突如地球へ落下してきた隕石、それは宇宙人が送り込んできた巨大ロボット・ガロンだった! はたして宇宙人の目的とは? そしてガロンを制御する鍵となる少年・ピックの正体とは? 手塚治虫が描くロボットSF! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT266~267,377『魔神ガロン』第1~3巻収録 <初出掲載>『魔神ガロン』1959年7月号~1960年7月号 冒険王連載
日本を手始めに、世界征服まで目論むゴースト国のスカイ総統。その目的のため、日本の大科学者・水川博士が標的に! まさに博士が誘拐されんとする時、間一髪で勇二扮する電光少年スパーク・ダンが登場!
1959年に刊行された単行本の復刻です。平家の落人伝説を舞台に、人里離れた深山の集落に隠された謎と恐怖が交錯する幻想奇譚。劇画調の手法をとりいれ、岬探偵の冒険と伝説をミステリアスに描いた著者の初期代表作。
平田弘史の貸本期作品。1959(昭和34)年に発表された『邪剣破れたり』と『肉剣』を収録。若虎城松千代君の剣道指南役をめぐり、兄弟子そして師を斬った戸川源四郎。一方、二人の兄弟子に代わり指南役となった播間龍之進。居合抜刀術の源四郎と無想動殺流の龍之進。対峙する二人の勝負の行方は…(『邪剣破れたり』)。剣に生きる男たちの壮絶な生き様を描いた2作品。
山の中で柔道の稽古に励む坂巻八郎と一平。坂巻は戦争で妻子を失い、生きる望みをなくしていた時、崩れた防空壕の中から、この子だけは助けてと一人の女性に頼まれて、その男の子、一平と美しい自然に囲まれた山の中で暮らすようになった。そして一平が15歳になった頃、坂巻はここを離れ、街で暮らすようにと一平を説得するが…。
夜明け城
新しい城の建設に執念をもやす松ノ木宗治。だが、その子緑丸は築城に反対し、城をとびだした!工事を妨害するスパイの正体は!?“夜明け城”をめぐり、愛憎のドラマが展開する時代ロマン!!他に「夏草物語」を収録。
「冗談いっちゃいやだわよ」頃は幕末――。桃からうまれたロボット桃太郎は、鬼退治に失敗して家を追い出されてしまい……?天下一品! ロボットくんの珍無類の大活躍!!【解説】前谷惟光の貸本作品傑作集第21弾は――、1959年から61年にかけて寿書房で刊行された『ロボットくん』を全2巻に完全収録!<ロボットくん 上巻>幕末生まれのロボット桃太郎! 勤皇派の密使になったり、新撰組に襲われたりと勤皇・佐幕入り乱れる京都を駆け抜ける!!新時代を迎え、子亀を助けたことから竜宮城へ向かうが竜宮城から地上へ帰ると、何十年も過ぎて戦後日本になっていた!ロボット桃太郎にどんな運命が待ち受けるのか!?
ライガーという犬を実験用に乗せた人工衛星が海岸に打ち上げられ、水爆の放射能の影響を受けたライガーは恐るべき破壊犬に変貌。戦車もロケット砲も通用せず、ライガーは街を破壊しつつ、飼い主の江戸川博士の家へと。そして江戸川博士と息子の京太郎に危機が迫った時、博士が作った13号が現れ、博士たちを救った! だが、その13号の操縦機を狙う悪党が…。
来日したヒンズー国の殿下暗殺のため、爆弾がしかけられた!さがしまわるスリル博士。だが、爆発の時は、刻一刻とせまる!スリラー好きの医師一家が、つぎつぎとまきこまれる難事件の謎をとく、痛快科学冒険漫画!!
魔神ガロン
神か、悪魔か!?突如地球へ降りたった巨大ロボットをめぐって世界は大混乱におちいった!!地球滅亡のカギを握る“ピック”とは何者なのか?ケン一少年と敷島博士はその謎を追う!!SFロマンの傑作、ここに登場!
傑作少女漫画が電子書籍で復刻。著者は少女漫画の草分け的存在の今村洋子。子供の日常生活をほのぼのとして快活なタッチで描く本作は、少女漫画「りぼん」で昭和38年に掲載され、絶大な人気を博した。小学5年生の明るくて活発な女の子“チャコちゃん”とわんぱくでちゃっかりした弟の“ボクちゃん”を中心に起こる子供たちの日常生活は面白くて、ほっこりすること間違いなし。
スリル博士
国王暗殺、テングの宝探し、スパイ追跡……危険な物事に首を突っこまずにいられない性分のケン太(けんた)一家のまわりには、幸か不幸か絶え間なく事件が巻き起こる。それに対し、医師の父、看護婦のメロン、助手のカボチャ、犬のジップと力を合わせてあざやかに難事件を解決! 連載といえば月刊が当然だった時代に、手塚治虫がはじめて挑戦した記念すべき週刊連載作品。百発百中のガンマンが悪をくじく傑作冒険漫画『光』も併録! <手塚治虫漫画全集収録巻数>『スリル博士』(手塚治虫漫画全集MT20『スリル博士』収録)/『光』(手塚治虫漫画全集MT54『ジェットキング』収録)<初出掲載>『スリル博士』 1959年4月5日号~9月6日号 週刊少年サンデー連載/『光』 1959年6月号~12月号 漫画王連載
アラフィフ以上の方にはお馴染みウルトラシリーズのコミカライズ、そして8マンで一世風靡した桑田次郎氏の初期作品がスパークダン。 この1950年代のSF作品ではありがちな設定の少年と探偵がベースになっているが、物語の描写の組み立て、近未来の科学を想像したイマジネーションに加え、それを表現した圧倒的な画力は素晴らしいと言っていいでしょう。 今だからこそ絵は古く、言葉の言い回しも丁寧すぎると感じてしまうが、それもまた魅力だと言っていいはずです。