小学館マンガの感想・レビュー4596件<<7172737475>>遥かな町への感想 #推しを3行で推す遥かな町へ 谷口ジローstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 20年くらい前に連載中に読んでいたがその時はわからなかったものが今になってわかるもんだな。親父の心情がよくわかる ・特に好きなところは? タイムスリップして14歳になったはいいが所々おっさんな部分が滲み出てくるところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 物語の中枢である父の失踪の謎や中学生活などの面白い要素はたくさんあるが最後のオチが特によかった。 本業はどっちだ特命清掃員・まゆ ~社内の「クズ」を駆除します!~ 和田海里名無し清掃の仕事だけでなく、密かに社内密偵のような調査を請け負う、一石二鳥?な特殊なお仕事漫画。不思議な能力を持つ”まゆ”と、ベテラン清掃員の新垣(”ガキさん”)の二人組で会社に潜りこみ、清掃しながら立ち話を盗み聴きしたり、ゴミを漁ったり、ブラインドハックなども白昼堂々と行う。淡々と証拠を集めて対象を追い詰めるあまりの手練さにちょっと恐ろしい気分になる。マンガとしての面白さ以上に2人の会話から時折、人間に対しての冷酷な感情が見え隠れする瞬間があってゾッとする。連載になって嬉しい咲宮センパイの弓日 天野茶玖かしこ去年、読切だったのが新連載として帰ってきた!めっちゃ嬉しい! 弓道部の後輩が憧れる咲宮センパイは、プライベートだと超天然。 でも凄腕の殺し屋でもある。もちろん標的は弓で狙い撃ち。 基本はギャグマンガ! だけど殺し屋としてのクールな一面とのギャップもたまりません。 このコマかっこよすぎ…。父を焼くの感想 #推しを3行で推す父を焼く 山本おさむ 宮部喜光用賀の長老・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ・特に好きなところは? ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「響」とは異なる魅力龍と苺 柳本光晴starstarstarstarstartoyoneko「龍と苺」は、「響」を描いた柳本光晴先生が週刊少年サンデーで連載している将棋漫画です。 …が、私自身は、初期にちょっと読んで、その後は追ってませんでした。 何故かというと、悪い意味で「響」に似ていたから。「龍と苺」の初期のエピソードは、「性格のキツい天才少女が主人公で、その才能で無双する話」で、まぁ、将棋版「響」でしか無く、しかも主人公は「響」よりさらにトゲトゲしている狂犬だし、敵キャラも嫌な奴ばかりだし、これはちょっとどうかな…と追わなかったんですよね。 ところで、現在、「龍と苺」はサンデーうぇぶりで8月17日(水)まで全話無料公開中。 おや久しぶりに読んでみるかと手を出したところ、みごとドはまりして、コミック全巻一気買いしました。 面白くなりましたね!!! 「性格のキツい天才少女が主人公で、その才能で無双する話」という基本線は変わらないのですが、主人公の苺の性格がだんだんやわらかくなって、可愛くなってきますし、敵キャラも、「嫌な奴」ではなくて「変な奴」「変態」が増えていき、しかもキャラクターとしても魅力的な人物が増えていきます。 また、主人公は「天才」ではありますが「無敵」ではないので、大苦戦もしますし、何なら負けるので、きちんとドラマがあります。 今は、(おそらく作中最大の)トーナメントの渦中ですが、このトーナメントに入ってからはもう本当にずっと面白くてビックリしました。見事にまっとうな「少年漫画」でした。 これまでサンデーは買ってなかったのですが、この作品のためにサンデーを買ってもいいのではないかと悩むレベルです。 ということでこれまで読んだことなかった人は是非ご一読を。 8月17日まで全話無料公開中です! https://www.sunday-webry.com/episode/3269754496548997931新装版で読めばよかったソラニン 浅野いにおかしこ※ネタバレを含むクチコミです。ほっこりしたー!トラとミケ ねこまき(ミューズワーク)名無し女性セブンで「トラとミケ」読みましたー!リコちゃんのかわいいこと!砂浜でお城を作るシーンとか、かわいいのなんのって、たまりません。シンちゃんの恋、これから描いていくのかしら。気になります! 「うずまき」読んでみたうずまき 伊藤潤二かしこ私の今更読んでないと人に言えない漫画ランキング1位の「寄生獣」に続き、2位がこの「うずまき」でした。 秀一君の存在がどんどんギャグになっていくのが面白い。でもラストまで読むと最初から最後まで秀一君はまともだったんだなってちょっと見直しました。 ヒトマイマイの交尾シーンが一番好き。衝撃的だった…!これを読みたいが為に何度でも読み返したいと思った。代々受け継がれる盗みの極意 #読切応援 #推しを3行で推す15代目錠抜掠太郎の隔世 新井隆広名無し新井先生の新作、堅物おじいちゃんと今どき若者の師弟コンビモノでよかったです!スパイ道具みたいなのもたくさん出てきて楽しかった。クライマックスの技の決め方と、何より捕まってた一四代目のビジュアルが好きすぎる。ポストアポカリプスの世界で「文明」を探す終末の人類に文明は必要ですか? TALI名無し主人公は「神」を信奉し、その命令のもと「文明」を回収しているカサゴが親の仇を探している少女メバルと出会い、物語は動き始めます。 色々と対照関係にあるキャラクターが面白くて、文明崩壊後の世界観もいい感じ。残された「文明」が人々にどのように影響を与えてるのか、興味深かった。2話が楽しみな新連載でした。 こりゃかわいい山、田畑、時々レイヤーお姉さん 田口ケンジ そのぐち中野愛こりゃかわいい…ずっとかわいい…!! 絵柄そのものはかわいいというより美しすぎるくらいだけど、美人で眼鏡でオタクのおねえさんと純情でクールにふるまうショタの2人がかわいすぎてかわいすぎて。 すべてがかわいいのでおばあちゃんも軽トラもたい焼きも全部かわいく見える。 かわいいとしあわせ以外の語彙が全部吹き飛んだ。かわいい。ついつい自分の人生も振り返ってしまう。薔薇村へようこそ 柴門ふみstarstarstarstarstar_border干し芋薔薇村なのに薔薇は咲かない・・・。 人生思うようにいかないってことなのかなぁ。 『薔薇の郷リゾート別荘地』の管理事務所スタッフの丸木倫太郎。 見学に来たお客さんに物件を案内する係なのだが、ここに来るお客さんがなぜか訳ありが多く、ついつい深入りしてしまう。 薔薇村に集いし人々の人生模様を垣間見て、自分の人生も何となく振り返りたくなる作品。ウンナ母斑で調べていたら行き着いた漫画ウンナ母斑 sacco名無し産後だった為、自分の子も愛されてたのかも。と現実のような気持ちで読んでしまった。最後はウルっとしてしまう綺麗な作品。 姉っぽくない姉だな〜と思ってたけど…姉の結婚 西炯子starstarstarstar_borderstar_borderかしこタイトルに「姉」が付いてる割には姉感のない主人公だよな〜と思いながら最初は読んでいた。年が離れていてタイプも正反対の妹はいるけどよくある「長女あるある」な話もないし…と思ったら、7巻でその謎が解けた。同時に、一見すると地味だけど仕事も出来るし美人だしかなりモテる主人公なのに愛されることを拒否しているのはそういう理由があったのかとも納得した。西炯子作品は大人になってから読むと更に面白い。「娚の一生」も読み返したくなった。いままで読んだ中でいちばん好きな年の差漫画かもしれない #読切応援天使の素描 桜小路かのこ名無し※ネタバレを含むクチコミです。小説家のもとに届く、差出人なしの手紙とは…あらあらかしこ 波津彬子名無し※ネタバレを含むクチコミです。 言わずと知れた大名作『まんが家』の魅力は全てここから教わったまんが道 藤子不二雄(A)名無し世に居る漫画家の数だけそれぞれの『まんが道』あれど… この作品無くしては生まれなかった自叙伝漫画という概念 作者は 藤子不二雄A 安孫子 素雄氏 『オバケのQ太郎』『忍者ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』 『笑ゥせぇるすまん』 最早説明する必要のない名作達を生み出した伝説の作者 私は安孫子作品の中でも特に『まんが道』が好きで自分の人生が決まった一作だと思って居ます 日本の漫画がどう発展していったのかもわかる時代の全てが詰まった名作なので 是非ご一読をと思います そしてここからは"マンバ"内の人にまんが道を語るのは野暮な気がしたので… ここからは私の漫画道との出会い『漫画道の道』をお話しします(長くなります) =========== 今の時代ではとても考えられませんが 『漫画を読むとバカになる』 本当にそう伝える大人達がまだ少なくはなかった時代が私の幼少期です とはいえ大分世の中には浸透していて、アニメも漫画も沢山世に出て居て (ラピュタやガンダム…魔法少女) 一部厳しい人がこのセリフを唱えて残って居る感じです 我が家の父はそのタイプでした (今思うとうちの父は既に少数派だったのかもしれません) とはいえ、子供の頃からアニメや漫画が好きだった私は 普通に子供向けのアニメも漫画も見て居ました 同級生の間で漫画の貸し借りはしていて 親も『子供同士のコミュニケーションの手段』に漫画があることは理解して居たので そのあたりは黙認されて居ました。 でも父の目の前で漫画を読むと怒られます(笑) 本当は『全部規制したいけど…目を瞑ってやる』という感じが我が家で『漫画』の位置づけでした そんな中で何故が我が家の本棚には 一種類だけ『漫画』が置かれて居ました それがこの『まんが道』中央公論者の愛蔵版です。 (話が横道にそれますが この中央公論者の愛蔵版シリーズはすごく大きくて分厚くて、何故か紙はペラッとしていて とても好きです 当時の図書館にはこのシリーズでゲゲゲの鬼太郎やルパン三世などがありました) 何故『まんが道』だけ我が家の本棚に許されたのかは今も謎です… つまり『この漫画だけは『親の前で読んでいい』ということになるんだなと勝手に理解した私は (本棚に堂々とあるので)それはもう、この作品ばかりすり切れるほど読みました そんな理由もあり『まんが道』にのめり込みましたが そんな理由がなくてもこの作品は名作です 内容がとにかくワクワクドキドキなのです 『こんな世界があるの!?』の連続 寝る間を惜しんで漫画を描き 憧れの地へ行きー憧れの先生へ会いー 下宿 編集から締め切りを急かされ 全てが私にはキラキラして見えました 時代は移り変わり行きますが 必ず漫画やアニメが側にある世界に生まれたことを良かったと思います その時代を切り開いていったトキワ壮の伝説が この作品に詰まって居ます 私の『漫画道の道』は以上です ちなみに我が家、 母は根っからの漫画好きで、自分の手持ちの漫画(ガラスの仮面など)は押し入れに隠して居ました (普通…子供がやるやつ…ですね 笑) 泣いてしまったひらやすみ 真造圭伍ヤマダ私自身阿佐ヶ谷に住んでいるので心の機微に共感したというか、あたたかい情景にポロッと涙がこぼれました。信長協奏曲の感想 信長協奏曲 石井あゆみクロキサブローという現代の高校生が、織田信長と入れ替わるという歴史ファンタジー。意外と歴史については造詣が深く的確に描写されており、面白い! 予想はできたが嫌〜なラスト幽子 のざわたけし名無し子供が欲しかったのにかなわないまま死んでしまった夫婦が、謎の医者に頼り死んだ人間の体の一部から受精卵を作り出し、代理出産をしてもらい、赤ん坊を死なせて、自分らと同じ幽霊として一緒に暮らせるようにするという奇妙なストーリー。思い通りになり幽子と名付けたのの、赤ちゃんの幽霊は成長しないのでずっと赤ちゃんのまま。育児に疲れて限界を迎えた夫婦は、引き取り手がいなければ処分という条件を受け入れて子供を手放すことに。そんな夫婦が行き着いた場所とは………。そしてハッピーじゃないしちょっと嫌だけど、これで良かったんだろうと思えるラストでした。幽霊の育児放棄という発想はただただすごい。100年ぶりくらいに読んだ「MONSTER」MONSTER 浦沢直樹starstarstarstar_borderstar_borderかしこ高校生くらいの時に読んだ記憶はあるけど、ヨハンが悪い奴ということ以外を全部忘れていたので、まっさらな気持ちで読めて面白かったです。正直「こんなに登場人物多いんだっけ?!」とは思ったけど。だから記憶のキャパシティ超えちゃったんだなぁ…。 大人目線で読むと長編漫画を飽きさせない工夫がたくさんあるのが分かりました。序盤は一話完結の短編として読ませるようなクオリティ高い話(テンマの元婚約者のエヴァがお屋敷を燃やすエピソードが好き)が多いし、終盤は読者をミスリードさせる展開が巧みだった。自分は全部引っかかって「え〜!そっち〜!?」ってなったので楽しかったです。 一番好きなキャラクターはルンゲ警部かな。最後まで読むとヨハンには「あんたちょっと繊細すぎやしないかい…?」と言いたくなりました。あれから10年、その後を生きた人々の喪失と再生の物語星の輝き、月の影 じんのあい名無し東日本大震災の被災者が主人公なんだろうとなんとなく読み始めて、勝手に「震災後」から始まってると思いこんでしまったんですけど、ふと「あ、これ震災前だ」と気づいてからちょっと読む手が止まりそうになってしまいましたね。。 東京で教師になる夢を諦め、父の死をきっかけに田舎へ帰り役場に勤めている主人公。いまいちこの先もここで生きていく覚悟がないなか、同級生たちの村おこし活動に感化され、やり甲斐を見出し、やっと地元で生きることを決意したところで震災に見舞われます。 津波の被害、放射能汚染、自主避難により離れていく仲間、そして津波被害地域へ行ったまま連絡がつかない恋人。この先どうなるかがある程度は予想できるだけに読むのが正直つらいですけど、あれから10年というタイミングで改めて描かれることの意味があると思いたいですね。 真面目な作りに丁寧だけど、もったいない。おとなのずかん改訂版 イトイ圭名無し結構真面目に作られてる漫画。 キャラも舞台も設定も、きちんとしっかり練ってありそう。 現実社会にも目を向けて、社会派なテーマも折り込んであるのかな。 でもそれゆえに、若干わかりづらい。 元々この作家さんの読み切りは読んだことがあって、 その頃から割とアート志向? 「わかる人がわかってくれる通好みな作風」感があって それ自体は悪くないんだけど、 今作では、そのこだわりが悪い方に作用しちゃった感じ。 メジャー感のある作風やビジュアルに振り切る事は 難しそうな作家さんだから、 下手に多くの人に読まれるような大衆向けのテーマ設定をするんじゃなくて、 「通好み向けのマニア漫画」に全振りした方が 作家さんの個性的には向いてるのかもしれない。闘えるし美味しいのがエビフライ異世界人生劇場~竜と魔王とエビフライ~ ka92野愛エビフライで世界を救うネクロマンサー、エリザベスカラーをつけた魔物たち、オリハルコンで作られたエロ本の読者プレゼント たしかに異世界じゃないと出会えないものばかりだけど、何を見せられてるんだ?という世界観。 こんな異世界なら転生しても楽しく過ごせそうです。 一応異世界らしく魔王とか魔物とか勇者とかスライムとか吸血鬼とかが出てきますがみんなかわいいです。 エビフライも闘いに使うだけじゃなくてちゃんと食べるし、エビフライっぽい合成魔獣も食べるし、倫理観も含めてこの異世界好き。 転生ものとか異世界ものとか苦手!日常系漫画とかギャグ漫画が好きという人はぜひ読んでみてほしいです。<<7172737475>>
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 20年くらい前に連載中に読んでいたがその時はわからなかったものが今になってわかるもんだな。親父の心情がよくわかる ・特に好きなところは? タイムスリップして14歳になったはいいが所々おっさんな部分が滲み出てくるところ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 物語の中枢である父の失踪の謎や中学生活などの面白い要素はたくさんあるが最後のオチが特によかった。