異才の原点ツノウサギ 柴本翔ナベテツ柴本翔先生の作品は、「パンデモニウム」を最初に読んだのですが、その後にこの作品を読みました。パンデモニウム~ダキニと続く柴本作品の原点であり、柴本作品以外では中々見ることの出来ない(そして近年珍しい)、西洋のお伽噺を感じさせるファンタジーだと思います。 紡がれる物語には、作者の抱えた「何か」(恐らくそれは創作の原点とも言える衝動なのではないかとも思います)を感じさせ、この世界で作者が描きたいものに一読者として強く惹かれます。 大昔、とあるゲームのコピーとして物議をかもした「竜退治には、もう飽きた」というフレーズかありました。剣と魔法という王道のファンタジーに食傷気味の方に勧めたいと思います。ナベテツ1年以上前【マンバのマンガ履歴書】 ▼はじめて読んだマンガ [多分朝日新聞の「ペエスケ」] ▼はじめて買った単行本・雑誌 [コミックボンボン・プラモ狂四郎] ▼幼少期に読んでたマンガ・マンガ家 [ボンボン・コロコロ・サンデー・ジャンプ辺り] ▼青春時代に読んでたマンガ・マンガ家 [基本、島本和彦先生の作品。] ▼大人になって好きになったマンガ・マンガ家 [山程ありますけど、豊田徹也先生、池辺葵先生、衿沢世衣子先生あたりかな] ▼年齢問わず、ずっと好きずっと好きなマンガ・マンガ家 [マンガだとスローニン、マンガ家だと島本和彦先生] ▼「なんか面白い漫画ない?」って聞かれた時に答えるマンガ [へうげもの、団地ともお] ▼子孫へ受け継ぎたいマンガ [寄生獣、ヴィンランド・サガ、青空しょって] ▼死んだら棺桶に入れて欲しいマンガ [本は知恵の固まりなので焼くなら古本屋に持ってって下さい。] ▼最後に履歴書を書いてみた感想をぜひ! [まあこんなもんでしょうか。何かの参考になれば]自由広場皆さんの『マンガ履歴書』が見たい!4わかる「常識」を越える人々解剖医ハンター 黒釜ナオ 吉川良太郎ナベテツ伝統や風習、常識というものに囚われてしまうのは社会に生きていると仕方ない部分もあるのですが、この作品はそんな常識に真っ向から立ち向かった一人の医師の物語です。 解剖医ジョン・ハンター。「ドクタードリトル」「ナイフマン」「グール」というおよそ医者として不名誉なあだ名をつけられても、全く意に介せず己の仕事「解剖」で人体という地図を描き続けるハンター。 司馬遼太郎さんの「胡蝶の夢」という作品で、西洋の医学が幕末に受容される過程が描かれるのですが、ハンターのような存在が医学を進めたのだと想像させられました。 医学の歴史に詳しくない自分のような人間でも、楽しく刺激的な名作だと思います。還らざる時ホテルポパン 有間しのぶナベテツ心に傷を受け、膝を抱えてうずくまっていた少年の記憶。何に涙していたのかもう思い出せないけれど、悲しみが胸にあったことは覚えている。泣いたり叫んだり、衝動を抑えないでいられた日々を、ふと思い出した作品でした。 少年が少年でいられない日々から、少年に戻ることを許された場所〈ホテル・ポパン〉に辿り着くところから物語は始まります。そこで出会ったのは、時計を止めてしまった幽霊のような美女。彼女もまた、辛い過去を抱えたまま、大人になることを拒んでいました。 倒産寸前からホテルは再生し、またホテルで働く人々も、それぞれの抱えた過去から解放されて行きます。 有間先生の作品はこのマンガが初めてだったのですが、出会えて良かったタイトルでした。ナベテツ1年以上前ナタリーで見たこれからのイベント2つです https://natalie.mu/comic/news/361387 https://natalie.mu/comic/news/361859 自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック4わかる愛するという一つの例として純(ジューン)ブライド 𠮷田聡ナベテツまだ少年と呼ばれる頃に、何も知らずにこの作品を買って読みました。マセガギと言われても仕方ないし、母親にこっぴどく叱られたこともあります(それでも捨てられたりはしなかったんで良い親だと思います) 恋愛が甘い物である、ということは流石に否定出来ません。ただ、二人が一つ屋根に暮らすということは、終わらない「日常」に暮らすということでもあります。そこは決して天国ではないし、息が詰まるようなこともある。 それが「愛」という感情によって始まることだと、この作品はかつての少年に見せてくれました。恋人は決して美しいだけの存在ではない。自分と同じように肉体を持った存在であり、そのことで苦しめられることもあるんだと、異性のことを何も知らなかった頃に学んだものでした。 バブルの頃、恐らくこの作品のような生き方は現実感を失っていたのではないかと思います。今の時代にはどうでしょう。若者が貧しくなっている現実もありますが、こんな関係からは恐らく逃避するんじゃないかとも思います。ただ、作中に登場する人達は、自分自身を取り巻く日常に対して必死で生きています。誰に笑われても構わない。唯一人のために生きているという現実は、自分のためだけに生きている人間には、まっすぐで美しいものに映ります。 この時期スローニンやDADAを描いていた吉田聡先生にとって、明らかに異なる作品であり、ある年代にとっては忘れられない作品だと思っています。きっと恋は美しい路地恋花 麻生みことナベテツグッドアフタヌーンの創刊号を買って読んで、この作品との出会った幸運に感謝しました。 一話完結のオムニバス形式で描かれる、京都に住む職人の恋と仕事の物語。 恋に焦がれる年齢でも、そんな年ではないと思う大人でも、もし良ければ読んで欲しい。あなたの隣に誰かがいても居なくても、きっとこの物語に登場する職人達に何かしらの共感を抱くのではないかと思っています。 帯に書かれていたコピーも含めていとおしさを感じる、そんな美しい物語です。震災後の「スカイハイ」天間荘の三姉妹 スカイハイ 高橋ツトムナベテツ想像を絶するような災害に遭った時、創作者はどんな言葉を紡ぐことが出来るのか。東日本大震災の後、多くのクリエイターが様々な表現で向き合いましたが、この物語もそんな状況と対峙した作品の一つです。 この作品の前に描かれた「ヒトヒトリフタリ」の基底に感じられたのは怒りと前に進む意思でしたが、本作はより深い哀しみと、前を向く希望でした。 作者の代表作の一つであるスカイハイシリーズの中で、本作は恐らく最も広範な読者に受け入れられる作品なのではないかと思います。 自分の好きな劇作家の鴻上尚史さんの文章に、「現実の出来事に対して、演劇は無力であり、涙の根元の原因を無くすことは出来ない。ただ、その涙をそっと拭うハンカチのような作品になれば幸いです」といった主旨の言葉があり、この作品にもそんな想いが感じられました。 災害で辛い気持ちを抱えている人の現実に、何か出来ることがあると思うほど傲慢ではありません。ただ、自分のいる所で日々出来ることをする。他者に想いを馳せる想像力のきっかけにとなる作品の一つなんじゃないかと思っています。ナベテツ1年以上前いしいひさいち、山科けいすけは大体何読んでも面白いですよ(多分今の芳文社あたりのトレンドとは違うかもですけど)。 自分が好きなのは真右衛門さんですけどこの人もう漫画家さんじゃないからなあ…。電子なら多分既刊は買える筈です。自由広場面白い4コマ漫画が知りたいです3わかるナベテツ1年以上前ワールドヒーローズ。2019年にこの作品のコミカライズが読めるとは…。しかも面白いし自由広場最近読んでよかったマンガ教えてください!3わかるナベテツ1年以上前沈黙の艦隊の竹上総理。長期連載だとよくあるこってすが顔つきも変わる。自由広場連載が進んで印象変わったキャラまとめ2わかるナベテツ1年以上前11月に山本ルンルン先生の個展があるそうです https://twitter.com/lunlunyamamoto/status/1160090151428612096?s=19自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック5わかる « First ‹ Prev … 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 Next › Last » もっとみる
異才の原点ツノウサギ 柴本翔ナベテツ柴本翔先生の作品は、「パンデモニウム」を最初に読んだのですが、その後にこの作品を読みました。パンデモニウム~ダキニと続く柴本作品の原点であり、柴本作品以外では中々見ることの出来ない(そして近年珍しい)、西洋のお伽噺を感じさせるファンタジーだと思います。 紡がれる物語には、作者の抱えた「何か」(恐らくそれは創作の原点とも言える衝動なのではないかとも思います)を感じさせ、この世界で作者が描きたいものに一読者として強く惹かれます。 大昔、とあるゲームのコピーとして物議をかもした「竜退治には、もう飽きた」というフレーズかありました。剣と魔法という王道のファンタジーに食傷気味の方に勧めたいと思います。ナベテツ1年以上前【マンバのマンガ履歴書】 ▼はじめて読んだマンガ [多分朝日新聞の「ペエスケ」] ▼はじめて買った単行本・雑誌 [コミックボンボン・プラモ狂四郎] ▼幼少期に読んでたマンガ・マンガ家 [ボンボン・コロコロ・サンデー・ジャンプ辺り] ▼青春時代に読んでたマンガ・マンガ家 [基本、島本和彦先生の作品。] ▼大人になって好きになったマンガ・マンガ家 [山程ありますけど、豊田徹也先生、池辺葵先生、衿沢世衣子先生あたりかな] ▼年齢問わず、ずっと好きずっと好きなマンガ・マンガ家 [マンガだとスローニン、マンガ家だと島本和彦先生] ▼「なんか面白い漫画ない?」って聞かれた時に答えるマンガ [へうげもの、団地ともお] ▼子孫へ受け継ぎたいマンガ [寄生獣、ヴィンランド・サガ、青空しょって] ▼死んだら棺桶に入れて欲しいマンガ [本は知恵の固まりなので焼くなら古本屋に持ってって下さい。] ▼最後に履歴書を書いてみた感想をぜひ! [まあこんなもんでしょうか。何かの参考になれば]自由広場皆さんの『マンガ履歴書』が見たい!4わかる「常識」を越える人々解剖医ハンター 黒釜ナオ 吉川良太郎ナベテツ伝統や風習、常識というものに囚われてしまうのは社会に生きていると仕方ない部分もあるのですが、この作品はそんな常識に真っ向から立ち向かった一人の医師の物語です。 解剖医ジョン・ハンター。「ドクタードリトル」「ナイフマン」「グール」というおよそ医者として不名誉なあだ名をつけられても、全く意に介せず己の仕事「解剖」で人体という地図を描き続けるハンター。 司馬遼太郎さんの「胡蝶の夢」という作品で、西洋の医学が幕末に受容される過程が描かれるのですが、ハンターのような存在が医学を進めたのだと想像させられました。 医学の歴史に詳しくない自分のような人間でも、楽しく刺激的な名作だと思います。還らざる時ホテルポパン 有間しのぶナベテツ心に傷を受け、膝を抱えてうずくまっていた少年の記憶。何に涙していたのかもう思い出せないけれど、悲しみが胸にあったことは覚えている。泣いたり叫んだり、衝動を抑えないでいられた日々を、ふと思い出した作品でした。 少年が少年でいられない日々から、少年に戻ることを許された場所〈ホテル・ポパン〉に辿り着くところから物語は始まります。そこで出会ったのは、時計を止めてしまった幽霊のような美女。彼女もまた、辛い過去を抱えたまま、大人になることを拒んでいました。 倒産寸前からホテルは再生し、またホテルで働く人々も、それぞれの抱えた過去から解放されて行きます。 有間先生の作品はこのマンガが初めてだったのですが、出会えて良かったタイトルでした。ナベテツ1年以上前ナタリーで見たこれからのイベント2つです https://natalie.mu/comic/news/361387 https://natalie.mu/comic/news/361859 自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック4わかる愛するという一つの例として純(ジューン)ブライド 𠮷田聡ナベテツまだ少年と呼ばれる頃に、何も知らずにこの作品を買って読みました。マセガギと言われても仕方ないし、母親にこっぴどく叱られたこともあります(それでも捨てられたりはしなかったんで良い親だと思います) 恋愛が甘い物である、ということは流石に否定出来ません。ただ、二人が一つ屋根に暮らすということは、終わらない「日常」に暮らすということでもあります。そこは決して天国ではないし、息が詰まるようなこともある。 それが「愛」という感情によって始まることだと、この作品はかつての少年に見せてくれました。恋人は決して美しいだけの存在ではない。自分と同じように肉体を持った存在であり、そのことで苦しめられることもあるんだと、異性のことを何も知らなかった頃に学んだものでした。 バブルの頃、恐らくこの作品のような生き方は現実感を失っていたのではないかと思います。今の時代にはどうでしょう。若者が貧しくなっている現実もありますが、こんな関係からは恐らく逃避するんじゃないかとも思います。ただ、作中に登場する人達は、自分自身を取り巻く日常に対して必死で生きています。誰に笑われても構わない。唯一人のために生きているという現実は、自分のためだけに生きている人間には、まっすぐで美しいものに映ります。 この時期スローニンやDADAを描いていた吉田聡先生にとって、明らかに異なる作品であり、ある年代にとっては忘れられない作品だと思っています。きっと恋は美しい路地恋花 麻生みことナベテツグッドアフタヌーンの創刊号を買って読んで、この作品との出会った幸運に感謝しました。 一話完結のオムニバス形式で描かれる、京都に住む職人の恋と仕事の物語。 恋に焦がれる年齢でも、そんな年ではないと思う大人でも、もし良ければ読んで欲しい。あなたの隣に誰かがいても居なくても、きっとこの物語に登場する職人達に何かしらの共感を抱くのではないかと思っています。 帯に書かれていたコピーも含めていとおしさを感じる、そんな美しい物語です。震災後の「スカイハイ」天間荘の三姉妹 スカイハイ 高橋ツトムナベテツ想像を絶するような災害に遭った時、創作者はどんな言葉を紡ぐことが出来るのか。東日本大震災の後、多くのクリエイターが様々な表現で向き合いましたが、この物語もそんな状況と対峙した作品の一つです。 この作品の前に描かれた「ヒトヒトリフタリ」の基底に感じられたのは怒りと前に進む意思でしたが、本作はより深い哀しみと、前を向く希望でした。 作者の代表作の一つであるスカイハイシリーズの中で、本作は恐らく最も広範な読者に受け入れられる作品なのではないかと思います。 自分の好きな劇作家の鴻上尚史さんの文章に、「現実の出来事に対して、演劇は無力であり、涙の根元の原因を無くすことは出来ない。ただ、その涙をそっと拭うハンカチのような作品になれば幸いです」といった主旨の言葉があり、この作品にもそんな想いが感じられました。 災害で辛い気持ちを抱えている人の現実に、何か出来ることがあると思うほど傲慢ではありません。ただ、自分のいる所で日々出来ることをする。他者に想いを馳せる想像力のきっかけにとなる作品の一つなんじゃないかと思っています。ナベテツ1年以上前いしいひさいち、山科けいすけは大体何読んでも面白いですよ(多分今の芳文社あたりのトレンドとは違うかもですけど)。 自分が好きなのは真右衛門さんですけどこの人もう漫画家さんじゃないからなあ…。電子なら多分既刊は買える筈です。自由広場面白い4コマ漫画が知りたいです3わかるナベテツ1年以上前ワールドヒーローズ。2019年にこの作品のコミカライズが読めるとは…。しかも面白いし自由広場最近読んでよかったマンガ教えてください!3わかるナベテツ1年以上前沈黙の艦隊の竹上総理。長期連載だとよくあるこってすが顔つきも変わる。自由広場連載が進んで印象変わったキャラまとめ2わかるナベテツ1年以上前11月に山本ルンルン先生の個展があるそうです https://twitter.com/lunlunyamamoto/status/1160090151428612096?s=19自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック5わかる
ナベテツ1年以上前【マンバのマンガ履歴書】 ▼はじめて読んだマンガ [多分朝日新聞の「ペエスケ」] ▼はじめて買った単行本・雑誌 [コミックボンボン・プラモ狂四郎] ▼幼少期に読んでたマンガ・マンガ家 [ボンボン・コロコロ・サンデー・ジャンプ辺り] ▼青春時代に読んでたマンガ・マンガ家 [基本、島本和彦先生の作品。] ▼大人になって好きになったマンガ・マンガ家 [山程ありますけど、豊田徹也先生、池辺葵先生、衿沢世衣子先生あたりかな] ▼年齢問わず、ずっと好きずっと好きなマンガ・マンガ家 [マンガだとスローニン、マンガ家だと島本和彦先生] ▼「なんか面白い漫画ない?」って聞かれた時に答えるマンガ [へうげもの、団地ともお] ▼子孫へ受け継ぎたいマンガ [寄生獣、ヴィンランド・サガ、青空しょって] ▼死んだら棺桶に入れて欲しいマンガ [本は知恵の固まりなので焼くなら古本屋に持ってって下さい。] ▼最後に履歴書を書いてみた感想をぜひ! [まあこんなもんでしょうか。何かの参考になれば]自由広場皆さんの『マンガ履歴書』が見たい!4わかる
ナベテツ1年以上前ナタリーで見たこれからのイベント2つです https://natalie.mu/comic/news/361387 https://natalie.mu/comic/news/361859 自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック4わかる
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ナベテツ1年以上前11月に山本ルンルン先生の個展があるそうです https://twitter.com/lunlunyamamoto/status/1160090151428612096?s=19自由広場漫画家イベント情報(サイン会・展覧会・原画展・講演など)トピック5わかる
柴本翔先生の作品は、「パンデモニウム」を最初に読んだのですが、その後にこの作品を読みました。パンデモニウム~ダキニと続く柴本作品の原点であり、柴本作品以外では中々見ることの出来ない(そして近年珍しい)、西洋のお伽噺を感じさせるファンタジーだと思います。 紡がれる物語には、作者の抱えた「何か」(恐らくそれは創作の原点とも言える衝動なのではないかとも思います)を感じさせ、この世界で作者が描きたいものに一読者として強く惹かれます。 大昔、とあるゲームのコピーとして物議をかもした「竜退治には、もう飽きた」というフレーズかありました。剣と魔法という王道のファンタジーに食傷気味の方に勧めたいと思います。