双葉社マンガの感想・レビュー930件<<1415161718>>漫画アクション創刊秘話!ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~ 吉本浩二starstarstarstarstar_border酒チャビンわたしそこまでマンガに詳しいというわけではないので、失礼ながら「漫画アクション」なる雑誌を明確に意識したことはありませんでした。多分コンビニなどで見かけたことはあったと思うのですが、日本初の青年漫画誌なのですね。本当にすいません。 すでに少年向けのマンガ週刊誌はマガジンやサンデーなどいくつかあったようですが、青年向けのものを出そう!と主人公はじめ双葉社の方がベンチャー精神たっぷりに突き進むストーリーです! 読んでて本当に面白く、わたしもこういう人生を歩きたいな、と思わせてもらえます。 作中で登場するモンキー・パンチ先生やバロン吉元先生の作品は読んだことなかったので(ルパンのアニメは見たことがありました!!)、機会があれば読んでみたいと思いました!タイトルに惹かれた君の膵臓をたべたい 桐原いづみ 住野よるstarstarstarstar_borderstar_bordermotomi映画にハマって漫画もあるという事で読んでみました。 ヒロインの女の子が最後どうなるか知っていても何度も泣けます。 高校生が死についてしっかり向き合っているところもすごいなぁ。と感心しました。 インパクトの強い題名だけどその理由がわかった時衝撃を受けました。 切なく重いストーリーだけどサクサク読めます。切ない恋空~切ナイ恋物語~ 羽田伊吹 美嘉starstarstarstar_borderstar_bordermotomi昔、携帯小説で流行って小説、漫画、映画、ドラマ全てみました。 大人になってから見返すとすごい内容だな。と思います。 恋、友情、いやがらせ、妊娠、別れ、新たな恋など盛りだくさんで重い話もあります。 小説より漫画のほうが情景がイメージできるし先が気になってサクサク読み進められるのでおすすめです。道具に使われない人になりましょう瑠璃宮夢幻古物店 砂原真琴 逢坂八代野愛勧善懲悪でめでたしめでたしな物語はすっきりするけど、現実はそうもいかない。 そもそも善人と悪人と境目も曖昧で、ほんの少しのきっかけで人の心は揺らいでしまう。 瑠璃宮古物店の品物を手に取ってしまったら、自分もどうなってしまうかわからない。 人も道具も大切にする、強欲にならない、傲慢にならない……人として当たり前のことさえできれば悲劇は起こらないけれど、悪用しちゃう気持ちもわかるので恐ろしい。 もうちょっと丁寧に注意事項教えたらいいのでは…?と思うけど、私利私欲に負けて暴走しちゃう人はそんなの聞かないんだろうな。 ドアノブを買ったおじいちゃんとかゆいかちゃんのように人の心を無くさなければいいだけのこと。 ハッピーエンドばかりじゃないので教訓が胸に刺さります。 「LOOP THE LOOP」感想LOOP THE LOOP カズミヤアキラ Kateニーナ何でも欲しいものが手に入る、それは普通に考えたらとても幸せな事だろう。だからといってこの館に行きたいと思う人が果たしてどれほどいるだろうか?…少なくとも私は絶対にゴメンだ。物が満たされる事と心が満たされる事は決してイコールではないのだと改めて感じた。みんなが面白いという「古代戦士ハニワット」を読んでみた!古代戦士ハニワット 武富健治starstarstarstarstarかしこ作者が小学生時代から中学、高校、大学とシリーズものとして描き続けてきた話らしい。なので大真面目なストーリーなんだけど往年のマンガあるあるネタ的なのが結構あって楽しい(脇役におしゃべりな出っ歯がいるとか)。 第一部は物語の導入なのでシリアスさが強かったけど、第二部はもっとコミカルになった気がした。こういうのも監督によって趣向が変わる面白さがある特撮へのオマージュらしい。 最初は10巻近くもあると手を出しづらいな〜と思ったけど、やっぱり読み始めるとあっという間ですね。打ち切り回避ムーブメントを起こして下さった皆さまのおかげでこれからはリアルタイムで楽しむことが出来ます!ありがてぇ。料理食べらたレベルアップも夢じゃない⁈ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました(コミック) 村上ゆいち リスノ 富士とまとstarstarstar_borderstar_borderstar_borderママ子異世界の料理って口に合わないものが多い設定だけど、はずれポーションが醬油とはw しかも料理に使うと補正効果が付くなんて、冒険者にいる世界では重宝されそうなので今後生活には困らない。 主人公の結婚破棄されるところや古い価値観の夫の設定は、正直いらなかったかな?この後のフラグなのかな? 稀有な出会い大阪ハムレット 森下裕美starstarstarstarstar酒チャビン偶然にも最高のマンガに出会ってしまいました・・・。一言で言うと、大阪を舞台とした人情劇なのですが、いい感じに終わる話もあれば、必ずしも綺麗に終わらないものもあり、さまざまな感情が胸に去来します・・ 刊行時期が若干空いている5巻はそれまでの4巻とはテイストが少し違うのですが、私的には5巻がかなり好きでした。 1〜2話完結ものですが、各話の登場人物は緩やかにつながっていたりもして、他の話でちょい役で出てきたりするのを見かけるとほんわりとした気持ちになり、それも楽しかったです!! それにしても、何もなければまず出会うことのなかったマンガだったはずですが、奇遇にも奇遇にもオススメしてもらって出会うことができ、本当に良かったと思います。コンプレックスや病気を抱えながら生きる姿に共感と考えさせられる恋愛漫画です。青に、ふれる。 鈴木望starstarstarstar_borderstar_borderママ子見た目のコンプレックスを抱えながらもいつも明るく「普通」に生きようとしている瑠璃子と、人の顔がわからない病気を抱える担任教師の神田先生。瑠璃子のアザが青いオーラに見え、いつも笑顔だから光って見えるので瑠璃子のことは認識できると言われるシーンは、とても素敵でした。 人それぞれコンプレックスや悩みを抱えていて、きっと知らず知らずに傷つけたり傷つけらたりしている。 考えさせられる場面もたくさんありますが、しっかり恋愛漫画ですので時にキュンと締め付けられます。あの光の中に私も立ってみたいひかるイン・ザ・ライト! 松田舞starstarstarstarstarNano銭湯の娘ひかるが幼馴染の蘭とアイドルを目指しオーディションに挑戦する話。 ひかるが歌った途端みんなが笑顔になって楽しくなっちゃうのが、アイドルってこうだよなあいいなあと思って少し泣きそうになった。 歌やダンス、テレビでの受け答えなどなど、私たちが想像する以上に皆努力してるんですよね。私にも大好きで応援しているアイドルがいるので、きっと彼女たちもそうなんだろうと思うと、ますます応援したくなる。 「私の輝く場所は私が選ぶ」っていう蘭ちゃん、めちゃくちゃかっこいい。 まだ1巻しか読めてないけどひかる達の想いや葛藤がすごく伝わってきて全編にわたって泣きそうだった。アイドル、好きだ…。 追記 最終4巻まで読みました!一気に駆け抜けたけど何度も目頭が熱くなって鼻をすすってしまった…アイドルというかひかる達にもうクソデカ感情抱いちゃってる…推せる…。ここで終わって淋しいような、もっと彼女たちの行く先が見たいような、でもこの終わり方もすごく綺麗だと思った。 アイドル推すのやめられね~~!!ちなみに私はファンというよりPです(分かる人には分かる)。 世界に通用する"真のアイドル"を目指す女の子の物語!ひかるイン・ザ・ライト! 松田舞名無し※ネタバレを含むクチコミです。アクションでも葬儀屋漫画が!終のひと 清水俊名無しグラジャンの「それでもしますか、お葬式?」に引き続き、アクションでも始まったか葬儀屋漫画。読者層に響くんですかね、このテーマは。 それにしても1話の主人公、母親の病気も知らずに、病院から亡くなったと知らされるの悲しすぎるにもほどがあるでしょう。見ず知らずの女子高生3人がショッピングモール丸ごと宇宙へ… #1巻応援われわれは地球人だ! 高橋聖一sogor25物語の始まりは巨大ショッピングモール“パンゲア”の開店前夜。 地元の女子高生 飛野 火乃子・奈々鉢 弓・春畑 未々美の3人はそれぞれ全然違う理由で 開店前のパンゲアに忍び込みます。 すると突然、パンゲアは建物ごと地面を離れ、そのまま宇宙空間へと飛び出してしまったのです。 この作品は思わぬ形で宇宙を旅することになった3人を描くSFドタバタコメディです。 パンゲアで出会うまで全くの見ず知らずだった3人なので、宇宙へと飛び立った直後は置かれた状況の特殊さも重なって衝突ばかりだったのですが、徐々に環境にも慣れてきて、また、宇宙を旅する中で新たな出会いもあり、3人は少しずつ打ち解けていきます。 今後物語が進むにつれて、3人の行く先にどんな冒険が待っているのか、どのように友情を育んでいくのか、そしてそもそも地球に戻ることができるのか、いろいろなことが楽しみな作品です! 1巻まで読了 モンスターたちの日常に癒される作品 #1巻応援月出づる街の人々 酢豚ゆうきsogor25この作品は透明人間や狼男、メデューサやフランケンシュタインなどさまざまなモンスターが人間と同じように生活している世界を舞台に、少年少女の日常を描いていくオムニバス作品です 一口にモンスターと言ってもその特徴は本当に千差万別で、登場人物たちは自分とは違う種族と過ごす日常の中で、他人との違いから生まれる悩みに直面しながらも、相手のこと、そして自分のことを理解し成長していく、そんな姿が描かれていきます。 この作品の中には普通の人間は全然登場しないんですが、どこか現実と地続きのような、とても身近な世界のことのように感じられる作品です。 1巻まで読了「仲間殺し」とは。ダンジョンの中のひと 双見酔名無し※ネタバレを含むクチコミです。心からスッキリしたいときにグランマの憂鬱 高口里純野愛最強おばあちゃんがかっこよすぎる。 育児、隣人、職場、親子など胸糞展開になりそうなトラブルをグランマが一刀両断。さらに孫の亜子ちゃんがやって来て、無邪気に人間の本質を穿つ。 問題解決でスッキリ悪いヤツやっつけてスッキリではなく、お天道様に恥じないように生きなければ!と背筋を正したくなるスッキリが味わえる。 反抗期の子も生意気な芸能人もチンピラも自殺志願者もグランマの前では素直なひとりの人間に戻ってしまうから凄い。 そんなうまいこといくかなあと思うけど、グランマには敵わないと納得させられる。 ソファで横になりながらスマホで漫画読んでる私の姿まで見透かされているような気がする。喝入れられそう。 性格の悪いスカッと系漫画もいいものですが、心からスッキリしたい人にはこちらをおすすめします。 AV業界でキナコのピンク色の青春が始まるピーチクアワビ 岩田ユキ名無し※ネタバレを含むクチコミです。道徳的…鈴木先生 武富健治名無し内容とかとても道徳的な感じがします。 こんなに些細なことに気がついてそれを漫画のテーマ、ネタ にできるなんて感受性が豊かすぎる いい漫画に出会えたな〜 #1巻応援 #推しを3行で推す彼女たちの式典 原夏見nyae・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ タイトルの通り。いいマンガに出会えてよかったな〜という気持ち ・特に好きなところは? 悪くもないけど、特段仲が良かったわけでもない高校3年間を経て、たいして会うわけでもなく、ひとりの結婚式をきっかけに再集結した元バスケ部の5人。当時、それぞれがどういう思いでお互いのことを考え部活生活を送っていたかが徐々に見えてくるストーリーの進め方が素晴らしい。さくらのターンが特によかった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 表紙買いして正解でした!全1巻の作品として完璧だと思います。 妖怪達から学ぶ人間の為の社会派漫画ようきなやつら 岡田索雲かしこweb掲載時にも読んでいましたが、単行本でまとめて読むとまた違う印象になるなと思いました。岡田索雲さんってギャグも面白いけど、社会派な一面もあるんですね。性加害や人種差別などの問題も茶化すことなく真面目に捉えてるんだけど、漫画としての面白みは損なわれてなくてすごい。そのさじ加減ってすごく難しいと思うんですが、あとがきを読むとその点については考え抜いて描かれているそうで、お人柄にも好感を持ちました。 web未掲載の短編「ようきなやつら」は精神病院が舞台なんですけど、背景にひっそりとサトリくんのお見舞いに先生がとらやの紙袋を持ってやって来てる描写があるのを見つけました。サトリくん早くそいつから逃げて…人は古物に夢を見る瑠璃宮夢幻古物店 砂原真琴 逢坂八代名無しなんとなく読んでみました。 想像通りの不思議で惑わされる感じ、いいですね…。 曰く付きの鏡に翻弄される姉妹、昔の大事だった人の幻が見える眼鏡。 どれも人には制御できなくなってしまうようなもの。 こういう不思議系の漫画たまに読みたくなります。 ハッピーエンドとは限らない話のオチの付け方も好きです。KIMURAの感想 #推しを3行で推すKIMURA 原田久仁信 増田俊也starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 漫画版のタイトルは『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』ではなく『KIMURA』なんだな。牛島辰熊と木村政彦の師弟関係、木村政彦のトレーニング、力道山との関係込みで全部面白い。 ・特に好きなところは? 色々あるけど木村が40歳後半になって指導者になっているが、教えている拓大の選手が苦戦するソ連の選手を子供扱いにしたエピソードの時の「木村先生がヘーシンクとやればいいのに」のところかな ヘーシンクはオランダの柔道家で1964年の東京五輪で無差別級の金メダルを取った選手のことです。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! マンガ版を読んで面白かったら、原作の『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の方も読んだ方がいいです。原田久仁信の漫画は大好きだがこればかりは原作小説の方が面白かった。 ついでに書くと原作を読む前に、「男の星座」「空手バカ一代」「1・2の三四郎」「1・2の三四郎2」あたりを読んでおくとより楽しめると思います。 ドラキュラ少年とミイラ少年のさわやかな友情海岸のドラキュラ 酢豚ゆうきnyae普通っていう言葉を使うとあんまり良くないんだけど、普通なところが良い(結局使う)。例えば悲しい別れ方をするとか、二人の仲を引き裂こうとするキャラがいるとか、そういうドラマ性を無理やり入れずに爽やかなまま終わらせるところにとても好感を得ました。面白い名前の漫画家さんだなと思って調べたらこちらもモンスターたちを主人公にした単行本が9月に出るみたいで、絶対に買おうと思いました。メドゥーサの頭のヘビの話メドゥーサと蛇と透明人間少女 酢豚ゆうきぺそメデューサ独特の生態が描かれているお話で切なかったです。肌身離さず自分の一番身近にいる存在を何度も何度も見送るのは辛いだろうな…。<<1415161718>>
わたしそこまでマンガに詳しいというわけではないので、失礼ながら「漫画アクション」なる雑誌を明確に意識したことはありませんでした。多分コンビニなどで見かけたことはあったと思うのですが、日本初の青年漫画誌なのですね。本当にすいません。 すでに少年向けのマンガ週刊誌はマガジンやサンデーなどいくつかあったようですが、青年向けのものを出そう!と主人公はじめ双葉社の方がベンチャー精神たっぷりに突き進むストーリーです! 読んでて本当に面白く、わたしもこういう人生を歩きたいな、と思わせてもらえます。 作中で登場するモンキー・パンチ先生やバロン吉元先生の作品は読んだことなかったので(ルパンのアニメは見たことがありました!!)、機会があれば読んでみたいと思いました!