小学館マンガの感想・レビュー4596件<<7576777879>>恋愛漫画というより心理サスペンスのような鋭さ恋愛的瞬間〔文庫版〕 吉野朔実かしこヤマシタトモコ先生の違国日記が好きな人は多分好きになるんじゃないかな?タイトルに「恋愛」というワードがあるけれども、要は他者との関係性の中で自分を最も見つめ直すことができるのが「恋愛的瞬間」なのだ、という話だと思うので…。心理学者の森依先生の講義を受けてる学生達やクリニックを訪れる患者達の悩みの多くは恋愛関係のものですが、それらの原因は家族関係や幼い頃のトラウマだったりするのです。セリフやモノローグにハッとさせられることが多く、少女漫画を読んでるというより心理サスペンスを読んでる気分にもなりました。吉野朔実先生は本当にすごい!次に来るのは送球ボーイズでしょ送球ボーイズ フウワイ サカズキ九名無しマイナースポーツの漫画も増えてきたけど、ハンドボールはなかなかいい題材だと思うんだよね。 フットサルよりもバスケよりで結構テクニック的な魅せ方も面白いし。 そして、例によってキャラが濃くていい部活漫画 アニメ化とかしないかなデカい虫が暴れていると…嬉しい!BUGS―捕食者たちの夏― 七月鏡一 藤原芳秀ANAGUMA自分がフィクションで初めて特殊作戦群っていう部隊に触れたのが本作だったのでよく覚えています。特殊作戦群デビューですね。 他の作品だと巨大化する虫や生き物って一種類に絞られてることもあると思うのですが、本作はタイトルに「バグズ」とある通り、スズメバチに始まりカマキリ、クモとバラエティ豊かな昆虫たちがデカくなって立ちふさがってくる大盤振る舞いの作品です。虫の生態に詳しくなれること間違いなし。 七月先生原作だけあってミリタリー描写がどっしり屋台骨になっているのも魅力だと思います。人知を超えた脅威に組織で立ち向かうっていう点で、今だったら『シン・ウルトラマン』とか見た人が読むと面白いのかも?2巻出たぞ!これ好き白山と三田さん くさかべゆうへいさいろく三田さんの行動力で全てを引っ張っていくのかと思いきや、白山くんもだいぶ面白いやつだった。 2巻、待っておりました。(1巻が4月18日に発売されて2巻が5月18日ってめっちゃ早くない?) 1巻は馴れ初めっぽい感じだったのだが2巻からは色々と広がっていくな… 私が2022年前半戦で出会った中でも上位に入ります。 おすすめ。 知らない町をただただ歩く=たのしい三崎港二人旅 中村一般nyaeただただおしゃべりしながら歩くのって楽しいですよね。それを始めて訪れた町でやるのは、もっと楽しそう。この漫画ではせっかく三崎港に来てもグルメを楽しむでもなくただただ商店街や普通の住宅街を、ひたすら歩く。なにか大きな発見があるわけでもなく、めちゃくちゃにいいことが起きるわけでもないけど、意外とこういう旅のほうが心が充実したりしますよね。いいわーこういうのひらやすみ 真造圭伍さいろくよもぎさんとヒデキが好きです。 あー、よもぎさん可愛い。 マンガでパーティ組むとしたら「ゆるパート担当します!こっちは俺に任せろ!」みたいな存在、まだ3巻なのに安定感ある。 ヒデキはデデデデの兄ちゃんみたいだけどもっとカッコ悪くていい。おきらくボーイさんはすごい! #読切応援ポンさんと僕 おきらくボーイnyae少年サンデー本誌で「はじめラブコメ オガベベ」を連載中の作家さんがサンデールーキー王者決定戦のために描き下ろした?読切。初めてオガベベを読んだときは新人なのか違うのかわからないくらい上手くてびっくりしましたけど、やはりルーキーはルーキーなんですね。それにしても安定感がすごい。世界観や舞台設定は違うものの、基本的なノリはオガベベと一緒。でもそれがいい。それがおきらくボーイさんの魅力です。 本誌連載中でもこうしてたまに読切を書いてもらえるとファンとしてはとても嬉しいですね。 フェチざんまい!望月ミネタロウ 短編集 ショート・ボム! 望月ミネタロウかしこたまにある何も考えたくない時に読むのにちょうどよかった。作者のフェチを感じるけどエロすぎなくてサラッと読めるのがいい。健康的でボーイッシュな女の子がズボラってそりゃ可愛いよ!毛玉だらけの靴下を履いてるだらしなさがいい!に共感しました。これは描くのも楽しそうだな〜。こいつはすごいパルプ・フィクション…! #読切応援 #推しを3行で推すTO DO 北岡望たか※ネタバレを含むクチコミです。美味しいパンを通して。くるくるくるま ミムラパン 関野葵Pom ホッと癒され、無性にパンが食べたくなる漫画。 パン好きとしては、たまらない内容で、お洒落な雰囲気も醸し出されている。 グルメ漫画を読むたびに思うけど、美味しいもの食べると元気になったり、食べ物を通して前を向くことが出来たり、本当に魅力的で不思議な力を持っているなぁと感じる。 移動車でパンを販売するミムラさん、お母さんに会えるのかな。 母子ストーリー、胸に響きます。 ダークで耽美なエロホラー蜘蛛女 まさかき名無し※ネタバレを含むクチコミです。もしかしたら『双亡亭』のネタ元になっている…のかも藤田和日郎短編集 夜の歌 藤田和日郎名無しふと手にとって読み返してたんですが「夜に散歩しないかね」を読んでいて思ったことでした。何かを塗り込めるっていうモチーフが実は引用されてるのかなとか。考えすぎかもしれないけど、どうだろうか。愛の重さはヘビー級♪もののふぞろいな性犯罪集団と闘う警察特殊部隊!マルセイ!! 鯨川リョウみや特殊性癖持ちがてんこ盛りのエロコメディ 『新人警官の但木心(ただしき こころ)が配属されたのは性犯罪を取り締まる特殊対策チームだった!?』 的な導入で始まるこちらのマンガ 主人公の適度な流されやすさがGood! 体術的な意味ではシンプル強い超人側の人間なのに、抵抗弱めで流された結果毎話毎話きわどい姿を見せてくれる不憫な子 良いキャラを核に置きましたね 他にも体育会系褐色娘にオカルト娘に男の娘と魅力的なキャラぞろい! ついでに言うと昨今の漫画業界の中では珍しく比較的ちっちゃめ多めです(何がとは言わぬ) 対するは性癖を拗らせた強者が集う犯罪組織! 敵の具体例は書かんときますが、代表的な所からニッチな所まで多種多様な性癖持ちのワンダーランドです きっと貴方の好みも見つかるはず!? ダイレクトに言うと 本番無いけどフェチ色強くてエロス満載! …なのでそういうのが好きな紳士にオススメです! 絶対に読んで欲しい。ふふふってなる♬クジマ歌えば家ほろろ 紺野アキラstarstarstarstarstar干し芋1巻読了。 超面白い!! クジマにくぎ付けです。 飄々としているのに、とっても素直で、怒るとロシア語になる(笑) 形は、人間ではないけど、とっても人間的。 知らない間に鴻田家に溶け込んでいて、家族みんなが気遣う引きこもりのお兄ちゃんの心まで溶かしている。 朝早く川で大声で叫ぶとか、日本食が大好きなのに食べられないときは、虫を食べていたり、たまに鳥が出てくるが、クジマはクジマ。何にも属さないもの。 二話の『大は小を兼ねる』が特に好き♬ これからもクジマをずっと見守りたい。 ロシアに帰らないで!!伊達くん、栞のこと好きよね、きっと。まさかな恋になりました。 邑咲奇Pom 伊達くん、魚?!え、栞は何で魚に見えるのだろう。(たまにイケメン伊達くん見える。笑) 伊達くんも自分のこと魚に見えたりするのかな。不思議だ。。 そのうち、どうして魚の顔に見えるのか解明されるよね。少しファンタジー系なのかな、ザ•恋愛!感は無さそうだけど、面白い。1巻の続きが読みたいロッシとニコロのおかしな旅 深巳琳子starstarstarstarstarひさぴよ15世紀の歴史を舞台に、主人公の医師・ロッシと弟子のニコロの珍道中を描いた作品。1話完結のミステリー形式で、医学と迷信がぶつかり合う当時の歴史や文化を背景に、軽快な語り口で解決していく。サラっと読めるタイプの漫画ではないように思うので、時間をかけてじっくり歴史旅モノを読みたいときにおすすめ。ちなみに2017年に1巻が発売されてから、連載が止まっているのか続刊が出ていない状態のようで…。いつか再開して旅の続きをぜひとも描いてほしいところ。 「隊務スリップ」読んでみた隊務スリップ 新田たつおかしこ東京に核テロが起こった近未来、首都・熱海にある饅頭屋が経営危機を回避するために社員全員が軍隊に徴兵されることになった。主人公は饅頭屋の社員の中でも一番ひ弱だと周りから言われているが、実はあるすさまじい能力の持ち主で…という話。特にラスト2巻からの展開がよかった。大御所漫画家の力技を堪能できる(いい意味で)。 「静かなるドン」が1年で6億円も売れたと聞いたのがきっかけで今回初めて新田たつお作品を読みましたが、キャラもコマ割りも分かりやすいし、「なんで饅頭屋w」「いも虫スーツって何w」といちいちツッコミたくなるギャグが面白かったです。他の作品も読んでみたいと思いました。命をかける登山家たちの話contact 舟本絵理歌天沢聖司舟本絵理歌先生の新作読み切り! 兄をエベレストで喪った登山家・真上と、真上の残したクライミングルートをみて惚れてしまった七大陸最高峰制覇者で17歳の天才クライマー銀子の話。 エベレストという荘厳なスケールの舞台で、登山家というとんでもないフィジカルエリートの女性同士の心の動きが描かれているという、コントラストが面白かったです。女性の悩みがリアル明日、私は誰かのカノジョ をのひなお名無し読んでみました。 リアル…! 特に女性の悩みがリアル。 寂しさを埋められなくて何人も関係を持ってしまう女性。 美醜にこだわりすぎて美容整形を繰り返してしまう女性。 レンタル彼女の話ではあるんですが、それぞれ1人1人のもつ今どきな悩みがすごくリアルです…! 自分に欠けた何かを埋めたくて苦しんでる様が共感できます。 アプリとか掲示板とかsnsが出てくるから尚更身近に感じるのかもしれません。 ちょっと怖かった!ワンダー【単話】 絹田村子名無し※ネタバレを含むクチコミです。クラスの隠キャ平田くんの秘密塾での平田 安彦晴starstarstarstarstarかしこ※ネタバレを含むクチコミです。おばあちゃんとOL箱の中、睡蓮 志水マーチ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 何だかなあ……7SEEDS 外伝 田村由美名無し※ネタバレを含むクチコミです。青空を見せて終わるオチが多い吼えろペン 島本和彦名無し…となんか勝手に思っていたんだけど読み返してみたら意外とそうでもなかった…と思ったが読み進めてみるとやはり多いんじゃないか…!?青空にモノローグを投げていくオチが…!炎尾先生の手に余る事象が起きる回で使われがちな気がするな。もうちょっと検証してみます。 ちなみにこう思った理由は多分この「人気の出すぎってのも怖いもんだよナァ……」(1巻)がインパクト強すぎたせい。<<7576777879>>
ヤマシタトモコ先生の違国日記が好きな人は多分好きになるんじゃないかな?タイトルに「恋愛」というワードがあるけれども、要は他者との関係性の中で自分を最も見つめ直すことができるのが「恋愛的瞬間」なのだ、という話だと思うので…。心理学者の森依先生の講義を受けてる学生達やクリニックを訪れる患者達の悩みの多くは恋愛関係のものですが、それらの原因は家族関係や幼い頃のトラウマだったりするのです。セリフやモノローグにハッとさせられることが多く、少女漫画を読んでるというより心理サスペンスを読んでる気分にもなりました。吉野朔実先生は本当にすごい!