のほほんとしたJK日和とくにある日々 中憲人 なか憲人さいろくゆるーい、のほほんとしたスチューデントライフ。 くだらない発見を意味があるように見せかけて意味をもたせずただ過ごす感じが面白い。 新しい百合としてもイイ。 2巻はなんとフルカラーだった。電子書籍だけだったりする?THEショートショートあの子を殺すな 江戸川治ダークストーリーズ 江戸川治さいろく内容はオチまでわかるようなショートショートなのだが、クオリティ高めでかつめちゃ短いのでサクサク進んでそのまま読み終えてしまうタイプのやつ。 絵も良くて、トーンを使わず描いているためか温かさと素朴さみたいなものが感じられる。淡々と、永遠に読みたいニューヨークで考え中 近藤聡乃さいろくエッセイ漫画の良いところでもある。 近藤聡乃さんはイラストレーター・アーティストとしても有名である。 アニメーション作家もやってるというのを本作を読んでいて初めて知ったが、手描きで何千枚も描いているとサラッと言ってて「画家」の凄さを改めて知る。 と、書いてて気になったのでwikipediaを調べた。 世代近そうだなーと思っていたが同い年。 それで中学時代にガロを手に取っているということはちゃんとした漫画好きなんだなーと感心。 さらに恐らくストレートで多摩美に入っており、在学中に漫画家デビューしている。 才能と縁とに恵まれた人でもあるのだろうなーと、羨ましい気持ちにもなる。 我々の世代のキャラ番付、SSRとして今後も牽引していってほしい(ほんとに凄いなーと思っています) 脱線したけど、単行本は本作が一応最新で、本作連載中?にご結婚されてるようだ。 エッセイ、続けてほしいなぁ。さいろく1年以上前2巻出た。2巻読了、変な心配は無用だってわかってすごく嬉しかった記念パピコ。光が死んだ夏甘酸っぱい青春なのになんでだよ1わかる旅、旅だ。旅をしたい。ハルはめぐりて 森泉岳土さいろく旅に出たい。 きっとここ数年で旅を制限されているから鬱憤が溜まっている。 そんな時に読むと、自分をどんなステキな体験が待っているだろうと妄想で膨らみまくって地の果てにでも思いつき旅行をしたくなる。 そんな作品。 絵も不思議と惹きつけられるし、ハルの体験は思春期ならではだなと高を括って読むのだが「じゃぁ大人の自分はどんな体験が出来るんだろう」と当然の如く気になってくる。 九份に行くぐらいならすぐにでも行けちゃうもんね?勢いって大事だよね!田中相センセイ、短編集も勿論良い。地上はポケットの中の庭 田中相さいろく雰囲気っていうのも大事だが、何よりやっぱりストーリーが大事だ。 それが視覚的に入ってくるかどうかというのももちろん大事だし、能力だと思う。 上手い漫画家さんはそれが上手いんだ。 この人は上手いタイプの人で、単純にすごいなーと思っていたんだが、デビュー作から読む事で、すごく努力や苦悩もされてるんだろうなーと勝手に想像ができてまた良いのだ。沙村広明の夫婦合作樫村一家の夜明け 沙村広明 岡村星さいろくあとがきにある「ネームバリューがあると信じている異常者(編集者と奥様)」の思惑通り買いましたとも。 そして奥様:岡村星の作品も、ラブラブエイリアンしか読んでなかったから全然思ってたのと違うけどよかった。可愛いぞ、オンちゃん天狗の台所 田中相さいろく大好きな田中相センセの新作。たまらん… これまでのどの作品も素晴らしいし、何よりやっぱ絵に惹きつけられる。 これぞ"魅力"じゃないか! 今作も存分に堪能したい。北方との戦争というもの新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 おざわゆきさいろくソビエトによる"シベリア送り"の話。 なんと、おざわゆき先生のお父上の実体験を漫画にしたものだという。 当時シベリア送りにあった日本兵の数はおよそ50万人、労働力として敗戦国・日本にそれを強いた。 その過酷な実態はもちろん他の文献でも知ることが出来るだろうけど、本作で知った個々人の人間性が失われていく様は想像を絶する。 歴史は繰り返すと言うが、こればかりは繰り返されないよう願う。いとまん先生の凝縮された面白さ発症区 いとまんさいろく異形×現代、というところはドキュンサーガと同じ。 ただ、ドキュンサーガの世界とは別(だと思う。ただ、もしかしたらあの長い歴史の間の人間サイド、さらに日本の話でしたーと言われたらそうかもしれない)で、日本が舞台であることや非モテっぽい主人公など条件が割と俗世に寄せた感じの設定ではある。 とはいえ、すごくまとまっていて(根本的な話ではなくあくまで見える範囲で)面白かったし、3巻で完結しているというのもありイッキ読みしやすくて良かった。 オススメ。タイムループで死亡ルートを回避せよ何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!? 井出圭亮 藤本ケンシさいろく織田信長は本能寺の変で死ぬ。 でも、彼がやり直せたら? という話。途中から条件も加わったりして少しケツカッチンな状態を見せられるが、果たしてどうなっていくのやら。 絵は上手いし、ギャグも入っていて、信長がクズなのも変わらないが、その他戦国武将たちもキャラが濃くて面白い。 転生モノ?にしても読みやすいし、理解しやすいので割と好きです。生きとし生ける物へドキュンサーガ いとまんさいろく想像を絶する予想外のシリアスな展開、読む手が止まらないというやつでした。 絵やゴア表現、エグい描写はいっぱいあるし、読み手はちょっと選ぶかもしれないけどそれを凌駕するほど面白い。 最近多い見た目だけの中身がない作品とは異なる良作。 « First ‹ Prev … 64 65 66 67 68 69 70 71 72 … Next › Last » もっとみる
のほほんとしたJK日和とくにある日々 中憲人 なか憲人さいろくゆるーい、のほほんとしたスチューデントライフ。 くだらない発見を意味があるように見せかけて意味をもたせずただ過ごす感じが面白い。 新しい百合としてもイイ。 2巻はなんとフルカラーだった。電子書籍だけだったりする?THEショートショートあの子を殺すな 江戸川治ダークストーリーズ 江戸川治さいろく内容はオチまでわかるようなショートショートなのだが、クオリティ高めでかつめちゃ短いのでサクサク進んでそのまま読み終えてしまうタイプのやつ。 絵も良くて、トーンを使わず描いているためか温かさと素朴さみたいなものが感じられる。淡々と、永遠に読みたいニューヨークで考え中 近藤聡乃さいろくエッセイ漫画の良いところでもある。 近藤聡乃さんはイラストレーター・アーティストとしても有名である。 アニメーション作家もやってるというのを本作を読んでいて初めて知ったが、手描きで何千枚も描いているとサラッと言ってて「画家」の凄さを改めて知る。 と、書いてて気になったのでwikipediaを調べた。 世代近そうだなーと思っていたが同い年。 それで中学時代にガロを手に取っているということはちゃんとした漫画好きなんだなーと感心。 さらに恐らくストレートで多摩美に入っており、在学中に漫画家デビューしている。 才能と縁とに恵まれた人でもあるのだろうなーと、羨ましい気持ちにもなる。 我々の世代のキャラ番付、SSRとして今後も牽引していってほしい(ほんとに凄いなーと思っています) 脱線したけど、単行本は本作が一応最新で、本作連載中?にご結婚されてるようだ。 エッセイ、続けてほしいなぁ。さいろく1年以上前2巻出た。2巻読了、変な心配は無用だってわかってすごく嬉しかった記念パピコ。光が死んだ夏甘酸っぱい青春なのになんでだよ1わかる旅、旅だ。旅をしたい。ハルはめぐりて 森泉岳土さいろく旅に出たい。 きっとここ数年で旅を制限されているから鬱憤が溜まっている。 そんな時に読むと、自分をどんなステキな体験が待っているだろうと妄想で膨らみまくって地の果てにでも思いつき旅行をしたくなる。 そんな作品。 絵も不思議と惹きつけられるし、ハルの体験は思春期ならではだなと高を括って読むのだが「じゃぁ大人の自分はどんな体験が出来るんだろう」と当然の如く気になってくる。 九份に行くぐらいならすぐにでも行けちゃうもんね?勢いって大事だよね!田中相センセイ、短編集も勿論良い。地上はポケットの中の庭 田中相さいろく雰囲気っていうのも大事だが、何よりやっぱりストーリーが大事だ。 それが視覚的に入ってくるかどうかというのももちろん大事だし、能力だと思う。 上手い漫画家さんはそれが上手いんだ。 この人は上手いタイプの人で、単純にすごいなーと思っていたんだが、デビュー作から読む事で、すごく努力や苦悩もされてるんだろうなーと勝手に想像ができてまた良いのだ。沙村広明の夫婦合作樫村一家の夜明け 沙村広明 岡村星さいろくあとがきにある「ネームバリューがあると信じている異常者(編集者と奥様)」の思惑通り買いましたとも。 そして奥様:岡村星の作品も、ラブラブエイリアンしか読んでなかったから全然思ってたのと違うけどよかった。可愛いぞ、オンちゃん天狗の台所 田中相さいろく大好きな田中相センセの新作。たまらん… これまでのどの作品も素晴らしいし、何よりやっぱ絵に惹きつけられる。 これぞ"魅力"じゃないか! 今作も存分に堪能したい。北方との戦争というもの新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 おざわゆきさいろくソビエトによる"シベリア送り"の話。 なんと、おざわゆき先生のお父上の実体験を漫画にしたものだという。 当時シベリア送りにあった日本兵の数はおよそ50万人、労働力として敗戦国・日本にそれを強いた。 その過酷な実態はもちろん他の文献でも知ることが出来るだろうけど、本作で知った個々人の人間性が失われていく様は想像を絶する。 歴史は繰り返すと言うが、こればかりは繰り返されないよう願う。いとまん先生の凝縮された面白さ発症区 いとまんさいろく異形×現代、というところはドキュンサーガと同じ。 ただ、ドキュンサーガの世界とは別(だと思う。ただ、もしかしたらあの長い歴史の間の人間サイド、さらに日本の話でしたーと言われたらそうかもしれない)で、日本が舞台であることや非モテっぽい主人公など条件が割と俗世に寄せた感じの設定ではある。 とはいえ、すごくまとまっていて(根本的な話ではなくあくまで見える範囲で)面白かったし、3巻で完結しているというのもありイッキ読みしやすくて良かった。 オススメ。タイムループで死亡ルートを回避せよ何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!? 井出圭亮 藤本ケンシさいろく織田信長は本能寺の変で死ぬ。 でも、彼がやり直せたら? という話。途中から条件も加わったりして少しケツカッチンな状態を見せられるが、果たしてどうなっていくのやら。 絵は上手いし、ギャグも入っていて、信長がクズなのも変わらないが、その他戦国武将たちもキャラが濃くて面白い。 転生モノ?にしても読みやすいし、理解しやすいので割と好きです。生きとし生ける物へドキュンサーガ いとまんさいろく想像を絶する予想外のシリアスな展開、読む手が止まらないというやつでした。 絵やゴア表現、エグい描写はいっぱいあるし、読み手はちょっと選ぶかもしれないけどそれを凌駕するほど面白い。 最近多い見た目だけの中身がない作品とは異なる良作。
ゆるーい、のほほんとしたスチューデントライフ。 くだらない発見を意味があるように見せかけて意味をもたせずただ過ごす感じが面白い。 新しい百合としてもイイ。 2巻はなんとフルカラーだった。電子書籍だけだったりする?