前谷 惟光(まえたに これみつ、1917年(大正6年)12月8日 - 1974年(昭和49年)10月23日)は日本の漫画家。東京出身。父は「子供の科学」を主宰した原田三夫。東京高等工芸学校(現千葉大学工学部)中退。
トッピ博士は自分の発明したロボットを鍛えるため、陸軍に入隊させる。そのロボットの階級は星なしの三等兵。ロボット三等兵の誕生である。何をしても失敗の連続で、おまけに連隊長の逆鱗に触れ、重営倉に入れられてしまう。重営倉の中でトッピ博士や楽しかった日々を思い出したロボット三等兵は脱走し、師団長に直訴するが…。軍隊を舞台に描く痛快ギャグ!!※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。
寝坊をしたと焦るロボットパパは、息子の計らいで1時間早く時計が進んでたことを知って一安心。のんびり家を出るのだが…。バスは満員でなかなか乗れないわ、いざ乗れたと思ったらおっことされるわで散々な目に遭ってしまう。ロボットパパが困り果てている所に、偶然通りかかった同僚の美人社員、富士子さん。彼女は毎朝、その美貌を利用して会社までヒッチハイクで通勤していると言い、それに便乗しようとするロボットパパだが…。※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。
泥棒の心得とは、足音をたてず、抜き足、差し足、忍び足。そんな心得を親父から教わった男はすぐに実行するが、交番の前で不審に思われて職務質問をされてしまう。つい、正直に泥棒と答えてしまったマヌケな男は、そのまま逃げ帰り…。そして、今度は墓場に忍び込んで墓石を盗み出す。大きな荷物を見て喜ぶ親父だが…。落語を題材に描いた爆笑短編集!※この電子書籍は発行当時の単行本を底本としております。読みにくい箇所が含まれている場合もございますので、あらかじめご了承ください。
「あきれてものがいえないよ」研究に忙しい宇宙的科学者 トッピ博士の召使いとして生まれたロボットくんのクレイジーな大騒動!!トッピ博士がお化け研究をする『お化けのゴーストくん』巨大ロボットとの対決を描く『ロボット一家』を同時収録!【解説】前谷惟光の貸本作品傑作集第25弾は――、召し使いのロボットくんが繰り広げる狂想曲とトッピ博士のお化け研究の旅をカップリング!さらに特別短編『ロボット一家』を収録!!<クレイジーロボット>トッピ博士が作り出したロボットくん!しかしドジな彼が引き起こす大騒動に博士は頭を痛めることに。<お化けのゴーストくん>お化けを研究したいトッピ博士は、西部のゴーストタウンで出会ったゴーストくんを日本へ招待するが……?<ロボット一家>怪ロボットを操り、銀行を襲う強盗団を捕まえるため、ロボット一家が立ち上がる!手柄を立てられるか!?
“ごくらくコンビ”主演!「これだから商売はつらいよ」家を追われたごくらくコンビは職に就こうとするも、その度に失敗を繰り返し……前谷作品の名キャラクター“ごくらくコンビ”のギャグドラマ、ここに復活!解説前谷惟光の貸本作品傑作集第7弾は――、ついに登場! ごくらくコンビの主演作だ!!アメリカのお笑いコンビ“ローレル&ハーディ”をモチーフとした、二人組が巻き起こす華麗なる転職生活!<ごくらく紳士1>家を追い出されたごくらくコンビは働き口を探すが……?ごくらくコンビの愉快な就職活動のはじまりだ!<ごくらく紳士2>仕事のない二人はとうとう銀行強盗や誘拐を企む!だがドジな彼らが成功するはずもなく……。<ごくらく紳士3>社長になったり、警察官になったり!?最後の舞台はアメリカ西部! ロボットくんも登場!!もくじと初出目次ごくらく紳士1……………p4ごくらく誕生…………p5ごくらく救助人………p15ベース・ボールの巻…p24ホットドックの巻……p34たずね犬の巻…………p42ごくらく社長…………p54ごくらく馬の脚………p68ごくらく探検隊………p82ごくらく紳士2……………p96ごくらくギャング……p97おもちゃのギャング…p109運ちゃん家業…………p118宝石ギャング…………p126脱獄囚…………………p136誘拐魔…………………p142ごくらく用心棒………p167ゆかたとバナナ………p175ごくらく漁船…………p182ごくらく紳士3……………p187ごくらく西部の巻……p268
「はくじょうなことをいうね」グータラ大工のごくらく二人組は仇討ちの旅をする浪人 春風夢之助を家に居候させるが……??ヘッポコ侍 夢之助の大活躍!?解説前谷惟光の貸本作品傑作集第12弾は――、毎度おなじみ お気楽なごくらくコンビと腕は立つがお金に縁のない天下の素浪人春風夢之助の共演だ!!<ごくらく長屋>今日も今日とて、トッピご隠居の家で珍騒動を起ごした ごくらく大工!彼らの前に現れた浪人 春風夢之助のアッと驚く正体は!?<春風夢之助1>借金で首のまわらない春風夢之助は、借金取りから逃げる時、辻斬りに出くわしたり、スリと間違えられたりと災難続きで……。<春風夢之助2>相変わらず貧乏な夢之助は、やくざの親分に用心棒として自分を売り込んでいくが……!?もくじごくらく長屋……………………p4ごくらく大工…………p5大黒様…………………p13とっくりの仇討………p22お花見…………………p28仇討屋…………………p38居候……………………p49風来坊若様……………p63大名行列………………p66暗殺計画………………p77ごくらく大手柄………p84ごくらく武士…………p91春風夢之助1………………………p98大晦日の巻……………p99夜なきそばの巻………p107春風獅子舞……………p113酒は呑め呑め…………p125出勤の巻………………p133用心棒の巻……………p149インチキ黄門…………p174春風夢之助2………………………p192用心棒の巻……………p193雷光ちょんまげ切り…p201名月赤城山……………p219忠治剣の舞……………p228こぶつき旅鳥…………p237忠治山形やの場………p246春風剣法………………p262にせもの松平長七郎…p265銭湯の味………………p282
「おこるのもむりはないよ」前谷版“お茶の水博士”!?ロボットくんの生みの親――“トッピ博士”の視点で繰り広げられる珍冒険と発明笑話!!解説前谷惟光の貸本作品傑作集第9弾は――、前谷作品で科学者といえばコノ人“トッピ博士”が主役だ!<トッピ博士の珍冒険>トッピ博士とロボットくんが火星人にご対面!!地球の原水爆実験を巡り、火星人と地球の戦争が勃発する!?<トッピ博士>家賃が払えず、大家さんに家を追い出されそうなトッピ博士!引越し先に火星を選び、火星の土地まで買ってしまうが……!?<トッピ博士 人工衛星の巻>ソ連の宇宙犬 ライカの影響をうけたトッピ博士は自作の人工衛星に飼い犬のピンボウを乗せて発射させる!もくじトッピ博士の珍冒険…………p4怪電話…………………p5アトム王国……………p24火星王怒る……………p34水爆攻撃………………p67トッピ博士……………………p97百倍薬の巻……………p113火星人きたる…………p130火星語けんきゅう……p139大家きたる……………p144土地さがし……………p148火星の土地……………p154トッピなロケット……p158とびだしてれび………p171おししさわぎ…………p182トッピ博士 人工衛星の巻…p192トッピな衛星の巻……p193衛星犬ピンボウ………p203火星の土地売ります…p217火星へ夜逃げ…………p228火星の土地争い………p236玉手箱薬の巻…………p250ライオンそうどう……p261光波ロケット…………p270タマ君の神通力………p278
「笑わすじゃありませんか」「少年」に連載されたロボット一家の珍騒動を初単行本化!!解説1959年から「少年」で連載された『ロボット一家』を初の単行本化!!スキーにお花見、武者修行とロボット一家が巻き起こす珍事件の数々!これだからロボット漫画はやめられません!初出「少年」光文社1959年12月号~60年11月号
あらすじ科学者トッピ博士に造られたロボットは、開発者のトッピ博士すら扱いに困るほどドジだった!!そんなロボットが階級章に星のない“三等兵”として軍に入隊したことから始まる珍騒動の数々とは――。漫画史上、類のない戦争コメディー、開戦!!解説トッピ博士に造られたマイペースなロボットくん!!ロボットのくせにドジで食いしん坊で怠けもの、でも出世はしたい“人間くさい”彼が戦時下で繰り広げる抱腹絶倒のドタバタコメディーここに復刻!!笑い話のような不条理を材料に、ツッコミとボケを入れる作風を得意とする前谷惟光の代表作といえば、やはり『ロボット三等兵』であろう。今回は「少年クラブ」連載以前に刊行された11冊の貸本漫画を復刻した。この貸本版『ロボット三等兵』は“ロボットシリーズ”で最初に発表されたものであり、注目すべきことに後の前谷作品でおなじみのトッピ博士やごくらくコンビ、パカ助などが登場する。つまり本作は“ロボットシリーズ”に限らず全ての前谷作品の原型である作品、といえよう。ロボット三等兵が繰り広げる“牧歌的な”戦争ギャグを楽しんで欲しい!
「えらそうなことをいうね」アンタッチャブルなヒーロー!?ロボットGメンが50年ぶりに帰ってきた!!読んでナットク!けんとうちがいなけんとう漫画、『ロボット拳闘王』も完全収録!!解説前谷惟光の貸本作品傑作集第四弾は――、『ロボットGメン』と『ロボット拳闘王』をカップリング!遊び人でトッピ博士に叱られてばかりのロボットくんがGメンやボクサーになって巻き起こすドタバタ劇!!<ロボットGメン1>誘拐されたトッピ博士とトッピ爆弾を巡り、ロボットGメンの追跡が始まる!!<ロボットGメン2>Gメンになったロボットくんはギャング団 カポネ一味を捕らえることが出来るか??<ロボット拳闘王>拳闘ファンのトッピ博士はロック好きのロボットくんに拳闘をさせようとするが……!?もくじロボットGメン1……p3ロボット餓鬼大将……………p5ロボットサンドイッチマン…p13殺されたのは誰か……………p21猫は知っている………………p26ごくらくスパイ………………p34トッピ爆弾製造………………p43バナナボート国事件…………p55バナナボート国脱出…………p71るすばん紳士…………………p79ロボット守衛…………………p86ロボットGメン2……p97ギャング時代…………………p99早射ちロボット………………p107誘拐事件………………………p118川底のトランク………………p146空中の決斗……………………p157ギャングと道中………………p179ロボット拳闘王……p193拳闘狂時代……………………p195ロボット靴みがき……………p201怪力スーパー真空管…………p209監獄ロック……………………p216怪力薬の巻……………………p239ポパイのほうれん草…………p255ロボットチャンピオン………p261ロボット君アメリカへ行く…p265ロボット流行歌手……………p
マンバで偶然この漫画を見つけて「見た目からして無茶苦茶古くて面白そう!」と好奇心で買ってみたら予想外に普通に面白かったです。 今は使われていない旧字体や略字こそ多い(しかも写植じゃなくて手書き)ですが、理解できない言葉遣いや現代から見ると抵抗を感じる古き悪しき文化などは登場しないのでスラスラ読めました。 通勤ラッシュが酷すぎてバスに乗れなかったり、職場に学ランを着て働いてる子がいたり(まんが道の2人とおんなじ)ものすごく時代を反映してて面白い…! 具体的に何年ぐらいなのかな〜と思ったら作中で「戦後13年」と言ってて納得。国会図書館サーチで調べたら発行は1959年とのことでした。 (ちなみに藤子不二雄(A)先生が新聞社に勤めはじめたのは1952年のことだそうです) ロボットパパと息子の存在についてなんの説明もなく、これと言った物語上の目的もなくただただ日常を描いていて「日常ものの走りじゃん!」と感心しました。 ちょっと変わったものが読みたいときにはぜひどうぞ!
マンバで偶然この漫画を見つけて「見た目からして無茶苦茶古くて面白そう!」と好奇心で買ってみたら予想外に普通に面白かったです。 今は使われていない旧字体や略字こそ多い(しかも写植じゃなくて手書き)ですが、理解できない言葉遣いや現代から見ると抵抗を感じる古き悪しき文化などは登場しないのでスラスラ読めました。 通勤ラッシュが酷すぎてバスに乗れなかったり、職場に学ランを着て働いてる子がいたり(まんが道の2人とおんなじ)ものすごく時代を反映してて面白い…! 具体的に何年ぐらいなのかな〜と思ったら作中で「戦後13年」と言ってて納得。国会図書館サーチで調べたら発行は1959年とのことでした。 (ちなみに藤子不二雄(A)先生が新聞社に勤めはじめたのは1952年のことだそうです) ロボットパパと息子の存在についてなんの説明もなく、これと言った物語上の目的もなくただただ日常を描いていて「日常ものの走りじゃん!」と感心しました。 ちょっと変わったものが読みたいときにはぜひどうぞ!