小学館マンガの感想・レビュー4596件<<128129130131132>>東京ラブストーリーの続編東京ラブストーリーAfter25years 柴門ふみhysyskスマートフォンとかドローンが出てくるあたりが現代的なのと、バリキャリで海外に飛び出して行ったリカが帰国して田舎で農業というのも絶妙にバブルから目覚めた日本という感じ。さすがに1巻ではそこまで掘り下げた話にもならず、爽やかな黄昏流星群みたいな感じだった。初めてデスゲーム漫画を読んでみた今際の国のアリス 麻生羽呂くまぞうバトルロワイヤルの頃までは読んでましたが、いわゆる「デスゲームもの」と呼ばれるジャンルについては、傍目から乱立しすぎて一体どれを読めば良いのかわかりませんでした。最近はブームが落ち着いてるようなので、まずは試しに一つ、とマンバで探したところ、「今際の国のアリス」はバランスが良さそうだったので手にとってみましたが、冒頭から予想外な展開ばかりで仰天しちゃいました。デスゲーム漫画ってこんなにも面白いんですねえ。次は「神様の言うとおり」を読んでみよう。歴史SFホラーなど多くのジャンルに影響を与えた名作宗像教授伝奇考 完全版 星野之宣名無し宗像教授宗像教授伝奇考はこの漫画を派生としてノベライズ、ドラマ化で知ったかたも多いと思われます。 さらには2ちゃんねるの怖い話で有名な「リョウメンスクナの呪い」といったアナーキーな作品にまで影響を与えており歴史、SF、ミステリー、ホラーの枠を統括した傑作と言っていいでしょう。 2000年代以降に作られた多くの創作の話の原点として用いられていることも多く、思わず“あ~”、“う~ん”などとこのジャンルが好きな方でなくても唸ってしまうことは間違いないはずです。 娯楽作品としてだけでなく歴史考察、自分なりの知識の幅を深めるためのアイテムとしてオススメできる作品です。ユーモアと怖さの二重奏、これはSF(少し不思議)だ笑ゥせぇるすまん 藤子不二雄(A)名無し藤子不二雄と言えば、A氏もF氏も児童向けの作品が有名ですが、その実、それしか書けないと言う訳では無いです。 彼らは己の作品ジャンルをSF(少し不思議)と謳っているように、日常に違和感や異常さ、恐怖を紛れ込ませるのが抜群に上手い。 F氏もドラえもん等でたまに異色としか思えないヤバイ話が混ざるのですが、A氏も負けていません。 それを最大限に発揮した、闇の塊のような作品です。 怖いだけでは無く、絶妙な不安感や違和感を残した後味や、どこか面白く滑稽な登場人物達など、やはり天才は違うな、と思えます。 人間の当たり前の欲を煽り、効果はあるが欠陥もヤバイ商品を配るセールスマン、喪黒は一体何なのでしょうか。 彼は、客が自滅するのを分かっていて商品を渡しているとしか思えません。 作者の闇の部分を思いきり表出させたのが、この笑ゥせぇるすまんと言う作品なのでしょう。 男性主人公のバレエ漫画ダンス・ダンス・ダンスール ジョージ朝倉名無し女性が主人公のバレエ漫画は今までに何作か読みましたが、 男性主人公のものは初めて。 主人公の潤平可愛いです。常に葛藤してて面白い。 都も流鶯も可愛いです。キラキラ青春で眩しい。 バレエ全く分からなくても楽しめます。 ジョージ朝倉先生の漫画は本当面白くて昔から好きです。ものすごい喪失感と絶…ぼくらの 鬼頭莫宏猫あるくものすごい喪失感と絶望感。 しかしすべてを読み終えて残ったのはただ残酷な漫画というものではなく、現代社会に対する皮肉的なものでもなく、爽やかな満足感と未来への希望だったりするのは、このラストを選択した作者の力だと思います。駄菓子で膨らむストーリー この独創性に脱帽だがしかし コトヤマ六文銭一話が短くテンポよくてスルスルッと全部読めてしまった。 飽きずに読めたので、自分は好きなノリだっと思う。 駄菓子屋で一回はやったことあるネタも、懐かしくて共感できます。 駄菓子の小ネタもそうだけど主人公のココノツくんが、駄菓子好きの年上?の女性(ほたる)に影響されて少しづつ変わっていくのがいいです。 ほたるの駄菓子に熱狂的な姿をみて、感化され、踏み出せなかったやりたいことに一歩前進し、行動してみて、挫折して、また成長していく。 そんなシーンも垣間見えてグッときましたね。 好きなものを貫いている人は、見ててどこか元気が出るし、影響されますよね。自分も何かあったんじゃないか?とか。 しかし、駄菓子でマンガを描けと言われて、こんな話にできるかな? なんて少し考えてしまう作品でした。 作者の独創性に脱帽です。 単行本未収録の幻の読切!中央線3番線ホーム ジョージ朝倉名無しダンスール16巻発売記念としてやわらかスピリッツに無料公開されている読切。 受験という将来に大きな影響を及ぼしかねない通過点、つらいのは落ちた方だけじゃないんだというのをシリアスに描きながらも、さいごはちょっと暖かい気持ちになれます。 7〜8年くらい前の作品らしいのですが、しらなかった…!無料公開中(いつまで?)なのでぜひ読んでみてください! https://yawaspi.com/chuosen/index.html ちょっとありえないなーと思うところ恋はつづくよどこまでも 円城寺マキ名無しすごく心に響く話もあった。でも主人公と天童医師とのラブラブシーンは、不快な感じがすることもしばしば。なぜかは分からないけど、もっと爽やかでもいいのでは?あと主人公が天童に朝ご飯を作ってあげるシーンとかいらなくないですか?可愛らしいとも、女性らしいとも思いませんでした。看護師の仕事として努力しているシーンだったり勉強しているシーンがもっとあれば、主人公をちゃんと応援したくなったと思います。いやーおやすみプンプン 浅野いにお名無しひさしぶりにこの漫画を読んだんだけど、正直言ってストーリーは暗くて、気分が落ち込むだけなんだよね。どの巻を読んでいても不安になる。読み物としてはめちゃくちゃ面白いのだけど。 読んで鬱になりやすい人は読まないでください。いいですか?絶対に読まないでくださいよ! 不条理漫画のパイオニア伝染(うつ)るんです。 吉田戦車名無し1989年、従来の4コマとは全く性格の異なる漫画が現れました。不思議なキャラクターや奇怪なストーリーが織り交ぜられ、一度読んだだけでは意味が分からないようなシュールな話。なのにクスッと笑えてしまう、それまでの4コマ漫画にはない不条理ギャグ漫画が誕生したのです。作者の吉田戦車さんの出世作ともいえる漫画であり、吉田さんにしか生み出せないギャグマンガの様式、いわば「吉田戦車ワールド」を体感してみたい方は、まず手始めにこの作品から手にとってみてはいかがでしょうか。あれから25年東京ラブストーリー 柴門ふみねこじゃらしhttp://natalie.mu/comic/news/173533 続編がでるらしい!恐ろしい。。血の轍 押見修造名無し最近よく耳にする『毒親』がテーマの作品です。『惡の華』の押見修造氏の作品。 毒親というものがよくわからないのですがこういう恐ろしさがあるのか!と震えています。 直接虐待しているわけではない、しかしとんでもないダークな存在。 一体この母親と主人公の少年はどうなってしまうのか?次々と先が読みたくなり、恐ろしいけどページをめくる手が止まりませんでした。 「映像研」、湯浅監督でアニメ化!!映像研には手を出すな! 大童澄瞳mampuku湯浅政明が「映像研には手を出すな!」TVアニメ化、NHK総合で放送https://natalie.mu/eiga/news/330503 https://youtu.be/87d3a47rxcg 監督作品 テレビシリーズ ケモノヅメ( 原作・監督・シリーズ構成・脚本・絵コンテ・演出) カイバ(原作・監督・シリーズ構成・脚本・絵コンテ・演出) 四畳半神話大系(監督・脚本・絵コンテ・演出・挿入歌作詞) SHIN-MEN(監督・絵コンテ・演出・作画監督・原画・OP作詞) ※6話でムトウユージに交代 月の魔法姫プリティラビィ(シリーズディレクター) ※フォトカノ劇中アニメ ピンポン THE ANIMATION(監督・シリーズ構成・脚本・絵コンテ・演出) アドベンチャータイム(監督・脚本・絵コンテ) ※シーズン6エピソード7 劇場版 マインド・ゲーム(監督・脚本) Kick-Heart(原作・監督・脚本・原画) 夜は短し歩けよ乙女(監督) 夜明け告げるルーのうた(監督・脚本・製作) これ「少女終末旅行」みたいに作者本人が参加してくるやつじゃないですか!?楽しみすぎる〜〜水沢めぐみが描く新米美容師の恋!君の手が紡ぐ 水沢めぐみ名無し2019年9月より姉プチで始まった新連載。4月10日に1巻発売らしいのですが、待ちきれずに1話だけ雑誌を購入して読んじゃいました笑 王道の優しいお仕事もので、水沢先生の柔らかい絵が本当に可愛くてたまりません…!!紡は可愛いし、加賀谷さんは爽やかで素敵。 1話で高校生から美容師となり憧れの人に再会するという ストーリーの進行の速さにやや驚きましたが、これから恋に仕事にバリバリ展開していく期待が持てました。楽しみです…! https://i.imgur.com/fNdCz9X.pngセクシー&グロテスクがウリのオカルト退魔アクションVS EVIL -オトナの無修正エディション- 四方山貴史名無しサイコミで出会った『エンダーガイスター』にやられてしまい、こちらも拝読しました。こっちも最高でした! 「エロ・グロ・アクションを連発!!小難しいことはいらねえんだ!!」というエンタメの美学を突き詰めている清々しさが気持ちいいです。 オバケの怨と女子大生あさひのコンビも賑やかでずっと見てられますね。オカルトを駆使した戦闘もかっこいいし、ふたりで力を合わせて強敵を倒すのは少年漫画的な盛り上がりがあります。 『エンダーガイスター』とも繋がってくるみたいなのでそれも楽しみ!! かなり思い入れのある作品ツルモク独身寮 窪之内英策名無しツルモク独身寮は、自分的にかなり思い入れのある作品です。なぜなら、自分と重なる部分が多数あるから。独身寮、あこがれの女性、厄介な先輩、イケメンの先輩、そして、距離恋愛をしている年下の彼女。くーっ、今思い返しても、なんだか切なくなってきます。環境問題への意識が突き抜けているケントの方舟 毛利甚八 魚戸おさむstarstarstarstarstarひさぴよオゾンホール問題やダイオキシン問題など、日本において環境問題への意識が最高潮に高まっていた90年代。その最中に連載されていたのがこの「ケントの方舟」です。 私の好きな「家栽の人」毛利甚八&魚戸おさむコンビなので、”良い漫画”として紹介をしたいのけど…いやいやこの漫画、なかなかの過激な思想を持つ漫画でした。 ゴリラの研究をしているサル学者・森野賢人が区議会議員選挙へ打って出て、型破りなやり方で環境保護政策を進めていくというのが基本ストーリーです。 森野の穏やかな表情とは裏腹に、突拍子もない構想を抱いている事が次第に判ってきます。 例えば、ゴリラのために東京都内に森を作り、森の壁で分断しようとする案。 さらにはゴリラと人間をかけあわせて森と人間の融合を図る案など、どう考えてもヤバい思想です。 環境問題に熱心な人ですら同意困難なレベル。 そういった考えを公に発信しているわけではないものの、ふとした時に本音が漏れ出てくるというか。もちろん漫画の中では肯定されています。 おそらく森野の中で優先順位は、自然>ゴリラ>人間なんです。 環境問題が加熱していた時代特有の狂気を感じました。 おもわず「マッド・エコロジスト」という言葉が頭に浮かんだので、ここに書き残しておくことにします。あンた、背中が煤けてるぜ哭きの竜 能條純一さいろく麻雀を打つ人はきっと「哭きの竜」という名前ぐらいは聞いたことあるでしょう。 麻雀打ちにとって神のような無敵の麻雀打ちの代名詞のようなものです。 でも意外と読んだことある人は多くないのかも? 著者の能條純一先生は今現在は「昭和天皇物語」を描いておられますが、「月下の棋士」も超有名な作品です。絵柄や間の使い方が独特で、読者を魅了する作品を残しています。 本作の主人公は「哭きの竜」と呼ばれる雀ゴロ。 竜自身はめちゃくちゃ口数が少なく、たまに喋ったと思うとヤクザの親分達相手にも怯まずズバッとコケにしちゃうという恐れ知らずにも程がある性分。 ただ、ヤクザの親分になる器が私にはないのだと思うのですが、親分さん達には「神のヒキ」と言わんばかりの竜の持つ「強運」が魅力的に映るようで、テッペンを目指す親分がたは、こぞって竜の強運を欲しがります。 しかし彼らに対して竜は 「あンた、背中が煤けてるぜ」と言います。 背中が煤けてるってどういう意味?という議論が割とあったようなのだけど私の解釈だと「死相が出てる」ってことかと思ってます。 死相が出ている、今やろうとしてるソレはやめときなよ、と言ってあげているのではないかと。 事実、それを言われた人たちはその後大体死んじゃうんですよね。 死神ってわけじゃないんだけど。 触るもの皆傷つける的な、ギザギザハートの子守唄のような存在。 竜は最初こそヤクザの代打ちで稼いでいたものの、気づけば各方面の組長達からのラブコールで引っ張りだこ。 で、仕方ないからついてって麻雀打てというから打ってあげて、勝ったら相手が激おこで死ぬ。 そりゃー竜も嫌になりますわ。 「ふっ」って嘲笑に近い感じでよく笑うんですが、親分からすりゃ「いい度胸だ」と思われて逆に気に入られちゃうっていう悪循環。 竜本人は根無し草をヨシとしているとこもあるんですが、最初の"甲斐の正三"親分から充てがわれた女をしっかり家で待たせてたりと、人情っぽいものも無くはない。ミステリアスというと安っぽいですが、不思議な魅力の持ち主。 漫画としてはどうなのかというと、抽象的な表現が多く、ヤクザ屋さん達の意地や任侠の在り方がわからない私には少し難しかったですが、逆に麻雀を打つシーンはあるものの麻雀のルールを知らなくても全く問題ない感じです。 詰まるところ、竜を囲う周囲の成り上がりたいヤクザ達の物語、と言っても過言ではない。 というかほとんど甲斐組の話ですが、京都の大親分なんかですら竜に魅了されちゃってるわけで… 竜は「ファブル」の"山岡"のような恐怖を知らないタイプの男かもしれません。 読後感はとても良く、新装版では全5巻っぽいので(1冊380Pとかあるけど)一気に読むのには最適ではないかと思われます。 麻雀打ちなら嗜みとしてマスト、そうでない人でも話のネタにはもってこいの作品でしょう。 泣ける恋愛系でオススメといえば…最終兵器彼女 高橋しん名無し泣ける恋愛系でオススメといえば、この作品です。 友達と過ごしたり恋したり、少しずつ大人になろうとしているのに… 平和な日常が少しずつ消えていく哀しさ切なさと、それでもぎこちなく恋するちせとシュウジが哀しく美しいです。繊細で可憐なイラストも大好きです。エッチなシーンもありますが、苦手で無いならぜひ恋愛ものが好きな女性にも読んでいただきたい作品です。切なくて、少しの間動けなくなります(泣)競艇をまったく知らなくても面白く読めるモンキーターン 河合克敏名無し競艇をまったく知らなくても面白く読めます。競艇についてめちゃくちゃ丁寧に解説してあり、選手の生活の裏側なんかも知ることができる。レースにおけるスタートの重要性とかターンの難しさとか、ペラの調整に至るまで、競技そのもの見方が変わると思います。趣味全開の漫画だけど、競艇ファン以外にも読んでもらいたいと思う作品。ちなみに、しっかりラブコメ要素もあるのだが、これについては意見がわかれるとこなので触れないでおく。みなさん光用千春を読みましょう。たまご他5篇 光用千春作品集 光用千春nyae簡略化した人物作画、最低限の背景描き込み、単調なコマ割り。にも関わらずストーリーに引き込んで読ませる力。そしてユーモアの部分でも抜群のセンスを発揮する。一篇読み終わるたびに脳に新鮮な風が吹く感じ。 圧倒的な台詞を放つやけに大人びた子ども。何も分かってない大人。自分のことすら分からないのに、他人のことなんて分かるはずがなかった。 この先の人生、自分の身に何が起きるのかが楽しみになってくる。 判型はA5。表紙と本文の紙も柔らかくてとても読みやすい。カバーの盛り上がった加工に注目! 最強寿司職人の遺伝子を持つハワイ育ちの主人公 #1巻応援寿エンパイア せきやてつじ名無し展開のスピード感に圧倒されながらあっという間に一巻を読んでしまった。 最強寿司職人の遺伝子を持つハワイ育ちの主人公という設定だけでもう面白いです。ハワイの海にいる骨の多い魚をさばいて寿司を握ってきたので初めからそこらへんの若手より断然強いんですよ。そして決めゼリフ「エンジョイ!」がまたいいですね。ヘイおまち!の感じで「エンジョイ!」ですからね。これぞ王道な主人公って感じが最高にあがります。 ハワイから日本にやってきた理由の一つは寿司を極めること、そしてもう一つは本当の父親に会うことでした。ここはネタばれになるのであまり詳しく書きませんが…。最強寿司職人の遺伝子が共鳴し合えばこんなことも起こり得るのでしょうね。普通はこれが物語の山場になりそうですがあっさり描いちゃうところがすごいです。 後継者争いの最大の強敵が食べた者を狂わせる「魔性の寿司」を握る男。「魔性の寿司」っていうパワーワードに心躍りますが、この男はとても非人道的な人間なんです。こんな奴とどうやって戦うのか?続刊がとても楽しみです。とにかく熱い寿司マンガでした!圧巻の生き様 一気読みが良い闇金ウシジマくん 真鍋昌平六文銭完結したと聞いて、一気読みした。 46巻と長編の部類だが、海外ドラマのようにたえず気になる終わり方をするのと、〇〇編のように1エピーソドが約1巻程度の構成なので、飽きることもダレることもなく一気に読めてしまった。 物語も最初のほうは、債務者を中心にウシジマくんが取り立てる形で描いていたが、後半はヤクザとの抗争(物理的・政治的)にウシジマくんが追いまわされる形で進む。 追う側から追われる側へ。 この因果応報的な流れに、こと最終話は発表当時、賛否があったようだが、一気読みした自分はこの終わりに納得したしキレイに終わったと感じる。 最後のほうで、追われる生活に「疲れた」と、ウシジマくんがぼやくシーンが今となっては印象的だ。 闇金業者という決して真っ当な職業ではないが、相手が誰であろうと引かない姿勢やビタ一文まけない信念は、間違いなく平成を代表するダークヒーローだったと思う。 悪には悪の理由がある。しかし、言い訳はない。 この生き様、男の自分も惚れました。 一気読みをおすすめします。<<128129130131132>>
スマートフォンとかドローンが出てくるあたりが現代的なのと、バリキャリで海外に飛び出して行ったリカが帰国して田舎で農業というのも絶妙にバブルから目覚めた日本という感じ。さすがに1巻ではそこまで掘り下げた話にもならず、爽やかな黄昏流星群みたいな感じだった。