『ファインドアウト(Find Out)』および『ファンロード』の思い出ながいけん先生が常連投稿者だったって後に知りました(流石に雑誌は買ってなかったんですが)。ここの投稿からプロになった漫画家さん多いんですよね。前に投稿ページのムック買いましたけど、錚々たるメンバー並んでてびっくりしました。多分pixivみたいな感じだったんだろうなあと想像します
不条理?ユーモア?っぽい感じの漫画check_circle解決済みvisibility408mode_comment5第三世界の長井名無し▼いつごろ読みましたか 2018年頃 ▼なにで読みましたか 単行本(電子) ▼本屋さんにあるとしたらどこの棚ですか 少年・青年 ▼作品について覚えていること【必須】 絵柄は、少年青年で綺麗めではない感じでした。 内容は、世界の均衡?秩序?法則?が壊れつつあることに頭の良い人たちが気づいていて、主人公もその組織に入ってて対処を考えるというものだったと思います。 そして、世界の物理法則?が壊れる存在として絵柄が全然ちがう落書きのようなギャグ漫画のキャラみたいな人がでてきた気がします。 全体的にユーモアある感じで、頭のいい人たちが出てきて難しい言葉でそれっぽいことを言って、それが滑稽?ちょっとわざとふざけているのかな?と思うような描写があったと思います。 無料公開の分だけ見たので一話分くらいしかわからないのですが、ずっと続きが気になって仕方ないです。心あたりあるかたはなんでもいいので教えてほしいです。よろしくお願いします。
これは、ナオンと彼らだけの蜜あふるる約束の地・モテモテ王国の建国を目指す、自称謎の宇宙人ファーザー(23の秘密がある)とオンナスキー(メガネ)の物語です。舞台となるモテモテ王国は普通のアパートの一室。ちなみに王権は神から授けられたもの(王権神授説)なので、その正統性に疑問を挟む余地はありません。ファーザーとオンナスキーは、何者か(悪の組織や犬やトーマス)の陰謀にもめげず、とにかく女にもてようと、バンド・フィンガーツーを結成したり、お笑いコンビ・ザビ山ドズル、ガルマを結成したり、宮廷画家・宮廷ハニーになったり、ユカイツーカイ俗物くんになったりする、いろいろアレな8ページギャグマンガなのです。 はっきりいって、何をいってるかわからない説明かもしれませんが、あらゆる意味で伝説の作品であることは、わかっていただけたことでしょう。私は、この作品の言葉の感覚が大好きです。一つ一つの言葉に宇宙的な何か…イデが込められているのです。 第一話「別に死んでもいい奴ら」(タイトルからすでに最高だ)の冒頭からキレキレです。 「オンナスキー… わしらがなぜもてないかというと…」「何かの陰謀じゃよ!!」セリフだけではわからないと思いますが、この間がたまらなくステキなのです。絶妙な間と、強烈なセンテンス、そして歴史、特撮、ジョジョ、三国志といった、あらゆるマニアックなネタ…それがうまく合わさっているのです。 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」というネタはまだいいのです。「宇宙の棋士テッカマン永世名人」とは一体なんでしょうか?しかも持ち駒はペガスです。物語はこの強烈にマニアックの一発ネタを皮切りに「テッカマンは、宇宙奨励会時代からすでに「この宇宙人は将来の名人なり」と言われており、期待の大型生物として、本州・四国・九州に生息。 水のきれいな川の石の下にいて、小さな虫などを食べる」という説明(~将来の名人なりのくだりは、『月下の棋士』のパロディと思われる)が入ってあさっての方向に暴走します。でも、1コマ後にはなんの問題もなく元の物語にもどっていくのです。 これらのステキな文章を読んでいると、たとえ言葉として通じていなくても、意味が心からわかるという体験をします。文法の正しさだけが日本語ではないんだ!そんな体験をさせてくれたのは富野由悠季監督と『神聖モテモテ王国』だけです。 そんな感動と共に、オンナスキーがファーザーに投げかけた言葉が、今も僕の胸に刻み込まれているのです。「もうお前 生きたいように生きろ… だってお前の人生なんだから」