マンバ2024/02/09身近にある食の冒険 学食巡る『学生食堂ワンダフルワールド』身近にあり、大学に通った人であれば一度はお世話になった学生食堂。地元の食堂が運営していたり大学生協が運営していたり。それぞれの大学が特色を競う学生食堂のいまを切り取っているのが増田薫先生の『学生食堂ワンダフルワールド』です。学生食堂の成立史や、それぞれの食堂が学生を引き付けるためにどのような工夫をしているのかが垣間見えます。 『学生食堂ワンダフルワールド』 『学生食堂ワンダフルワールド』によ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26337) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/02/07グラビアヨシ! 漫画もヨシ! カラー広告がこれまたヨシ!!『週刊少年サンデー』昭和42年3.4合併号 21世紀大図解「紀元2001年」少し前の記事ですが『火星大探検』のグラビアが掲載された、昭和44年の『週刊少年サンデー』を紹介しました。 今回はその2年前、昭和42年新年の3.4合併号を紹介しましょう。 40代の時は古書店で働いていた為多くの古い漫画雑誌に触れましたが、当然自分の物ではありません。 あれから15年以上が経ち、ここ最近は古書店で昭和時代の色々な漫画雑誌を購入して自分の物として楽しんでます。 古書店で売られてい... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26098) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/02/05となりのマンガ編集部 第14回:小学館『ビッグコミックオリジナル』編 本質はベテランも新人もマスターピースに挑める場マンガの編集部に赴き、編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する連載企画「となりのマンガ編集部」。第14回は、小学館『ビッグコミックオリジナル』(以下『オリジナル』)を訪ねました。編集長の菊池さんと、若手編集部員の鈴木さんにお話をうかがいました。共に最初はマンガ編集者ってつまらない、と思っていたというお二方がどのように編集者の醍醐味に至ったのか? また、皆さんの中に... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26270) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/02/05マンガ酒場【14杯目】藤原先生は今日も飲みすぎ二日酔い◎いしいひさいち『ののちゃん』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。14杯目は、いしいひさいち『ののちゃん』(... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26305) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/02/02『VIVANT』の世界を先取りしていたマンガ『別班の犬』|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、先日放送された「川島・山内のおすすめマンガ」の模様をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 『VIVANT』より前に登場していた元祖・別班 川島 今回は久々、「川島・山内のおすすめマンガ」。われわれ、マンガを読みあさっておりました。さっそく行きましょ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26332) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/31マンガのパロディを始めた頃 僕自身のマンガ批評史(1)【夏目房之介のマンガ与太話 その26】 僕がマンガによるマンガのパロディを描き始めたのは、少年画報社「ヤングコミック」1977年6月22日号の『その後の…YESTERDAY’S HERO』6頁が最初だったと思う。今も溶けかけたまま太陽の周りを回るアトムや選挙に出馬する『忍者武芸帖』の影丸、燃え尽きて一つまみの灰になった矢吹丈などを描いている。26歳の頃だ。 『ザッツ パロディ』(サン出版 81年刊) ちなみに図の右側は単行本『... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26292) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/29手塚治虫の絶筆『グリンゴ』 続きが読みたいあのマンガ その1 不運にも完結しないまま終わったマンガがある。中断したままのマンガがある。作者の都合や編集部の判断による打ち切り、掲載誌の休刊……事情は色々だが、完結しなかったマンガは哀しい。 そこで勝手に続きを考えてみよう、というのがこの連載の趣向だ。原作に敬意を払いつつも、マンガの楽しみ方のひとつとして、続編を推理する遊びだ。中身はあくまでも筆者個人の推論。「それは違うぞ」という読者には、ぜひコメント... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26176) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/26倉科遼+みね武『艶恋師』で「きぬた」が生み出すグルーヴ感 今回紹介するのは、前回の『新やる気まんまん 警視庁SEX捜査官』の記事でも名前を少し出した、倉科遼+みね武『艶恋師(いろこいし)』です。連載は00年代後半の『漫画サンデー』。原作の倉科は『夜王』などの作品で知られる「ネオン漫画の帝王」、作画のみねは70年代から青年漫画で活躍しており、金と女が大好きで「糞蝿」と自認する(世の中の糞野郎どもにタカって生きているので)私立探偵を主人公としたバイオ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26175) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/24オール2色が映える13ページの特集。ようこそドラキュラ城へ、おそるべき吸血鬼のすべて! 『週刊少年マガジン』昭和42年44号「暗黒の魔王ドラキュラ」以前紹介した『週刊少年マガジン』昭和43年50号のグラビア記事。 今回はその1年前、昭和42年44号を紹介しましょう。 『週刊少年マガジン』(講談社)昭和42年44号 タイトルは「暗黒の魔王ドラキュラ」。 『週刊少年マガジン』(講談社)昭和42年44号 構成は「大伴昌司」さん。 『マガジン』のグラビアといえばこの人です。 絵は「柳柊二(やなぎ しゅうじ)」さんで、ペン画が「南村喬之(みなみむ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25982) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/22第22回 ナチス政権誕生前夜、都市ベルリンの変貌を描く―ジェイソン・リューツ『ベルリン 1928-1933 黄金の20年代からナチス政権の誕生まで』前回に引き続き、今回もまた昨2023年に翻訳された注目すべき海外マンガを紹介しよう。 ジェイソン・リューツ『ベルリン 1928-1933 黄金の20年代からナチス政権の誕生まで』(鵜田良江訳、パンローリング、2023年)。タイトルにあるように、1928年から1933年までのベルリンを描いた作品である。1928年は世界恐慌の前年で、1933年はアドルフ・ヒトラーがドイツの首相に就任した年。第一... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26118) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/19「望みに進むのが気持ちのいい人生ってもんだろ!」福本伸行が『カイジ』に込めた人生哲学|川島・山内のマンガ沼web麒麟・川島とかまいたち・山内が「面白いマンガ」に沼のようにハマって楽しむマンガバラエティ『川島・山内のマンガ沼』。今回は、先日放送された「マンガ家ガチアンケート・福本伸行編」の模様をお送りします(放送を見逃した方はTVerもご覧ください)。 『カイジ』はそれまでやってきたことの最後の仕上げ 川島 今回のテーマは「マンガ家ガチアンケート」。マンガ沼がスタートした時からわれわれがずっと熱望して... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26162) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/19マンガ酒場【13杯目】男子大学生たちのぐだぐだ宅飲み◎ルーツ『たのしいたのしいぼくらののみかい』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。13杯目は、男子大学生たちのぐだぐだな宅飲... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26054) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/18年を取るのも悪くないと思えるマンガ|テーマ別に読む[本当に面白いマンガ]第8回 令和5年版高齢社会白書によれば、我が国の総人口に占める65歳以上人口は29.0%に達しているという。ただし、昭和の65歳は本当に「おじいちゃん」「おばあちゃん」という感じだったが、今の65歳は見た目も中身も結構若い。70代、80代でも元気な人は元気である。そうした社会状況を反映して、マンガでも高齢者を主人公とした作品が増えてきた。 今回は、そんな高齢主人公たちが楽しく日々を過ごしたり、新... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26132) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/17噂は本当? 芸能界の性の感覚『15歳、プロ彼女~元アイドルが暴露する芸能界の闇~』ダウンタウン松本人志の性加害がスクープされました。 スピードワゴン小沢一敬が女性を用意して松本人志に差し出しているっていうの、同じような話をマンガで読んだことあります。 『15歳、プロ彼女~元アイドルが暴露する芸能界の闇~』です。 登場人物が誰なのかは分からなくしているようですが、元アイドルが体験した実録らしいです。 乱交パーティの様子とか、有名人をチヤホヤして女性たちを献上する人たちとか、... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26074) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/16となりのマンガ編集部 第13回:マトグロッソ編集部 書店の奥にあるこの本を必要として、救いとする人のために マンガの編集部に赴き、編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する連載企画「となりのマンガ編集部」。第13回は、マトグロッソを運営しているイースト・プレスを訪ねました。イースト・プレスといえば『COMIC CUE』を始めとして『失踪日記』や『人間仮免中』など昔からコアなファンに訴求力の強い作品を発信してきている会社で、マトグロッソも個性豊かな作品が多く掲載されている... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25517) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/15とがしやすたか インタビュー (代表作『青春くん』『竹田副部長』) だって哀しいじゃない、男の人ってさ。<後編>男心の哀しい性(さが)を描いて、連載開始から「34年」。超絶長寿4コマ漫画、その名も『大人の青春くん』。始まったのは、平成になったばかりの1989年。タイトル『青春くん』として、いまはなき「ヤングサンデー」(小学館)に初登場。2008年からは「ビッグコミックスペリオール」誌に移って、現在の形で連載中なのだ。その時々のエッチな妄想とロマンを謳いながら、時代の荒波を乗り越えていく作品、その創作の... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25737) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/12とがしやすたか インタビュー (代表作『青春くん』『竹田副部長』) だって哀しいじゃない、男の人ってさ。<前編>どこにでもいる童貞の高校生が、エッチな妄想に胸焦がれ悶絶する4コマ漫画、その名もズバリ『青春くん』の連載が始まったのは1989年。平成になったばかりの晴天のニッポンに舞い降りた性典であり聖典。「ヤングサンデー」(小学館)で19年間連載した後、休刊後も『新 青春くん』と改題して生き延び、2008年、平成20年からは「ビッグコミックスペリオール」(同)にて『大人の青春くん』に成長、令和の現在もさ... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25735) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/12生活保護で人生のかじをとる『東京のど真ん中で、生活保護JKだった話』憲法で定められた「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保証するための生活保護制度。ネガティブなイメージを持つ人も少なくありませんが、五十嵐タネコ先生の『東京のど真ん中で、生活保護JKだった話』は、親が生活保護を受けることで苦しい生活から救われた作者自身の高校時代を描いたもの。生活保護が厳しい状況に置かれた人を助け、次に踏み出すための力になっていることが確かにわかります。 五十嵐先生の一... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26042) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/11本多忠勝マンガの真打ち登場! 絵も物語も最高で、歴史ものなのにハードルは低い『風の槍』本多平八郎忠勝。 徳川四天王のひとりで、57の合戦を越えて傷ひとつついたことがないという戦国の猛将。彼こそが今回紹介する『風の槍』の主人公です。「戦国最強の武将は誰か」という議題では必ず名前が挙がる人物で、天下三名槍の「蜻蛉切」を愛用していたことからタイトルも『風の槍』となっています。 丁度、昨年の大河ドラマ『どうする家康』でも登場していましたが、連載している『マンガワン』のコメント欄では「... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25998) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/10創刊のコンセプトは「少年マンガと少女マンガの垣根をこえて」朝日ソノラマ『月刊マンガデュオ』以前書いた朝日ソノラマ発行の『マンガ少年』は1981年に休刊します。 その後継誌として同年に創刊された『月刊マンガ デュオ』。 残念ながらリアルタイムでは読んでませんが、創刊号他数冊を入手したので御紹介しましょう。 『デュオ』(朝日ソノラマ)1981年9月号 創刊号表紙に書かれたキャッチコピー。 「おとこのコとおんなのコのためのニューエイジ・コミック」 「少年マンガと少女マンガの垣根をこえて... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25917) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/08ラブレター/『捜愛記』(『みやわき心太郎 純愛コレクション4』収録)みやわき心太郎 晩酌をしながら、ぼんやりとテレビを見ていたら驚いた。20代くらいの独身男性がスマホのLINEを使って女性に愛を告白する場面が映っていたのだ。メッセージを送ると、すぐに彼女がつくった「グループ」から招待が届いた。独身男性が参加すると、グループには彼女ともうひとり別の男性がいて、その男性から「彼女を奪ってしまって申し訳ないです」というメッセージが——。 人生を決めるかもしれない重要な用件を、... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25974) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/05マンガ酒場【12杯目】酒好きすぎるアイドルのガチ飲みがすごい!◎作:宮場弥二郎・画:さきしまえのき『アイドランク』 マンガの中で登場人物たちがうまそうに酒を飲むシーンを見て、「一緒に飲みたい!」と思ったことのある人は少なくないだろう。酒そのものがテーマだったり酒場が舞台となった作品はもちろん、酒を酌み交わすことで絆を深めたり、酔っぱらって大失敗、酔った勢いで告白など、ドラマの小道具としても酒が果たす役割は大きい。 そんな酒とマンガのおいしい関係を読み解く連載。12杯目は、酒好きすぎるアイドルのガチ飲み... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25929) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2024/01/04セックスは犯罪の道具じゃねえ!! セックスファイトで勝負だ!! 24年の初笑いは霧隠サブロー『新やる気まんまん 警視庁SEX捜査官』で決まり! かつて『やる気まんまん』(牛次郎+横山まさみち。途中から横山単独クレジットで『それいけ!!大将』にタイトル変更)という漫画がありました。77年から横山が死去する03年まで『日刊ゲンダイ』に長期連載されていた艶笑作品です。 ストーリーは、精力増強剤の老舗・四つ目屋本舗の当主である主人公・泊蛮兵が、次々とセックスファイトで強敵を破り四つ目屋本舗の信用を高めていくというもの。「セックスファイト... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=26013) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信
マンバ2023/12/29望月ミネタロウとニューウェーブ ジャンルについて(4)【夏目房之介のマンガ与太話 その25】文芸別冊特集「望月ミネタロウ」表紙 2023年11月。 大友克洋、望月ミネタロウ対談扉。右頁は望月『ズベルバー』(2010年)の最後の頁。 文芸別冊「望月ミネタロウ」特集に掲載されたいしかわじゅん「ニューウェーブの後の人」は、時期的には遅れて登場した望月を、いわゆる「ニューウェーブ」の流れの影響下に出て来た作家ととらえ、〈ニューウェーブを経てきているなという感触があった。〉という。〈それま... [続きはこちら](https://magazine.manba.co.jp?p=25856) 記事の感想はコメント欄にどうぞ!マンバ通信