スクウェア・エニックスマンガの感想・レビュー656件<<1415161718>>本当に水を沸騰させる力で戦ってる湯沸かし勇者の復讐譚~水をお湯にすることしか出来ない勇者だけど、全てを奪ったお前らを殺すにはこいつで十分だ~ 織 のんB異世界スキー読む前はこんなタイトルだしギャグっぽい感じかなと思ったんですが想像より何杯もダークでシリアスな話でした。 勇者に選ばれた村娘のキリエは「沸騰」というハズレ能力を引いてしまったばかりに王に命を狙われ村ごと焼かれてしまいます。この描写が徹底しているのでキリエの復讐にも相当な説得力が生まれていて見事。 沸騰を利用して戦ったり恨みを晴らすのも迫力あります。読んでて脳裏をよぎりましたけどジョジョにもそんなスタンドがあったような…。 ただ復讐のシーンはグロくてちょっとやりすぎかも…嫌なやつが痛々しい目に遭えばスッキリするっていうレベルを超えてる気がする。 個人的な復讐をゴリゴリ果たしていくっていうよりは体制転覆モノとしてのカタルシスを楽しみたいですね。昔は「ガンガン」っ子でしたドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版 藤原カムイ 小柳順治 川又千秋六文銭小学生の時分。まわりが、ジャンプやサンデーやマガジンで湧いていたころ、ひねくれ者だった自分は「ガンガン」を読んでいました。 というか、わりとクラスで、地味めの、いわゆるオタクっぽい輩は大体ガンガンだった。(あくまで個人的な感想です) 「魔法陣グルグル」「ハーメルンのバイオリン弾き」そしてこの「ロトの紋章」は当時、ガンガンの3大タイトルでした。 ジャンプで例えるなら「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」みたいなもんです。(ちょっと違うか) ジャンプでドラクエをベースにした「ダイの大冒険」がヒットしたので、エニックス(現:スクウェア・エニックス)のお膝元である、ガンガンで連載したのでしょうかね? ガンガンには、既にドラクエの「4コマ漫画」が掲載されているので、「ドラクエ要素」は結構あったのですが、 4コマがギャグならこっちはシリアス路線で、小学生ながら違う味を楽しんでました。 大人になった今、電子書籍でもう一度読み直してしまいました。 懐古厨といわれても、いい。 今読んでもホントに面白かったです。 著者いわく、電子版配信にあたって今風に加筆修正されているそうです。 その意欲スゴっ! なのですが、一方でストーリーの大筋は変わっていないので、 小さい頃読んだことある人でも、特段違和感はないように思います。 さて、本作の魅力ですが、個人的には2つあると思ってます 1つ目は、純然たる少年漫画であること。 2つ目はそれに加えて、人生の苦味とも言える要素があること。 私はこの2点だと思っております。 1点目は、とにかく少年漫画の王道。 ストーリーも有りてい言えば、修行して強くなって、悪い魔王を倒す。 んで、魔王は底なしに悪いやつ。という設定は、少年漫画そのものです。 更に、少年漫画ではド定番の「必殺技」もたくさんでてきて、特に賢者(賢王)の合体魔法は、ゲーム好きでもあった自分には胸アツな技でした。 小学生の頃はよくマネしたり、自分で考えたりしたものです。 敵キャラも、獣王、竜王、冥王など四天王のようにわかりすく強そうな感じで登場し、味方サイドも剣王、拳王、賢王という、これまた戦士、武闘家、賢者というわかりやすく職業が決まっているのが良い。 シンプルでわかりやすいのは、少年漫画としては大事ですね。 そして2点目は、これが割と大人になった今でも無理なく読めたところなのですが、上記のように少年漫画チックにしておきながら、人生の苦味ともいえる要素があって、例えば、重要な人物が結構死ぬということ。 しかもあっけなく。 少年漫画では、よくある 「実は死んでませんでした~(てってれー)」 みたいなことがなく、ガチで死にます。 ドラクエならザオラルがあるよね? 世界樹の葉があるよね? なんて、どこか思っていた節があったので、このガチな死は子供ながらにトラウマだったんですね。 ですが、今読むと、 「まぁそうだよなぁ」 世界救うのに、こっちの犠牲は0じゃすまないだろ、と妙に納得してしまいました。 トラウマから納得。 この加齢とともに変わってしまった感覚もどこか楽しかったです。 特に、タルキンの決死のメガンテから、賢王覚醒は今読んでも涙してしまいました。 もう1つは、主人公のアルスが魔人王ジャガンとの初戦闘で、 ボロ負けして、最後に「ビビる」シーン。これが鮮烈なんです。 少年漫画の主人公ならどんな逆境でも、物怖じせず、引かぬ、媚びぬ、突っ込むの精神(少なくともジャンプなら)だと思うのですが、 本作では上記のとおり、主人公であり勇者でありながら、あまりに人間的(まるでモブキャラのように)に死を恐怖する。 少年漫画の主人公が超人的な強さと精神力をもった次元の違う存在、ある種の絶対的なヒーローとして君臨するのに対して、 本作のアルスは違うんですね。 そこが、大人になった自分はグッときたのです。 そこらへんの子供と何も変わらない一人の少年なのに、勇者の家系に産まれた血の運命と、世界を救う使命だけで気を張って戦ってきたのかと思うと、その姿に腹の底から応援したくなるんです。 (上述の戦いの後、アルスが再起する姿も、また涙ものです。) 勇者一人じゃ何もできない。 だからこそ、仲間の助けが必要だということを理解させてくれます。 勇者とは単純な強さだけではなく、仲間を信じ、助けあい、逆境の中で奮い立たせられる力なんだと身にしみてわかります。 ラストシーンの全人類VS異魔神も、アルスのその姿が際立ちます。 懐かしい人も、初めての人も、ドラクエ好きな人も、ファンタジー漫画の定番としてぜひおすすめしたい作品です。 余談ですが、惜しむらくは、 電子版には、背表紙がないってことですかね。 キャラが行進?していく姿が一枚絵になる、あれが何気に好きだったんですけどね。それが、ちょっと残念でした。 こんな学生生活憧れると思いましたホリミヤ HERO 萩原ダイスケ名無し青春学園漫画で笑いあり、胸きゅんあり、涙ありの大好きな漫画です。 絵が綺麗で見やすい漫画です。亡き恋人に、再び触れる春春綴る、桜咲くこの部屋で トクヲツムあうしぃ@カワイイマンガ突然喪われた恋人に5年も囚われてしまった人は、恋人が残した日記を見つけてしまう。日記の空白と目の前に現れた人によって、亡き恋人の想いに向き合う物語となりそう。 恋人との思い出である春の光景が美しく、喪失感との落差が物凄い。 『伊勢さんと志摩さん』では明るい同居生活を綴ったトクヲツム先生。今作はのっけからかなり重い感情と不思議な物語があり、これは読み続けたい百合作品だ。 これはいいツンデレ仲の悪い許嫁の話 鉢谷くじら六文銭はー、仲の悪いカップルみてメシウマしてー と思って、本作を手に取りました。 なるほど。 良いとこのお家柄で、昔から決められていた許嫁がいて、 それは政治的な関係のため仲はあまり良ろしくない・・・と。 うーん、これは良いメシウマができると思っていたら、 開始3秒くらいで、仲が良くない皮をかぶったイチャラブだと気づきあわや憤死するところでした。 具体的には、お互い 「べ、べつにお前(あなた)のためにしたわけじゃないんだからね///」 の応酬である。 人混みが苦手なのに、(ふつうのカップルのようなデートがしたい)相手を思って我慢して水族館にいく男。 着物の作法が苦手だと思ったから、洋服で義母と会わせる女。 などなど。 メシウマどころ爆発である。 仲が悪いどころか、好きあっております。 でも、そうやってみると、良いラブコメであり、良いツンデレある。 拙者、恋愛偏差値「小学校低学年」レベルなので、好きな子にはちょっかいだして好意を示すような展開、嫌いじゃないのでござる。 メシウマはできませんでしたが、心は満たされました。あのフロントミッションを別角度で昇華FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE 太田垣康男 C.H.LINEさいろくゲームの名前は知ってるけどやった事なかった、そんな何も設定や世界観を知らない私でも充分すぎるほど面白い。 太田垣先生が携わっているものの、作画は謎の「C.H.LINE」という人物が担当しているという。 この方、めちゃくちゃ上手い。 上手くその時代を指す言葉を知らないのだけど、それこそ大友克洋や士郎政宗、坂口尚、皆川亮二のような空気感を持っている。ミリタリーやSFを描くために生まれてきたのでは…と思うぐらいに。 シティポップ聴きながら読みたい80sな香りを出しつつ、絵柄や構図や展開(見せ方?)はしっかり現代的。 世界の惨さの表現では前述の大御所を上回る作品であり、短めのストーリーが続くのもまた良い。 騙されたと思って3巻まで読んでみてほしい。ウブピュアかわいいはじめての諏訪さん 真沼靖佳さいろくウブピュアすぎる。 だがそこがいい。1巻読了。 がんばれヤマナカ、うらやましいぞ。 割と真っ当な認識変容の #1巻応援女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話 みかみてれん かやこあうしぃ@カワイイマンガ主人公・鞠佳はクラスの人気者。彼女は同じクラスの絢に、1日一万円×100日で「落とす」という勝負を持ちかけられる。……何だかとんでもない下衆な話の様だが、実際過程に下衆な部分もありつつ、1巻はかなり良い話。 「女同士なんてありえない!」と公言する鞠佳を、百合マンガ等を駆使したり、ボディタッチで責めたり、さらには……と、頭と体に訴える絢。落とされまいと理論武装で固める鞠佳に対して、何処までも余裕の絢。 想像力を鍛えられ、現実を見る事で、鞠佳の同性愛への認識が変容し、視野が広がる様が興味深い。そこにあるのは、百合マンガ等の創作物が、人の価値観を揺るがし、広げる可能性だ。 そして、目の前の人に対する想像力も。 知らなかった絢を発見する鞠佳。二人が結ばれるかどうかも気になるところだが、最終的に鞠佳には、目の前の人に対する優しさ・想像力のある人になって欲しいと思わされた。 「ありえないでしょ」なんて大声で言わない優しさを。ダークファンタジー、だけどほのぼの日常系。 #1巻応援ヨルとクロ 雨沢もっけsogor25この作品はカフス国という国で時計やを営んでいるヨルという青年と、彼と一緒に暮らす少女・クロの日常を描く物語です。 呪われた一族に生まれたヨルは真っ黒な毛むくじゃらの見た目をしており、その見た目のせいで辛い思いもたくさんしてきたのですが、今は優しい住人に囲まれ穏やかに過ごしています。 また、クロのほうも出生に秘密を持っていて、雪の中で血まみれで倒れているところをヨルに助けられ、それをきっかけにヨルの元で暮らしているという経緯があります 作者のあとがきにもある通り「人間だけど人間じゃない」2人を主人公にしたダークファンタジーの形式を取りつつ、実際に描かれているのはほのぼのとした日常という不思議な読み口の作品です。 1巻まで読了ヒリつくような命のやり取りが描かれる86―エイティシックス― 吉原基貴 しらび 安里アサト I-IV名無しすごいもん読んだ気がしました。細かい世界観はあらすじを読んでいただくのが一番いいと思いますが簡単にまとめてみます。 ・レギオンという無人兵器群によって共和国は危機に陥っている ・共和国は被差別階級「エイティシックス」の市民を戦闘兵器に乗せてレギオンと戦わせている ・エイティシックスの部隊を率いる「ハンドラー」は安全な壁の中からリモートで指揮する 乱暴に過ぎますが『コードギアス』や『進撃の巨人』あたりをイメージしてもらうのがよいのかなと思います。(Wikipediaには『ミスト』と『スクリーマーズ』から影響を受けていると書いてありました) 押し寄せるレギオンの物量に対してエイティシックスの戦線ははっきり言ってジリ貧で、彼らの戦死率はべらぼうに高く、コスパも倫理観も最悪。エイティシックスが乗り込む「ジャガーノート」もカッコいいスーパーロボットでもなんでもない「棺桶」なんて呼ばれる仕上がりで全然性能よくないです(それで極限の戦闘をするのがハチャメチャかっこよいのだが……)。 それでもこの対症療法を取るしか無い、有効な打開策がないという点では、初期の『進撃』より救いがないかもしれない。それほどずっと絶望的な状況が続く…どころか話が進めば進むほど「詰んでいる」ことが次々発覚していくのが圧巻でした。 そんな状況でもスピアヘッドの隊員たちは決して戦うのをやめません。彼らが戦場に立つ動機が3巻でわかるのですがその瞬間、本当にゾクゾクしました。 エイティシックス最強とされるスピアヘッド隊の隊長シンと、彼らに歩み寄ろうとする指揮官レーナ。絶望的に離れた距離・異なる立場にいる主人公ふたりが価値観を少しずつ重ねていくのがメインのドラマとなりますが、互いへの共感と断絶が苛烈な戦場での出来事を通して多面的に描かれるのがズシンと響きます。 差別する側・される側の心情をステロタイプにまとめず、それぞれの人格・心からズブリと抜き出して目の前に出すかのような、キャラクターのセリフや表情が本当に迫力あるんですよ…。 設定は正直難解だなと思いました。飲み込むまでに少し時間かかる気がします。キャラも多いし。個人的にグッとハマったのも2巻からでした。 それでも一度入り込んでしまうと本当に戦場にいるかのようなヒリヒリした没入感が味わえると思います。読んでみてほしい…。 暗殺者とそのターゲットが「家族」になる物語 #1巻応援ニーナはパパを暗殺したい 島崎無印 キトラsogor25内務省直轄機関の特殊工作員である高橋怜司は、突入したマフィアのアジトで1人取り残された少女・ニーナを発見します。 彼女はマフィアにより暗殺マシーンとして育てられていた上に「最初に自分を発見した者を殺せ」という暗示を受けており、「最初の発見者」である怜司を殺そうとします。 腕利きの工作員である怜司にとってニーナをあしらうのは容易いのですが、怜司が彼女のターゲットとなっていることから、逆に上司から「ニーナを監視するために一緒に暮らす」ことを命じられます。 という導入から始まるので、設定だけ見ると殺伐としているのですが、実際は一緒に暮らし始めた怜司とニーナが徐々に関係性を深めてゆき「家族」になっていく様子を描く作品です。 暗示により無意識に怜司を殺そうとするニーナと、そんなニーナを御しつつ 無理に暗示を解いて彼女の精神に影響を与えないよう丁寧に「普通の生活」を教え込もうとする怜司の生活は、 見ようによってはじゃれ合っている親子のようにも見えてきます。 また、途中から怜司の同僚である美緒が補佐として2人の生活に関わるようになり、本当の親子3人の日常のように見える場面が増えてきます。 一応"暗殺者とそのターゲット"という関係なのに、気づいたらちゃんと親子のような関係性を築いている、設定に反してとても心温まるホームコメディのような作品です。 1巻まで読了男子校の生徒にとって「共学化」とは"異世界転生"である #1巻応援女子高生はおはようって言う ゆめみつき ルシファー吉岡sogor25中高一貫・全寮制の男子校であった百合丘山上高等学校は、女子校との合併により共学化することが決定します。 5年間全寮制の男子校で過ごしてきた高校2年生の生徒たちにとっては「女子高生」とはもはやペガサスと同じ"空想上の生き物"。 この作品は高校の共学化により女子高生が身近に存在するという、ほとんど"異世界転生"に近い環境に身を置くことになった男子高校生4人の様子を描く作品です。 実はこの作品はピン芸人のルシファー吉岡さんが「R-1ぐらんぷり2019」で披露したコントを原案とした作品です。 元々のネタは吉岡さんが高校教師を演じる形なのですが、この作品は男子高校生4人の視点を中心に描かれていて、より「"女子高生"という未知の生物の存在に戸惑う男子高校生たち」の解像度が上がり、この状況の面白さが増しているように思います。 実は自分たちと同じ普通の人間である同級生の"女子高生"に対してどんどん不思議な考察を繰り広げていく男子高生の様子が掛け値なしに面白いコメディ作品です。 1巻まで読了実話怪談、裏世界の怪異とは裏世界ピクニック 水野英多 宮澤伊織 shirakabaさいろくくねくね、八尺様、きさらぎ駅… 実話系の怪談としてネットでは有名なものが多数存在するが、その中でも割とメジャーなものが登場する異次元<裏世界>でのサバイバル。 破天荒な美女と根暗なイモ女子2人のコンビが恐ろしい怪異と対面・対決していく様子はハラハラする(実際に語られている怪談話とどこまで合致できるかがキモな気がするが、細かいことは知らないので合ってるのかもわからない) まだ4巻までしか読んでないけど面白いのでしっかり追って読みます。 "彼氏の前でだけ"ポンコツになる優等生の女の子 #1巻応援君と一緒じゃままならない しをたひろみちsogor25容姿端麗で成績優秀、スポーツも万能で学級委員長として信頼も厚い、そんな誰もが羨む完璧な少女・奈見さん。 でも実は彼女には周りには内緒で付き合っている同級生の彼氏がいて、そしてその彼氏・久瀬くんの前でだけはポンコツなドジっ子になってしまうという性質がありました。 この作品はそんな2人の様子を描くラブコメ作品です。 クラスメイトの前ではポンコツな様子は全然見せないのに、久瀬くんの前…というより 久瀬くんのことを考えるだけでいつも通りにできなくなり、一気にドジっ子になってしまう奈見さん。 そんな感じで久瀬くんのことをメチャクチャ意識している奈見さんに対し、久瀬くんのほうは普段からクールで感情が表情にあまり出ないのですが、2人でいるときも節々に奈見さんのことを想っている様子が伺えます。 そんな2人それぞれのギャップも楽しい、甘々なラブコメ作品です。 1巻まで読了不器用ギャップ萌え不器用な先輩。 工藤マコト名無し不器用な先輩!ツンデレというんでしょうか、強がりと言うんでしょうか。 言葉遣い荒いしデレもしないけどどこか抜けてて可愛らしい先輩が詰め込まれた漫画です! 紫の大きい目が良いですね… 多分、「それでも歩は寄せてくる」とか「高嶺のハナさん」好きな人は好きなハズ!読むと脳がバグる最高の百合BL風コメディ!!姫野くんは姫になりたくない 三日月ランプ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。 ぐらんぶるを彷彿とさせるドタバタ・マル暴ギャグ極道パラサイツ まつたけうめ 武六甲理衣mampukuドタバタエロコメ。ヤンマガっぽくもあり、女刑事の可愛さはさすがヤンガンって感じ。 ギャグ漫画としても楽しく読めるクオリティです。テンポや台詞回しが独特でパロネタもちらほら。ぐらんぶるを彷彿。 可愛いという理由だけで読み始めていつの間にか読み飛ばしてしまっている漫画も多いんですが、なんか緩く読み続けてしまっています日高小春が教師になって帰ってきたハイスコアガール DASH 押切蓮介名無し母校の中学に教師として勤める小春は、問題児への対応に毎日追われている。ゲーセンからはもう何年も足が遠のいてしまっていたけれど、ある出来事をきっかけにかつての格ゲーへの情熱が再燃し、生徒からも一目置かれるようになる、というところまでが1巻。 小春がゲーセンに再び足を踏み入れるのが1巻の終わりの方で、それまでは教師として上手く立ち回れない苦悩が描かれます。 ハイスコアガールでは「恋を勝ち取るためにゲームする」という立ち位置だったけど、今回は「生徒を守るためにゲームする」という感じなのかな。2巻以降期待ですね。7巻読んだ人〜!生きてる〜?好きな子がめがねを忘れた 藤近小梅名無し※ネタバレを含むクチコミです。 思春期真っ只中の正反対の二人のお話。18 エイティーン ヨシノサツキstarstarstarstarstar干し芋母が亡くなり、父子家庭の景一とみほの兄妹。 父は、能天気で自分で仕事を始めては、上手くいかない理由を場所が悪いせいだと引っ越してばかり。そのため、転校の多い景一は、友達を作ることを止めてしまった。なるべく静かに、目立たぬよう高校を卒業したい景一だが、クラスの問題児で、隣に住むレオに気にいられ、転校日初日からドタバタが始まっていく。 レオ君は、テンション高くて物おじしないキャラクター。 読書好きの景一とは、正反対。 でも、二人の距離はどんどん近づいていく。 今後、レオ君がどうして今のような人物になっていったのか生い立ちなどが語られていくに違いない。 第一巻は、ふたりの出会いのお話でした。 元カノが同人作家になっておりまして元カレが腐男子になっておりまして。 麦芋さいろくつまりはこうだ! というのはネタバレではないとしておきたい。超序盤で明かされる話ですし! テンポと展開と所々にある小ネタが面白いため全ヲタクに向けて読んだら良いと思うって言いたい。人のオフの日の過ごし方を見るのは楽しい休日のわるものさん 森川侑名無し仕事の時は髪型バッチリ決めて顔バキバキの悪者さんだけど、休みの日はめちゃくちゃローテンションでしっかり仕事モードオフなところが素敵。「休みの日は知り合いに話しかけられたくない」という悪者さんのスタンスもすごく共感してしまう…! 「有名人のオフ」がテーマということでうらみちお兄さんが好きな人はこれも好きそう。 ついに完結 年上女性による餌付けストーリー八雲さんは餌づけがしたい。 里見U六文銭※ネタバレを含むクチコミです。青春時代に読んだ至高の学園ラブコメ群像劇! #完結応援堀さんと宮村くん HEROたか高校生のときに個人サイトで連載されてるWEBマンガにハマってて、クラスの友達に読解アヘンというサイトを教えてもらい読んだのがこのHERO先生の「堀さんと宮村くん」でした。 全く意識していませんでしたが、2007年から連載がスタートしたまさに自分がリアル高校生のときにリアルタイムで読んでいた高校生たちの学園群像劇です。 今のアラサーのオタクで「堀宮」通ってない人は居ないのではというレベルの作品。 もう、絵のスタイルがなにもかも良いんですよね…! スッキリしたデフォルメも、フルカラーのポップな色使いの塗りも、縦長でシンプルなコマ割り…全部好きです。 「ギャルに見えて弟の世話でものすごく家庭的な堀さんと、陰キャに見えて実はタトゥーだらけな宮村くん」という、クラスメイトには見せない顔を持った2人が秘密を共有するというストーリーがとにかくエモい。今思い出してもキュンとします。 クラスメイト、両親、兄弟姉妹。 全員が個性的で魅力的で、そんな登場人物たちが部分的に繋がり合って織りなすシリアスでコメディな人間模様が最高。 メチャクチャ読み返したいけど読み返したら懐かしさでどうにかなってしまいそうで怖くて読めないのがつらい… http://dka-hero.me/<<1415161718>>
読む前はこんなタイトルだしギャグっぽい感じかなと思ったんですが想像より何杯もダークでシリアスな話でした。 勇者に選ばれた村娘のキリエは「沸騰」というハズレ能力を引いてしまったばかりに王に命を狙われ村ごと焼かれてしまいます。この描写が徹底しているのでキリエの復讐にも相当な説得力が生まれていて見事。 沸騰を利用して戦ったり恨みを晴らすのも迫力あります。読んでて脳裏をよぎりましたけどジョジョにもそんなスタンドがあったような…。 ただ復讐のシーンはグロくてちょっとやりすぎかも…嫌なやつが痛々しい目に遭えばスッキリするっていうレベルを超えてる気がする。 個人的な復讐をゴリゴリ果たしていくっていうよりは体制転覆モノとしてのカタルシスを楽しみたいですね。