名無し1年以上前ブーメラン・スクゥエアーの 「一回転する」は物凄い。 物凄いけれど、だがそれでなにがどうなるというのか。 楽しんだもの勝ちというか、 面白がったもんの勝ちという世界だよね。 あと、パワーリストとかパワーアンクルとか リンかけ!のおかげで相当に売れまくったと思う。 私もパワーアンクルは買いました。 (パワーリストは結構目立つので装着するのが恥ずかしくて買えなかった) こういう「グッズを買う、揃える」というのも 漫画ファンのお約束ですね。自由広場漫画に細かいツッコミを入れるスレ3わかる
名無し1年以上前あしたのジョー以後、カウンターパンチ理論の解釈をそれぞれに 良い方向にも悪い方向にもすすめたボクシング漫画は多いですよね。 「リングにかけろ」の竜児と剣崎の初対決。 「はじめの一歩」の宮田関連の話。 題名を忘れたけれど、後ろに下がりながらのカウンターを 主武器にするボクサーの漫画もあったな。 自由広場漫画に細かいツッコミを入れるスレ1わかる
ゾロ1年以上前あいまいだった春秋戦国時代のイメージを持つことができる。秦がいかにして中華統一に至ったか、作者の主観を差し引いても、充分楽しめると思う。歴史好きな人だけじゃなく、物語としても面白いのでぜひ読んでいただき漫画です。キングダムキングダムを読んで4わかる
マウナケア1年以上前ドラマ性重視のスポーツ漫画って、クライマックスに向けた流れの作り方が大変だよな、と思います。現実を超えないとどこかで見た話になるし、かといってひねりすぎると現実感がぶっとんで興ざめしてしまうし。少し前ならドーハの悲劇、長野五輪ジャンプ団体。最近だと木村コーチ追悼試合で出た、同級生・谷の逆転満塁弾。これらまさに筋書きのないドラマに対して、生半可な脚色では太刀打ちできないよな、と。で、この作品は何をやったかというと、徹底的に焦らしたわけです。最初はフツーのボクシング漫画進行と思っていたら、主人公とライバルの対決が直前でお流れ。そこからが波乱の展開で地下に潜ったり、戦場に赴いたりとなかなか”宿命の対決”にたどり着かない。他作でもそうですが作者はこの寸止めの手法がうまくて、まんまと乗せられてしまう。焦らされた分の数々のドラマが、決着に向かって終盤にどんどん噛み合っていくのが心地いい。ずいぶん回り道をしたけど、ラストはやはりスポーツ漫画だなとうなずける、カタルシスがたっぷりです。B・Bラストはやはりスポーツ漫画だなとうなずける2わかる
名無し1年以上前今更にどうのこうの言う必要もないほど、 名作というか面白い漫画というか、 漫画は面白い、と感じさせてくれる漫画だと思う。 世間でも面白い漫画だと評価はされていると思う。 けれど漫画はリアリティを追求したり、 ドリーミイを追求したり、 そのどちらかに徹っするほうが評価されやすい。 二兎を追うもの一兎を得ず、という固定観念は強いから。 この漫画はリアリティとドリーミイの二兎を 追ってしまったため、追って二兎を得たのだけれど、 世間の評価はそれに値するだけの評価は受けていない 感じがする。 ボクシング漫画としては基本線は抑えているのに 主人公達の能力がリング上でも外でもハイパーになりすぎて 見方によってはトンデモ漫画に見えてしまう。 ボクシング漫画やスポーツ漫画に王道があるなら、 王道に沿ってはいるのだけれど、王道を一歩一歩と歩かずに 王道の上空1000mを滑空してしまったというか。 その分、着陸点ではなまじのスポーツ漫画では到達できない 王道の遥か先まで行ってしまったという感じがする。 凄いし面白い漫画なんだけれど、 ちょっと色々な面で飛び越しちゃっている K点を越えすぎて参考記録扱いにされている ある意味で、面白いけれど正当な評価がされていない漫画だと思う。 B・Bラストはやはりスポーツ漫画だなとうなずける5わかる
さいろく1年以上前これまで絵がオシャレだったから気取ったオシャレなマンガを描く人なんだろうと勝手に思ってたけど、ACCAで初めてオノ・ナツメ作品を読んでバッチリ惚れてしまった。 某スペースカウボーイのような世界観もあり、私としては大好物の塊だった。男の友情を描くのが上手いし、話も面白い。 続編というかスピンオフ?のPSもオススメ。好き。ACCA13区監察課オノ・ナツメの描くクールなニヒルとダンディの塊5わかる
名無し1年以上前不漁だと聞くと食べたくなるってのは確かにあるんだよな。 結局は値段次第なんだけれど(笑)。 なので自分は痩せてるけど高い新秋刀魚よりは 太ってる冷凍秋刀魚でいいやってなるタイプ(笑)。酒のほそ道呑ん兵衛漫画の金字塔1わかる
干し芋1年以上前『死者が残した形あるものは暴かれるの。』 『でないと、死者の心残りを代りに遂げてやれないでしょう。』 チーママの言葉、刺さります。 何となく、触れちゃいけないもののような気がしてたから・・・。その女、ジルバその女、ジルバ8わかる
名無し1年以上前原田先生は有名人の顔とか凄くそっくりに描きます。 ですが、単にすました顔だけでなく 喜怒哀楽それぞれの感情がこもった 「ほんとにこういう顔をするんだろうな」 という表情を描くのが凄く上手いと思います。 そのあたりも含めて、原田先生にしか出せない味のある 作品を描かれていますね。 自由広場埋もれてしまった、とか、もっと評価されてもいい、とか思う漫画家11わかる
なつき1年以上前導入から終わりまでの構成、作画、ストーリー、どれもが素晴らしい読切でした。途中辛いシーンがありますが、何より**最後まで読んだときの喪失感とやりきれなさが一番胸に残りました。** この作品は**佐藤まさあき先生ご自身の体験を描いたノンフィクション**だと読後に知り、あらためて戦争の残酷さを突きつけられました。今のサンデー読者にも届いてほしい傑作です。 【ビッグコミックオリジナル第18号】 https://bigcomicbros.net/magazines/25108/ 【あらすじ】 大阪で育った主人公・藤本は兄とともに愛知・祖父江町の祖母の元へ疎開する。小学校では地元の子供達に線を引かれ、意地悪なボスから『ソカイシャ』と呼ばれいじめを受ける。ある日、空襲で両親と片腕を失った少年・西田が名古屋から転校してきて、2人は都会育ちの疎開者同士友情を育んでいく。 やがて大阪は空襲に遭い、藤本の父は黒焦げになって死に、母は全身を油で焼かれ薬もなく与えられぬまま死んだ。 打ちひしがれる藤本に唯一、同じ立場で寄り添うことのできる西田は、丘の松の木を見て「俺たちも運命を呪わず真っ直ぐに生きよう」と鼓舞する。以来2人の仲はさらに深まっていった。 やがて中学を卒業した藤本は、漫画家になるという夢を叶えるため上阪する。週に一度は手紙のやり取りをしていた2人だが、「郵便局に就職した」という便りを最後に西田から連絡が途絶える…。 【扉絵の解説より】 >週刊少年サンデー1970年4・5号合併号に『新春感動大作シリーズ第5談』として掲載された、劇画家・佐藤まさあき氏による読み切り作品。 >1955年4月に上阪するまで、佐藤氏が過ごした愛知県稲沢市祖父江町を舞台に、彼の実体験を基に描かれたノンフィクション。作中に登場する松の木も実在するもので、執筆当時「思い出の松の木は、ちっとも昔と変わっていなかった」と語っている。本作は佐藤氏にとって念願のテーマであり、自身の心の傷に立ち向かった渾身の一作である。夕映えの丘に―そこも戦場だった―胸が塞がる戦争と親友の記憶3わかる