名無し1年以上前綾瀬川次郎(綾)は運動神経が飛び抜けていいばかりに周囲に馴染めずにスポーツを続けられずにいる少年です。そんな彼を優しく受け入れてくれ、みんな友だちとして接してくれたのが野球チーム「バンビーズ」。野球こそ自分が出会うべきスポーツだったんだと喜ぶ綾、そのずば抜けた完成度の投球フォームを見ていたバンビーズの監督の心にある思いが灯ってしまって日本代表のセレクションに挑むことになります。 心の揺れ動きがすごく丁寧に描いてあって引き込まれる第1話でした。毎週楽しみに読みます。ダイヤモンドの功罪天才少年が出会ったのは野球41わかる
nyae1年以上前水瀬藍先生回もめちゃくちゃ見応えあって最高でした やっぱりフルアナログの作画はずっと見ていられますね あのトーン使いは、真似したくても真似できない。自由広場『浦沢直樹の漫勉 neo』感想スレ2わかる
かしこ1年以上前マンバで華倫変のページを見ていて、ただのファンが書いたようなあらすじ(こうした題材を取り上げながらも、ただ暗いだけでなく、かといって分かりやすいハッピーエンドにも行かずに話を進め、絶妙な感覚を引き出します。たまに救いを感じさせるのが凄いですね。)が気になって読んでみました! 華倫変って今もカルト漫画家として有名だし気になってる作家だったけど、致命的に痛いとかグロい話はないのに、夜に読んで寝たのに朝起きたらダウナーな気分が残ってて、なるほどこういうことか…と理解した。でもあらすじ以上の感想が書けなかったので、他作品を読み込んでから出直したいと思います。高速回線は光うさぎの夢を見るか初めて華倫変を読んだぞ4わかる
名無し1年以上前はてなブックマークでマンガあさりをしていたらたまたま発見したサレンダー橋本の初期作品なのですが うおおおおおおおおおおおおおおおおおクラブで踊ってるような連中はみんないけすけねえヨォ!!!!!という偏見をそのまま叩き込んだかのようにX人の4番にテキーラに薬を仕込まれたりXXXXズのアラシ君が登場したり「予定ハメ数」に応じてコンドームを配られたり「読モの向上心と 股のゆるさを 巧みに利用」したりする悪意に満ちたとっても素敵なギャグ読み切りであります 初出の2014年というコンプラがまだまだガバガバだった時代を感じさせてくれるぜ しかし「予定ハメ数」とはまたナイス・センスだ。流行らせていきたい。 行ったことないから想像で適当に描いたクラブのワンナイトラブヒャッハー!クラブで踊ってるような連中へのルサンチマンをたぎらせてくれるぜ4わかる
兎来栄寿1年以上前『三体』の劉慈欣さんが原作。 『三体』の劉慈欣さんが原作。 『三体』の劉慈欣さんが原作。 最初に『神様の介護係』の存在を知ったとき、驚きのあまり三度見してしまいました。そして、同時にこうも思いました。 そんなの、絶対面白いじゃあないですか……。 皆さんは『三体』は読まれていますでしょうか。今世紀を代表するSF小説で、『火の鳥』を髣髴とさせるほどの超大なスケールの物語。『三体』自体も中国国内ではコミカライズされているようですが、日本でも可能なら『アフタヌーン』辺りで本気のコミカライズをして欲しいですね。 この『神様の介護係』で気になる作画を担当するのは『 午後9時15分の演劇論』の横山旬さん。この組み合わせを考えた方が誰かは分かりませんが、英断だと思いました。劉慈欣さんの原作に対してどんな絵を当てるかと考えると、結構ハード目で青年誌寄りのタッチの方を選ぶのが自然な気がします。しかし、そこであえて少年マンガ系の横山旬さん。これがピッタリとハマっています。 1話を試し読んでいただければ解る通り、開幕からバリバリに独自世界の色を出してきます。濃密な作画と設定によって倍くらいのページを読んでいるような感覚に陥るほど情報量が多いです。それは、松井優征さんも授業で行っていた通りマンガとしては非常に優れている状態です。 横山旬さんの絵は、アクションや表情も気持ちいいんですよね。少年誌的テイストで間口の広いエンターテインメント色を出しながらも、そこは劉慈欣さんの世界ということでセンスオブワンダーを与えてくれます。 1冊完結で、非常にコンパクトですが満足感の高い仕上がりとなっています。SF好きの方は、押さえておいて損はありません。 そんな今夜、漫勉新シーズンが手塚治虫さん回放映なのは因果を感じますね。神様の介護係『三体』の劉慈欣さん原作の短編SF #1巻応援7わかる
Nano1年以上前エアコンもないぼろいコインランドリー、暑苦しい真夏、鳴き続ける蝉たち。そんな中で出会う湊とシン。最高…エモい…。 湊→シンかと思いきや湊←←←シンで、そんな押せ押せなシンに翻弄されてる湊さん可愛いが過ぎる。ゆっくり少しずつ縮まっていく二人の距離感たまらんです。シンの「すげえ可愛いです」みたいなちょっと砕けた敬語も可愛くて好き。二人で幸せになってくれ。みなと商事コインランドリー空気感がたまらない4わかる
Pom 1年以上前タイトル通り、新人アナウンサー佐々原音がテレビ界で奮闘するお話です。 すごく沢山取材したのが分かるくらいアナウンサーの日々がリアルに描かれていると思いました。 いつも何気なくつけて見ているニュースやバラエティ番組ですが、当たり前ながら裏側で沢山の人達が働いていて支えられて、全ての人の努力で成り立っているのだなと感じます。 フレッシュな人達が頑張る物語を読むと、私自身も新しく何かを感じたり、刺激をもらえて頑張ろうと思えます。(大体いつも日常がなあなあになった時に引き寄せられるように、こう言った話を読むのです。)新人アナウンサー佐々原音がお伝えします頑張っている人達に気付かされる事。7わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前猫一匹と暮らすイラストレーター女性が、その猫が大好きな友人と同居を始める、というエッセイ……女性同士、すわ百合!?と騒ぎたくなるのは百合好きの悪いところですが(自戒)、これは百合ではないけれどもとても良いです。 そもそも作者は「一人暮らし寂しいけれど恋愛はしんどい」というところから始まり、「寂しい時にちょっと話してくれたり側にいてくれる」相手を求めて友人に同居をもちかけます。これ、実現すれば理想的ですが、そうはいかないからみんな苦労しているやつですが、この二人は見事その理想的な関係になっていて、こんな現実があっていいの!?と驚きながら幸せな気持ちになれます。 内容としては食4:二人の関係4:猫2くらいの割合。未知の調味料に好奇心が膨らみます。 そしてべったり一緒にいなくても、相手の気配に安心したり、辛い時に話したり、同じ食を共有したりすることで、寂しがりな作者が穏やかに満たされるのを見ていると、恋愛がなくても満たされる可能性に私も救われる気がします。 恋愛じゃなくても満たされる関係……「クワロマンティック」や「ロマンシス」という在り方の可能性を、ここに感じるのは私だけでしょうか? (上下巻同時刊行だったみたいなので1巻応援と完結応援にしました)ふたりといっぴき、はじめました。非恋愛的同居(百合…ではない)#1巻応援 #完結応援8わかる
ゆゆゆ1年以上前メイクを主題に、さまざまな女性たちのストーリーが描かれている。 そのメイクにはビフォーアフターが話題になるレベルの、凄腕メイクの人たちも含まれる。 正直、私にとってメイクはものすごく面倒くさいことだ。 生来不器用なのも相まって、すぐおざなりになる。 ちょっと気合があるときに調べてみたら、若い頃に絶賛されたやり方はよろしくないとあるだけでなく、あれを塗れこれを塗れそれをはたけ指でやれ指でやるな。 ちょっとくらいの気合では、ポキリと折られそうなほど奥が深く、そう、面倒くさい。 でもこの漫画を読むと、メイクっていいな。素敵だなと思える。 こんなことが自分でできたら、人生変わるかなと憧れてしまう。 メイクというものに夢を持たせてくれる。 千原ジュニアがマリー・アントワネットにかわるなんて、なりたいものになれるその腕が羨ましい。 男ウケを考えず、なりたい理想へ突き進む姿がかっこいい。 10代の頃のメイクに対する憧れを呼び覚ましてくれるというのだろうか。 現状の自分はおいておいて、「メイクって素敵だな」と思えるマンガなのだ。だから私はメイクする誰のため、なんのためにメイクをするのか8わかる
かしこ1年以上前ふと寝る前なんかに自分が年を取った時のことを考えて不安になる事がありました。老後に必要な2000万円なんか貯金できる気がしないし、このまま身寄りがなくて孤独死するかもしれない…なんて考えちゃうと眠れなくなるくらい不安でした。でも「ぼっち死の館」を読んでからは私もなんとかなるんじゃないかと平気で構えられるようになりました。 今まで年を取るって暗くて悲しいことだと思ってたんですが、齋藤なずな先生の目を通して描かれる老人達ってとてもユニークですよね。どこにでもいる普通の人達ばかりですが、みんなそれぞれに歩んできた何十年分の人生が濃くて、団地の住人の噂話をしているのですらもなんだか楽しそう。そしてFacebookとかリア充とか現代のカルチャーにも思ったより馴染んでる(笑)。私もこの一員になりたい!なれる!だから大丈夫かも…と思ったんです。 齋藤先生の漫画は細かいところまで色々と描かれているんですがコマ割りに無駄がなく読みやすいです。とても漫画が上手いんです。これを読んで他の作品を読んでみたいと思った方には「夕暮れへ」に収録されている「トラワレノヒト」をオススメします。高齢の母親を看取った時のお話です。これもすごい。ぼっち死の館年を取ることも死ぬことも普通のことだと思えた5わかる