名作『キャンディ・キャンディ』でおなじみ少女漫画界の巨匠・いがらしゆみこが、デビュー50周年を記念して『女性自身』に連載中の衝撃作が、待望の単行本化!天才子役として一世を風靡した遠山エレナが、突然の失踪から10年、センセーショナルな復帰宣言を。華やかな世界を生きるエレナだが、その真の目的は、謎の死をとげた父の、死の真相の追求と、その復讐だった。エレナのたぎる想いが芸能界、梨園、政財界に嵐を巻き起こす!
『猫ピッチャー』『ねこねこ日本史』など、数々の傑作でおなじみの“猫まんが界の巨匠”そにしけんじ。最新作のテーマは、「ラグビー×猫」。学生時代、ラグビー部で青春を過ごした作者がその経験と知識を生かし、熱い想いを込めて描き上げました。さらに、基本技術やルールを、元ラグビー日本代表キャプテンを務めた廣瀬俊朗氏が解説。癒されながらラグビーの基礎知識が身につく、画期的な“入門書”にもなっています。
読書の習慣など全くなかった嘉山。彼は「人を知るため」に本を読むようになる。ある時は腐れ縁の友人に勧められ、ある時は宗教勧誘の女性から好きな本を聞き出して。なぜそうまでして人を知りたくなったのか――。人に出会い、言葉に出会うあたたかな物語。
「次にくるマンガ大賞2022」ノミネート! 高校卒業以来、一度も会うことのなかった武田と有田。ある雨の日に一匹の猫を拾ったことから、二人の関係は変わり始める。恋愛感情とは違う。一緒に暮らす理由もない。でも、君の隣は心地がいい。そんな気持ちに向き合い、二人が出した答えとは――。自分たちだけの関係を模索しながら生きる人々の日々を綴った物語。
音大を卒業し、航空自衛隊の航空中央音楽隊でアルトサックスを担当する鳴瀬佳音は、ちょっぴりドジな自衛隊員。広報活動の一環で、市民との交流を目的とする「ふれあいコンサート」の準備に取りかかったけれど、演奏予定の『ギルガメッシュ交響曲』の楽譜が一部、紛失していて……!? “トラブルを呼ぶ女”佳音と、音楽隊の個性豊かな仲間たちが謎に迫る!! 「ギルガメッシュ交響曲 前編」
太田垣康男先生が推薦、荒野×少女×機械動物、世界の復興と覇権をかけた崩壊と希望のサバイブSF!! 世界規模の大災害から9年。新たな世界の覇権をめぐり各勢力が激しく争う中、身体改造された青年・ナオキは機械動物「カムイ」を駆る少女と出会う。救世主と呼ばれるその少女・ヒナコを守ろうとするナオキ達に大陸系の巨大ワーム型&火星のカラス型機械動物が容赦なく襲いかかる……。1~4話、初期設定集収録。
あの伝説(?)の4コマ漫画「それゆけカッパ先生!」が、フルカラー版で復活。主人公は、光文社文庫創刊15周年キャンペーンで華々しくデビューした、元祖ゆるキャラ“カッパ先生”。娘のブンコに弟子ガエル、美人編集者マリリンに翻弄されつつ、マイペースに生きる日々。悩みがないのが悩みのタネの自称人気流行作家の生き方に、読むほどまったり、時々じんわり。この脱力ワールドに、心ゆくまで浸ってみては?
皆川亮二先生、絶賛!! 期待の超大型新人! 高校生活初日、戦う女の子キャラが好きな稲穂麦は、自己紹介でバトル漫画を読むことが趣味だと公言した目つきヤバ目の間宮真斗と意気投合し、友達になった。しかし間宮さんは、じつは魔族と人間のハーフで……。次々と魔界からの刺客が襲いかかってくるのであった。期待の新鋭が描く圧倒的粉砕系バトルアクション、開幕!
『あなたは私の呪いにかかってしまった…死ぬわ』やりたいことも、夢もない大学生の華。ある日、自称「怨霊」の宵子に出逢い、告げられたのは――宵子の呪い。華は呪いを解くために、成仏を手伝うことに! 彼女の未練を晴らすため、煤けて真っ黒な絵画だけを手がかりに、この美しい幽霊の正体へと近づいていく――。次第に華は、宵子の天性の魅力の虜になっているようで…? 1枚の絵画から始まる、レトロ浪漫ファンタジー。
新人漫画家にかけられた、とある「呪い」の物語――。性欲が強すぎること、それを罪に感じること。新たな世界の扉を開いた時、その罪から開放される――? 袋小路な人生を赤裸々に描く強烈エッセイ第1話。
裏方役の姉「こさめ」と演者の妹「こいし」の姉妹が、日本全国のレアスポットを旅しながらゆるっと配信、感動共有・旅コミック! 普段は乗ることができない立山砂防軌道や、黒部峡谷鉄道、わたらせ渓谷鐵道などなど、レア&絶景が登場!
闘病「後」日記
余命120日の世界を生き延びた漫画家の「その後」と、世界的なパンデミックを経た「今」が繋がる激しく穏やかなコミックエッセイ。
「キャンディ・キャンディ」のいがらしゆみこ先生の最新作です。デビュー50周年の記念作らしいのですが、週刊誌「女性自身」で連載されていることもあり、ちょっとドロドロした大人が読んで楽しい物語になっています。 主人公は元天才子役の女優です。10年間日本を離れていましたが、突然帰国して女優業に復帰します。実は彼女には複雑な生い立ちがあり、復帰の理由は亡くなった父のカタキを取る為なのです。でもやっぱり一番の見所は主人公が女優魂を見せつけるところですね。復帰宣言を親友の授賞式で堂々して主役を奪っちゃうとか、そんなのしょっちゅうなんです。お家騒動や人間関係のドロドロした部分もあるけど、それだけじゃなくて全体的に優雅さも感じます。さすがベテラン作家さんだなと思いました。