなった。 料理ってある意味で肉魚野菜いずれにしろ 他の生命を奪って己の生命にする行為だ。 弱肉強食にして必要悪、必然としての生殺与奪。 そう考えれば極道と料理は共通項がある ・・・かもしれない。 少なくとも主人公の紺田照、 18歳にしてヤクザで高校生、は だからこそ食べ物を粗末にしない。 そして少しでも食材を美味しく無駄なく味わうために ヤクザ稼業の最中も学校生活の最中も 今夜の献立をどうするかで頭が一杯。 そしてわりと各話のラストは 紺田の周りの人達が幸福というか 「口福」を味わう話が多い。 極道がグルメという奇抜な面白さを 狙った単なるギャグ漫画ではなく、 生きることは味わうこと、 味わうことが生きること、 そう思わせる漫画 ・・・かもしれない。この作者の書くグルメ漫画に外れないよな給料日のグルメ 楠本哲starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男乱歩の美食といい今回の「給料日のグルメ」といいこの作者は本当にうまそうなグルメ漫画を書く。 実在の店をベースにしていて、その店に行きたくなる。たまに店の感じが曖昧すぎて、探しづらいのが難点... この作品を知らなかった自分を恥じた渡職人残侠伝 慶太の味 早川光 橋本孤蔵キンタマーニすごすぎるだろう…なぜか繰り返し読んでしまう寿司漫画音やん 中村博文starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男初期は師匠である「ちばてつや」の絵に似ているんだけど、だんだん違う感じ絵になっていった。 妙な人情ものだったけど進むにつれ料理バトルあり/いい話あり/料理の謎解明ありと色々盛りだくさんで、主人公の音やんの人間的な成長も含めて面白い 単行本で全20巻とあるけど、コンビニで発売していた『食の鉄人たち』シリーズで続編を連載していて単行本未収録エピソードがあるらしい 電子書籍で完全版「音やん」を発売して欲しいぜ めっちゃいい八雲さんは餌づけがしたい。 里見U名無し表紙帯の通り、未亡人が高校生にご飯を作って餌付けするというシンプルなストーリー。これは…料理好きなのに作る相手がいない私のような人間にとっては夢のような話ですね。男子、しかも高校球児というのがまたいい。量さえ足りてれば味に細かくなさそうだし、栄養バランスとか体調考えたりするのも必要だしでめっちゃやりがいありそう。 がっつりメニューが多いので育ち盛りの子供がいるお母さん達にも参考になるかなーと思います。忙しい仕事とみんなで食べるご飯!広告会社、男子寮のおかずくん オトクニむ仕事しててご飯なんにしよかな〜と考えつつ電車の中で読む。そんな時に最適かも。 もしくは明日頑張らないといけない、自分を鼓舞する為に何か本を!そういう時にもぴったり。 同僚と料理作って一緒に食べてた時を思い出します。 ご飯と仕事と仲間、どれも大切! 頑張ってる人がご飯食べてるの見ると幸福感に包まれるのは何故なんでしょ。悟り世代っぽいスマートさ紺田照の合法レシピ 馬田イスケやむちゃグルメ漫画がブームということで、様々な趣向のおいしい漫画がありますが、このマンガはしつこくないレシピ解説が読みやすかったです。 主人公紺田のスマートな振る舞いと、食事中のギャップも面白いです。 短時間で何も考えずにさくっと読める感じ。 ゴールデンカムイゴールデンカムイ 野田サトルおかか囚人の話から始まってすごく引き込まれました。早く次読みたい京都和菓子漫画!感想であいもん 浅野りん卓上旅行京都土産、無難に八つ橋かバームクーヘンか阿闍梨餅に落ち着いてしまいます。 そこで出会ったこの漫画! そう言う選択肢もあったかと膝をうちたくなります。 和菓子職人の話ですが人間ドラマもちゃんとあり、お菓子に絡めてあってそうだ、京都行こ!と思い始めること間違いなし。 あんまり京都でこう言うちゃんとしたお店入ったことないんですが、憧れる京都像が書き表されてて和菓子の現場も多少はリアルだと思います。 一果ちゃんも和も可愛いし和む… あと京都弁がめちゃくちゃ流暢ですね 生粋の京都民の訛り 今度行ったら買ってみたい、いろんな和菓子! 最期死ぬ前に何を食うか最後のレストラン 藤栄道彦名無し最初読んでドリフターズ思い出しました。 偉人たちが死ぬ前にレストランへと飛ばされる… 織田信長、マリーアントワネット、カエサルその他諸々 もう死んでしまってこの世にいない有名偉人が最後に食いたい料理を食えるというもの。 粋だな…と!!! マリーアントワネットの話で「よく死ぬ前に何が食べたい?というけれど病気で衰弱してしまっていたら食べられるものじゃない。食べることができたらちょっとは救われる気がする」というセリフが出てくるんですけど、きっとその通りなんですよね。 最後のご飯ってその人の人生を語るには相応しい時間、それぞれがそれぞれのご飯を食べて納得して戻っていく。 不思議ですが作風が明るいので読んだ後ほっこりします。 表紙がミュシャのポスター調に統一されてるのでレストランポスターっぽくておしゃれ。 なかなか奥が深い料理漫画です。 わりとなんでも食えそうな気がしてくる桐谷さん ちょっそれ食うんすか!? ぽんとごたんだ名無し絵が可愛いのでなんでも食えそうな気がしてくる。 サバイバル系と料理もの多いけど絶対実践できなさそうって思ってしまう。 これ、孔雀食ったらこういう味みたいなさらっと好奇心に対しての答えを提示してくれるので、蘊蓄としていつか人に言ってみたい。 これ◯◯味ですよ…オシャレ料理漫画かと思ったがしっかりドラマがあるArtiste(アルティスト) さもえど太郎名無し一巻読了 華やかでオシャレ料理漫画、雰囲気だけかなと思ったらそんなことない しっかりと職人の仕事漫画! 内気な主人公だけど料理の天才…天才は寡黙 料理の知識もしっかりと入ってるので読み応えがある いい漫画に出会えた ドキキュン必至のど真ん中ラブコメディチャイナガール 花形怜 青山景nyaeバリバリ仕事をこなすエリートサラリーマン上條の一途な恋を描いた、ど真ん中ラブコメディ。 お相手は大衆的な中華料理屋で懸命に働く中国人。ちょっと気が強そうだけど芯のしっかりした可愛い女の子です。カタコトの日本語もいい。 そんな彼女には日本でどうしてもやらなければならないことがあり…そして滞在できる期限も迫っている。 彼女こそ運命の相手だという上條の思いは、国境を超えることができるのか。エリートのくせにちょっとドジ、でも倒れても倒れても立ち上がる上條のガッツは見習いたいほど熱い!そしてネットカフェでのシーンはドキキュン必至!! メシを喰うイケメンを見ると食欲が湧く女の話イケメン共よ メシを喰え 東田基nyaeもうそういう性癖なんでしょう。食欲と一緒に性欲も湧いてるみたいです。 主人公はとにかくイケメン好きのイケメンオタク。なのに細見くんからの好意には全く気づかないお決まりパターン。 作家さんの絵が上手いので、出てくるイケメンは本当にみんなイケメンで文句なし。 たぶん1巻完結なんだけど、最後の方に他の編集部員が出てきたり(しかも面白そう)、細見くんとの恋もこれから!というところで終わってしまったのが本当に残念。味が・・ぼけている?・・なぜ・・ラストレシピ 麒麟の舌の記憶 金田正太郎 田中経一名無し※ネタバレを含むクチコミです。大団円!!目玉焼きの黄身 いつつぶす? おおひなたごう名無し終わってしまいました… 披露宴の演出はさすが!!の一言です。宮さん〜! ちなみに自分は目玉焼きに「醤油」と「マヨネーズ」です。 12巻の最後に、またグルメ漫画の連載が決まっていると書いてありましたので、今から本当に楽しみです! 中川いさみの闘病エッセイ重粒子の旅 ―鼻にガンができた!― 中川いさみ名無しガンって鼻にもできるのかと初めて知った。 単なるイボだろうと思い医者に行ったら悪性の腫瘍だと言われ鼻の摘出を勧められるも、セカンドオピニオンで重粒子線治療を知りトライする闘病エッセイ。ピンポイントでガンをやっつける最先端の治療らしい。 入院のことは編集者にも秘密にしてたらしいので知らなかったが、中川いさみ先生がご病気だったというショックは大きい。現在ではガンも治らない病気ではないだろうけど、やはり身構えてしまう。副作用は今もあるようです。 けれども、病院内のリクリエーションでふなっしーに仮装した職員が登場する場面も、治療と同じトーンで描いてて思わず爆笑してしまった。作家はどんな時でも作家なのだと、ファンも安心して読める内容になっていると思います。ほとんど映画は見ないシネマごはん 福丸やすこマンガトリツカレ男最近の映画関連漫画の映画はほとんどわからないがこの作品に登場する映画は見ているのが多く楽しめた この作者の単行本は出るたびに買ってるけどどれも面白いハンター錠二の東北のグルメ紹介流浪のグルメ 東北めし 土山しげるstarstarstarstarstarマンガトリツカレ男喰いしん坊!に出ていたハンター錠二の東北のグルメ紹介漫画 確かにうまそうなんだけど、なんか微妙に食キングっぽい感じもするんだよな まあなんというかいつもののウエスタンスタイルにサングラスで安心した。 ほのぼのでうまそう築地魚河岸三代目 はしもとみつお 鍋島雅治 大石賢一 九和かずとやむちゃ築地のグルメ漫画かと思いきや…勤めていた銀行を辞めて急に築地仲卸『魚辰』の三代目になる、というところがポイントです。何も知らない素人のくせに…(笑)だからこそ、いかにして二代目である義父や客、同僚に認められるか…持ち前の食いしん坊を武器に三代目を目指して切磋琢磨する話です。 基本的にほのぼのしてて、まったり読めますが、ものすごく魚が食べたくなります。元板前の英二さんがめちゃくちゃ渋くてかっこいい! 余談ですが主人公に天然なところがあるので、「bokete」のコラでサイコ扱いされてるのはツボにはまりましたね。「世界の中の和食」が始まりそうなところで終わった味いちもんめ 世界の中の和食 あべ善太 倉田よしみ 花形怜starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男伊橋は新しい職場で働き始めてこれからかなというところで終わった。 別の新シリーズが始まったからこれは全2巻なのかもよくわからないな 少年漫画家の底力ネイチャージモン 刃森尊 寺門ジモン(とりあえず)名無し※ネタバレを含むクチコミです。 東京行ったら両国の居酒屋行きたいハルの肴 本庄敬 末田雄一郎むハルちゃん可愛い! まじ人情!下町!という感想が一番にくる漫画です。安心して読めます。 キャラがご飯を一口食って次のコマで穏やかな顔になったときなんか読んでてホッとします。 人情、家族、居場所。 東京の居酒屋ってこうあってほしいし、飲みに行って仲良くなりたいんですけど! 実際にこういう場所あったら教えてください;新大久保が舞台のイケメンわんさかグルメコメディ新大久保で会いましょう 香穂nyae売れない崖っぷち漫画家の花(30歳独身)、冒頭からいきなり彼氏に振られてどん底にいたところ、気分転換に美味しいものを求めてさまよい歩いていたら、最高美味しいグルメとイケメンの街、新大久保にたどり着いて… いきなり3人のイケメン(そのうちの1人は女子)と唐突に仲良くなって、まさにシンデレラストーリーが繰り広げられるかのように思えますが、 意外とラブコメ要素は少なく、イケメンたちとの交流の中で、美味しい韓国グルメに出会って感動しつつ、本業の方も少しづつ上向きになってゆく、という話ですね。 最近、新大久保の賑わいにやっと関心をもつようになって、出てくるのも本当にイケメンだったので、読んでみました。 イケメンたちと花が仲良くなる過程はかなりスピード感があってなぜそんなにみんなは花に惹かれるのかはあまり良くわかりませんが、 キャラそれぞれの人となりがとても魅力的で、本当にこんな子たちに会えるのかしら…と勘違いしそうになります。 自分的にはグルメ漫画としてよりは、4人が毎度繰り広げるドタバタを見てるのが楽しいです。<<5758596061>>
題名にもなっている主人公の名前 「紺田照」からして 献立をする、という洒落なんだろうけれど、 極道とグルメが美味く洒落になっている漫画だ。 最初はちょっとくどいかと思ったが、 読み続けると味わいが深くなり、 そして心が温かくなった。 料理ってある意味で肉魚野菜いずれにしろ 他の生命を奪って己の生命にする行為だ。 弱肉強食にして必要悪、必然としての生殺与奪。 そう考えれば極道と料理は共通項がある ・・・かもしれない。 少なくとも主人公の紺田照、 18歳にしてヤクザで高校生、は だからこそ食べ物を粗末にしない。 そして少しでも食材を美味しく無駄なく味わうために ヤクザ稼業の最中も学校生活の最中も 今夜の献立をどうするかで頭が一杯。 そしてわりと各話のラストは 紺田の周りの人達が幸福というか 「口福」を味わう話が多い。 極道がグルメという奇抜な面白さを 狙った単なるギャグ漫画ではなく、 生きることは味わうこと、 味わうことが生きること、 そう思わせる漫画 ・・・かもしれない。