mampuku1年以上前 昭和テイストの萌えエロコメ。絵柄や構図などはビームコミックスなどでよく見る(若干食傷気味の)人工的なレトロタッチなんですが、この作者が凡百のレトロ風漫画より全然見れるな、というか良いなと思えるのは、少女漫画ばりのキラキラ感があるからでしょうか。その点は入江亜季にも似てますが、あちらはキャラまでが少女漫画的であるのに対し、こちらはどちらかというと少年漫画的です。昔の少年漫画的なセクシーなお姉さんが、昔の少女漫画ばりのキラキラ絵柄で描かれるとなるほどこうなるのか、と(もちろん、どちらも萌えの文法で今っぽくブラッシュアップされているのは言うまでもないですが。) まず、頭の悪さ全開のスピード感がシリアスな笑いを誘う冒頭5ページでなんとなくこの作品の楽しみ方がわかります。掴みの強烈さは柴田ヨクサル「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」に近いです。ただしあれと比べると「レイチェル」の方が計算してやっている印象を受けます。色々と展開が雑で無茶苦茶なんですけど、そこが笑えるというか。 また、各話のサブタイトルが「ダイタンな○○」「○○に御用心」など昭和全開なところも芸が細かいというか、コンセプトがわかりやすくていいですね。私は「思ってたのと違う(ので残念)」という考え方が嫌いなんですが、目次と冒頭5ページでしっかり作品紹介ができていてとてもスマートだと感じました。レイチェル創々少女レトロは可愛いとの相性がいいという確信7わかる
mampuku1年以上前好きすぎる絵のタッチだったので完全にジャケ買い。 当作品ページにもある「あらすじ」を見てテンションに笑いましたw ノリが一昔前だなーと懐かしい気持ちで読み始め、ふと奥付を見ると2010年?……そ、そっかぁ(遠い目 内容は、除霊モノで○の娘で百合(?) ちょうど「プラナスガール」とかで♂の娘が流行り始めみたいな時期でしたね。絵が良くキャラが良く、1巻のストーリーもまぁまぁよくできていました。 絵が好きだと応援したくなっちゃうんですが、最新作の連載も作者のブログも2014年頃から止まっていて残念……兎の角Fellowsらしい、不思議な魅力のある漫画8わかる
mampuku1年以上前 もう7年以上も前になります。32歳という若さもあり、ショッキングな事件でした。 「SWWEEET―スウィート―」「ストロボライト」「チャイナガール」を経て、イブニングで連載されていた本作。徐々に知名度を上げながら着実に階段を駆け上り、「このマン」上位進出も有望視された中での急逝……当然ながらこの「よいこの黙示録」は既刊2巻で未完となりました(厳密には、既に連載されていた分と第6話のネームおよび下絵、設定画などが第2巻としてまとめられ翌年刊行されました。) 内容に関しては、永遠に未完となってしまったことが悔やまれるほど素晴らしいもので、続きが気になる、というより結末が気になる複雑怪奇なストーリーでした。クラスを言葉巧みに操る一人の天才的少年の手によって、新任教師・湯島朝子をも巻き込んだ新興宗教「神童教」が誕生していく様子が描かれている。一人称主人公であり唯一の大人であるはずの朝子が、無意識のうちに取り込まれていくのがとても面白かったのですが、首謀者・伊勢崎少年の素性がこれから明らかになるか……といったタイミングで終了となってしまいました。 宗教という、人類社会の繁栄と密接な関係にある普遍的テーマと、小学校の教室という特殊な閉鎖環境、この奇妙な組み合わせが斬新で、緻密に練られたストーリー展開にワクワクさせられました。 2巻にはその後の展開も含めたプロットが載っていて、これがまためちゃくちゃ面白く、この内容が漫画化される日はこないという残酷な現実に絶望させられます。(プロット案によると朝子は伊勢崎によって完全に手籠めにされてしまうようです。ショタおね大好きなのでこれ是非は見たかった……!!)よいこの黙示録夭逝の天才・青山景の遺作120わかる
名無し1年以上前テレビ東京のドラマ24枠は長年にわたって 漫画原作のドラマ化での良作品を生んでいると思う。 グルメ系でも「ワカコ酒」「忘却のサチコ」そして なんといっても「孤独のグルメ」。 どれも良いけれど、自分はダントツで 「侠飯」が好みだ。 只者でない料理人であり侠客である柳刃組長が 「飯(メシ)にするか」とのセリフを発すれば そこからはBGMにのってテンポよく調理が始まる。 まるでヤクザが相手をカタに嵌めて料理するが如くに。 そして出来た料理を味わう人に向けて柳刃組長は語る。 あくまでも料理論として。 それをどう取るかは相手次第。 侠飯は最初に小説があり、その後にドラマと漫画が ほぼ同時期に公開された模様だ。 それだけにというかそれゆえにというか 漫画もドラマもそれぞれに似て異なる味がある。 そしてどちらも凄く美味い。 まだ読んでいないが原作小説のほうも是非読んでみたい。 侠飯明日が無いかもしれない侠客だから10わかる
名無し1年以上前今週は話の雰囲気が今までとチョット違うね。 そもそも弱気君が出てこないし。 しかも来週に続く、という二話構成。 今週は結構いろいろと伏線を張った感じだが、 来週はどうなることやら。 仕事中に弱気君のことばかり考えているハナさんもいいが(笑)、 仕事のことしか考えていないハナさんもいい。 そしてそのギャップがまたいい(笑)。高嶺のハナさん特大自虐ブーメランが突き刺さるギャップ萌えラブコメ3わかる
名無し1年以上前ヤクザが凄腕料理人。 この設定はいかにも漫画的だが、 単純にギャップを狙っただけの設定ではないと思う。 ヤクザだから自然に?寡黙な料理人ってことになっている。 このへんがヤクザ料理人という設定の一番の狙いだと思う。 (料理の解説の際はすこぶる饒舌だし、 それがまた物凄くわかりやすいのだが) とかく数多あるグルメ漫画の料理人はしゃべりすぎる。 料理に付いて語る、述べる。 そして食べる側も驚き喜び嬉しがりしゃべりすぎる。 ソレを見た料理人もまたしゃべり、笑い、喜ぶ。 そして喜びを共有して増幅して納得して大団円となる。 それも悪くない。 幸福感をともに味わい増幅する。 理想てきな展開で、わかりやすい。 漫画としてもそのほうがドラマチックだし盛り上がるだろう。 作品としてもちゃんと完結して誰が読んでも 丸く収まる問題のナイ作品になるのだろう。 それに、無口でニコリともしないのが行き過ぎる料理人には 見ていて不快感を感じる部分も確実にあるのだし。 だが、語らなくていいことを語るのは野暮だと思う。 料理に限らず。 そこを「侠飯」は突いているのではないだろうか。 柳刃組長は、自分の料理を食べて喜んでいる人をみても ニコリともしない。 それをどう感じるか次第で、この漫画を好きになるか キライになるかは人により大きく分かれると思う。 侠飯明日が無いかもしれない侠客だから6わかる
名無し1年以上前通常のグルメ漫画はおおまかにいえば 「食いしん坊」か「凄腕料理人」のどちらか が主人公というのが多いんじゃないだろうか? どちらであれ共通するのは食べることの幸福感の漫画化。 食べて幸福感を味わったり、 食べさせることで幸福感を味わったり。 そこに読者が共感するのがパターンだったりする。 この「侠飯」の主人公は少し異なる。 明日が無いかもしれないから中途半端なものは食べたくない。 生温い美食とは異なる男気の世界。 生き方、死に方、食べ方、味わい方、全て自己責任。 その男気が高級料理にたいしてではなく、 大学生の日常生活料理にたいして 隠し味として発揮されている。 勤め先の保障がない就活中の大学生と 明日の命の保障がない潜伏中の侠客。 通常は触れ合わないし相容れない存在が ギャグ漫画的ではあるが交錯し、 寝食の、主に食を通じて触れ合う。 基本はギャグ漫画なんだけれど、 通常のグルメ漫画よりもよっぽどシビアで ヒューマンな面白い料理漫画だと思う。侠飯明日が無いかもしれない侠客だから17わかる
名無し1年以上前本屋で表紙買い 読んでビンビンきました 連載ぎりぎりで2巻まで出たようで3巻は少し先のようで残念 マンガUPのWeb連載はまだ序盤で最新話見れなくて残念だな ひさびさに雑誌買うかな。。。。。 その着せ替え人形は恋をするビンビンくる6わかる