KADOKAWAマンガの感想・レビュー2722件<<2223242526>>任侠×異能(?)ヤクザサクセスストーリーゴクシンカ ピエール手塚名無し※ネタバレを含むクチコミです。あぁ...ハム飼いたいわ...はむはむづくし はむはむstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ無駄にテンション高めでハムスターの生活を届けてくれるハム好きによるハム好きのためのハムスターコミック ハムスターの頭の悪さと謎な行動をひたすら可愛くテンション高めに描かれていて、ハム好きじゃなくてもハム好きに変えられる素晴らしいハムマンガでした ハムスター飼いたくなるよ...こんな可愛いんだもん...弟はばら撒かれたフラグに気が付かないBLゲームの主人公の弟であることに気がつきました 加奈 花果唯 しヴぇstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ大好きだったBLゲーム(しかもクリア後)の世界に転生したと気づいた主人公の男子高校生アキラ。 さらに、立場はゲームの主人公の弟という、推しカップル&アフターを見やすいベスポジ。 この主人公、元腐女子会社員としての記憶は殆どないものの、兄が主人公だったゲームのことはよく覚えているらしい。 兄カップルを眺めてニヤニヤしたり、恋に破れた男たちを見に行ったり、男たちがもたらす騒動に巻き込まれたり、なにかと忙しい。 そのせいか、元々の性格か、幼なじみの女の子はおそらく主人公に恋心を抱いているのに、主人公は気づかない模様。BL漫画とはいえ、おいたわしい。 ちなみに2巻までしか出ていないのに、展開を勘違いさせる表現にまんまと騙されたなあと思うこと数度。 お上手ですなあと思ってしまった。 ストーリーはサクサクと進み、主人公の中身が腐女子のせいかBL展開もマイルドで、グイグイとおもしろく読めている。 白兎さんも良いキャラクター。 あと原作小説家になろう版をみてみたら、原作者さんコメントで、なろう版と商業小説版と漫画版は話が少し違うと書かれていたので、3展開用意されているということ?!と震えてしまった。死に戻りの輪廻に囚われた男と"怪物"と呼ばれる姫 #1巻応援僕は七度目の人生で、怪物姫を手に入れた サンボン 宮崎順 生煮えsogor25前妻の子であるために公爵家で居場所をなくし、ほどなくして非業の死を遂げることになるも、気がつくと14歳の頃に戻っている、というタイムリープを繰り返しているヒューゴという男。 7度目のループで貴族との政略結婚の約束を取り付け、力を蓄えて家族への復讐を果たそうとするのですが、結婚することになった相手は実は吸血鬼の血を引く女性・メルトレーザでした。 相手の発言の真贋を見抜く能力を持つメルトレーザに対して全てを打ち明けたヒューゴと、その特殊な出自から家族以外との触れ合いが皆無だったメルトレーザ、2人が徐々に心を通わせてゆく様子と、 いわば協力関係になった2人がヒューゴの復讐を達成するために暗躍してゆく、その双方の展開が入り混じりながら進んでゆくタイムリープファンタジーです! 1巻まで読了 原作を未読でも楽しめるのは近藤ようこ先生だからこそ高丘親王航海記 近藤ようこ 澁澤龍彦starstarstarstarstarかしこ原作を読んだことはないけれどかなり忠実に描かれているということは私にも分かりました。書いている途中で澁澤龍彦が喉の癌になったことがストーリーに影響しているようですね。前半の奇想天外さに比べるとラストはまさに夢のように儚い終わり方です。漫画で読んでも難解な話ではありますが近藤ようこ先生の美しい絵を堪能するだけでも大満足でした。いつか原作にも挑戦したいです。旦那も不倫相手も周りも糞が多すぎ腐りゆく家族 きむらかずよ名無し※ネタバレを含むクチコミです。世にも奇妙な体験談ゆうれい談 山岸凉子かしこホラー漫画というよりは山岸凉子先生の奇妙な体験談という感じ。ホラーというジャンルが確立された今となってはそんなに怖くないので身構えて読むと肩透かしですが、これを当時のりぼんに掲載するのはセンセーショナルなことだったんだろうと想像できます。恐怖体験談を募集したところ読者の少女達からダンボールいっぱい送られてきたけど怖くなったから捨てたというのには驚きましたが、山岸先生はそれがあることによって何かを呼び寄せてしまいそうな方ですからね…。「ゆうれい談」には漫画家がたくさん登場するのも見どころの一つで、本宮ひろ志夫妻や大島弓子先生も登場します。 声優のイケボに落ちるホスト🤭アイツの声を聞くだけで とりよしstarstarstarstarstar_borderるるイラストがとてもキレイで眼福😻 声優の妹と同僚の秀一は実は達巳の学生時代の後輩だった。 その時からずっと達巳に一途な秀一が良い。 重いけど読むならやっぱりこういう奔放じゃないのが良いよ。 ずっと片思いなんだから。 達巳もホストではあるけど浮気もしないし読了感良し。姫ちゃんが前世に拘り過ぎ、そして襲われ過ぎwそれならハートにきいてみろ! 桃季さえstarstarstarstar_borderstar_borderるる姫ちゃんが祖父の関心を引く為に勉強ばかりしていたせいか世間に疎過ぎ、そしてすぐに襲われる。 突然現れた前世の記憶ありきの生活してて、しかも今の気持ちよりも過去を優先してることもイライラした。 とはいえ、読んでたら絶対あの前世の少年は恭ちゃんだって見当はついたw だいぶ昔の作品だから桃季先生のイラストが今とはかなり違った。山岸凉子さんの名作たち再び #1巻応援白眼子 山岸凉子兎来栄寿先月から、山岸凉子さんの名作短編が復刊し電子書籍でも発売され始めました。『日出処の天子』や『アラベスク』などの代表作は一昨年から電子化されており、そちらも人生で一度は触れてみてほしいのですが、この夏の怪談シーズンに読むには『わたしの人形は良い人形』や『汐の声』といったホラーの方での代表作もまたうってつけでしょう。 そんな中で、8月10日に同時に刊行されたのは『白眼子』。こちらは、2000年に短期連載していた表題作「白眼子」と、1990年の短編「二日月」の2篇が収録されています。 『白眼子』は、戦後間もないころの北海道を舞台に、行き場を失った戦災孤児の少女が不思議な力を持つ盲目の男性の下で暮らし始める物語。行き場もなく、恵まれた容姿や能力も持たずに喘鳴しながら生きる主人公の閉塞感が強く伝わってきます。決して楽とは言えない環境でありながらも、少しずつ成長を重ね人生を歩み営んでいくさまに胸を打たれます。 一方で、物語の焦点が白眼子と呼ばれる男性の人の運命を観る力の方に当たっていくと、興味の方が強く立ち上ってきます。白眼子はただ単に「観る」だけのこともあれば、特別な行為を以てそれ以上の干渉を行うこともあります。その力がどういう性質のものなのかが解る瞬間は、なるほどと思わされ山岸凉子さんらしさも感じました。 「災難はどうしたって訪れる。大事なのは、それをどう受け止めるか」という件は、人生を生きるに当たって服膺したいところです。「白眼子」はホラー的な要素もありながらも、全体を通してみると上質なヒューマンドラマであり読後には暖かさがあります。2000年以降の山岸作品の中では特に好きです。 「二日月」の方は、不気味な転校生によって穏やかな日常が浸食されるサイコホラーです。仲の良い友達や気になる男の子という普通の少女マンガで見られる関係性の中に、じっとりと粘りつくように入り込んできて掻き乱してくる転校生。何とも言えない厭な感じの演出が、非常に巧みです。転校生がとあるゲームチェンジを果たしてからは、ますます追い込まれていく主人公。 『わたしの人形は良い人形』や『汐の声』のように直接的に怖がらせてくるお話ではないですが、いわゆる「人にしか出せない湿り気」のようなものを存分に感じさせてくれる一篇です。二日月の日になると思い出してしまう作品ですね。 この機会に、他の名作たちと併せて読んでみてはいかがでしょうか。 余談ですが、少し前に北海道に訪れたときに狸小路を訪れていたのですが「白眼子」の舞台になっていたことに改めて読んで気付かされました。知らず知らずのうちに聖地巡礼をしていたようです。これが、『わたしの人形は良い人形』や『汐の声』の舞台であったら夜眠れなくなっていたと思うので、「白眼子」の舞台で良かったです。 こういうのがいい時があるぼくらのペットフレンズ 人生負組starstarstarstarstar_border野愛ペットが人の姿になれるという設定の作品ですが、非常にバカバカしくて下品です。 ケモ耳だからといって無条件にかわいくなることはなく、人間としての分別があるわけでもなく、野性味あふれるペットたちがたくさん登場します。 というと文句ばっかり言ってるみたいだけどそうじゃなくて、スピード感あふれるバカバカしさが魅力なんです。 大味で強引で下品なギャグが読みたくなるときってあるじゃないですか。 酒飲んだけど眠れない時とか。始発待ってる時とか。夜中に目覚めちゃった時とか。 そういう時にぴったりの作品です。コミュ力強め女子との特別な時間放課後メタバース 秋★枝六文銭『恋は光』など、独特な恋愛観が持ち味の秋★枝先生の最新作。 コミュ力高いギャル風な荻野目さんと、ちょっとコミュ障気味な二宮くんの、図書室で繰り広げられる会話劇。 図書室というほぼ誰もいない空間で、2人だけの特別な時間が描かれます。 端的にいってスゴイよかった~。 元々『恋は光』が好きだったのもあるけど、『隣のお姉さんが好き』とか『僕の心のヤバイやつ』とか、じわじわとすすむ2人の関係が好きな人だったらハマると思います。 なんでもない会話なんだけど、読みやすいテンポで、また誰もが一度はもった疑問だったりちょっと興味のあるテーマ(例えば心理学的なものやことわざ的なもの)だったりするからつい読んでしまう。 なんでもないようなことを独自の着眼点で面白く描けるのが、この作家さんの持ち味だな~と思う。 コミュ力モンスターの荻野目さんによって、会話が苦手な二宮くんもついついしゃべってしまい、それが楽しくなって、やがて特別な感情を持ち始める。 一方、荻野目さんは何を考えているのか、わからない感じ。 この2人の関係ずっと眺めてられますわ~。 個人的に2023年ベストコンビです。 この夫のキモさは今までで一番かも腐りゆく家族 きむらかずよポコニャン※ネタバレを含むクチコミです。 幼馴染で従兄弟【合本版】幼馴染は僕のヒーロー! 水稀たまstarstarstarstar_borderstar_borderるる設定もイラストも好きなのに中途半端に終わった印象。 門次郎は急遽帰国したけど、海外赴任の件はどうなったの? 結局どれくらい海外いたの?あと野沢さんとブラッドは一体いつからどうなってこうなった? メインがアレ?って感じで終わったはいきなり野沢さん達チラ見せで、これならも門次郎と直の話をもう1話読みたかったな。バンドのボーカルと体質改善トレーナー不健康ボーカリストとオイシイ専属契約 みなみ遥starstarstarstarstar_borderるるとにかく眼福😍 ボーカルの省羽もトレーナーの碓氷さんもとても美しい! あとバンドのボーカルなんて設定にしては取っ替え引っ替えのクズじゃなくて むしろ碓氷さんに懐くワンコのようでとても好印象。 邪魔も入らないし読了感良い!私は双葉派ですたっちゃん、どっちとる? 谷根千かしこ『Kiss×sis 弟にキスしちゃダメですか?』みたいな話かと思ってたらちょっと違った。幼馴染のたっちゃんと双子である立花と双葉の三角関係の話なんだけど、まず双葉が男の子だったのにびっくり。立花はたっちゃんが好きで恋愛感情も丸わかりなんだけど、双葉は子供の頃にした「3人で仲良くしよう」の約束を守りたいみたいで、今のところは2対1になるのを阻止する為にたっちゃんにアピールしてるように見える。 タイトルの『たっちゃん、どっちとる?』の意味は「私とあの子」じゃなくて「恋と友情」なのかもしれない。私は双葉がいじらしくてたまりません!! ラノベ大作でクオリティも高めロクでなし魔術講師と禁忌教典 三嶋くろね 常深アオサ 羊太郎starstarstarstarstar_border宮っしぃラノベ原作が長作で、設定もしっかりしているコミカライズ マンガのイラストも可愛く、バトルもしっかり描かれていて個人的には結構高評価 さすおに感のある、魔法ファンタジー物で最弱な能力だけど使い方によっては最強!みたいな戦い方は見ていて爽快だった 途中で全く語られない話や、物語を畳もうとしてる感があるのがあまり好ましくなかったが、総合的に見て楽しめたら良い作品でした異世界転移した少年は少女のような魔王の"ペット"になる #1巻応援魔王少女はパンケーキの夢を見る。 笹木あおこsogor25気がついたときには異世界に転移していた主人公の14歳の少年・大谷依千夏。 元の世界ではろくな人生を送っていなかっため、「異世界デビュー!!」「俺は変わるんだ!!」と目を輝かせる依千夏ですが、 彼が目覚めた場所は実は魔王の城であり、彼に待っていたのは少女のような見た目の魔王コーネリアの“ペット”という地位でした。 見た目に反して恐ろしい魔力を持つコーネリアに対してどうにか機会を伺って逃げ出そうと思っていた依千夏でしたが、 コーネリアの機嫌を取るためにパンケーキを作ってあげたことをきっかけに、人間のことを下等生物程度にしか思っていなかったコーネリアに新たな感情が芽生え、一方の依千夏もコーネリアに対する気持ちに徐々に変化が生まれ始めます。 この作品はそんな2人のちょっと変わった“主従関係”を描いてゆく作品です。 1巻まで読了異世界じゃなくても面白い漫画は異世界サムライ 齋藤勁吾starstarstarstarstarmampuku異世界でもちゃんと面白いということがよくわかります。 異世界に飛ばされるまでのストーリーがしっかり描かれているので、主人公のサムライ少女のイカれたキャラクターや戦の過酷さ、苛烈さをしっかり焼き付けられます。 なにより異世界モノ慣れしていない私にとってこの漫画の素晴らしいと思ったのは主人公ギンコのリアクション芸人ぷりです。魔法に驚きドラゴンに狂喜しオークもエルフも知らない尽くし。無説明にスキルとかアビリティとか持ち出されるより冒険感があって1000倍楽しいです。 この先のストーリーを見届けたいと思わせてくれる要素がぎっしり詰まったファンタジーです。 ドンキが舞台の漫画ドンキに行ったら外国人がすごかった 嶋村ヒロ名無しドンキへの取材を基づくエッセイ風作品であり、読後は より身近に感じられるのは良かったかなと。 ちょくちょく入るクールジャパン万歳への誘導は少々鼻につきましたが。 そういう意味では外国人相手に限らず、普通の営業での四方山話も読みたかったですね。外科医というお仕事腐女医の医者道! さーたりstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ夫婦ともに外科医、保育園児を育てる母・さーたりさんのお仕事&日常エッセイ漫画です。 1巻を読み終えたところです。 腐女医とあるものの、腐要素は薄めです。 お仕事要素が強めです。 既婚子持ち女性の外科医は大変と言われているそうです。 たしかに、保育園へ子供のお迎え後に子供を連れて病院に戻って仕事をしたり、どちらか帰宅後に再び出勤して続きの業務をしたり、それが朝までの仕事になったり、そもそも子どもを連れて帰宅しなければうまくいった調整ができず叱責されたり。 好きを仕事にし続けるというのは、大変なことなんだなあと思ってしまいました。 子育て関連以外では皮膚科医が儲かるとか(理想の皮膚科ビルは笑いました)、他の科を選ぼうとしても結局今の外科を選びそうとか、そんな話も載っています。 聞いたことある話や聞いたことない話。 お医者さんとして生きる人の日常が詰め合わせになっていて、おもしろいです。巨大な手 巨大な耳…領怪神犯 足鷹高也 木古おうみ名無しまずイケメンと美女の組み合わせが良い そんでもってじっとりと重苦しい雰囲気が終始漂ってるのが良いです。 怪異モノが好き、蟲師みたいな作品が好きなら好きかもしれない 事実はマンガより奇なり #1巻応援メンヘラ製造機だった私が鼻にフォークを刺された話 前田シェリーかりんこ兎来栄寿最近、ビッグモーターの醜聞が巷を賑わせています。この時代に、そんなことが現実に有り得るのかと思えるほどの話が連日続々と出てきて驚かされます。 ただ、大谷翔平選手や藤井聡太七冠がマンガでも描かれないような大活躍を見せてくれているように、良くも悪くも時として現実はフィクションを超えていきます。 実際に筆者が体験したことを描いたという、この作品もまたある種の現実を超える話です。 異常な元彼に鼻をフォークで刺されるなど一歩間違えれば死んでいたほどのさまざまな暴行を受けて記憶障害が起きた上に、一人の人間としての尊厳をズタズタに侵されてしまう筆者。そのえげつない相手に対して、徹底的に抗戦していく様子が描かれます。 美人のヒロインが鼻にずっとフォークが刺さって痛々しい姿のまま、というのは創作ではなかなかやれないでしょう。岡田あーみんさんや美川べるのさん、東村アキコさん辺りの絵で想像できなくはないですが、9割以上編集に止められそうです。 元彼や彼の親族の異常性が言動からも絵からも滲み出ていますが、恐ろしいことにこういう人種は全然実在するんだよなとも思ってしまいます。警察における暗部が仄めかされる部分も、その範疇です。 ただ、散々な出来事ではありますが、周囲に良い人が多かったのは不幸中の幸いで良かったなと思いました。彼らがいなかった時のことを想像するとゾッとします。 凄まじい体験談ですが、真に恐るべきはあとがきによれば筆者の中ではこれはまだ人生の中でマイルドな話らしいということです。これ以上の話も見たような、見たくないような。 なお、描き下ろしの秘められた想いとその結末も、とてもリアルだなと感じました。アクの強い友人たちとパンチの効いたエッセイうちらはマブダチ やまもとりえさいろくイラストレーターやまもとりえ先生の美大時代から続くエピソード。 著者が在籍していた美大の卓球部がカオスで面白い。 破天荒な友人が多いのだが、これみんな実在するんだと思うと会ってみたくなるね。 とても青春していて、人と人って繋がるよねーと我が身を振り返ったりしました。<<2223242526>>
※ネタバレを含むクチコミです。