女子高生+バット×ゾンビっていうパッと見のB級感は大いなる勘違いでした!
これはエモい…エモいですよ。
ゾンビを殺そうとする少女がゾンビを守ろうとする少女と出会い…っていう百合・ゾンビ・アクションです。

個人的にイチオシなのはゾンビもの御法度の圧倒的武力、
謎のアサルトライフル使い「隊長」(※異常に強い)の存在です。
彼が画面に居てくれるだけでめちゃくちゃ安心できるのが萌えポイントですね。
スピード感のある描線のアクションも超かっこいい!

1巻は閉塞感のあるセーフゾーンの状況が描かれてましたが、2巻のヒキで一気に世界が広がる予感。
少女たちの冒険と隊長の活躍を要チェックですよ!

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エロイーズ 本当のワタシを探して

物語の始まりのシーンが好き

エロイーズ 本当のワタシを探して
ANAGUMA
ANAGUMA

本作、ベンチに座っていたエロイーズがふと記憶喪失になっていたことに気付くシーンから始まるのですが、その自然さがなんだか巧みで、ピンク色のカラートーンとともに強く印象に残っています。 メインとなるストーリーラインはサブタイトルにもある「本当のワタシ」探し。 少ない手がかりを元に記憶を失う前の自分がどんな人間だったのかを調べていく…と書くと壮大なミステリーやサスペンスのようでもありますが、そうそう大変なことが起こるわけでもないのが人生というものかもしれません。 どこにでも居る女性だった(と思われる)エロイーズ・パンソンの身の回りも、世の人のご多分に漏れずありふれた出来事ばかりだったようで、一生懸命過去の自分の身辺調査を行うほどに些細でちっぽけなことばかりが判明していきます。そのようすは親近感やおかしみと同時に、どこか空虚さというか、切なさも感じさせたり…。 「記憶を失う前の自分ってどんな人間だった?」というのを入り口に「そもそも根本的に自分ってどんな人間なんだろう?」という二重の意味で「本当のワタシ」を探すことになるのが妙味です。 そんな深いテーマもありつつ、バンドデシネとしてはかなり読みやすい部類に入ると思います。エロイーズのちょっとした仕草がどれもかわいかったり、普段縁遠いフランスでの「フツーの」暮らしが垣間見えるだけでも面白いので、読む機会があれば気軽に手に取ってみてほしい一作です。

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メンクイ

メンクイ

「お姉ちゃんは本当に、私のお姉ちゃんなの?」貴方は本当に、そばにいる愛する人を肉親だと言い切れますか――? 幼い頃に両親を亡くしたハルカは、一時期離れ離れになっていた姉・ユリナと仲睦まじく暮らしている。美しいユリナはハルカにとって理想の姉。だが彼女はそんな姉にふたつの疑問を抱いていた。1.付き合う男性が変わるたび、相手を『初恋の人』と呼ぶ事。2.ユリナが本当に「自分の姉」なのか、という事…。拭えぬ疑念を払おうと姉の卒業アルバムを開くハルカ。そこで彼女が目にしたものは…。そしてある夜、ハルカはユリナが『初恋の人』を包丁で「捌く」姿を目撃してしまい――!? 壮絶筆致で紡がれる衝撃のサイコホラー、開幕。

【合本版】メンクイ

【合本版】メンクイ

「お姉ちゃんは本当に、私のお姉ちゃんなの?」貴方は本当に、そばにいる愛する人を肉親だと言い切れますか――? 幼い頃に両親を亡くしたハルカは、一時期離れ離れになっていた姉・ユリナと仲睦まじく暮らしている。美しいユリナはハルカにとって理想の姉。だが彼女はそんな姉にふたつの疑問を抱いていた。1.付き合う男性が変わるたび、相手を『初恋の人』と呼ぶ事。2.ユリナが本当に「自分の姉」なのか、という事…。拭えぬ疑念を払おうと姉の卒業アルバムを開くハルカ。そこで彼女が目にしたものは…。そしてある夜、ハルカはユリナが『初恋の人』を包丁で「捌く」姿を目撃してしまい――!? 壮絶筆致で紡がれる衝撃のサイコホラー、開幕。こちらには【第1話~第5話】が収録されています。

JKがゾンビ相手に無双する…だけではない!!にコメントする
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