toyoneko1年以上前少年画報社55時間限定無料キャンペーンやってるようです https://twitter.com/itm_nlab/status/1448921689807638557?s=20自由広場漫画の大型セール・キャンペーン情報まとめ2わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前舞台は岐阜県多治見市。亡き母の実家に父と越してきた高一の女子は、クラスメイトに誘われて陶芸部に入る。そこはかつて、母がいた場所だった……。 1巻では美濃焼で有名な多治見市をあちこち移動し紹介しながら、主人公が陶芸と出会い、作陶家の母と出会う。思いもよらなかった出会いに驚きながらも、少しずつ陶芸にハマってゆく主人公の小さな心の揺れが興味深い。 母との出会いは、高すぎる壁との出会いでもあった。ふと訪れた「自分にも何か特別なものがあるかも」という期待はしかし、容易に裏切られてゆく。 暑い夏の多治見で、何か出来るかもと足掻き始める若者の物語は少し苦しいけれど、時折吹き抜ける風のように爽やかで、心高鳴る。やくならマグカップも こみからいず!多治見で母と陶芸と出会う #1巻応援2わかる
名無し1年以上前子供のころに全巻集めました。 最初に読んだのは町医者の待合室においてあった少年キングに 掲載されていた北海道・野付半島のトドワラの回でした。 正直、輪太郎達が行く先々で地方文化と自転車にまつわる出来事に 都合よく?出会って巻き込まれるのは「漫画の世界だから」 だとは思いましたが、 それでも自転車での日本一周に憧れましたね。 また、この漫画を読んだことで日本全国の県や町の所在地や地名を よく覚えることが出来ました。 そして後年に日本のアチコチを旅行した際に (残念ながら自転車というわけにはいきませんでしたが) ああ、ここがサイクル野郎のあの話で描かれた場所かあ、と シミジミ思い出すようになってしまいました。 北海道の宗谷岬、能登半島の恋路海岸、紀伊半島の潮岬。 日本中のほぼどこに旅行に行っても 「ああここはサイクル野郎であんな話があったなあ」 と思い出してしまうのですから凄い漫画です(笑)マンバ通信2万キロ日本一周自転車旅は人情旅だった 荘司としお『サイクル野郎』8わかる
名無し1年以上前原作が世界的名著なので様々な漫画版は存在しますが、本書はダイジェストにならないボリュームが確保されていて(8巻分)、忠実かつ圧巻の再現度です。今現在漫画で読むなら本書以外は推すのに気が引けて、漫画化されてないorされていても微妙な出来の世界的名著も多い中でその存在は幸せだなと思えます。レ ミゼラブル抜群の完成度16わかる
pennzou1年以上前『コーラル ~手のひらの海~』は2007年から2014年にかけて『ネムキ』(朝日新聞社、朝日新聞出版)および『Nemuki+』(朝日新聞出版)にて連載された、TONO先生による長編作品です。全5巻の単行本に纏められています。 交通事故に遭い入院している少女・珊瑚。事故当時、珊瑚の母は珊瑚には本当の父親が別にいると言い残し、家を出ていってしまった。珊瑚はコーラルという人魚を主人公とした、人魚がいる世界の物語を空想している。人魚たちは人魚の兵隊を使役する。人魚の兵隊は人魚を守るために命を与えられた、男の水死体である。 人魚の兵隊・ソルトの姿形は、珊瑚が入院先で仲良しになり、そして亡くなってしまったサトシをモデルにしています。珊瑚が空想する物語にソルトが登場することは、珊瑚がサトシを(物語の中で)生かし続けることを意味します。 このように人魚の世界は珊瑚の空想でできているので、珊瑚の思うままです。ソルトを登場させるだけでなく、もっと願望を重ねた理想的な世界にすることだって出来るはず。物語が現実逃避の手段であるなら、なおのことそうするのが自然な気がします。しかし珊瑚はそうしません。人魚は、その血肉が万病に効くという理由で人間に襲われるし、身体を蝕んでくる回虫などから常に身を守らなくてはいけない。さらに人魚たちも一枚岩ではなく、それぞれに悪意もあるし意地悪さも持っている。そういう風に人魚の世界は作られています。それはちょうど、現実の珊瑚の身の回りに不安やノイズがつきまとっていることが反映されたかのようです。 珊瑚は、どうして人魚の世界をそのように空想するのでしょうか。 TONO先生のマンガには、ハードな状況に対峙する勇気や強い気持ちをもった子どもたちがたくさん描かれています。それはTONO先生が、子どもたちという存在に対しての信頼というか祈りというか、そういった希望を載せてマンガを描いているからだと思います。同時にそれは、現実世界や大人たちのイヤな部分を克明に描いているということでもあります。 この傾向は『チキタ★GUGU』や『ラビット・ハンティング』に顕著でしょうか。21年10月現在の最新作である『アデライトの花』も4巻で特にその傾向が強まったと考えます。 本作においても、珊瑚やコーラルはそういう勇気を持った子どもたちとして描かれていて、人魚の世界がハードにできているのはこれを描くためだと自分は考えています。勇気を持って頑張るコーラルの物語を想像することで、珊瑚は現実で勇気を持つことができる。大雑把な捉え方ではありますが、これは自分が物語全般を読む・見る理由のひとつでもあるので納得感もあります。 ただその上で、自分がもっと重要だと思うのは、勇気を持った子どもたちが描かれることは大人をも肯定することなんじゃないか、ということです。なぜなら、大人は子どもが育っただけだからです。(いい意味での、『少年は荒野をめざす』の日夏さんですね) 大人と子どもの違いって色々あるように思ってしまうけど、加齢していることと、大人には子どもに対して責任があること、本当のところはそれぐらいしかなんじゃないでしょうか。 そういうのもあって、自分はTONO先生の作品を読むと、現実社会を、時に勇気を持ってでも真摯にやっていかなきゃな…という気持ちになります。本作だと、ラスト付近の展開なんかに強くそう思わされます。 絵について書きます。『チキタ★GUGU』の連載後に開始された本作の段階で、TONO先生の絵柄はかなり確立されていると思います。キャラクターのみならず、背景の、例えば模様のような印象をもつ海藻などにも、TONO先生の絵!としか言いようのない独自の魅力があります。単行本表紙イラストなどの、淡く、それでいて少しくすんだような色合いの水彩で描かれたカラーは、きらびやかなだけでない人魚の世界を表しているかのようです。 先述の通り本作では現実と対峙するための方法として空想の物語を大きく扱っていますが、それ以外の方法も扱っています。そういうところも自分はとても好きです。 好きついでに、自分の本作の特に好きなところを挙げると、4巻途中(ボイルというキャラクターがね、めちゃくちゃいいんですよ…ポーラチュカ……)からガッとギアがシフトアップして物語の一番深いところまで達し、そこから少しずつ凪いだ水面に向かっていく、あの感じです。これは『チキタ★GUGU』にも同じようなところがあるので、TONO先生の作家性なのかもしれません。 最後に『薫さんの帰郷 (TONO初期作品集)』の表題作のモノローグを紹介させてください。以下引用です。 「勇気がいるな 幸せになるにはいつだってね 楽しい毎日を送るにはどうしてもね」(『薫さんの帰郷』、朝日ソノラマ、1998年、p174)コーラル ~手のひらの海~勇気を持った子どもたち6わかる
名無し1年以上前タイトルを見ただけで 「ああ下衆極まりないようで実は人情深い警官が 色々な問題を解決する話なんだろうな」 と想像した。 それは殆どは当たっていたと思う。 だが想像が外れた部分もあって、それが良かった。 予想に近いベタな設定だったが、 違う意味でベタではない部分があった。 ベタ(ありきたり)な設定だったが ベタべタした薄甘いストーリーではなかった。 それが良かった。 警官なのにそんなことしていいの、という漫画には 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という 先駆者にして大御所が存在する。 先駆者なので当然、当時にその設定は斬新だった。 そのうえ「こち亀」は下町人情話的な温かい部分もあった。 「こち亀」の両さんはオ下劣な面を出すこともあったが、 時に人間くさい面もだし、人情味を醸し出していた。 そして「こち亀」が40年の連載を経た今では そういう設定の漫画はベタな設定ということになるだろう。 「ゲスのポリス」の主人公・八王子は題名通りに ゲス(品性が下劣)だ。 それでいて実は思慮も人情も深そうなところは 垣間見せる。 このへんは「こち亀」と共通する部分があると思う。 だが、八王子は基本的にはゲスであることを貫く。 ゲスであり続けるので人間関係は湿っぽくはならない。 だから問題が解決してハッピーエンドになっても ハートウオーミング過ぎて湿っぽくなりすぎることはない。 ゲスなままでやりぬくから。 なのでストーリーの途中やラストなどで人情味を 感じる部分は結構あるが、全体的には 殆どベタベタしたイメージを感じることがない。 むしろゲスだからこそ爽やかだとも感じた。 第一巻の後半なんかは、それこそ 「踊る大走査線」の青島と室井の話か、というような ストーリーが出てくる。 良く言えばオマージュされた、 悪く言えば焼きなおした、みたいな話。 青島や室井ほどの熱さは感じないが、 ゲスな面が混じると、暑苦しく感じることがない。 その方が良い、とまでは思わないが、 こういうのも良い、とは思った。 ゲスな部分が適度に爽やかさを演出する漫画だと感じた。 ゲスのポリスゲスでベタだがベタベタではない3わかる
toyoneko1年以上前イタチごっこなのだろうと思われます そういえば,漫画村の運営者特定などに携わっていた弁護士さんが,少し前にマンガワンで連載を始めたのですね。結構驚きました。この人きっと漫画大好きですね… https://news.yahoo.co.jp/articles/9099e5126874cdadbed4ed551e4a8546fe3468c9自由広場独り言広場1わかる
ANAGUMA1年以上前また現れたってわけです、因果律がバグっているタイプのキャラクターが。あらゆる能力を兼ね備えているのになぜだか気の毒な目にばかり遭って1ミリも恋が報われない。そんな「負けヒロイン」の概念を体現するのが不憫可愛い主人公・姫ヶ崎櫻子ちゃんです。 どれくらい不憫かと言うと意中の夏樹くんが高校進学した途端に超美人の転校生と同棲を始める程度には不憫。運命に負けている。 comicwalkerの画像の「負けヒロインだって恋がしたい!」が哀愁を誘いますね。なんて悲愴なコピーだよ。 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF06201721010000_68/ でも実は夏樹くんも櫻子さんのことが好きなので安心してください。本当にありがとう。 ヒロインから主人公への告白が話の都合でキャンセルされるのはラブコメでよく見かけますが櫻子さんの場合は逆。実は夏樹くんから何度も告られているのに彼女が聞き取れなかったり邪魔が入ったり、絶対に伝わることがないのです。 このすれ違いを積み重ねた結果、夏樹くんは本当は好きなのに「どうせあかんやろ」と常に平熱状態で過ごしているため、櫻子さんが一層やきもきすることになる負のスパイラル。負けるための因果が彼女を縛っている。この運命から逃れられる日が来るのか見守っていきたいですね。勝ってくれ〜〜〜。 最後に1巻で特に面白かったエピソードをお伝えしますと、姫ヶ崎さんが壁の穴にハマって抜け出せなくなる壁尻回です。本当にあるんだ信じて読んでくれ!姫ヶ崎櫻子は今日も不憫可愛い何が負けヒロインだ!勝てるよお前なら!! #1巻応援12わかる