主人公の学生レンは講義をサボったりネットゲームにハマったりとと自堕落な生活を送っていましたが、ある日、目が覚めると見知らぬ城の中にいました。地面には謎の魔法陣、そして目の前には角の生えた紫髪の美少女が座っていて、直感的に異世界転生したと把握したレンでしたが、目の前の少女が話しかけてきた時にどうやら言葉が通じないらしいということが判明します。
この作品はそんなレンと彼を召喚した魔王の少女マリィとの日々を描いた作品です 。

レンが召喚されてからずっと言葉が通じないまま物語が進んでいくのですが、『翠星のガルガンティア』や『ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~』のように相手の言語を習得していくというような描写はなく、2人それぞれが身振り手振りで何とか意思疎通を図ろうとするという日々が描かれます。いろいろと頑張りながらなんだかんだ上手くコミュニケーションができている、そんな様子がとても可愛らしい作品です、
また、言葉が通じない代わりに、いわゆるノンバーバルコミュニケーションの部分は共通しているようで、読者も普通の作品と比べてより相手の表情や仕草に注目しながら読むことになるので、日常シーンが中心の作品にもかかわらず絵の情報量が多い、ある意味で漫画という表現方法にすごくあった作品ではないかなと思います。

今のところ魔王のマリィの視点での描写がほとんどなく、レンを召喚した理由などについても謎の多い作品ですが、そのあたりも今後のコミュニケーション次第で明かされていくと思うので、それも楽しみな作品です。

1巻まで読了

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まおうさまにしょうかんされたけどことばがつうじない
魔王様に召喚されたけど言葉が通じない。(1)
魔王様に召喚されたけど言葉が通じない。(2)
魔王様に召喚されたけど言葉が通じない。(3)
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S級鑑定士なのにパーティー追放されたので猫耳娘と農業スローライフしようと思います。

S級鑑定士なのにパーティー追放されたので猫耳娘と農業スローライフしようと思います。

追放されたはずなのに、なぜかハーレム状態!? S級鑑定士のソルトは「ハーレムを作るため」という理由でパーティーから追放されてしまう。不遇職のため、理不尽な扱いを受け続けるのが嫌になった彼は、冒険者の引退を決意。ネコ耳娘の相棒・シューと共に農場を経営し、スローライフを送ることにした。だがその矢先、身に覚えのない嫌疑で所属ギルドのブラックリストへ入れられてしまう。このままでは、まともな土地も購入できず、冒険者への復帰もできない。追いつめられたソルト達がとった行動は――。何故だか美少女たちが集ってくる無自覚成り上がりファンタジー第1巻!  (C)小狐ミナト (C)うたしま/フレックスコミックス

言葉は通じないけど、意外となんとかなる。 #1巻応援にコメントする
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