柴本翔先生の作品は、「パンデモニウム」を最初に読んだのですが、その後にこの作品を読みました。パンデモニウム~ダキニと続く柴本作品の原点であり、柴本作品以外では中々見ることの出来ない(そして近年珍しい)、西洋のお伽噺を感じさせるファンタジーだと思います。
紡がれる物語には、作者の抱えた「何か」(恐らくそれは創作の原点とも言える衝動なのではないかとも思います)を感じさせ、この世界で作者が描きたいものに一読者として強く惹かれます。
大昔、とあるゲームのコピーとして物議をかもした「竜退治には、もう飽きた」というフレーズかありました。剣と魔法という王道のファンタジーに食傷気味の方に勧めたいと思います。
テレビの中のヒーローに憧れ、毎日、ヒーローごっこにあけくれているウサギのジャッカ。でも、彼にはひとつだけみんなと違うところが…。それは、彼の頭に生えた、カブト虫のような大きなツノ。ある日、彼の住む街にかつてない巨大な竜巻が近づいていることが判明。いくつかの事件を経て意気消沈していたジャッカだったが、友人や街の住民たちの危機を前にして…!? 第62回新人コミック大賞出身の鬼才による、ネオ・ヒロイック・ファンタジー!
テレビの中のヒーローに憧れ、毎日、ヒーローごっこにあけくれているウサギのジャッカ。でも、彼にはひとつだけみんなと違うところが…。それは、彼の頭に生えた、カブト虫のような大きなツノ。ある日、彼の住む街にかつてない巨大な竜巻が近づいていることが判明。いくつかの事件を経て意気消沈していたジャッカだったが、友人や街の住民たちの危機を前にして…!? 第62回新人コミック大賞出身の鬼才による、ネオ・ヒロイック・ファンタジー!