野愛
1年以上前
原稿に向かう藤野の背中のコマが印象的。このコマを描いたのは藤野の背中を見ていた京本なのか、それとも京本の視線を背負っていた藤野なのか考えてしまった。どちらのつもりで描いたのか藤本先生に聞いてみたい。
あの時こうしていればという瞬間があったとしても、避けられた悲劇があったとしても、自分が選んだ道に間違いはないんだと。見ていた背中に間違いはないんだと、過ごしてきた時間に間違いはないんだと教えてくれるような作品だった。
藤野の描いた4コマがちゃんとめちゃくちゃ面白いのが凄い。これを見て笑ってる京本の顔を想像してちょっとだけ泣いた。