講談社マンガの感想・レビュー6230件<<191192193194195>>熱いサッカー青春マンガ!DAYS 安田剛士ノアサッカー未経験者のつくしがサッカー名門校聖蹟で活躍する青春マンガ! 人一倍の努力をし、驚異的なスピードで成長を成し遂げ試合出場をもぎ取ったつくしはチームの心臓へと変化していく。つくしの努力そして個性あふれるチームメイトを見逃すな! おすすめ漫画です。男女問わず万人に薦められるラブコメヒロインはじめました。 天倉ふゆsogor25格闘技を習ってたせいで戦闘力だけは高い、でも見た目性格諸々は可愛らしい主人公・小高峯さんのキャラクターがこれまでになく新鮮。お相手の芹沢くんの天然人たらしだけど誠意があって嫌味のない感じも良い。 小高峯さんのキャラは女の子らしさを求める旧来の少女マンガの主人公っぽい感じ。一方の芹沢くんも校内での扱われ方は少女マンガのイケメンらしい感じ。でもお互いどこか考え方がズレていて、それに小高峯さんの格闘技設定が加わって上手く噛み合ってる。男女問わず万人に薦められるラブコメ。切ない・・・。神様がうそをつく。 尾崎かおり名無しなんて初々しくて、清々しくて、切なくて ・・・。 素敵な作品なんでしょう。 一冊読んだだけで、映画を見終わった感覚になりました。 小学生のひと夏の経験とは、言えないもっと大きくて深い感じ。 心が揺さぶられます。 是非、手にとって読んで欲しい!!四季賞2018冬 受賞作屍の花嫁 カミヲシュウジ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 短い恋と大きな愛の話世界でいちばん優しい音楽 小沢真理ぺそそのタイトルの意味は恋人たちが睦み合う音のことなのですが、愛情に満ちた母子家庭を描く漫画のタイトルとしてこれ以上相応しいものはないと思います。 1巻は主人公・菫子の娘・のぞみの視点で始まります。中学生になる彼女にはボーイフレンドがいるのですが、恋人としての関係を重ねる中で母のことを見つめ直します。 良いところのお嬢さんだった菫子は、高校生の時に幼い頃、親子三人で住んでいた一軒家を訪ねます。するとそこで性格の悪い年上の男の子と出会い次第に惹かれていく…。 両親を亡くしている菫子、裕福な家庭で将来を期待されていた皓(あきら)。二人は駆け落ち同然で結婚し、貧しいながらも幸せな生活を送るのですが、菫子が身籠っている時に、皓を事故で喪ってしまう。 菫子と皓の短くも美しい恋人時代。そして、まだ女性の社会進出が進んでいなかった90年代の日本でシングルマザーとして働き子育てするのんのんの幼少期編。 どこを読んでも困難がばかりで、でも同時に大切な人たちの愛情でいっぱいで…温かくて切なくていつも胸が苦しくなります。一人暮らしが長いため、家族の良さを忘れがちなのですが、「世界でいちばん優しい音楽」がいつも思い出させてくれます。 結婚したらこんな風に子供を愛したいなと思わせてくれる素敵な作品です。下町ゆるゆるライフをエルフの神さまと満喫するやつ江戸前エルフ 樋口彰彦名無し女子高生の小糸ちゃんの実家の神社に祀られてたのは江戸時代に異世界から来たエルフのエルダさん。 文明社会に馴染みすっかり堕落しきった彼女をため息つきながら相手する姿はちょっと哀愁漂ってます。 とはいえエルダさんが最新ゲーム機に頬を擦り寄せたり美味しいご飯を幸せそうに食べるのを口角ゆるめて眺めるのが本作の醍醐味…。 これも一種の歳の差漫画だと思いますが、小糸ちゃんとエルダさんのかわいいやり取りをみんなで見守っていこうな…。趣味にロードバイクはいかが?のりりん 鬼頭莫宏名無し『のりりん』という、なんともかわいらしい響きのあるタイトルですが、 ロードバイクの魅力をいろんな角度から描いた自転車漫画です。 ロードバイクと聞くと、本格的なレースに出て勝負するような激しいスポーツ漫画をイメージしますが、この作品は趣味寄りの漫画。 自転車嫌いの青年が、ロードバイクに初めて触れて、次第にその魅力にハマってゆくところから丁寧に描かれています。 初めて乗ったときのワクワク感、自転車と一体となったかのような高揚感…。 乗るとわかりますが、今まで見えていた世界がガラッと変わる感覚のある乗り物ですね。 未経験者の方でも、ついつい「ちょっとロードバイク買ってみようかな・・・?」と思ってしまうはず。 経験者であれば、初めてロードバイク買ったときのことを思い出し、倉庫にしまい込んだロードを引っ張り出して、また乗りたくなります。 また、作中の至るところに、ロードバイクの説明がちりばめられており、自転車選びやメンテナンスの仕方、運転テクニックからマナーまで学べるので、初心者にとって簡単な実用書として役に立つはずです。 パパ最高!政略結婚したくない! 来島佐鳥nyae親が勝手に決めた結婚にNO!と言い続けた結果、まさかこんなにスケールの大きな話になるとは全く予想がつかなかった…参りました。 これはただのラブコメじゃない。NHK朝の連続テレビ小説だ。 主人公のそのかが“あまのじゃく”であるという点がポイント。 あと扉絵でめちゃめちゃ見切れてるそのかパパがいいキャラしてる…このパパなくしてこの漫画の面白さはなかった。むしろ主役と言ってもいい…?(にしては死ぬときのコマ小さかったな) この読切が四季賞の一次落選してるってどんだけレベル高いんだ… 連載決まってるっぽいので楽しみにしてます!ストーリーと絵柄のギャップがいいスーパーノーマル 永瀬清人たかどことなく小西明日翔とか市川春子とかっぽくて、マガジンよりもっと大人っぽい感じの画風が好き 「平凡な主人公が女優のヒロインを誰にもバレずに教室に連れて行く」だけの、平凡で王道なストーリーなんだけど、絵柄は「少年誌らしくないデフォルメと塗り」というギャップが面白かった。和装イケメンの書生さんがいる日常川越の書生さん 幹本ヤエsogor25舞台は小江戸川越、実家の芋菓子屋に戻ってきた女子大生・香南の目の前に現れたのは、見知らぬ和装イケメン・和数馬。そして唐突に始まる始まる2人の(実家での)同居生活。 小江戸横丁の町並みとハリセン代わりのふ菓子棒を背景に広がる、袴姿の書生さんがいる日常。ただ残念ながらここは埼玉、そう簡単にラブコメ展開になるわけがなく、実家に戻ってきた香南のやさぐれと川越のローカルネタ多めの構成でお送りするこの作品。 それでもなんだかんだで香南と和数馬の親密度は緩やかに上がっていき、その様子を微笑ましく見ていられる。というか和数馬がとにかく姿もメンタルもイケメンで、彼のことを眺めてるだけでも癒やされる作品。 1巻まで読了 旅のお供や長期休暇におすすめ独身OLのすべて まずりん名無しなぜかというと、薄くてもち運びやすく、読むのにそこそこ時間がかかるからです。 タイトルの通り、独身をこじらせて我が道を往くOL3人の女子の日常を描いた傑作です。 どう見ても人間とは言い難いフォルムをしていますが、毎日仕事して、遊んで、時には恋もして、一生懸命に生きています。 時には下品とも言える本音を漏らす、どころか前面に押し出して周囲をドン引きさせる様は、読んでいて気分がいいです。 一生連載続いて欲しいなぁ…「いほとぜ」と読む五佰年BOX 宮尾行巳さいろくこれもタイムリープなんだろうか。読み終わってから気づく事がいくつかあり、そういう事なのかなーと感心した。 主人公の苗字は後半までほぼ関係ないので忘れてるけど(というか出てこないかも?) 民俗学的に外せないとある岩手県の物語だったりとかにルーツが直結していたり。 叶多でカナタと読むのは「多くを叶える」ということだろうね。 何にせよバーッと4.5巻まで読み終わって、面白かったという感想でした。 ちょっと惜しいんだよなぁ…というのが引っかかるけど。35歳、男やもめの物語猫又まんま 保松侘助名無しなので決して腹を抱えて笑えるとか、明るく楽しい気持ちになるような話ではないのですが 人の人の関わり合い、心理描写が緻密に成されているので読み進めているうちにグッと引き込まれるような力を感じます。 主人公の 愛する妻を失ってしまったことによる無気力、そこからの「生き残った者は自分の人生を真摯に重ねていくべきである」といった決意を得ていくまでの変化には目を見張るものがあります。 全2巻とコンパクトに収まっていますが、とても美しい結末を迎えていますし 最終話を読んだ後に敢えて第1話を読み返すと驚きすら覚えるかもしれません。 悲しみから目を背けるわけじゃない。 それはそれとして受け入れるからこそ 人は何度でも立ち直れる。前を向ける。 そういう気持ちを教えてくれた作品だと思っています。 環さん(主人公の妻)、したたかなところがすごくかわいい。 おすすめです。 戦争を身近に感じるあとかたの街 おざわゆき名無し戦争ものって中々手が出ない。でも自分は漫画くらい噛み砕いて読みやすいようになってないと、戦争を考える機会すらないから、見つけたら読んでいます。 「この世界の片隅に」が大ヒットしましたが、こちらもほのぼのとして読みやすいので是非若い方にも手に取って欲しいです。夫婦の絆って何なのだろう。ゆりあ先生の赤い糸 入江喜和Pom ゴローさんが倒れた後、想定外のことが起こりすぎなんだけど、優しいゴローさんならと納得してしまう部分もあったり。 ゆりあさんの強さと、弱さが見えるバランス感が絶妙。 でも自然と引き込まれるし、ゆりあさんが女性として目覚め始めた今後どうなっていくのか気になるところ。弘兼憲史短編集2 刑事の紋章弘兼憲史短編集 弘兼憲史starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男刑事/山岳ドラマ/学園物/サラリーマン/戦争物で俺が好きなテーマである「人間とは何か?」が描かれている短編集。ホットドッグララバイでも思ったが、ヒューマニズムに溢れた短編だけど、単純な良い話で終わるのではなくちょうどいい現実的な感じで終わるがいい。 特に表題になっている「刑事の紋章」はすごいいい短編だった。 絶望の中に描かれる果てしない希望片喰と黄金 北野詠一sogor25ゴールドラッシュ期のアメリカという混沌とした時代設定で、かつかなり絶望的な背景が見えるのに、登場人物たちがとにかく活き活きとしている。困難しか待ってないはずなのにこの2人の行く末が楽しみで仕方ない。 アイルランドからカリフォルニアを目指す冒険譚でもあり、その過程で出会いと別れを繰り返していくのだけど、そのどれもが1回限りの登場にするには勿体無いくらいにキャラが立っている。ある意味でこの時代で生きていく"厳しさ"すら感じられる展開。 ストーリー自体も勿論面白いんだけど、キャラの魅力が作品の魅力に直結するというのを実感させられる作品。 2巻まで読了。走馬灯で巡る夫婦の旅満月エンドロール 野村宗弘nyae死んだ妻が夢に出てきたと思ったら、それは自分の走馬灯だったという話。 夢の中のようでもあり、幽霊のように俯瞰で見ている少しファンタジックな走馬灯。 楽しかった記憶も辛い記憶もふたりで振り返り、死までの時間を少し複雑な気持ちで過ごしていく。 主人公の髪の毛が真横に流れてるのにはちゃんとした理由があって、それがちょっと面白かった。心臓が弱い人にはオススメ出来ない、本物のドキドキを得られます。誘爆発作 岡村星名無し単行本の帯を書いてるのが沙村広明や望月ミネタロウだったので読んでみたら、いや〜!めちゃくちゃおもしろい!これはどんな大物作家でも帯書きたくなるわ!と思いました。 簡単にあらすじを説明すると主人公の女と見ず知らずのおじさんの心臓がなぜかリンクしちゃうんですよ。しかもおじさんは心臓病だからちょっと驚くだけでも発作が起きてしまう。そんな爆弾みたいな心臓を共有しちゃった二人が凶悪殺人鬼と戦うことになります。おじさんの娘を誘拐して殺した男は主人公の会社の同僚でもあったのです。 サスペンスなんですけどアクションでもあるし、スリルも味わいながら会話劇も楽しめる。発作シーンでは本当に心臓がドキドキしてくるのでヤバいです! 最終7巻が一番おもしろい!長閑の庭 アキヤマ香名無し※ネタバレを含むクチコミです。弘兼憲史短編集1 ホットドッグララバイの感想弘兼憲史短編集 弘兼憲史starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男作者の生まれ故郷である「岩国」を舞台にした短編集 実際はそうではないのかもしれないが、作者の幼少期の原体験などが書かれているのかも思えるくらいリアルな描写が続く。米軍の基地がある岩国、そこで生活する人々の生活が実に生々しく書かれている。短編集の中で色々な事件が起きるのだが、米軍の基地がある事情や日米の力関係による現実的な回答の描写がすごい好き 山登りに行きたくなる。ハイジと山男 安藤なつみPom 率直な感想は、ここで終わり?!ってゆう感じでした。まだ先がありそうなのに。。 話の内容は、亡くなった祖父が経営していた山小屋で、あることがきっかけで羽衣路(ハイジ)が男の子2人と共に働く話。 私は山登りしないので山小屋のことなどは分からない分、この漫画を通して教えてもらった感じ。山登るとこんな爽快感を得られるのかな、とか自分と羽衣路を重ね合わせながら読み終わってしまった。 3人の関係はどうなるんだろう?! ってそこだけが心残りです。笑 一巻からひとりぼっちで恋をしてみた 田川とまた大トロ恋に出会いに盛り沢山です、、 主人公このろまなところに共感します。 屁理屈と迷惑を「電子工作」で実現させる娘ハルロック 西餅名無しかつてドラえもんの世界に登場した 「こんな道具があったらいいな」 という憧れの便利道具に近い性能のものが、 いまや「アイテム」「ソフト」「アプリ」「ツール」 などと様々な形で日常生活に登場し実現してきている。 すごく便利で、あれば助かるものが しかも結構お安く「買えちゃう」のが今の世の中。 そういう世の中に「電子工作」の需要はあるのか? そっちの世界には詳しくないので想像だが、 多分、ほとんど需要は無いと思う。 かつては夢の道具を自分の手で作る、 実現させる、という趣味的にも実利としても 素晴らしい世界だったのかもしれない。 だが今や、金と時間をかけてアイテムを作るよりも 買ったほうが早くてお得な時代だ。 勿論、作る楽しみというのは確実にあるだろうし、 無から有を生み出すことの価値もあるだろう。 だが、電子工作は今では自己満足以上の評価は得がたい。 「匠」だとか「職人」だとか、 「芸術家」などの称号を世間は与えてくれない。 そんな絶滅危惧種ともいえる趣味の世界の 「電子工作」を題材にした漫画が「ハルロック」。 凄く面白い漫画なんだが、凄いのは 電子工作という趣味的な世界を世に喧伝し、 価値や需要を拡大し再興させようという考えが 基本的にほとんどないだろう、ということ。 こういうのが好きな人もいるんだろうな、 くらいには思わせてくれるが、それ以上に こういうのが好きな人って理解できん、という思いや こういうのが好きな人ってメンドクサッと思わせる 部分が大きく、それを笑いにしている。 ギャグ漫画としては面白いけれど。 電子工作という趣味が自己満足的な 「屁理屈で成り立っている世界」ということを 尊重しつつ笑いにしている。 だがそれでいてこの漫画の読後感は悪くない。 主人公・ハルの電子工作に周りの人は振り回されるのだが、 わりと皆が悟りを開くが如く達観し、 結局は?ハルにキレたり絶縁したりせずに 暖かく見守り、つきあい続けるという ハートフル?な終わり方が多いから。 それでいいのか?と思いつつも ハルの周りの人達、みんな良い人だな~と ちょっと癒される。 なんか作者は、そんなこと狙っていないような気もするが。 <<191192193194195>>
サッカー未経験者のつくしがサッカー名門校聖蹟で活躍する青春マンガ! 人一倍の努力をし、驚異的なスピードで成長を成し遂げ試合出場をもぎ取ったつくしはチームの心臓へと変化していく。つくしの努力そして個性あふれるチームメイトを見逃すな! おすすめ漫画です。