寝坊をしたと焦るロボットパパは、息子の計らいで1時間早く時計が進んでたことを知って一安心。のんびり家を出るのだが…。バスは満員でなかなか乗れないわ、いざ乗れたと思ったらおっことされるわで散々な目に遭ってしまう。ロボットパパが困り果てている所に、偶然通りかかった同僚の美人社員、富士子さん。彼女は毎朝、その美貌を利用して会社までヒッチハイクで通勤していると言い、それに便乗しようとするロボットパパだが…。※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。
ライガーという犬を実験用に乗せた人工衛星が海岸に打ち上げられ、水爆の放射能の影響を受けたライガーは恐るべき破壊犬に変貌。戦車もロケット砲も通用せず、ライガーは街を破壊しつつ、飼い主の江戸川博士の家へと。そして江戸川博士と息子の京太郎に危機が迫った時、博士が作った13号が現れ、博士たちを救った! だが、その13号の操縦機を狙う悪党が…。
来日したヒンズー国の殿下暗殺のため、爆弾がしかけられた!さがしまわるスリル博士。だが、爆発の時は、刻一刻とせまる!スリラー好きの医師一家が、つぎつぎとまきこまれる難事件の謎をとく、痛快科学冒険漫画!!
神か、悪魔か!?突如地球へ降りたった巨大ロボットをめぐって世界は大混乱におちいった!!地球滅亡のカギを握る“ピック”とは何者なのか?ケン一少年と敷島博士はその謎を追う!!SFロマンの傑作、ここに登場!
白馬童子
南支那海を航行する南海丸を黒くも党の黒蜘蛛丸が襲い、頼は奴隷に。その後黒くも党の首領、荒波雲衛門は南蛮船をも襲い、長崎の商館長の任命書を手に入れて、船長のカピタンに化けて長崎に乗り込む。荒波の悪企みが成功するかに見えたが、正義の味方、太陽の子である白馬童子が現れ、黒くも党は一網打尽に…。
山の中で柔道の稽古に励む坂巻八郎と一平。坂巻は戦争で妻子を失い、生きる望みをなくしていた時、崩れた防空壕の中から、この子だけは助けてと一人の女性に頼まれて、その男の子、一平と美しい自然に囲まれた山の中で暮らすようになった。そして一平が15歳になった頃、坂巻はここを離れ、街で暮らすようにと一平を説得するが…。
日の丸テレビで放映されている「カックンでショウ」は、日本中の珍しいものを見せる番組。この番組に出る事になった、ニワトリの鳴声を出すアヒルを飼っている少年・テレちゃん。田舎から東京へ出て来たテレちゃんは、スタジオを気に入ってしまい、勝手に住みつく事に……。テレビマンならぬテレビ小僧となって、働きながら日本一のテレビスターになろうと色々と苦労を重ねるテレちゃん。段々と名前が売れて来たのだが……!?
夜明け城
新しい城の建設に執念をもやす松ノ木宗治。だが、その子緑丸は築城に反対し、城をとびだした!工事を妨害するスパイの正体は!?“夜明け城”をめぐり、愛憎のドラマが展開する時代ロマン!!他に「夏草物語」を収録。
0マン
0マンの電子冷凍機は、地球を氷河期に変えようとしていた!!このままでは、すべての人間が凍死してしまう!!人類最大の危機を救うため、リッキーは再び0マンの国へ潜入するのだった!!名作SF長編、第1弾!!
魔神ガロン
突如地球へ落下してきた隕石、それは宇宙人が送り込んできた巨大ロボット・ガロンだった! はたして宇宙人の目的とは? そしてガロンを制御する鍵となる少年・ピックの正体とは? 手塚治虫が描くロボットSF! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT266~267,377『魔神ガロン』第1~3巻収録 <初出掲載>『魔神ガロン』1959年7月号~1960年7月号 冒険王連載
日本を手始めに、世界征服まで目論むゴースト国のスカイ総統。その目的のため、日本の大科学者・水川博士が標的に! まさに博士が誘拐されんとする時、間一髪で勇二扮する電光少年スパーク・ダンが登場!
五郎の冒険
多くの学年誌にまたがって連載された『五郎の冒険』が現存する雑誌掲載時のカラーページ、扉ページを収録し完全版として電子書籍で登場!! 五郎のおじさん・多良良博士が発明したのは自航機(タイムマシン)。春休みを利用して、五郎はおじさんと自航機に乗り、時間と空間を超えた大冒険に出かける。
マンバで偶然この漫画を見つけて「見た目からして無茶苦茶古くて面白そう!」と好奇心で買ってみたら予想外に普通に面白かったです。 今は使われていない旧字体や略字こそ多い(しかも写植じゃなくて手書き)ですが、理解できない言葉遣いや現代から見ると抵抗を感じる古き悪しき文化などは登場しないのでスラスラ読めました。 通勤ラッシュが酷すぎてバスに乗れなかったり、職場に学ランを着て働いてる子がいたり(まんが道の2人とおんなじ)ものすごく時代を反映してて面白い…! 具体的に何年ぐらいなのかな〜と思ったら作中で「戦後13年」と言ってて納得。国会図書館サーチで調べたら発行は1959年とのことでした。 (ちなみに藤子不二雄(A)先生が新聞社に勤めはじめたのは1952年のことだそうです) ロボットパパと息子の存在についてなんの説明もなく、これと言った物語上の目的もなくただただ日常を描いていて「日常ものの走りじゃん!」と感心しました。 ちょっと変わったものが読みたいときにはぜひどうぞ!