講談社マンガの感想・レビュー6283件<<34567>>最終回のどんでん返しがスゴすぎさよなら絶望先生 久米田康治starstarstarstarstar_borderあいざっく基本的にはギャグ漫画です。 常に絶望して死のうとする絶望先生と、自由で破天荒で個性豊かな女子生徒と達との掛け合いや、 独特なノリとテンポ感が癖になる作品です。 ただ、そのノリからの最終回の大どんでん返しに本当に驚きました。 深くは語らないので、この衝撃をぜひ皆さんにも体験していただきたいです。漫画もドラマも大好き!!のだめカンタービレ 二ノ宮知子starstarstarstarstarあいざっく音楽を扱っていますが、難しい!ということは感じずに、常に笑いながら読める大好きな作品です。 個性豊かで、魅力的なキャラばかりで、最初は敵?のような感じで出てきたキャラも、みんな好きになります。 笑いどころ満載なのですが、ちゃんとキュンとするシーンや、のだめの才能が光ってかっこいいシーンなどもあり、 最初から最後まで楽しめる作品で、 読んだことがない人にもぜひおすすめしたい作品です。自分の中のばけものに気付けるか?見えないばけもの しまなか歩starstarstarstarstar_bordernyae環境に適応することのほうが大事になって、いつのまにか自分の中で育ってしまった「かいぶつ」。外から指摘されても自分がおかしいことに気付けない人のほうが多いんじゃないかなと思います。変えたくても難しいこともあるでしょうが、自分のなかにかいぶつがいたら見ないふりはやめようと思えました。後書き漫画もすごく良かったドクトル・ノンベ 中原とほるstarstarstarstarstarかしこ主人公は医者ですが、医療漫画というよりはヒューマンドラマかもしれません。海底にお宝を探しに行ったり舞台設定が壮大な話が多いですが、作者本人が現役のお医者さんだけあって手術シーンにリアリティがあり、浮世離れした話になりすぎないバランスがいいなと思いました。万葉の会と月下美人の話が特に好きです。あと巻末に収録されてる後書き漫画「私と手塚治虫先生」と「くされ縁」がどちらも良すぎた。2-3巻、ウクライナ編の感想紛争でしたら八田まで 田素弘マンガでマナブロシア-ウクライナの戦争が長期化する中。これを読めてよかった。無論作品当時からは状況変わっているのであろうが、歴史的に何があったのか、日本とのシンパシー、それらのひとつの視点を得られた。八田百合のチセイはここでも縦横無尽に発揮される。作者に感謝。君のにおいが好き、だけじゃないあせとせっけん 山田金鉄starstarstarstarstarNano先日同じ作者さんの「かさねと昴」を惜しみながらも読み終え、じゃあ前作も…と手を伸ばしたんですが、こちらも良作!好きです! 汗っかきコンプレックスな麻子さんと、においフェチな名取さん。出会いは衝撃的!?だったけど、ふたりの恋愛模様がたまらんです。純愛だしお互い想い合ってるのが伝わってくるし、ふたりとも可愛いし大人の男女の恋愛って感じです!かさねと昴の時と似たような良さがある。山田金鉄先生の絵はもちろん、登場人物それぞれの考えや悩みがリアルで共感できてすごいし、こういう恋愛漫画が自分は大好きです。しっかりすけべ描写があるのがまた最高。ニヨニヨしてしまう。 まだ途中までしか読めてないけど、お互い敬語なのめちゃくちゃよくないですか?!リスペクトしあってるのが分かるし、優しさというか気遣いというか、愛を感じて好き…。名前呼びでもだもだするのもまた可愛い。 ドラマ版も気になるので調べてみます!とりあえず原作読破します…きゅんきゅんするぞ~!恋の意地こいいじ 志村貴子starstarstarstarstar_borderかしこ親戚みたいに家族ぐるみで仲がいい近所のお兄さんに20年前から片想いしているまめちゃん。自分の好意に気づいても振り向いてくれないのに諦められなくて、しかも相手が家庭を持っても思い続けるってなかなかですが、まめちゃんの一途さは嫌な感じがしないんだよな〜。途中で不動産屋の河田さんと仲良くなるところが一番ドキドキしました。でもまさか河田さんがどのキャラよりも業が深い人だったとはね…。文明の歴史、金の歴史望郷太郎 山田芳裕starstarstarstarstaralank度胸星を読んで以来、作者のファンです。 寒波で一回リセットされた地球。旅をしながらちょっとずつ文明が発達していくのが、歴史のエッセンスを早送りで体験しているようで面白いです。太郎は生きる力も強いのだが、元々の世界での太郎が結構性格悪いのがまた良い。 設定も表情の描写も、迫力というか圧というか、強いマンガです。おすすめです。ゴルフを知らずとも面白い(恐ろしい)二階堂地獄ゴルフ 福本伸行starstarstarstarstar_borderさいろくすでにmampukuさんがクチコミで書かれていたのを読んで納得いった。 福本のノリではあるもののやり過ぎ感が強く、なんでこのノリなんだろうと疑問に思ってたので。 不肖わたくしはドストエフスキーを読んでおらずわからなかったけど、文学をなぞるかのように行ったり来たりを楽しませてくれているものなのだなと。 どんどん歳を取る主人公、合わせて進んでいく時間、自分だけが変われず苦しんでいる!というように見せかけて希望が見える、かのように見せかけてまた戻される地獄。 これにもっとわかりやすい文字通りの意味が足されて福本作品たるや、が完成するのだろうと思うので最後まで読破しようと思う。情報量が多いのに読まざるを得ないパワーがある高鳴れ!! ゆゆちゃんの恋の一矢 〜ラブマイセルフで突き進め~ iM:O名無し『藤の公爵様は桜の姫君に初恋中なり!!』の作者の新作。これでまだデビュー2作目!? タイトルからなんとなく想像つくけどとにかく情報量が多くて、絵も構成も(独特だけど)上手いと思うけど、読みやすいとはお世辞にも言えない。けど一度読み始めたら最後まで読ませるパワー(圧力)があるし、読み終えればみんなハッピーになれる。藤井みほな先生とかと近いものを感じる(りぼん世代なもので…)。 圧倒的爆発力を詰め込んだ読切もいいけど、この方が描く連載もいつか読んでみたいです。恋人との別れ、そして幽霊で再会青野くんに触りたいから死にたい 椎名うみstarstarstarstarstarNano最初は不器用で甘酸っぱい恋愛漫画かと思うものの、そうはいかない…!初めてできた彼氏青野くんが、2週間で他界。後追いしようとしたら青野くんが幽霊として主人公優里の前に現れる。青野くんいい子だなあって思ってたらちょいホラー!? という、1話からめちゃくちゃ気になるストーリー。優里が天然でちょっと抜けてて、それが緩衝材みたいな役割を果たしてる。怖いばかりではなく、ミステリー要素がある感じ。切ないとこもある…。けどやっぱり怖いなぁ!?お互い想いあってるのが分かるからこそ、ドキドキハラハラしちゃう。ハッピーエンドはあるのかなぁ…!?少しずつ読んでいきます…。矢野君の母性本能くすぐりキャラがいい。矢野くんの普通の日々 田村結衣干し芋矢野君は、日々いたるる所で怪我をしてしまう体質?! 矢野パパも同じなので遺伝らしい。 それを気にして、自分の巻き添えになって他の人も怪我をしてほしくないという思いから今まで友人を作ってこなかった。 そんな、矢野君が気になってしょうがないのが、クラス委員の吉田さん。 初心なふたりの恋模様を見守りたい。 吉田君は、母性本能をくすぐりすぎ(笑) あと、眼帯が気になる。パニックドラゴンヘッド 望月峯太郎ちーずタイトルからして冒険ものか何かかと思って読み始め、読破したあと「パニックホラー」だったことに気づいた…。読まなければよかった…。怖すぎた。面白かったけど…。ドラゴンヘッドではなくて「リュウズ(竜頭)」っていうもう少しホラーっぽいタイトルにしておいて下されば、読まなかったかもしれないのに。ノブオのボディペイント本当にトラウマ…本当に恐ろしいのは人間の心なのです…ドラゴンヘッド 望月峯太郎starstarstarstarstarかしこ初めて読みました!が、昨年出版された「総特集 望月ミネタロウ」が出た後に読んでよかったかも。 全編通してみると、やっぱり序盤の修学旅行からの帰り道に新幹線がトンネルに閉じ込められて脱出しようとする場面が、何が起きたか分からないワクワクという漫画的な面白味がありますね。それが徐々に逃れられない自然災害だったと判明するのは、エンタメとしてはカタルシスが足りないかもしれません。ただ、(実際に連載中には阪神淡路大震災も起きたそうですが)前出のインタビューによると構想段階から「天変地異は起こるけどそんなスペクタクルな話じゃない」「闇をテーマにした地味な作品」というのは決めていたそうです。 人間は暗闇の中にいると存在しない怪物を想像して恐れてしまうけど、本当に恐ろしいのはそんな自分と向き合わないことである…というのは、ものすごく普遍的なテーマだから、いつ読んでも「今に通じる話だ、これ…!!」と思うんだろうな。特に今現在のSNSを中心にした不寛容な時代の雰囲気ってこれが原因なんじゃないかなって思いました。 ドラゴンヘッドを読むとその後に東京怪童を描かれたのも自然な流れだったんだな〜と分かりますね。いい意味でオーソドックスな少年マンガWIND BREAKER にいさとるstarstarstarstarstar_borderalank不良マンガっていいですね。特にこういう爽やかな感じのはとてもいい。暴力という意味では悪いんだけど、優しさとか筋とかそういうのがあるのがいいですね。 冒頭、町にやってきた主人公が白い目でみられなかったこと、町に受け入れられたことに感じ入ってたシーンが印象的でした。 不良になる前にそう言う経験があればほんとの悪にはならなくて済むのかなと。家庭とか学校とか社会に居場所があると感じられれば、多少のケンカやヤンチャはあっても、そこまでで収まるのかなと。 と、自分はごちゃごちゃ考えましたが、考えさせるマンガではないです。ケンカとライバルと友情と、爽やかな少年マンガです。おすすめです。夏は2人だけのものムーンライトエスケープ 城岳研志名無し※ネタバレを含むクチコミです。傷口と包帯連載キター!!傷口と包帯 七井海星starstarstarstarstarNano待ってましたお嬢!!七井海星先生!!発表された時から連載開始をいまかいまかと待ち、七井先生や公式Twitterをフォローして…待ってました…!!連載化ありがとうございます!!おめでとうございます!! 1話は読切版と大きく変わることはないんですが……そう、新規の2話!もう最高です。お嬢のヨワラーは言わずもがな、切谷さんのシコリティのパワーアップがこりゃあ~すごい。さらに、アタッチメントとか蛇口とかの表現が秀逸。思わず笑っちゃいました。七井先生がTwitterで「切谷のゲロの音階がわかります」というツイートをしていたのも笑いました。やっぱ最高だぜ…七井海星先生…!!そしてお嬢…!! ヨワラーの方、必読ですよこれ!!!これは本格サスペンス【ネタバレ感想】愛しい嘘 優しい闇 愛本みずほstarstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。父の愛、強し佳純、君を守る 内股弁慶名無し大事な娘があんな目にあって正気でいられる父親はいないだろう。むしろあれを実行できたらどんなにいいかと思うのでは。池田さんは娘を愛する全父親の憧れだ。かっこいい。赤羽よりヤバいかも…!さよならキャンドル 清野とおるstarstarstarstarstarかしこ赤羽の居酒屋「ちから」がなくなったことで新たな行きつけを探していた清野とおる先生がたどり着いたのが十条のスナック「キャンドル」だった。かなりの厚化粧なママが1人で営業しているその店はまさにカオスです。最初はママの強烈なキャラに引き込まれますが、常連になるにつれてママが教えてくれる十条のヤバい情報が面白くなっていきます。 特に、昼は弁当屋だけど夜はデリヘルをしてる「エッチな弁当屋さん」の実態を調査していく回がすごいです。ママのツテで実際にお弁当屋さんを利用しているおじさんから話を聞くことに成功するんですが、まず北区のどこかにある公衆電話に貼られてるピンクチラシを探し出さないと利用できない店という説明から「何それ?!」って感じですよね。でも普通の酔っ払いのおじさんがそんな創作話を作れると思えないし、本当に存在したってことでいいんだろうか…。 第1部完ということで単行本が2巻まで出ていますが、続編の再会がいつになるのか気になるところです。実際の「キャンドル」は2014年に閉店しているらしいので、その最後の様子はどんなものだったのかやっぱり知りたいです。可愛いアオハル君に染まれば 河井あぽろstarstarstarstarstar_borderるる※ネタバレを含むクチコミです。ガキみたいな君だけど #読切応援理想じゃなくても君がいい 丸井QPstarstarstarstarstarNano有坂くん好き…!!がきんちょ男子すぎてほんとに出会いは最悪なんだけど、主人公佳穂のこと気になってるのずるい。可愛い。「俺は佳穂と話したいの!」ずるい!!好きになっちゃう!!(なってる) そんな有坂くんもその後さ~!お顔がさ~!!ね~~~!?こんな青春送りたかったよ…佳穂と同じく小説好きでよく図書室いた人間だったので…。 めちゃくちゃきゅんきゅんしました!!丸井QP先生のこれからが楽しみです!!おちょくられてえ~…(初見)(冒頭の感想)罪と罰のスピカ 井龍一 瀬尾知汐starstarstarstarstarNano最初すぴかちゃんのことを「強い子だ!!」と思ったんですが手握ってきた途端「うわあざとい子だ!!」って評価が一変しました。すぴかちゃんに遊ばれたい…。とか思ってたらもっととんでもないことし出した…すぴかちゃんやべえ~…。 1話からもうめちゃひかれてしまった。色んな意味で…。続き気になる!!ドラマ化降り積もれ孤独な死よ 伊藤翔太 井龍一名無し原作とはあんまり関係ないみたいだけど、 見ようと思います。 原作改変部分としては、主人公の同僚刑事・五味役が 黒木メイサで女性化。 小日向文世の灰川十三は悪くないと思います。<<34567>>
基本的にはギャグ漫画です。 常に絶望して死のうとする絶望先生と、自由で破天荒で個性豊かな女子生徒と達との掛け合いや、 独特なノリとテンポ感が癖になる作品です。 ただ、そのノリからの最終回の大どんでん返しに本当に驚きました。 深くは語らないので、この衝撃をぜひ皆さんにも体験していただきたいです。