講談社マンガの感想・レビュー6230件<<207208209210211>>重い!たそがれたかこ 入江喜和名無しタイトル聞いたことあるな…程度のノリで手に取り、1巻を読みました。 中年の独身女性が高齢の母と2人で住んでいるっていう設定自体やばいなと。なにがやばいってすごく刺さりそうだってことです、自分に。 たかこが、馬が合わない母に心の中で罵ったり怒ったりする感情がなんか若いんですが、それに比べてたかこの外見のやつれ感。つら… でもたかこの気持ち、わかる。「わかる!!!」って人、日本中にたくさんいる。 毒親とまではいかないけど、うまくいかないこのもやっとした空気。 母が天然ぽくてふわふわしてるから、険悪にはならないんだけど、、娘がどれだけ疲労してることか。 2巻目以降どんな展開で、どんなたかこになっていくの?続きが楽しみすぎる。どうか幸せになってくれ。トモダチゲーム感想トモダチゲーム 山口ミコト 佐藤友生友達「トモダチ」が一番。トモダチが一番大切であれば簡単に終われるゲームだった…てな感じに始まります。 友情が一番優先にされるべきだけれども人間自分のことを一番に考えてしまう、ってところと、頭脳ゲームがミックスされた感じ。 1巻から最新刊まで一気買いしました。 友一(主人公)が「最低」で「最強」なんですよ! もはや途中から友一がどれだけゲスでやばいキャラかを期待する漫画になっていってる気がします。 裏の裏の裏をかいた、なんてことが普通にあるので面白い。 落胆している表情も、絶望してる様も全て演技かもしれない。 読んでる自分らがそう疑い始めるので「トモダチ」というテーマ、強く浮き彫りにされるのでしょう。 素敵な短編集地上はポケットの中の庭 田中相名無し静かだけど細やかな感情の起伏が書かれた短編集です! 陛下と従者の話とか泣いてしまう。 「庭」という場所で繋がる誰かと誰か。素敵です。 主人公の回想で、自分の子供が生まれた時に「生まれたら死んでしまうじゃないか!」とビビる話があるんですが同じこと思う人が他にもいるんだなぁと。 よく漫画では子供が生まれたら喜んで終わりですが、リアルではもっと色々たくさんのことを考える気がします。 庭の話ではなく庭から想起した話ですがどの話も素敵。いい短編集見つけた、と嬉しくなってます。緊張感のなさ明日のエサ キミだから 若杉公徳やむちゃすごい、なめた感じのサバイバル漫画ですっ! なんでだろう?絵柄? 若杉公徳って…下手に見えるのにキャラがすぐ理解できるし、やっぱりうまいんだろうなぁ。なんか読んでてニヤニヤしちゃうんですよ。怪物に食われたりしているのに。 シリアスさがはっきり言ってゼロなので気楽に読んでください。 Fate未体験でも楽しめる、超高画力剣戟アクションFate/Grand Order-Epic of Remnant-亜種特異点3/亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負 TYPE-MOON 渡れい兎来栄寿1話が公開された時、驚愕しました。「凄まじい画力によるFGOコミカライズが始まってしまった」と。そして同時に単なるコミカライズとしてではなく、純粋に2019年を通して始まった新作マンガの中でも屈指の存在となる予感すらさせてくれました。 物語はFate/Grand Orderをベースにしたものですが、最低限の世界説明がなされているためFateやFGOを知らなくても純粋にスタイリッシュアクションマンガとして楽しめるようになっています。実際に原作を全然知らない方にもお薦めしてみた所、問題なく面白く読めたという反応が返って来ました。 FGOという世界に興味があれば入門としてもアリでしょう。もちろん、FGO好きの方にとっては最高のコミカライズとして堪能できます。 あまりにも突出した画力はまるでWマーリンのバフを貰ったジャンヌオルタの如き圧倒的破壊力。作画風景を撮影した動画も圧巻ですので、良ければ合わせて見てみて下さい。 https://youtu.be/AzDxDA-NRZ8フラジャイルフラジャイル 草水敏 恵三朗名無し考えてみれば、『ブラック・ジャック』『スーパードクターK』はじめ、医療漫画といえば外科医が主人公な作品ばかり。確かに、ドラマ性や派手さを考えれば外科医が選択されるのは納得です。だからといって、他の科を題材にした漫画が面白くないわけではないのです『フラジャイル』は普段あまり聞いたことがない病理医を主人公にした漫画なのです。 『フラジャイル』で描かれる病理医(私の病理医に関する知識は海外ドラマ『Dr.HOUSE』で止まっています)は、完全なる黒子です。病院内の各科から送られてきた血液や細胞を分析し評価するというお仕事です。この検体からどう判断できるかという情報を渡すだけで、実際に診断を決めるのは臨床医。病理医が患者と会うことはありません。 裏方だからこそ発見できる真実、組織のしがらみから離れて行動し、病気の原因を見定める…。その病理医のカッコイイ姿を体現するのが岸先生です。誰もが優秀と一目おきながら、誰もが煙たがる。臨床医のボケた診断に強く噛み付き不遜な態度を崩さない。その姿勢を支えるのは彼の並外れた能力です。患者を顔を突き合わせる臨床医が何の病気がわからず不安なとき、その支えと成るのが彼の能力なのです。 安楽椅子探偵のような推理、複雑な院内政治、そして医療に従事するそれぞれの思い入れが複雑にからまった上質のドラマが展開されているのです。この歴史マンガが今熱い。片喰と黄金 北野詠一兎来栄寿毎月行われている #新刊を語る会 という集まりで、先月の新刊として今日最も多く集まったのはこの作品でした。 現代日本に暮らす私たちの多くは毎日ご飯をお腹いっぱいに食べられることを当たり前だと思っていますが、それがどれだけ人類史的に見て稀有で貴重な状況かということを改めて考えさせられます。 舞台は19世紀。余りにも極まった貧困故に日々の食べる物にも苦労している主人公がアイルランドからゴールドラッシュに沸くアメリカへ渡って一攫千金を狙う物語。 まず、絵が良いです。すっきりと読み易く、それでいていざという時の表情や迫力も十分。マンガとして純粋にレベルが高く、引きつける力が備わっています。 今は読者の目が厳しく少しでも考証的におかしい所は突っ込まれる時代ですし、当時実際にあった事件や差別の描き方にも細心の注意を払わねばならないので昔にくらべて歴史マンガもやり難い時代かと思います。そんな時代にあって、帯で野田サトルさんが語るようにこうした骨太で面白い歴史マンガを送り出して下さる心意気に感謝です。 歴史マンガでありながら、ゴールデンカムイのように歴史に詳しくなくとも楽しめるので誰にでもお薦めできます。 「数学」×「料理」の熱烈なマリアージュ『フェルマーの料理』フェルマーの料理 小林有吾兎来栄寿『アオアシ』の小林有吾さんの新作。料理マンガとしては過去作品の『てんまんアラカルト』も面白かったので期待していました。旧来からのファンにはより楽しめる要素も。 本作では、料理に「数学」という要素を掛け合わせているのが目新しく、面白味となっています。考えてみれば料理も「理」。レシピには必ず数字が必要ですし、数学的なアプローチを料理に取り入れることは非常に理に適っています。 そして『アオアシ』でも存分に見せてくれている「熱さ」を感じさせてくれる描写も、そのまま踏襲されています。純粋に挫折から始まる主人公の再起の物語としても面白いです。また「この緻密に計算され尽くした料理をぜひ実際に食べてみたい!」と強く思わせられる魅力的な料理がどんどん登場し、料理マンガとしても秀でています。 少年マンガの熱いノリを持った作品の中で特に最近のお薦めです。グリム童話の主役たちが魔女の呪いをめぐりバトル呪菓のグレーテル 神谷ユウmampuku「ヒロインズゲーム」と同じく、童話の主人公たちが登場するファンタジーです。 「魔女の呪い」をめぐる血塗られた戦いが巻き起こりますが、「ヒロインズゲーム」と違って少年漫画だけあってコミカルで親しみやすい感じです。 史実あるいは神話をモチーフにした話は多いですが、メルヘン童話を元ネタにした漫画ってあまり多くない印象を受けます。日本人にしてみれば聖書や北欧神話と比べたら赤ずきんやヘンゼルとグレーテルのほうがよほど親しみがあると思うのですが、、昔話の桃太郎や史実の信長みたいな英傑が出てくる話のほうがバトル漫画に仕立てやすいからなのか… 「ヒロインズゲーム」も「呪菓のグレーテル」も好きですが、グリム童話の雰囲気を活かしやすい頭脳戦やホラーといったジャンルに仕立てたものも今後読んでみたいです。武蔵ちゃんカッコかわいい!!Fate/Grand Order-Epic of Remnant-亜種特異点3/亜種並行世界 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負 TYPE-MOON 渡れいANAGUMA今最も画面が魅力的なマンガのひとつだと思います。 Fateと言ったら何をおいても英霊同士のド派手でスリリングな戦闘が一番の魅力。本章は剣豪サーヴァント同士の決闘がメインテーマで、少しカスレたような描線が高速の剣戟戦とベストマッチしてます。 人物の描き方・表情、レイアウト、アクションの設計など、とにかく端から端まで絵が半端なく上手い。 紙で味わいたいタイプの線なのですが、電子版にはカラー(すげー上手い)も収録されているので両方買うと2倍楽しめてお得です。 FGOのゲームだとマスターの立香ちゃんはヴィジュアルが出ないので、マンガで活躍が見れるのは嬉しい。武蔵ちゃんとのコンビ感もバッチリで見てて楽しいです。 単行本冒頭のダイナミックあらすじなど解説も充実してるので是非未プレイでも気後れせずに読んでほしいです! 愛が詰まっている……男子高校生を養いたいお姉さんの話 英貴大トロ男子高校生にもなりたいし、男子高校生を養うお姉さんにもなりたいです。はなもも可愛いやぶとはなもも 有間しのぶ大トロいかつい人と猫の組み合わせは鉄板ですね! とても癒される猫マンガです。異世界モノを余すところなくしゃぶり尽くした漫画おたくの隣りはエルフですか? 植野メグルなつき正直タイプじゃないからスルーしようと思ったけど、話題なので読んでみたら意外にクスッと来た。 まずおもしろいのが、今現実で起きている異世界作品ブームを逆手に取った、**「異世界で日本のファンタジーブームが起こっているため異世界人が来日している」**という設定。 これだけだったらはたらく魔王さま!などもあるし今更なんだけど、そこへさらに**「エルフにいかがわしいことをする作品を描いている主人公に、アニメ・漫画に詳しい本物のエルフがダメ出しする」**ことで、作品内で「異世界」が入れ子構造になってて発想の勝利だなと思った。 そしてとどめに1話の最後で、「プライドの高いエルフを辱めたせいでで求婚(か死か)を迫られる」という異世界モノお約束の展開にたどり着くからもうすごい。 異世界作品もここまで来たか…。 スライム!!転生したらスライムだった件 伏瀬 川上泰樹 みっつばー名無し転生して、国を一から作るという成長物語!! スキルがいっぱいあり、楽しいの!!押見修造作品で好きな話スイートプールサイド 押見修造名無し個人的に押見修造先生のターニングポイントここなのでは?と思ってる(実際どうかは知らない) 全1巻として面白いし、量と情報と登場人物どれもちょうどよくて心地いいという印象! 話は毛の話だけれど、毛深くて恥ずかしい女の子とドキドキする主人公の感情、どちらとも面白い。クライマックスからの主人公の言葉も好き。 特別番外編の絵はもううますぎる。 永遠のモラトリアム男おいどん 松本零士名無し私が今住んでいるアパートは、一説には東京オリンピックと同じ時期に建てられたともいわれる年代物です。当然、フローリングではなく畳敷き。床にビー玉を置くと、勝手に転がっていきます。 口さがない友人たちからは「男おいどんハウス」とか「どくだみ荘」など呼ばれ、端的に「女にもてなさそう部屋」とまで言われています。でも、「おいどんと一緒ならそれもいいかな」なんて思ってしまうのです。それに我が家は6畳なので、おいどんの四畳半よりは1.5倍マシなはずなのです。 『男おいどん』は、『宇宙海賊キャプテンハーロック』や『ガンフロンティア』といったフロンティア精神に溢れた男らしい男を書かせたら日本一の松本零士が、それらに先駆けて書いた、それはそれは、男らしさが空回りした青年の物語です。類似作品に『元祖大四畳半大物語』『聖凡人伝』『ワダチ』などがあります。 九州から上京した大山昇太は、大学を目指して、働きながら夜間の学校に通っています。トラブルを起こして勤め先をクビになり、当然ながら勉強をしている余裕はありません。けれど周囲にはたくさんの女性が登場し、なぜか昇太に優しくしますが、なにひとつ進展はありません。「おいどんには春がきたど!!」なんて言いますが、目当ての男性の気を引くために利用されただけだったり、元彼にかっさらわれていったり、結局はいつもの四畳半で一人涙に暮れながら寝ることになるのです。 おいどんのセリフはいちいちたまりません。松本零士作品は名台詞の宝庫ですが、『男おいどん』も、どのページをみても名台詞だらけです。 「でもねー あいつらはみんな将来への軌道にのってちゃんとやっとるんよねー」「なんだくそっ おいどんは先が長いんだど くそ おのれくそ」「てめーら ろくな死に方はせんのど というてみてもすききらいは女のほうのみかたしだい こりゃだれをもうらめんねー」 何者でもないというコンプレックスと、結局何者にもなれないんだという諦観が合わさったおいどんは、“前向きだけど後ろ向き”という不思議なキャラクター性をもっています。未来も女性も、決して手に入らないとわかりながらも、求め続けるその姿に、同じような家に住んでいる私は感情移入してしまうのです。 永遠のモラトリアムを過ごしたおいどんは、最後にどうなってしまったのか、それはみなさんに読んでいただければと思います。 海洋動物研究と恋の話海とドリトル 磯谷友紀たか※ネタバレを含むクチコミです。明日が無いかもしれない侠客だから侠飯 福澤徹三 薩美佑名無し※ネタバレを含むクチコミです。楽しく食べて、ほのかに感じて 田舎の海岸の中学生日記いそあそび 佐藤宏海名無し題名を見て 「海って楽しいよ!」「海はいいところだよ!」 という感じのマリン・レジャー漫画かと思って読み始めた。 だが冒頭から出刃包丁を棒の先につけた銛で 魚を狙っていて、あれ、違うみたい、と思った。 更に、あからさまに漁業権無視のサザエ獲りとか始めたので あーこりゃ中途半端なダメなサバイバル漫画かと思った。 ソレも違った。 そのへんは話の導入部、伏線的な展開だった。 父親が事業に失敗し、海岸沿いの田舎で 一人暮らしをすることになった少女。 半自給自足的な生活をせざるを得ず、 海に入って食材を狙うが上手く行かない。 そこに地元の中学生男子との出会いがあって・・ 当初は海の食材の採り方や料理の仕方が中心で、 レジャーとしての捕獲・採取が楽しい、とかの 描写はあまりなかった。 食材ゲット!腹が満たせる、嬉しい! という感じはあっても。 「いそあそび」というより「いそごはん」 という感じがした。 だが、ほとんど常に腹ペコ状態の少女も 意外とタフで前向きなキャラだったりするので 悲壮感とか貧乏くささはあまり感じない。 それでいて食材をゲットしたときには とても嬉しそうな笑顔や仕草を見せる。 なので、「海って楽しいよ!」と ストレートな展開の話で見せられるよりも、 一周回った上で「海って楽しいところなんだな」 と感じさせられた。 サバイバルというほどの厳しい狩猟を行うわけではない。 我を忘れて没頭するほど楽しい遊びをするわけでもない。 海沿いの田舎の集落での生活を、都会暮らしより素晴らしいと 主張しているわけでもない。 友達止まりで恋とか愛にはほど遠い中学生な夏。 面白くは描いているが、それを絶賛しているわけでもない。 海がある集落の生活だから、 食べることとか遊びとか、生活の殆ど全てに海が関わるんだよね、 という感じの、 一見は奇抜な設定のようで、結構色んな部分で 自然体の中学生の海岸物語だ。 咲く花と散る花ヨリが跳ぶ ヒラマツ・ミノルナベテツヒラマツ・ミノルさんの作品は基本ギャグが多目のストーリーで安心して読めるんですが、時折挿入されるシリアスな描写の印象もまた、この作者の「真実」なんだろうなあと思います。 この「ヨリが跳ぶ」も、物語の8割くらいはギャグでコーティングされています。ただそのギャグというのは、懸命な生き方の人間が全力でぶつかる結果であり、小賢しい生き方とは無縁の痛快さがあります。 物語の中盤に、あるシリアスなシーンがあります。そこまでのギャグまみれの物語とは異なる、ある女性のラスト・ダンス。アスリートが死に場所を迎えた時に笑顔を浮かべて、それを観ている人間が納得出来るというのは、その物語の語り手の企みが成功したと言えるのではないかと思います。 全20巻というのはちょっと長いかもしれませんし、序盤と終盤で物語のテイストも多少変わってきます。とはいえ面白い作品ではあるので、もし良ければ。ダンジョン飯「っぽい」魔界道中記ウチの使い魔がすみません 櫓刃鉄火ぱにゃにゃんだー流行り的なものの流れをきちんと把握していないので、恐縮ですが、それでもダンジョン飯以降ダンジョン的な題材を取り込む作品が増えてきた(もしくはそれらにスポットが当たるようになった)ように思います。 しかしながら、(ごく個人的で感覚的なものなのでどこまで一般的なものとして共有できるのかは不安ですが)ダンジョン飯的な感じをダンジョン飯以外からはあまり感じたことが、いままでありませんでした。 そこでようやく、『ウチの使い魔がすみません』の話になるのですが、試し読みの1巻を読んだとき、なんとなく「ダンジョン飯っぽい」と感じました。 この作品には、いわゆるダンジョンは出てきませんし、飯を作ることもないのですが、異世界や異世界の生き物に対する細かさと、それらに対するある種の偏愛が引き起こすギャグのテンポが、ダンジョン飯と似てるのかなと思います。 子供悪魔の使い魔になった人間のノーマンは、魔物研究に取り憑かれた暴走機関車のような男で、シリアスな展開であろうとレアな魔物や悪魔がいれば、解説をまくし立て、鼻息荒くサンプル採取を敢行する、常軌を逸したキャラとして描かれています。 この人間使い魔のノーマンの魔物への偏愛とそれ故の細かい魔物の生態分析が、ダンジョン飯っぽさをわたしに感じさせたのかなと思います。ダンジョン飯も異世界生物を飯の材料としてみる細かさがありましたし、味への探求的偏愛も描かれていたように思いますので。 ただ、あくまでも「っぽい」だけで、作品としての類似性はほぼ無いに等しいです。けど、このっぽさが気に入って読み進めてしまいました。 異常な行動力の持ち主に振り回されるドタバタギャグが好きな人なら楽しめると思いますので、どうぞぜひ。原作者 平山夢明のダイナーが好きなので読んだ東京伝説 烏山英司 平山夢明名無し中高生向けの怪談漫画という感じ。怖い話というより気持ち悪い(気色悪い)のが好きな人にはおすすめ。 そういえば前に原作ありきで期待して読んだ悪の経典もこの作者だったな 美しいだけじゃないシビアなスケートの世界氷上のクラウン タヤマ碧名無し可愛い絵柄に対して結構シビアというか嫉妬とか才能の世界を描いてる漫画。 幼馴染を驚かせたいが為に跳ぶのに、幼馴染はその主人公の才能をみて自分と比べて苦悩してしまったり…。 絵の線が柔らかで好きです。総勢118人!超豪華な漫画家たちのイラスト集🐭ミッキーマウス90周年記念イラスト集 gift 講談社(編)starstarstarstarstarひさぴよミッキーマウス90周年記念の描きおろしイラスト集。 それぞれの漫画家がイメージした「ミッキーマウス」を表現されていて、超豪華な絵本のよう。136pフルカラーで¥3,240という値段を高い思うか、安いと思うかは個人差がありますが、ディズニー愛と、マンガ愛の両方を試されているような気持ちになります。子どもに贈るプレゼントとして買うのも良いかもしれません。次は、ドナルドダックのイラスト集も出してくれないかしら。 【参加漫画家一覧】(これが書きたかった) ・芥文絵 ・朝基まさし ・麻生みこと ・足立金太郎 ・安達哲 ・あなしん ・雨隠ギド ・安藤なつみ ・餡蜜 ・池田邦彦 ・諫山創 ・石川雅之 ・石沢うみ ・石塚千尋 ・伊藤理佐 ・稲光伸二 ・岩下慶子 ・岩本ナオ ・上田美和 ・上野はる菜 ・うえやまとち ・魚田南 ・海野つなみ ・江口夏実 ・絵本奈央 ・大川ぶくぶ ・大暮維人 ・おかざき真里 ・おざわゆき ・織田涼 ・おはなちゃん ・片倉真二 ・金田陽介 ・カレー沢薫 ・川端志季 ・カワハラ恋 ・木尾士目 ・金田一蓮十郎 ・クロ ・桑原太矩 ・小菊路よう ・小玉有起 ・東風孝広 ・ゴツボ☆マサル ・こねこねこ ・此元和津也 ・小山ゆうじろう ・梱枝りこ ・佐久間結衣 ・栄羽弥 ・流石景 ・サライネス ・さらちよみ ・白梅ナズナ ・白浜鴎 ・真造圭伍 ・末次由紀 ・菅田うり ・スケラッコ ・墨佳遼 ・瀬下猛 ・曽田正人 ・タアモ ・高橋ツトム ・瀧波ユカリ ・竹内佐千子 ・玉島ノン ・ぢゅん子 ・常喜寝太郎 ・鶴田謙二 ・寺井赤音 ・土塚理弘 ・鳥飼やすゆき ・中村光 ・なきぼくろ ・鳴見なる ・南波あつこ ・西塚em ・西義之 ・弐瓶勉 ・日本橋ヨヲコ ・萩原あさ美 ・葉月かなえ ・はつはる ・春木さき ・春原ロビンソン ・ひうらさとる ・東元俊哉 ・ひぐちにちほ ・久正人 ・弘兼憲史 ・深谷かほる ・藤もも ・藤屋いずこ ・前川たけし ・まがりひろあき ・マキヒロチ ・馬瀬あずさ ・松下朋未 ・松本ひで吉 ・三原和人 ・宮島礼吏 ・森恒二 ・泰三子 ・やつき ・山下和美 ・山田デイジー ・やまだないと ・山田恵庸 ・山原義人 ・柚月純 ・横田卓馬 ・吉岡公威 ・吉川景都 ・吉野マリ ・吉元ますめ ・リカチ ・若林稔弥<<207208209210211>>
タイトル聞いたことあるな…程度のノリで手に取り、1巻を読みました。 中年の独身女性が高齢の母と2人で住んでいるっていう設定自体やばいなと。なにがやばいってすごく刺さりそうだってことです、自分に。 たかこが、馬が合わない母に心の中で罵ったり怒ったりする感情がなんか若いんですが、それに比べてたかこの外見のやつれ感。つら… でもたかこの気持ち、わかる。「わかる!!!」って人、日本中にたくさんいる。 毒親とまではいかないけど、うまくいかないこのもやっとした空気。 母が天然ぽくてふわふわしてるから、険悪にはならないんだけど、、娘がどれだけ疲労してることか。 2巻目以降どんな展開で、どんなたかこになっていくの?続きが楽しみすぎる。どうか幸せになってくれ。