鉄道員/ラブ・レター

鉄道員/ラブ・レター

感動の直木賞受賞作を漫画化 やさしい涙がとまらない かつて炭鉱の町として栄えたが、今はさびれたローカル線の終点となった幌舞(ほろまい)駅。駅長の乙松(おとまつ)は、幼子を亡くした日も、妻と死別した夜も、独り駅を守り続けた。定年と廃線を間近に、実直な老鉄道員に起きる愛と感動の奇蹟! 涙なしには読めない浅田次郎の直木賞受賞短編2作を、名匠ながやす巧が完全漫画化。 完成された劇画版「鉄道員」「ラブ・レター」は、まさしく圧巻であった。作品を拝見して、私の芸術観が覆った。冒頭にある幌舞駅の夜の情景。神ですらこれほど美しい風景は容易に造れぬであろう。 ――浅田次郎 小説「鉄道員」「ラブ・レター」。このふたつの作品から伝わってくる感動こそ、長い間僕が漫画で描きたいと求め続けてきたテーマだったのです。漫画化出来た事は、生涯の記念になりました。 ――ながやす巧
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太陽のイヂワル 惣領冬実傑作短編集

太陽のイヂワル 惣領冬実傑作短編集

飛び降りの現場に偶然居合わせた男とのほんの少しの時間が、彼女の“何か”を動かす。……「太陽のイヂワル」/ヒトの“賞味期限”を決めるのは誰?私の価値を決めるのは誰?……「ヒトノ賞味期限」/人は見かけで9割決まる。完璧に武装するキャリアウーマンの心の闇は……「奇妙な遺伝子」/自分の好きな色で好きなように絵が描きたかった沙里(さり)だけど……「虹色のヒラメ」――抱きしめたら苦い味がした。4人の女性の4つの青春譜。
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水の中の月

水の中の月

砥ぎ澄まされた感性と熱い情熱で、俊英・土田世紀が描く“3人の未成年の物語”。「やれ煙草だ、アンパンだ、人殺しだって… 我ァがら不自由になってぐこいつらより、よっぽど自由だスや」 他人を傷つけ、自分が傷つき、思い通りに生きることが儘にならない…。青春とは本当に“自由”な季節なのか? 賢治(ケンズ)、清(キヨス)、与一(ヨイヂ)…。北国の寒村に生まれ育った3人の“未成年”のそれぞれの生き方を描くことを通じて、土田世紀は僕等に問う…。青春とは何かを、人生とは何かを…。
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難波鉦異本

難波鉦異本

大坂難波の廓を舞台に描かれる、したたかな女郎・和泉の愉しき日々。江戸時代の空気と情緒を生き生きと伝える遊郭漫画の大傑作を、上中下、全三巻構成でついに電子化!上巻は第一話~第七話までと、あとがき、そして連載前に発表された幻の一編『ちょとゑずいこと』も初収録。手塚治虫文化賞新生賞受賞作品。
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劇光仮面

劇光仮面

これは星をつなぐ者たちの物語である。僕は何者でもない。僕は器に過ぎない。――それこそが僕の強さだ。そんな想いを胸に秘め、29歳の青年、実相寺二矢はアルバイトで日々を暮らす。舞台は「現代」、テーマは「特撮」、主人公は“何者にもあらず”!?!? 『シグルイ』『覚悟のススメ』の鬼才、完全新境地の最新作! 我々は山口貴由の本当の才能をまだ知らなかった。
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かばやし

かばやし

その名も、かばやし。小林でも木林でもなく、かばやし。名前からして不思議…しかしその実態はもっと不思議な男子高校生・かばやし先輩。「プールは飲み物」であり、「自転車は乗るものではなく、乗せるもの」であり、「ファミレスはやまびこが聞える場所」というのが常識の、かばやし先輩。そんな、ちょっとどうかしてる高校生・かばやし先輩とその界隈の高校生のすごくどうかしてる日々を紡いだ、学園ギャグ!かばやし先輩の他にも、「日本一モテる男子高校生」や日本初の「自転車暴走族」を率いる高校生など、珍妙で愛すべき高校生達が続々登場。異常なのに、なぜか懐かしくて甘酸っぱくもある…つまり意外とマジで青春の真髄!なギャグなのです。
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荒呼吸

荒呼吸

近頃のエッセイコミックには、コクが足りないとお考えの諸姉諸兄へ。男性読者をおののかせた衝撃の露出魔ルポ! 何の前触れもなく始まったパニック発作との激闘! 忘れえぬ猫・アカの思い出や膀胱炎の顛末(てんまつ)から、ヘビ飼育への憧れ、大統領暗殺を予知しちまったよ事件など、描き下ろしを含む濃厚だけどノホホンな計13編。人気イラストレーターが捨て身で描く実録漫画!!
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アンダーニンジャ

アンダーニンジャ

かつて栄華を誇った日本の忍者たちは、戦後GHQによって組織を解体させられ消滅した。しかし、実は今でも忍者は秘密裏に存在しており、その数は20万人とも言われている。そして一部の精鋭忍者は国家レベルの争いごとの裏で暗躍していた。一方で、末端の忍者は仕事にありつけないことも多く、その一人・雲隠九郎もニート同然の暮らしをしていた。しかし、そんな九郎のもとについに重大な「忍務」が‥‥!
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