ニーナ10ヶ月前閉塞感が半端ない。ページを捲っても捲っても逃れられない絶望に、読んでるコチラまで息が苦しくなった。心から信じられる人が誰もいない状況で、果たして佐竹は無事に此処から逃げ切ることが出来るのだろうか。…それにしても、この村の住人は皆どこか狂っている。いや、どこかどころじゃないか(笑) 狭いコミュニティの中に長年属していると、人はいつしか己が毒されている事にも気づけなくなってしまうものなのか…。 タイトル「イトミミズ」は、狭く暗い闇の中でもがく人々の姿を例えているのかな?と感じた。イトミミズ「イトミミズ」感想5わかる
天沢聖司10ヶ月前エッチなお話なのかな…?と期待して読んだらまさかの恋愛の面倒くささ難しさを描いた物凄く惹き込まれる1冊でした! 処女だと嘘をついて童貞に憎悪されるのが大好きクレイジービッチに惚れてしまった主人公は、今度こそと可愛い処女と付き合うことに。しかしその子は顔が可愛いだけで、オウム返しと自分の話しかしないコミュ力ゼロの赤ちゃん姫!しかも束縛系なのでドンドン疲弊してきて、さらに元カノを忘れられない泥沼に。 付き合ってみたら「うわつまんねーな…」という体験は男女問わずあるのではないでしょうか。相手を楽しませる気のない会話をする相手、ほんとさぁ…(遠い目) 個人的に赤ちゃん姫という用語が本当に大ヒットでしたし、最後の結末はいわゆるメリバで、世間的には許されないけど二人的には紛れもないHAPPY END…というのが最高でした!返せよ!!オレの童貞を!処女厨が3桁童帝厨に人生メチャクチャにされる話8わかる
名無し10ヶ月前戸口にかかってる石みたいなのを主人公は「かわいい」と思ったけど、読み手から見るとちっともかわいくないとか、喫茶店に入るか迷うだけで幽霊屋敷に入るかのような巨大な「ゴク…」という文字が入るとか、面白い伏線を仕込めそうな飲み物の名前に何の意味もない(多分)とか、突っ込み所だらけだった。 (ネームの段階で身近な人達に、違和感がある箇所を聞くといいのではと思う) でも、今は人気の漫画家さん達も、絶対に子供の頃とか初めのうちはあまり評価されないものを描いていて、そこから長い長い道のりを歩いて今に辿り着いたわけだから、この作家さんも歩みをとめなければ、いつか万人を魅了する素晴らしい作品を描くようになるのかもしれない。 作家さん自身も実力不足は痛感していると思う。それでも心折れずに最後まで丁寧に描きあげたことは本当に素晴らしいと思う。自分も漫画を描いてみたくなった。喫茶オブリガード引きずり込まれる喫茶店(1メニューのみ、2000円)3わかる
mampuku10ヶ月前■12巻まで読了 ルイを“分かち合った”レゴシ。読みながらぶっ飛びすぎててなにやってんの感があったが、のちの大人たちの困惑ぶりとルイの吹っ切れっぷりを見比べて、あぁ青春ってこんなにも視野が狭くて危なっかしくて、大人になると忘れてしまうものなのかとBEASTARS個人的読書録4わかる