名無し
1年以上前
掲載雑誌が「コミック・バーガー」という けしてメジャーではない雑誌だったからか、 作品の知名度は低い感じ。 たしかこの雑誌は新谷かおる先生が 「クレオパトラDC」を連載しており、 自分の印象ではクレオとストッパーが 雑誌の看板、2TOPだった。 コミック・バーガーは90年代半ばに休刊となり、 その後に誌名を変えて再スタート。 その後も出版社や名前をかえて「月刊バーズ」 になり昨年に休刊になった模様。 「ストッパー」自体はコミック・バーガーが 休刊になるまえに全106話で連載終了したようだが、 とくに掲載雑誌の都合でストーリーが はしょられたとか打ち切られたとか そういう印象は(自分は)ない。 むしろ野球漫画の大御所・水島新司先生が 他誌の連載も忙しかっただろうに、 随分と長期間、ジックリつづけられたものだなあと思う。 心平が常々口にしていた 「遠大な計画」についてはなかなか実行しないので 正直、ハッタリではないか、 水島先生も適当に後付けで考えるつもりなのでは ないかと思ったりもした。 結局、物語も終盤になってから遠大な計画は 走り出すのだが、判明してみれば 初期設定からちゃんと考えていたであろう内容だった。 なので 「あ、水島先生、ちゃんと考えていたんだ」 と驚いた。 水島先生ゴメンナサイ。 でも水島先生は描いている途中に インスピレーションでストーリーを 変えちゃうこともあるらしいし、 その上、安定経営していたとは言いがたい 雑誌だったのだから場合によっては 休刊廃刊などで未完の作品になる危険も あったのかもしれない。 そう考えると、106話という充分なボリュームで 中身のある作品が完成して、 それを自分が読めたことを幸運だなあと思う。
掲載雑誌が「コミック・バーガー」という
けしてメジャーではない雑誌だったからか、
作品の知...
名無し
1年以上前
テーマが美術芸術骨董などなので 「果たしてこの作品の真贋はいかに?」 という話も多い。 私も所詮は真の美などワカラン男なので、 じつはギャラリーフェイクの話でも 美がどうとかより、この手の 「で、これって本物なの偽物なの?  本物だったら幾らするのよ!」 「詐欺なんじゃねーの、騙されちゃうんじゃないの?」 という感じの話が好き。 他の漫画や小説、ドラマなどでも真贋が肝になる 話は多いけれど、自分の今までの見聞きした作品では 「結局は偽物」だったり 「真贋は結局不明のまま」で終わるものが ワリと多かったように思う。 おそらくは現実に存在しえないものを 「ありました」 と登場させるのはフィクションであっても 色々と問題が生じるからなのだろうかと推測するが。 ギャラリーフェイクはワリと 「これは・・本物だ」 みたいな話があるのでその辺が好き。 安直に本物にしました、という感じでもないし。 偽物でした、みたいな話も、偽物を作る過程や ソレをダレがなんの目的で利用したのか、とか 面白く描かれていることが多いし。 美術漫画としてだけではなく コンゲーム漫画として面白い漫画だとも思う。
名無し
1年以上前
狩野巡査部長の協力者候補 ① 後藤 恵介さん 理由·動機… 乱暴そうな風貌と態度ですが、暴力はあくまで威嚇などに止めて状況次第では自ら頭を下げたり、覗きをした弟を自主的に制裁を課して相手に謝らせたりと穏健派。家や村を変えたいと思っているのかも。 ② さぶさんの 娘さん 理由·動機… 村の中心人物である、さぶさんの娘さん。村人でありながら、掟で生き別れになった自分の子供に会いたい一心で、狩野巡査部長に密かに協力していた可能性があります。狩野巡査部長が絶命する直前に連絡したのは彼女? ③ 警察署の署長さん 理由·動機… 何かはぐらかすかのように笑顔な署長さん。村の出身と自ら、主人公に明かして後藤家などの情報を述べて警告を与えたりする一方、狩野巡査部長の指の話を聞くと、殺人事件の可能性を示唆して一部の署員たちを動員したりしています。狩野巡査部長の遺体が発見されたときもさほど驚く様子がなかったのは、本人と密かに連絡をとっていたため、途絶えたときにすでに予測していたからではないでしょうか。 ④ 若い宮司さん 理由·動機… 主人公に初対面で、親切そうに村のことを述べた上で相談相手まで買って出てくれます。スマホは衛星電話仕様…狩野巡査部長の協力者の仮定条件をほぼ満たしています。しかし、村の中心的役割の家柄。今回からの祭りの仕切り役を果たすというのですが…果たして。 以上の人達が、可能性がありそうです。でも、狩野巡査部長。3年も村の駐在していて村の祭りの本当の内容とか気付かなかったのでしょうか?