全身傷だらけの天才的外科医ブラック・ジャック!その驚異的なメスさばきは、つぎつぎと不可能を可能にしていく!現代社会にするどくメスを入れる医学ロマン!昭和52年第一回講談社漫画賞受賞作品!
ある小島に一頭のトラが流れついた。トラは死んで皮を残さなかったが、食べると動物語がわかるヤマナシの実を残した!その実を食べた二人の子供と動物たちが、悪徳政治家相手に大奮闘!!新シリーズ第1弾登場!!
宇宙船に乗って地球へやって来たのは、地球の人々とウリ二つの人たちだった!地球人と宇宙人の間に始った戦争をやめさせるため、ロボットのアトムが大使となったが…!?手塚漫画不朽の名作、第1弾登場!!
太陽の大黒点の影響によって、世界一美しい人造人間ミッチイが誕生した!天使の姿と悪魔の超能力を持ったミッチイをねらう、秘密組織レッド党の陰謀とは何か!?漫画史上にその名も高い古典的名作、堂々大登場!!
あいつぐ原爆実験のため、生物相の変化した地球に、突如現われた怪生物フウムーンとは!?スター国とウラン連邦の対立は、戦争へと発展した!核爆弾により、地球は滅亡するのか!?SF漫画不朽の名作、第1弾登場!
学園紛争のさなか、人生に失望していた一ノ関教授は悪魔・メフィストと取引きをし、魂と引き換えに新しい人生を手に入れた。過去の記憶を失くし、青年として生まれ変わった一ノ関教授は、資産家・坂根第造に拾われるが…。
火の鳥
火の山にすむという不死鳥――火の鳥!!その生き血を飲んだ者は、永遠の命を得られるという……!!不死身の鳥をめぐって壮大な宇宙ロマンが展開する手塚漫画の代表傑作!!大波乱続出の黎明編第1弾、堂々大登場!!
神戸に住むドイツ領事の息子のアドルフは、パン屋の息子でユダヤ人のアドルフを通じて、アドルフ・ヒットラーの秘密を知る。その秘密とは…!?第二次世界大戦を背景に、三人のアドルフの運命を描く著者の代表作・第一弾。
どろろ
魔神にからだの四十八か所をうばわれた少年百鬼丸!安住の地を求める百鬼丸には、常に妖怪がつきまとうのだった!彼の刀をねらう奇妙な相棒、どろろをくわえて妖怪退治の旅が始まる!異色の時代劇、第一弾!
ぼくの孫悟空
石から生まれた石ザル孫悟空が、ふしぎな術を身につけて強くなった。そして、はるばる天竺まで、お経をとりに行く三蔵法師をたすけ、襲いかかる妖怪どもを相手になかまたちと大あばれ!痛快無類の手塚版西遊記!
ドン・ドラキュラ
吸血鬼ドラキュラ復活す!?娘のチョコラ、従者のイゴール、宿敵ヘルシング教授、と役者はそろった。だが現代の日本は進みすぎて、伝説の怪人もテンポがあわないようで……。大好評のドタバタ怪喜漫画、第1弾登場!
三つ目がとおる
怪奇殺人事件を追う写楽と雲名警部は、幽霊船に閉じこめられてしまった!!事件の黒幕さまよえるオランダ人とは何者!?そして、ポキ族とは!?深まる謎に、三つ目の超能力がさえる!話題の新伝奇ロマン第1弾!!
手塚治虫、本当に恐ろしいひとです。いちど迷い込んだがさいご、たぶん死ぬまでこの迷宮とお付き合いしなければならない。そもそも、手塚のライフワークだった『火の鳥』ひとつだけにしても壮大な迷宮なのに、周辺作品から辺境作品まで、なにしろ数が膨大すぎる。 私は『ブラック・ジャック』以降(劇画ブームに押されて人気を失っていた手塚がブラック・ジャックをきっかけに再評価される)の作品から手塚に入門したクチですけども、だいたい再評価とかそういうのは普通は本人が死んでから成されるものだと思いますが、手塚は稀有なことに生きているうちから古いものと見なされ、またしばらくして手塚はやっぱり凄かったと言われるわけです。その仕事ぶりから超人のように言われること数多ですが、じっさいに常人ではまず不可能なことに人生を二回転もしてしまっている。 私も後期の手塚からふらふらと迷宮に迷い込み、あるとき、ひょんな抜け穴から彼の初期作に触れたんですけども、まあ、腰を抜かすほど驚いた。それこそ人生を二回転して生まれ変わったような衝撃を受けたんです。まず『メトロポリス』もそうですけど、絵が驚くほど巧い。どのコマも一枚画として額に入れて飾りたくなるぐらい構図が精巧としていて、細部の曲線はペンの抜き差しひとつびとつに色気を感じるほどの。後期の手塚が物語の経済性と重層性を重視するためにやむなく捨てたものがここには宝石のように遺っていたんです。しかも、ただ巧いというだけではない。そこには苦渋の跡、困難の跡、混沌として不都合な現状をより良くして行こうとする軌跡がみられるんです。後期の手塚は自身の形作ったマンガの記号体系を経済的に活用して重層的な物語を量産していきましたが、初期の作品には新しい制度をイチから築いていこうとする、いままさに未知の何かが生まれようとするスリリングさがあります。それこそツルハシで洞窟を掘って探検していくかのような過酷さと冒険者的なロマンがある。 手塚治虫の迷宮に迷い込むことをオススメします。過酷で、それ故にやり甲斐があり、何よりめちゃくちゃ面白いのですから。