フレックスコミックスマンガの感想・レビュー75件<<1234>>言葉は通じないけど、意外となんとかなる。 #1巻応援魔王様に召喚されたけど言葉が通じない。 うたしまsogor25主人公の学生レンは講義をサボったりネットゲームにハマったりとと自堕落な生活を送っていましたが、ある日、目が覚めると見知らぬ城の中にいました。地面には謎の魔法陣、そして目の前には角の生えた紫髪の美少女が座っていて、直感的に異世界転生したと把握したレンでしたが、目の前の少女が話しかけてきた時にどうやら言葉が通じないらしいということが判明します。 この作品はそんなレンと彼を召喚した魔王の少女マリィとの日々を描いた作品です 。 レンが召喚されてからずっと言葉が通じないまま物語が進んでいくのですが、『翠星のガルガンティア』や『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』のように相手の言語を習得していくというような描写はなく、2人それぞれが身振り手振りで何とか意思疎通を図ろうとするという日々が描かれます。いろいろと頑張りながらなんだかんだ上手くコミュニケーションができている、そんな様子がとても可愛らしい作品です、 また、言葉が通じない代わりに、いわゆるノンバーバルコミュニケーションの部分は共通しているようで、読者も普通の作品と比べてより相手の表情や仕草に注目しながら読むことになるので、日常シーンが中心の作品にもかかわらず絵の情報量が多い、ある意味で漫画という表現方法にすごくあった作品ではないかなと思います。 今のところ魔王のマリィの視点での描写がほとんどなく、レンを召喚した理由などについても謎の多い作品ですが、そのあたりも今後のコミュニケーション次第で明かされていくと思うので、それも楽しみな作品です。 1巻まで読了いや画力高! #1巻応援ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ~ 鳶田ハジメnyae内容についてはひとまず置いておいて、描かれる風景の壮観なこと。「いや画力…!!」とひとりでブツブツ言いながら読みました。それで初コミックスだなんて信じられない。 そんな彼女がここまでくるのにどんな道を歩んできたのか、なぜぼっち旅に目覚めたのかが、コロナの影響で旅ができなくなったことで描き下ろされた最終話を読むとわかります。 一人旅経験者としては、一人旅の良いところがふんだんに描かれており、もうとにかく「旅行したい欲」が増幅するばかりでした。ただ作者は"ぼっち"以外はありえない!と言っているのではなく、そのほうが都合が良ければ他人を誘うこともある(ただし現地集合現地解散&宿泊も別)。つまり、みんなひとりでも大勢でもいいけど、自由に旅しようぜ!ということだと思います。 それでも人に合わせる必要がない一人旅でしか得られない自由はかけがえのないものだと個人的にも思います。 やっぱり島良いですよね、島。次行くなら伊豆大島かな… ちなみに一緒に北海道を旅した友達の漫画家さんて、鈴木小波先生かな?熱血スポーツ物つばめティップオフ! ワタヌキヒロヤ名無し背が高いというだけでバスケ部の先輩に勧誘された主人公つばめが徐々にバスケにのめり込んでいく様が素晴らしいです。 ライバルも登場しこれからますます熱くなる予感!親友の子供を引き取り始まる同居生活春とみどり 深海紺名無し始まりは違国日記のような感じでしょうか。 でも親友つぐみと主人公みどりが本当に心を許しあっていた仲で、実は好きだったってところが違うというか、ミソだと思います。 好きだった子の子供を引き取って同居なのにこんなに可愛い絵柄でふわふわと優しい絵柄なの素敵ですね…。 しっかりした14歳と地味で抜けてる31歳が生み出す化学反応がとても良い! 表紙買いしたので、表紙で気になった人はぜひパラリと読んでみてほしいです。 小路課長のパグ太郎に真剣に向き合う姿が良い。おじさんはカワイイものがお好き。 ツトムPom イケメンとゆるキャラ人形の組み合わせって、ずるい。笑 こんなに、はまれる好きなものがあるって素敵なことだなと思うけど、小路課長は少し度を越しているのかも知れない。 だけど、長身イケメンだから、許せてしまう感じが憎い。 仕事以外はほぼパグ太郎で頭一杯だし、見た目とのギャップがありすぎです。 ただ、ここまで、大好きなら極限まで極めて欲しいと私は思う。 好きなものに囲まれる幸せそうな人を見て笑って癒された漫画でした。一風変わったキケンなギャグ漫画邪神ちゃんドロップキック ユキヲ名無し可愛さとは裏腹に、シュールかつバイオレンスな描写が多いギャグ漫画。現世に召喚されて魔界に帰れなくなった悪魔と、大学生にもなって厨二病が治らない少女という組み合わせが、他になく面白い。ギャグ漫画には珍しい血生臭いグロテスクな描写もあるが、ちゃんとギャグになってるから凄い。テンポも良いし最後まで飽きずに楽しめた。宙のアポリア宙のアポリア もりた毬太名無し時折、今いるこの世界とは違う世界が見えるーーー 一気に序盤から物語に引き込まれた。誰しも一度は考えたことがあるであろう”自分が生きるこの世界は本物か”といった疑問を投げかけてくる。哲学的な内容でいて、テンポの良くコミカルなシーンもある本格ミステリー漫画だ。普通の漫画を読み飽きて、ちょっと変わった漫画を読んでみたい、という人におすすめだ。 "入れ替わりモノ"の新機軸を開拓した名作思春期ビターチェンジ 将良sogor25※ネタバレを含むクチコミです。素敵な食事と素敵な時間水曜日のトリップランチ たじまこと六文銭家事上手なまじめ秘書(男)とズボラな天才博士(女)のご飯漫画。 博士のVR研究の補佐するために、秘書がランチ係として食事を提供するという流れが基本。 巧みな画力で、出てくる食事が全部美味しそうなのもさることながら、この作品は「食事すること」に重点おいているのがポイント。 誰と、何を、どこで食べるか?に重点おいてて、食事の魅力を全面的に押し出してくれます。 とにかく食べている時の楽しそうな雰囲気がすんごくいいんです。 読むと不思議と元気になります。 「食は元気の源」といいますが、栄養素だけでは測れない、心の栄養も満たしてくれる1冊です。アイドルがひたすら酒を飲むだけのマンガアイドランク さきしまえのき 宮場弥二郎六文銭アイドルが、色んな飲み屋でひたすら酒を飲む。 たった、それだけなのになぜか面白い。 ハシゴ上等、朝帰り上等、ちゃんぽん上等、ホントにアイドルか?って思うほど飲みまくる。 終いには、タンブラーにも酒を入れてくる始末。 ただ、楽しそうにガバガバ飲んでいる様は見ていて気持ちいいです。 飲み方とか、おっさん臭いものが多いけど、飲兵衛にはたまらない飲み方をするし。 このアイドルたちが、いかにバレずに飲み続けていくのか、見ものです。 ってか、 『国民の妹系アイドル 大宮ほのか(15歳)』 →実は22歳 さば読み過ぎだろ! 逆に付き合いたい3B男子絶対に付き合ってはいけない3B男子 馬あぐりななし「バンドマン・美容師・バーテンダー」は、「遊んでるから付き合ってはいけない3B」らしい(知らなかった)。 主人公の3人は、顔は男前だけど、人として問題ありでモテなすぎて遊ぶどころじゃない。そこへ3Bが足を引っ張りさらにモテないという悪循環。 バンドマンの勉(20)はまともに見えて、かなり痛い黒歴史を現在進行形で生産し続けている(無自覚)。 美容師のビル(23)は、度を越したナルシストで極度の潔癖症。 バーテンダーの文太(25)は、超愛犬家で無給だとコミュ力が発揮できない。 私はビジュアルもギャップも文さんが好きです…残念すぎる…ひどい…そこがいい…。 果たして彼らに彼女はできるのか?続きが気になります…! (画像は1話より。思ってたのと違う文さん)圧倒的癒し系漫画オデット ODETTE 日当貼あくあ女子向けの圧倒的な癒し系漫画。猫頭の彼氏と天然な彼女のほのぼの日常モノ。猫スキーならニヨニヨできること間違いなし。そして独り身だと読了後「合コン行こ……」ってつぶやきたくなる。目を奪われる美しい色彩の終末世界で鍵つきテラリウム 平沢ゆうな兎来栄寿平沢ゆうなさんと言えば『僕が私になるために』という実録性別適合手術エッセイマンガが非常に面白くためになったのですが、それからいくつかの短編を経て始まった待望の連載が『白百合は朱に染まらない』、そしてこの『鍵つきテラリウム』です。 『鍵つきテラリウム』は、(コミックスにも掲載されている)webで掲載された0話にあたるフルカラーのプロローグを初めて読んだ時、そこに描かれていた美しいポストアポカリプスのコロニーの風景に一瞬で心奪われました。元々、私は廃墟萌えの性質があり終末世界系は大好きですし、特に人の手によって造られた建造物が崩壊してそこに草花が生い茂っている感じも大好物。それはもう堪りません。 更に、人間とロボット的なテーマも入ってきて心の奥底まで優しく、時に切なく響き渡るストーリー。それらが生み出すハーモニーは非常に上質で心地良いものでした。ずっとこの世界に浸っていたいと思える稀有な作品です。平沢ゆうなさんのカラー背景がとても良く単行本の店舗購入特典各種も素晴らしいので、ずっと描いてて頂きたいと願ってしまいます。 『少女終末旅行』、たつき監督作品、ニーアオートマタなどが好きな方にもオススメしたい一冊。 寂しくもあり優しくもある…ロボットと人間の話鍵つきテラリウム 平沢ゆうなむ終末漫画の名作にまた1作品はいったな、という感じです。 ロボットと人間の寿命は違う、それを突き詰めて考えていってこの話を生み出されたんじゃないでしょうか。 人間が死んでても看病し続ける医療用ロボット…悲し寂しすぎる! 無理矢理破壊して停止させない主人公が優しい。解決策見事です。読んでください。 ロボットに感情持たせたらロボットと人間の違いなんてないのかも。 優しい話でした。 JKがゾンビ相手に無双する…だけではない!!ゾンビバット 松林頂ANAGUMA女子高生+バット×ゾンビっていうパッと見のB級感は大いなる勘違いでした! これはエモい…エモいですよ。 ゾンビを殺そうとする少女がゾンビを守ろうとする少女と出会い…っていう百合・ゾンビ・アクションです。 個人的にイチオシなのはゾンビもの御法度の圧倒的武力、 謎のアサルトライフル使い「隊長」(※異常に強い)の存在です。 彼が画面に居てくれるだけでめちゃくちゃ安心できるのが萌えポイントですね。 スピード感のある描線のアクションも超かっこいい! 1巻は閉塞感のあるセーフゾーンの状況が描かれてましたが、2巻のヒキで一気に世界が広がる予感。 少女たちの冒険と隊長の活躍を要チェックですよ!崩壊した世界で描かれる人間とロボットの不思議な共存の形鍵つきテラリウム 平沢ゆうなsogor25※ネタバレを含むクチコミです。 大人気イラストレーターが描く、魔女の上京物語おくたまのまじょ 丸紅茜名無し奥多摩で生まれ、奥多摩で育った世間知らずの魔女マホが、新宿に住む伝説の魔女アヤと一緒に人間を殺すため、いざ上京! が、普通に大学に通うって言っているし、 その前に、酔っ払いに絡まれたり、銭湯でのぼせてぶっ倒れたり…いろんな経験を通して、結局は成長物語と言う感じでしょうか? いい意味で期待は裏切って欲しいです! マホとアヤ、いいコンビみたいですが、魔女らしい姿はほとんど出てきてないですね。笑 しかし、丸紅茜さんは超絶人気神イラストレーターさんなので、 絵はとにかく良き… 現地で感じたくなるエーゲの風エーゲ海を渡る花たち 日之下あかめ兎来栄寿美麗な絵で描かれる15世紀ヨーロッパ紀行。それだけでも堪らないのですが、内容的にもとても良くお薦めしたい作品です。 イタリアのフェラーラから始まり、ヴェネツィアやクレタ島など諸国を少女たちが旅して行く様子が描かれて行きます。 ヴェネツィアのゴンドラやクロアチアの民族衣装などの名物が華やかなヴィジュアルで紹介され、実際に旅をしているような楽しい気分にさせてくれます。特に、丁寧に描かれる世界各地の名物料理は実食したくなること請け合いです。 丁度個人的に今年の初めにアテネからエーゲ海を渡ってギリシャの島に行ったり、そこからローマやヴェネツィアを旅して来たこともあって「あー、ここはこの前行った!」と、より楽しめる部分が多かったです。またいつか行きたいと思ったのですが、この作品を読んだことでその想いがまた一際強くなりました。 明るく和やかな雰囲気で進行する物語に、読んだ後は心も解きほぐれます。 中心人物が二人の少女なので、百合好きの方にもお薦めです。15世紀、"優しい世界"を旅する2人の物語エーゲ海を渡る花たち 日之下あかめsogor2515世紀を舞台にある目的のためにフェラーラからクレタ島まで旅する女性2人の旅行記。物語自体は穏やかに進んでいくので、作画カロリーの高さもあって、この時代の雰囲気を存分に楽しめる1作。 世界史に疎いので私は詳しくわからないんだけど、ルネサンスや大航海時代等、定番の時代や地域からは微妙に外れてるそう。その設定のチョイスや、敢えて"優しい世界"で物語を進めている辺りから、作者が本当にこの時代、この地域が好きで描いてらっしゃるのが伝わってくる。やっぱり好きの力は強い。 1巻まで読了。 あらかわいい同居人はひざ、時々、頭のうえ。 みなつき 二ツ家あすむタイトル通り、ミステリー作家と猫が暮らす話なのですがほのぼのほっこりもふもふしてて大変癒されます。 主人公目線の話の後に必ず猫目線の話が入ります。 一つの話だけど視点が違うと全く違う話になるのですね〜 猫ちゃん人間の言葉わからないのに人間と通じあったり、猫っぽい仕草にストーリーが生まれたり。 癒されたいと思った時に読むべし、です。可愛くて面白い愛があれば××の差なんて U-temo大トロ収入格差カップルかわいいです! 危ノーマル危ノーマル系女子 真田ジューイチ名無しヒャッコのカトウハルアキ先生の別名義です! ヒャッコもそうでしたが、キャラが可愛いですね! おじさんもカワイイ平和な世界おじさんはカワイイものがお好き。 ツトム少女漫画博士うららかタイトルの通り、「おじさんがカワイイものがお好き」だけど、それを(過去バカにされた経験から)ヒミツにしながら楽しんでいるというお話です。 作品の特徴としては、 ・登場人物みんないい人(優しい世界) ・とにかくキャラグッズがカワイイ(特に表紙にいるパグ太郎) ・「かわいい…」と言っているおじさんがカワイイ こんな感じです。 基本的に平和な世界の優しい物語なので、リラックスしたいときにいいかも♪ (※個人的には同居している甥の真純くんとBL的な展開もあってほしいですが、ピュアすぎる作品なので絶対ない展開ですね…はい。) ちなみに https://comic-polaris.jp/ojisanha/ ↑ここの公式サイトで一部無料でも楽しめますよ~~☆実はアニメ化もしてるヒャッコ カトウハルアキ大トロとにかくカトウハルアキ先生の絵とギャグが大好き! かっこよくてかわいい女の子たちの学園モノです。 カトウハルアキ先生はキャラ設定が独特ですよね。 大好きな作品なのですが、最終巻は評判が悪くて怖いので読んでないです。<<1234>>
主人公の学生レンは講義をサボったりネットゲームにハマったりとと自堕落な生活を送っていましたが、ある日、目が覚めると見知らぬ城の中にいました。地面には謎の魔法陣、そして目の前には角の生えた紫髪の美少女が座っていて、直感的に異世界転生したと把握したレンでしたが、目の前の少女が話しかけてきた時にどうやら言葉が通じないらしいということが判明します。 この作品はそんなレンと彼を召喚した魔王の少女マリィとの日々を描いた作品です 。 レンが召喚されてからずっと言葉が通じないまま物語が進んでいくのですが、『翠星のガルガンティア』や『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』のように相手の言語を習得していくというような描写はなく、2人それぞれが身振り手振りで何とか意思疎通を図ろうとするという日々が描かれます。いろいろと頑張りながらなんだかんだ上手くコミュニケーションができている、そんな様子がとても可愛らしい作品です、 また、言葉が通じない代わりに、いわゆるノンバーバルコミュニケーションの部分は共通しているようで、読者も普通の作品と比べてより相手の表情や仕草に注目しながら読むことになるので、日常シーンが中心の作品にもかかわらず絵の情報量が多い、ある意味で漫画という表現方法にすごくあった作品ではないかなと思います。 今のところ魔王のマリィの視点での描写がほとんどなく、レンを召喚した理由などについても謎の多い作品ですが、そのあたりも今後のコミュニケーション次第で明かされていくと思うので、それも楽しみな作品です。 1巻まで読了